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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

11月のギャラリー営業日のお知らせ

早くも11月になってしまいました。気候も朝晩冷え込むことも多くなりました。
体調にどうぞおきをつけください。

今月の営業日のお知らせです。今月は10日(土)と16日(金)に臨時休業をいただきます。
そして、17日~25日までは7年ぶりとなる藤井安剛さんの個展を開催いたします。
また、展覧会ページなどでもご紹介していきます。ぜひお越しください。

スケジュール表 営業カレンダー(2)
  1. 2018/11/01(木) 19:09:35|
  2. 店舗営業のお知らせ

作家便り 「2018年10月/かぶ (東京)」 

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先日、歌舞伎のお誘いを頂きました。
チケットが、助六の切手が貼られた封筒で届き、テンションが上がりました♪

歌舞伎座百三十年 
芸術祭十月大歌舞伎
十八世中村勘三郎七回忌追善
「宮島のだんまり」
「義経千本桜 吉野山」
「助六曲輪初花桜」

「宮島のだんまり」は真っ暗闇の中、お互いの気配を察しつつお宝を奪い合う、
という演目で、たくさんの登場人物が台詞もなくゆっくりとした動きで魅せていく
格好の良い舞台でした。

「吉野山」は根付の題材としても取り上げられています。
トーハクの郷コレクションにある蘭亭の「狐忠信牙彫根付」はとても可愛い根付です。

「助六」は花魁がたくさん並ぶ目にも鮮やかな舞台で、中でも一番の花魁、三浦屋揚巻は
金糸で流れる滝を現した中に実物大くらいの金色の鯉が泳いでいるという、鯉の滝登りを
模した帯をしめていて、とても見事なものでした。

助六の決め台詞も聞けて、歌舞伎を満喫した夜でした。

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  1. 2018/10/31(水) 21:44:17|
  2. かぶ(東京)

作家便り「2018年10月/齋藤美洲(埼玉)」

老根付師 徒然草  霜月

霜月としたが、現在10月は夏日があったり、北風に身を竦めたりで、
季節が定まらず、残り少ないカレンダーに、Tシャツで仕事しながら年越を思うのは、
何か変である。夏の象徴と思う百日紅は、未だ花弁に色を残している。(10/7)

時代(時の流れ)
美術愛好家と話をした。根付の話をするうち、徒弟の時代の学び方に比べ、
師匠のいない現在、若い人達は如何に学び作品にするのかとの質問があった。
例を挙げて、及川空観氏は根付彫刻を志したのは遅いのに、今トップ集団の一人に
位置するのは何故?と聞かれた。

私の答えは二つであった。
一つは、彼は発想し、デッサンしたアイデアを、三次元(立体)に表現出来るタレント
(才能者)である事。仮に素晴らしいアイデアを得ても、立体感覚の乏しい人には
表現しきれないが、彼にはそれを克服する能力がある。作家はそれぞれ天分を
持っているが、己の希望と表現は一致できないことが多い。
二つは、佐野藍さんの稿で述べたのと同様、彼の脳内には理想が存在する。
イタリアに旅した時に観たベルルーニの彫刻である。ネットで見れば解る通り、
ミケランジェロの次の展開と思われ、ギリシャ、ヘレニズム彫刻のラオコーン像に通じる作品だ。
一つの作品に感銘を受け、生き方の方向性が決定される話はよく聞くが、ベルルーニ作品が
彼の脳内にたえず理想として制作の力となっているのだろう。

加えて現在、超絶技巧が愛でられている情勢が、彼の創作に意欲を与えているのだろう
等々、私見を述べた。与えられた“才”と“時”が合致した作家は、飛躍的に向上する。
これは空観氏ばかりの話ではなく、若い作家が時を得れば同様に成長することだろう。
ただ、流行に迎合する事ではないと加えておきたい。

現代根付運動が始まって約50年、その当時の美術情勢は抽象全盛であった。
私も含め若い作家は、その時代のアートを学び、根付に新しい感覚を入れ込もうと努力した。
現在とはその情勢は違えこそすれ、根付は、使用可能であってこそ現代根付であることは公理であろう。

鹿角という素材
前回、鹿角材の自然形の中に何が見えて表現するかを記した。現在、豊年踊りシリーズを
創作中であるが、6点目くらいから、同じ形の素材故にアイデアに行き詰まってきて、
新しい展開が必要になる。

鹿角をメインにしている作家も同様の悩みを抱えて苦慮していると思われる。
考えた末の一つの試みは、作品自体に大きな空間を持たせて、鹿角の素材形を観る人に
感じさせない様、造形することとした。

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ネズミの尾を動かして、鹿角々々した形から脱しようとの試作であるが、観る方は如何に
感じるだろうか?意見を聞きたい。今、同じ発想で二作目を創作中・・・

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  1. 2018/10/31(水) 21:14:13|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

「永島信也展 龍の都」御礼 と 木彫作家のグループ展「木学」情報

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「永島信也展 龍の都」は、10/28 会期を無事終了致しました。
御来場下さいました皆様、ネットなどを通じて応援して下さいました皆様、有難う御座いました。
この数年間に永島さんが成長してきた証と、これからの新しい可能性の双方を御覧頂けたと思います。
今後共、見守って頂ければ幸甚です。


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参加出品中の木彫作家のグループ展「木学」は、まだまだ続いています。
会期中は座談会やワークショップも行い、クラウドファンディングも11月11日まで開催中です。

【「木学」紹介 ギャラリー花影抄ブログ内記事ページ】
http://hanakagesho.blog17.fc2.com/blog-entry-2118.html

「木学 Xylology 起源と起点」
会期:2018 年10月27日(土)~11月11日(日) 13:00~18:00(会期中無休)
会場:旧平櫛田中邸アトリエ 〒110-0002 東京都 台東区上野桜木2-20-3
参加作家:小畑多丘、金巻芳俊、北彩子、小鉢公史、佐々木誠、白尾可奈子、TENGAone
中里勇太、中村恒克、永島信也、ねがみくみこ、灰原愛、HAROSHZ、前原冬樹、村田勇気


展覧会開催にあたり皆さまのご協力もいただきたくクラウドファンディングをしております。
展覧会の図録は通常のものに加え、限定プレミアム展覧会図録もあります。

クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/97658

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  1. 2018/10/31(水) 15:07:02|
  2. 永島信也(神奈川)

「永島信也展 〜龍の都〜」 出品作品

「永島信也展 〜龍の都〜」
2018年10月20日(土)~28日(日) / 休廊22日(月)
13:00〜19:00(最終日〜18:00)


【出品作品のご紹介】

「龍神姫」  L35cm 洋黄楊、ガラス、岩絵具
1,836,000円(税込) ※御売約済
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「龍の王女」 21.0×9.0×9.0cm(台座込み)黄楊、ガラス
540,000円(税込)
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「紅緋の角」 15.5×6.5×6.5cm シャム黄楊、ガラス
496,800円(税込)
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「sisters・blue」 21.2×10.0×6.0cm(台座込み) 桂、ガラス、岩絵具(染料で彩色)
378,000円(税込)
「sisters・red」 20.5×10.0×6.0cm(台座込み) 桂、ガラス、岩絵具(染料で彩色)
378,000円(税込)
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「龍の眼差し」 7.5×4.6×3.5cm 黄楊、ガラス、岩絵具
594,000円(税込) ※御売約済
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「卵生龍少女」6.6×3.4×3.4cm 鹿角、黒檀、ガラス、墨染め
324,000円(税込) ※御売約済
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「龍魚」 4.5×3.4×1.7cm 鹿角、ガラス
183,600円(税込)
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「龍の子」 3.9×2.6×2.3cm鹿角、ガラス 
162,000円(税込)
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「小龍(コドラ)」 3.9×3.9×2.9cm イスノキ、鹿角、ガラス
135,000円(税込) ※御売約済
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「千龍(チドラ)」 4.0×4.0×2.8cm イスノキ、鹿角、岩絵具、ガラス
97,200円(税込)
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上記作品へのお問い合わせは、Gallery花影抄/根津の根付屋
03−3827−1323
netsukeya@hanakagesho.com まで、宜しくお願い申し上げます。



「終焉の乳白」 H16.2cm 象牙、アレキサンドライト
(個人蔵参考出品)
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  1. 2018/10/27(土) 22:16:34|
  2. 永島信也(神奈川)
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