京都清宗根付館主催の第8回 ゴールデン根付アワード授賞式が開催されました。私どものギャラリーとお付き合いのある作家さんからは、小野里三昧さんが「理事長賞」を受賞しました。
グランプリは及川空観さん、針谷祐之さん。優秀賞は森哲郎さん、時田英明さんでした。
京都清宗根付館の皆様に、この場をおかりして感謝を申し上げます。有難うございます。

授賞式を無事終えて、三昧さんの記念撮影。おめでとうございます!
受賞の作品は、 疫病退散 「虎狼難」 2020年制作 です。
以下は、三昧さんの受賞のご挨拶を抜粋にてご紹介します。
この度「木下宗昭理事長賞」という自分にはもったいない程の栄えある賞を頂き誠にありがとうございます。
世界では今尚続く、新型コロナウィルス。その大きな悲しみ、出来事、思いを忘れない様にと「疫病退散・虎狼難」という根付をこの度作らせていただきました。
その作品名「コロナ」のあて字に、江戸時代の流行病「文政コレラ」の別名「虎狼痢」で使われた、「虎」「狼」の二つの漢字を使って、この見えない敵を具象化しました。
先代達が「コロリ」を乗り越えた様に私達もいつかこの世界的パンデミックを乗り越えていける事を信じています。
これからも自分らしい作品を作って行けるよう精進して行きたいと思います。誠にありがとうございました。
小野里三昧
※ 「疫病退散・虎狼難」 作品詳細は、
根津の根付屋の作品紹介webページ を御覧ください。
京都清宗根付館 11月の企画展は「秋の名品」展THE GOLDEN NETSUKE AWARDSの受賞作品も展示されています。
2021年11月2日(火)〜11月30日(火)まで
京都清宗根付館-webサイト
https://www.netsukekan.jp
- 2021/11/11(木) 21:04:17|
- 小野里三昧(東京)
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