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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

「泉水 陶展 〜祝祭≠SHUKUSAI 」日本橋三越本店本館6階美術工芸サロンにて

「泉水 陶展 〜祝祭≠SHUKUSAI 」
2020年11月4日[水]〜10日[火]
会場/日本橋三越本店本館6階美術工芸サロン


日本橋三越展覧会紹介-webページ

以下のデジタルカタログにて、出品作品の一部をご覧いただけます。
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/artizumi1104/

blog20110301.jpg



春に予定していたアートフェア東京のブースでの展示のために準備していた陶根付作品に加えて、茶碗、急須、盃などの器の作品も新作を展示します。
今回のテーマは、日本人の好きな、祭・記念日・イベントなどを軸として、この島国の環境が育む独自の文化について。

【作家の言葉 泉水】
この度はテーマを「祝祭 ≠ SHUKUSAI」として展覧会を開催いたします。
国際交流により変化し続ける国内外の文化や風習が、本来の意味から放たれ定着しつつある事が、興味深く思われたためです。

そこに自分自身がライフワーク的に考えている、命の大切さと、近年やっと注目されつつある生物多様性、外来種による在来種の侵害などに対するささやかな問題提起を盛り込むため、様々な動物に「祝祭」を演じてもらいます。

「祭」の起源は科学的な発想のない太古の昔、神(=自然)に豊穣や豊猟への感謝と祈りを捧げたものに始まります。
本来は宗教的な行為であった祭は、様々な国で科学の発達や共同体の変化により失われた物もあり、
形を変えながら残るもの、あるいは形を変えずに伝承され続けているものもあります。
日本語で、本来宗教色の強い意味の「祭」は、単にイベントを意味する「祭」に変化しています。
それは「切実だった神への祈り」の、「科学によって得られた一定の安定のもとに生活のメリハリを生む一年を時節毎に楽しむもの」への変化も意味するのでしょう。
こうして精神の豊かさを求める行事となった祭の数々でありますが、現代において、人々の娯楽への関心や欲求はとどまりません。
メディアの発達により、海外より徐々に輸入されてきた文化、宗教、それに基づく祭。
それらは日本において、その土壌にあった形に変わり、根付いたり変化し続けたりしています。
日本から海外へもたらされた文化や風習もまた、あります。

(泉水)
  1. 2020/11/03(火) 21:33:01|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)