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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

秋葉絢展「みちくさ日記」 作品販売方法のお知らせ

来週5月20日(土)~28日(日)の会期にて、根津の店舗のギャラリースペースにて秋葉絢展「みちくさ日記」が開催となります。
昨年に引き続き、今回の個展も出品作品は全て抽選での販売となります。
以下、抽選販売の詳細についてご案内申し上げます。


抽選販売のエントリー受付期間は、会期初日の2023年5月20日(土)13時~26日(金)の19時までです。
・エントリー作品数の制限はございません。ご希望の方は複数の作品へエントリーいただけます。
・エントリー方法は、会場でのお申込みと、メールでのお申込みの2通りになります。本blog上では、会期2週目の5月23日(火)~24日(水)頃、出品作品のご紹介を予定しております。オンライン上で作品をご覧いただきメールでのお申し込みをご希望の場合には、この出品作品ご紹介記事の更新をお待ちいただけましたら幸いです。

【メールでのお申し込み方法】
mail@hanakagesho.com宛てに、エントリーをご希望の作品番号と作品名を明記の上、合わせて以下5点の項目をお知らせください。

お名前
電話番号
郵便番号
ご住所
当選になった場合の作品受け取り方法(ご配送orご来店)

※ご配送の際には、送料として700円をご負担いただきます。
メールの件名は「秋葉絢展 抽選販売申し込み」としてくださるとスムーズです。


・エントリー受付期間終了後に抽選を行い、当選の方には展示最終日までにメール(又はお電話)にてご連絡させていただきます。
なお恐れ入りますが、当選の発表は当選の方へのご連絡を持ってかえさせていただきますので、ご了承ください。
・当選後のお支払については、ご配送の場合はお振込み、ご来店の場合は現金またはカード(1回払のみ)で承ります。


秋葉さんの個展開催までいよいよあと1週間となりました。
今回はどのような豊かな作品世界が広がるのか、皆さま是非お楽しみにお待ちくださいませ!

  1. 2023/05/13(土) 17:48:19|
  2. 秋葉絢(神奈川)

秋葉絢展「みちくさ日記」を開催いたします

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秋葉 絢 展 「みちくさ日記」
2023年5月20日(土)〜28日(日) ※22日(月)休廊
13:00〜19:00(最終日は18:00まで)




今月20日(土)~28日(日)の会期にて、根津の店舗のギャラリースペースにてガラス工芸作家 秋葉絢さんの個展を開催いたします。
作家活動を始めてから丸20年という節目を迎えた秋葉さんですが、“日々の暮らしの中で心が動いたこと、自分の五感を通して感じとったことを、絵日記のように綴る。”という制作の軸は、活動当初から変わらないといいます。
その表現したいことの軸を大切に、技法や色彩感覚、モチーフの切り取り方等、表現方法を模索してきた秋葉さんの、細部まで心を配った作品たちが発表となります。

蓋物作品6点、酒器2点、飾り瓶2点に加え、モチーフに関連した帯留を数点の、約10点程が出品となる予定です。

ここ数年と同様に、今回も作品の販売については全て抽選となります。
抽選販売へのお申込み受付期間は、会期初日の5月20日(土)13時~26日(金)の19時までです。
お申し込みは、会場とオンライン(e-mail)にて受付いたします。
オンラインでの作品のご紹介につきましては、会期2週目の5月23日(火)~24日(水)頃、本blogでご覧いただけるように準備を進めております。
会場にお越しになれないお客様におかれましても、是非本blog上で作品をお楽しみいただけましたら幸いです。
抽選販売についての詳細は追って本blogにてご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

会期中は、作家の秋葉さんも全日在廊の予定です。在廊時間については、決まり次第SNSなどで随時お知らせいたします。

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DM・出品作品:蓋物「花咲くみちをゆく」(左 蓋の表側、右 実の裏側)

  1. 2023/05/07(日) 15:34:16|
  2. 秋葉絢(神奈川)

GW期間中と5月の営業日のご案内

4月の根津の町は近隣の根津神社でのつつじ祭りにいらっしゃる観光客でとても賑わっておりましたが、気づけば今週末からはゴールデンウイークが始まりますね。
今年は土日は雨模様、平日は夏日となる日もありそうとのことで、皆さまも天気予報を気に留めながらワクワクとご予定を立てられているのではないでしょうか。

▼根津の店舗のゴールデンウィーク中の営業日につきまして、改めて以下ご案内申し上げます。
GW期間も通常通り、金・土・日曜日の週末3日間のみの営業となっております。
5/1~4の期間はcloseしておりますので、ご来店される際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。


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▼また翌週の5/12~14の週末は、神戸で開催されるホテルアートフェア「神戸アートマルシェ2023」への出展のため、臨時休廊とさせていただきます。
ご来店をご検討されていらっしゃるお客様にはご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

▼そして5/20~28の9日間は、ガラス作家 秋葉絢さんの個展「みちくさ日記」を開催いたします。
今年で作家活動が丸20年という秋葉さんの、細部まで心が込められた作品の数々が並びます。
是非会場にて、直接作品をご高覧いただけましたら幸いです。
(作品の販売については、全て抽選販売となります。詳細は決まり次第、本blogにてご案内いたします。)

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なお引き続き、ご来店のお客様には入口での手指消毒と店内でのマスク着用をお願いいたします。
以下引き続きとなりますが、店舗での感染症対策のお願いとお知らせとなります。

・店内は窓を開けたり、サーキュレーターを使い換気を気を付けております。
入店時の手指の消毒、店内でのマスクの着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。

・体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ。
(咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)

お越しの際には皆さまのご協力を重ねてお願いいたします。
スタッフも体調管理、マスク、手指の消毒を徹底してお待ちしております。

根津の店舗の場所はこちらからご確認ください。



  1. 2023/04/26(水) 12:46:33|
  2. 店舗営業のお知らせ

作家便り2023年4月/「老根付師 徒然草 令和五年 卯月」 齋藤美洲(埼玉)

早い、速い、疾い、捷い!

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 正月二日、仕事場に差し込む陽を写したばかりと思いつつ、もう春の彼岸。
 今年の春到来は例年になく目まぐるしく、慌ただしい。こぶし、白木蓮、木瓜、雪柳、水仙、書き出せば数え切れぬ花が、我が散歩の道すがら、春だョと語りかけてくる。高地のお花畑の感がする。
 春の花は、皆、心騒ぐが、私は雪柳と白木蓮の白さに思いを寄せる。特に白木蓮は、美人と表現するよりも、容姿の気高さと品の良さに、白衣観世音菩薩を想起する。人は生きて居るのではなく、生かされて居るのですョ、と無言の諭を受ける想いがする。

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 暇つぶし と 楽しみ
 旧友と久しぶりに会う。彼は事業に成功し、申し分のない生活の中にいる。家族も健在だし、行きたい所、食べたい物も、思う様に出来る。どこを旅行した、どのレストランで食べたと語るが、何故にか心底から楽しんだ感がない。「毎日を楽しむ」という教科書通りの行動をすれば心の充実が得られると思っていると思われる。私は云った。君は羨ましい程の毎日だが、そうすれば楽しくなるではなく、楽しいからそうするに変わらないと充実感は得られないョ、と。彼に比べ、ずっと貧乏の私には、やる事があって良いヨナ、とも云われた。過ぎ行く時を、暇をつぶすのか、楽しむのかには大きな差がある。

 楽しむという事
 前述の話は老人の会話であるが、楽しむ事は老若に関係なく必要と考えられ、根付創作に限定しても同じ事が云える。
 人の作品を観ると、始めに感じるのは制作時の作家の心持ちである。作品の発想から意匠、造形、仕上の過程で、思い通り進行したのか、迷いながらなのか、解る気がする。時には作家の生活環境すら見えてくる。そして作品が好もしく思えるものは、巧拙を抜きにして、作家が楽しんで創作した根付であると私は思う。

 老根付師 楽しんだ事
 老いとは面白いもので、視力、体力、気力等、能力が衰えてくるのに、根付の理想の姿が見えてくる。反比例するのは何故だろう。不思議。
 こんな心境の中、仕事入れの引出しから、数点の未完作品に気が付いた。数年前のものだが、視力に自信がなく、“一本毛彫り”を躊躇していた。しかし、今月、私は傘寿。未完のまま彫刻刀を置く事になると一念発起。やるのは今でしょ!と挑戦。
 一本毛彫りとは、馬や唐獅子等の、尾やたてがみの表現であり、髪の根本から先端に至るまで一本の線を彫り重ねる技法で、私は他の毛彫りに比べ、一番難しいと考える。
 また、老人の眼には、象牙の反射が彫り跡を消して見えない故、ライトの角度を変えて確認する等、苦労した。
 若い頃なら、根付を材料から仕上げるまでと同等の時間を掛けた。眼はショボショボ、痛む両手を揉みながらの毎日だった。脳裏に有る理想には至らぬが、作品として通るであろう所までは来た。

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 一月末から二月のことであったが、この間の充実した心理は何物にも代え難いものだった。老人の能力の限界と思われるが、投げ出さなかったのは、彫刻する事が面白く、楽しかった為だろう。
 辛い事も、克服するには心底楽しさが有ればこそと思われる。
 春陽の候、日々是絶刀
  1. 2023/04/20(木) 17:44:18|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

磁佑 個展「空想現実」 会期終了のお知らせ

磁佑さんの初個展は、おかげさまで会期を無事終了いたしました。

会期中は、御客様の途切れる時間もあまりなく、静かでありながら熱気のある展示会場の雰囲気だったように思います。

美術工芸関係の方々はもちろんのこと、作家さんのインターネット上の交流からのご来場もたくさんあり、

様々なコミュニケーションが展示会場で広がりました。

御来場くださった皆様、インターネット上で応援してくださった皆様、関係者の皆様に作家ともども、御礼を申し上げます。

作品を前にしての多くの方々との会話は、貴重なものです。

美大を卒業して2年目になる磁佑さんの門出とも言える初個展は、良い経験となって今後に実ると思います。

有難うございました。

これからの磁佑さんの制作活動を末永く見守って見届けていただけましたら!と願います。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

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磁佑 個展 空想現実
2023年4月8日[土]〜16日[日]
花影抄/根津の根付屋
  1. 2023/04/16(日) 22:57:27|
  2. 磁佑(埼玉)
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