このブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、
このたび、
山鹿さんの「アマビエちゃん」 と ねがみくみこさんの「てんぐ100%」 が、アメリカの美術館に正式収蔵されることが決定しました。
山鹿 「アマビエちゃん」 2021年制作

ねがみくみこ 「てんぐ100%」 2020年制作

収蔵先のアメリカのニューメキシコ州サンタ・フェにある
Museum of International Folk Artは、世界中のフォークアートを収集・展示し、日本の妖怪にも造詣の深い美術館です。
https://www.internationalfolkart.org正式に2者の根付にオファーがあったのは今年の4月。翌5月にはめでたく正式収蔵となりました。
交渉担当は、キュレーターのFelicia Katz-Harrisさん。
彼女は日本の幽霊や妖怪についての研究者であり、同テーマの著書もあります。
交渉にあたって彼女は、「てんぐ100%の購入については、(購入決定権のある)委員会のユーモアにかかっています!(As for Tengu, it will depend on the humor of the committee!)」という名言も残しました。
根津の根付屋の根付作家が、正式な海外の美術館からのオファーで買い上げとなることは初の快挙です。
ねがみくみこさん、山鹿さんにとっても、我々スタッフにとっても、非常に光栄で今後の励みになることと感じております。
※Felicia Katz-Harrisさんの著書
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Yokai: Ghosts, Demons & Monsters of Japan■
Inside the Puppet Box: A Performance Collection of Wayang Kulit at the Museum of International Folk Art
- 2022/07/07(木) 20:56:16|
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