■美術館(展覧会)てくてく日記第31回
高知のアーティスト・カタログ 第四章
NO BORDER4~高知のアーティストによるポップトロニカなアート・ワールド~
前期:2009年7月1日(水)~7月20日(月)
後期:2009年7月22日(水)~8月9日(日)
特別企画:出品作品の講評&レクチャー
講師:小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー代表)
日時:2009年8月2日(日)
高知県立美術館
※高知県立美術館webサイト

「展覧会てくてく日記第31回」は、高知で開催中の「NO BORDER4」展に、花影抄・橋本が行ってまいりました。この展覧会は、高知の若手アーティストを取り上げるという企画で、4回目を数えるとのこと。前期と後期にわかれての展示で、前期には、森謙次さんも出品していました。(森さんの
当ブログにても報告がありました)
8/2には、特別企画として、現代アートを扱うギャラリーの代表として世界的に活躍されている小山登美夫さんによる、講評&レクチャーがありました。根付を出品していた森謙次さんの作品について、どのような講評があるのか?聞き逃してはならない!と思い、高知まで馳せ参じた次第です。森さんは、根付界の諸先輩を追い掛けて、迷わず頑張れ!?的な批評を頂いていました。展覧会のタイトルからわかるように、幅広い作風の出品があり、そのそれぞれの作家さんたちと小山さんとの対面でのやりとりは、とても親近感を感じるものでした。聞いているこちらも何か良い心持ちとなりました。
私自身も最後に、小山さんに質問をしてみましたが、「工芸とアートの境界」「技術と表現の間の関係」という問題については、現在問い続けられている問題として、はっきりとした答えはわかりませんでした。問い続けることにこそ、面白みや意味があるのかもしれません。
森さん自身は、「工芸家としての自分」というものをしっかり持っていて、いたってシンプルなのでした!!
◎雲の上の人と思っていた小山さんにお会いできて、素直に嬉しく!ファンとして著書にサインをしてもらい、記念写真も撮ってもらいました。
(花影抄・橋本)

- 2009/08/04(火) 23:25:17|
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