「黄色い蜻蛉」藤井安剛/作家便り8月根津の交差点から、上野桜木方面へ言問通りを登って行くと、200mちょい程で、左側に玉林寺の山門が現れる。
参道を進み、本堂の手前を左に曲がって、お寺の西側の塀伝いに小道を行く。
去年の夏、その辺りで黄色い蜻蛉を捕まえた。
大きさは7cm程なので、ヤンマの仲間だと思うが、調べても分からなかった。

更に、民家の玄関先を通って道なりに行くと「ねんねこや」が見えてくる。雑貨屋の面する、その急坂を30mも登れば、宗善寺に辿り着く。
そこにウチの墓があるので、たまに御参りに来る。
西日暮里や日暮里から、根津の花影抄まで歩く事もあるが、たいてい玉林寺の参道の、今度は東側につながる、ウネウネとした道筋を選ぶ事が多い。
私にとって、玉林寺は地理的ポイントになっているようだ。
先日、黄色い蜻蛉の夢を見た。
何か意味があるんだろうか。
- 2009/08/25(火) 20:48:30|
- 藤井安剛(東京/東村山)
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