「クリムトの世界観がとても好きです」/永島信也・閑溟 作家便り11月
サントリーミュージアム[天保山]で開催中の
「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」に行ってきました。
写実とデザインが混在するクリムトの世界観がとても好きです。
作品の数が思ったより少なかったのが残念でしたが、スケッチなどもあり、クリムトの世界観により近づくことが出来ました。
クリムトの描く女性はとても美しく、艶かしいのですが、その中に、生と死といった現実的な表現も含まれており、そこにまた惹きつけられます。
この展覧会では、ポストカードやポスターなどのデザインが多く展示されていました、人物の服装や色使いなど、その時代を映しているのだなと強く感じます。
現代根付の表現と、現代という時代。
現代において根付をつくるということ。
そのあたりを考えさせられる展覧会でした。
- 2009/11/17(火) 20:01:01|
- 永島信也(神奈川)
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