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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

「夏の終わりに、伊豆やら静岡やら行ってきました」守亜・作家便り10月

皆様、はじめましてかもしれません。こんにちは。
現在花影抄で作品展開催中の守亜と申します。

こういう形で花影抄のブログに書かせていただくのははじめてなのですが、普段は自分のブログにてこのようなつれづれ文章をつれづれに書いております。
もしかしたら、今後このような形でこのブログにお邪魔することがあるかもしれません。
よろしくお願いします。

「会期中にぼんやりしているなら君も何か書きたまえよ」という橋本さんからのお達しがあって現在キーボードの前に座っております。


この夏の終わり頃に作品展に先駆けて、伊豆にあるバナナワニ園というところにインドガビアルを見に行ってきました。

・・・いなかったんですけどねー
飼育員さんに聞いてみたら去年お亡くなりになったのこと。実は今回の作品展にむけてインドガビアルをモチーフにした作品を作っていて、せっかくなら実物を見てから・・・と思って見に行ったのですが、残念です。
そんなわけで、今回はインドガビアルの作品は見送って、作品展にはヤエヤマセマルハコガメをモチーフにした「背丸箱亀」とアズマヒキガエルをモチーフにした「蟇」を作りました。今週末日曜日までやっております。

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私は金曜日はちょっとお休みをいただきまして、土日にまたギャラリーでぼんやりとしている予定です。

さて、せっかく群馬からわざわざ伊豆まで来たんですから、他のところも見てまわることにしました。

「下田海中水族館」というところではイルカとの触れ合い体験をしたり、「伊豆アンディランド」というカメ専門の動物園・・・というかカメ園では巨大なワニガメを見たり友人の亀イラストレーターのみのじさんの作品展を見てきたりしました。

それからさらに、静岡市まで足を延ばしてこれまた友人であり、花影抄でも作品展をしているガラス作家のケンタローさんのアトリエへ遊びにいってまいりました。


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作業机。真ん中にバーナーがあって、その先にダクト。脇に様々な道具と素材が並んでいます。

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素材のガラス棒やガラス管の中に試作のカエル発見。

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ケンタロー作業風景

実は去年の10月に京都でケンタローさんのワークショップがあって、私も参加してきて、バーナーワークの大変さがすこしわかったんですが、まず何が大変って熱い。今年の夏はご存じのとおり大変暑かったんですが、その中でさらに熱い炎のなかでの作業はどんなものか?ある程度想像がつくのではないでしょうか。
それから、作業はガラスを切ったり、なじませたり、伸ばしたり、それを炎の中でやっていくのですが、熱せられて柔らかくなったガラスは地球の重力に従って下へ下へと落ちていきます。もちろん放っておくとそのまま落ちてしまうので、常に持ち手のガラス棒を手で回転させ続けて柔らかくなったガラスの落下を防ぎます。少しの間くるくると回転させるだけならどうということもないのですが、これを一つの工程が終わる約2時間程度常に回転させ続けるのは思ったよりも大変です。
そしてこれが基本中の基本。そこから自在にガラスを重ねて、形作る手技はさらにさらに熟練を要する作業です。

この日もちょっとだけガラスにさわらせてもらって体験をしてきたのですが、その前にお昼ご飯をたらふく食べたせいもあって、ちょっとぼんやりしてしまい、手順の一つをすっ飛ばしてあわててしまいました・・・


ケンタローさんのワークショップ、今のところ関西を中心にですが、定期的に開催しているようです。
はじめて作品を見たときにはいったいどんな手順で作っているのか想像もつきませんでしたが、ワークショップに参加するとすこしだけですが手順の一端を体験することができます。
そしてその一手一手の積み重ねで複雑な模様と形ができあがっていることに想像がつきます。
もし興味があって、時間と場所の都合がつくようでしたら一度参加すると面白いと思います。


そんな静岡旅でした。
インドガビアルは名古屋の東山動物園に大きな個体がいるそうなので、そっちを見に行ってから作品を仕上げたいと思います。
  1. 2010/10/22(金) 11:17:41|
  2. 守亜(群馬)