根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

第4回「ゴールデン根付アワード」授賞式の御報告

京都清宗根付館主催の第4回「ゴールデン根付アワード」授賞式が、
2017年11月10日、京都清宗根付館にて開催されました。
本年の受賞者は、上原万征さんと黒岩明さん、(「ゴールデン根付アワーズ」は毎年2名選出されます)
特別賞に栗田元正さんでした。

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万征さんの受賞作品は、万征式鏡蓋根付の「猿団子」でした。

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作品の詳細は、万征さんの過去作品アーカイブで御覧下さいませ。

万征さん、おめでとうございました!
今後の活躍にスタッフ一同も期待しております。

  1. 2017/11/11(土) 20:40:49|
  2. 万征(東京)

作家便り/ 「2017年10月/至水(北海道)」 〜RPGのこと 其の二〜

「RPGのこと 其の二」

生涯ベストのコンシューマー機用アクションRPGと言えば、
PCエンジン用Huカードでリリースされた「ダンジョンエクスプローラー」である!
バードでプレイ開始しハーミットにクラスチェンジするのがお決まりな至水ですこんにちは。

前回に引き続き「何て?」という分からん単語が出てきましたら都度ググりながらお付き合いくださいませごめんなさい。

コンシューマー機のRPGにハマり、
後追いで「TRPG」=「ファンタジー・テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」の存在を知り、
遂に『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に出会ってしまった至水のお話。

「TRPG」云々について詳細はググって頂くとして(すいません)
ザックリ言うと、
ゲームを進行するゲームマスターと、迷宮を冒険するキャラクターをロールプレイするプレイヤーが、
サイコロ振り会話しながら進める「ボードゲーム的なロールプレイングゲーム」・・・とでも言いましょうか。

当時至水の周辺に「TRPG」をプレイ出来る人、いや、「TRPG」を知っている者すらいない環境でしたので、
実際にプレイする事は無かったのですが、何故か買っちゃってます。

RPGのこと-1


そして「TRPG」で至水が最も惹かれてしまったのは、実はゲームそのものではなく、
スクェアマップと呼ばれるゲームの盤面上に配置する金属製の駒「メタルフィギュア」なのです。

ホワイトメタルで鋳造された、30㎜程度のファンタジー系フィギュアの
絶妙なデフォルメ感がたまらなくカッコ良くって・・・もうメロメロでした。

RPGのこと-2


「シタデル」や「グレナディア」や「ラルパーサ」等、
メタルフィギュアメーカー毎に特徴的な造形の癖があって其々に味があってとっても良いのです。

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しかし至水の地元函館では、海外メーカー製のメタルフィギュアなんて売っている所もなく、
インターネッツ誕生以前ですから、情報を得るにも月刊模型雑誌のホビージャパン頼り。

RPGのこと-4


当時このホビージャパンが、海外メーカー製のメタルフィギュアの輸入、代理販売もしていた(確か)のですが、
ホビージャパンオリジナルのファンタジー系メタルフィギュアもリリース(確か)していて、
ホビージャパンオリジナルの方は函館でも購入出来たのです、
でもちょっとジャパンローカライズされていると言うか、雰囲気が違っていて・・・

そこで「無いモノは作れ」がモットーのスクラッチビルド少年だった至水は、
ウェーブ製のポリパテ「モリモリ」を素材として、
好き勝手に自分好みのファンタジー系モンスターのフィギュア、
「メタルフィギュア」ならぬ「ポリパテフィギュア」をせっせと作り始めたのでした。

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今になって思えば、コレってやっぱり至水が根付彫刻を始めるに至る重要なファクターの一つになっているのだと思うのです・・・


次回
「TRPG」に欠かせないメタルフィギュアに心奪われ、ポリパテ盛り削りしまくっていた高校生至水、では今現在の、至水の「RPG」感とは一体・・・
「RPGのこと 其の三」に続きます。
  1. 2017/11/08(水) 21:28:46|
  2. 至水(北海道)

作家便り/17年11月/道甫(千葉) 

拝啓、晩秋の候、寒くなったり熱くなったりで体内時計を狂わされてテンションがおかしい頃、
近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。

ご無沙汰しております。ドーモ 道甫です。

少し前の話になってしまいますが、加賀美さんと東博にアジアの旅「マジカル・アジア」展を見に行きました。

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その内容は東洋館の常設展に呪術的なもの、藁人形や銭剣とかが展示されていました。
前からブログに書いていますが、私は博物館が好きです。
特に呪術っぽいものが施されている物が好きです。
中国の鼎や爵ような当時の常識や風土から見た説得力があるシステム、
国家力がそのまま形になっているものに強く惹かれています。

展示物を見ていますと、8月に遠藤利克展 聖性の考古学を見に行って、呪術に感染したことを思い出しました。
その展示は原始の呪具や儀礼祭祀を行った場所を掘り起こしたようなものでした。

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東洋館に展示している物と遠藤利克さんの芸術は何らかの雰囲気が似ていると感じました。
どちらの呪術に触れて思うことは、今日私達が芸術(art)と呼んでいるのは、魔術、呪術を広めることだということです。
根付制作に携わって一層尚深く感じてしまうのです。

制作活動は自分の呪術の迷宮に入り探検することだと思っています。
この11月に二人展がありますが、ただいま探検中です。
無事に道甫の呪術を皆様にお見せできれば幸いです。

敬具

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【展覧会情報】 至水・道甫 根付彫刻2人展
〜FREESTYLE NETSUKE DUNGEON〜
2017年11月18日(土)〜26日(日)
※20日(月)休廊
13:00~19:00(最終日〜18:00)

※展覧会情報ページ
  1. 2017/11/06(月) 17:55:41|
  2. 道甫(千葉)

作家便り/17年11月/中梶真武(神奈川) 

お久しぶりです。中梶です。
ここ最近は雨も多くどんどん寒さが増してきていますね。
僕は、今年もそろそろ股引の出番かな、というところです。

そんな感じで2017年ももう終わりの方になってきましたが、
実は今年は自分の作品制作とは別にトレーニングとして、
美洲先生の作品をお借りして、それを見本にしながらの模刻をしています。
美洲先生とは、二人展が終わった後も昨年のように頻繁ではないですが、
ありがたいことに、今でも時々先生の工房やギャラリーなどで僕のデッサンや作品について
ご意見、ご指導いただいています。

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現在、お借りして進行しているのは、眠り猫の根付です。
今までに教えていただいた事を再確認しながら手を動かしていますが、
デザインから自分が考えた作品を美洲先生に指導していただきながら作る場合と、
美洲先生の作品をコピーするつもりで観察しながら作る時とでは、
気付く事や見えてくる事も違ってくるなと感じています。
その辺りの感覚をうまく文章でまとめられないのですが、
美洲先生はどういう考えでこの様な造形にしたのか?以前伝えてくれていた事はこういう事なのかな?など
作品を前にしながら、色々と自分の中で振り返ったり考えたりしながら手を動かしているのが、
自作を作っている時とはまた違った感じで楽しいです。
自分の仕事も進めつつのトレーニングなので、そんなにドンドン進められるわけではないのですが、
こちらも時々どんなことをやっているか、などブログでご報告できればと考えています。

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また、自分の作品制作の方では石を使った根付にも取り掛かろうとしていて、
第一弾はこちらの石を使ってやってみようと考えています。
まず根付穴を開ける事が凄く大変そうな予感がしてますが、
そこは頑張ってゴリゴリとやっていこうと思います!



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※根津の根付屋「中梶真武」紹介ページはこちら!
  1. 2017/11/04(土) 20:08:32|
  2. 中梶真武(神奈川)

永島信也 掲載情報「アートコレクターズ 2017/11月号」

発売中の雑誌「アートコレクターズ」2017年11月号 〜立体アート最前線!〜

『編集部がおすすめする 立体アーティスト55人』のコーナーに、永島真也さんが紹介されています。

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掲載作品は、この夏のワンダーフェスティバルに出品した木彫のフィギュア作品「呪われし正義の黒剣」。
京都でのグループ展( 「U.S.E.10」 11/21〜11/26 ギャラリーマロニエ)にも出品展示の予定です。

2018年は、アートフェア東京に初めて出展する予定です!


※「アートコレクターズ」生活の友社 webサイト
  1. 2017/11/03(金) 20:05:55|
  2. 永島信也(千葉)
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