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根津の根付屋 & 花 影 抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

永島信也 根付彫刻展「ハッピーエンド」 出品作品ご紹介(1/3)

今週末3月11日(土)から根津の店舗のギャラリースペースにて開催する永島信也さんの個展より、会期を先行して以下4作品をご紹介いたします。
今回ご紹介する作品4点に限りましては、先行抽選方式にて販売をいたします。
先行抽選販売へのお申し込みは、本日3月8日(水)~3月11日(土)19時までとなります。
詳細につきましてはこちらの記事をご覧ください。

(2023年3月11日(土)19時をもちまして、先行抽選販売は終了いたしました。現在は通常販売中です。)



【出品作品ご紹介】
▼作品番号1 因幡の白兎
7.2×6.0×4.1cm 黄楊 象嵌:ガラス、鹿角、水牛角、岩絵具

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永島さんによる作品解説
僕は「因幡の白兎」の物語が結構好きなのですが、ウサギがサメを騙して仕返しされてしまう場面ではいつも"もっと上手くやれよ"と思ってしまうんです。皮を剥がれるという描写も結構痛々しくて苦手です。このエピソードがなければ大国主の優しさとその兄弟たちの意地悪さは伝わらないわけですが…。しかし、ウサギがちゃんとサメの数を数えて海を渡っていたとしても大国主とは出会っていたでしょう。それが縁というものだと思います。
というわけでちゃんとサメを数えた因幡の白兎をつくりました。今回の個展を「ハッピーエンド」にしたきっかけでもあります。



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☆YouTubeにて、手元動画をご紹介しております。宜しければ合わせてご覧ください。



▼作品番号2 恵比寿
7.1×4.7×3.4cm 黄楊 象嵌:ガラス、鹿角、水牛角、岩絵具

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永島さんによる作品解説
地元島根には恵比寿様の少し悲しいエピソードがあります。
「えびす様とニワトリ|美保関の観光公式サイト」

鶏が朝にちゃんと鳴かなかったために足に大けがを負ってしまったえびす様。(話によっては足を失ったり、夜に鳴く鶏を用意したのは美保関の人々だったというパターンもあります)
僕の作品ではちゃんと朝に鳴く鶏を頭に乗せ、大きな魚を釣り上げている姿にしました。



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▼作品番号3 大黒天
8.4×4.2×3.9cm 鹿角 象嵌:水晶、薄貝、水牛角、岩絵具

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永島さんによる作品解説
大国主命と同一神とされている大黒天。相棒である白いネズミを頭に乗せ、打ち出の小槌を振っている姿をつくりました。相棒のネズミには諸説ありますが、大国主が素戔嗚から与えられた試練の中で大国主を助けたというエピソードがあります。
出雲大社の神使であるウミヘビも寄り添っています。
大黒天(大国主)の出雲大社、恵比寿(事代主)の美保神社の両方にお参りするのをえびすだいこく両参りといい、さらなるご利益があるとされています。



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▼作品番号4 スサノオ〜夏の思い出〜
6.1×4.8×3.5cm 鹿角 象嵌:水晶、薄貝、水牛角、岩絵具

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永島さんによる作品解説
2022年ごろから地元島根の神話をベースとした作品を多く手掛けるようになりました。自分の中でも特に気に入っている神様は素戔嗚尊なのですが、牛頭天王や鍾馗と同一神とされています。鍾馗のエピソードの中に鬼退治をするお話があるのですが、作品に落とし込んでいるうちに鬼とも仲が良かったらいいなという気持ちが生まれました。今思えばこの気持ちが今回の「ハッピーエンド」というテーマにも繋がっていたのです。
その年の夏に島根に帰省して神社を巡ったり、海に行ったりして夏を満喫しました。
夏は暑くて少し苦手ではありますが、夏が終わった後の「ああ、暑くてしんどかったけどやっぱり夏はいいよなぁ」という気持ちを込めたのがこの作品になります。



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  1. 2023/03/08(水) 20:00:00|
  2. 永島信也(神奈川)