
この度の、秋葉絢展の出品作品をこちらのblogにてご紹介いたします。
全11作品を、3つの記事に分けてご紹介いたします。
それでは以下、どうぞ楽しくご覧いただければ幸いです。
※出品作品販売の抽選は、5月26日の閉場後に終了しました。27日現在、順次結果をお知らせしております。
【作家の言葉 秋葉絢】作家活動を始めてから、丸20年が経ちました。
大学卒業後の進路を「作家」として歩むと決め、
何の保証も伝手もないことに不安と心細さをおぼえながらも、
若さゆえの「根拠のない自信」と、
「ものづくり」には一生夢中になれるという確信が、
私をここまで突き進ませました。
大学の卒業制作の際に、初めて連作に取り組んだコアガラス作品は、
拙いながらも、自分のやりたかったことを形にできたと、
手応えを感じた作品でした。
そのときのタイトルが「道草」。
自分が表現したいことの軸はあの頃から変わっていないような気がしています。
日々の暮らしの中で心が動いたこと、自分の五感を通して感じとったことを、
絵日記のように綴る。
技術的なことや、ものの見方、表現を模索しながら、ガラスと向き合った20年。
寄り道、まわり道、迷い道、行き止まり、色々とありましたが、
道草をしながらも、たくさんの方の力を借りながら、
道を見失わずになんとかここまでやってくることができました。
この先の20年、どんな道が続いているのかわかりませんが、
これからもささやかな歓びを見つけながら、
少しずつ歩みを進めていけたらと思っています。
▼「秋葉絢展 みちくさ日記」展示作品の御紹介(3つの記事に分けてご紹介しています。それぞれ以下の大見出しをクリックしてご覧ください)
▶作品番号1〜3の掲載ページ作品番号1 花咲くみちをゆく
作品番号2 雨と跳躍
作品番号3 染まりゆく
▶作品番号4〜7の掲載ページ作品番号4 盃・朝顔(青)
作品番号5 盃・朝顔(紫)
作品番号6 盃・朝顔(薄桃)
作品番号7 飾り瓶・朝露の刻
▶作品番号8〜11の掲載ページ作品番号8 小鳥と暮らす ―ごはん!!―
作品番号9 小鳥と暮らす ―ねむい…―
作品番号10 帯留「雛鳥 ―白文鳥―」
作品番号11 帯留「雛鳥 ―桜文鳥―」
- 2023/05/24(水) 14:00:00|
- 秋葉絢(神奈川)
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