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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「19年5月 /カタクラ ケンタ(埼玉)」

皆さまお世話になっております。作家のカタクラです。
日差しの強さに夏場への不安を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
僕はと申しますと、
令和元年を迎えたところで別段特に生活の何かが変わるという事もないなぁと頭をひねっているところです。

直近のお知らせですと、恐らくギャラリーブログの方でも書いていただいてるかと思いますが、
月刊美術 2019年6月号のほうに作品を掲載していただいております。
書店にお立ち寄りの際は是非お手にとってご覧ください。

https://twitter.com/moyamoyakurakur/status/1131175850148163584?s=21

まさかまさか自作が月刊美術さんに掲載していただける日が来るとは、、、!
喜びながらもますます精進せねば!という心境です。ありがとうございます。

そしてそして新作の根付はこちら。
クモ科の一旦の締めということでモデルはタランチュラ。
初の蝦夷鹿角を使用になりまして、奈良鹿角とは全然違う素材感。
形作りもさることながら化学染料を使用するのも初の試みという初めてづくし。
これはこれで気に入っているのですが反省点も多かったので、次に活かしていきたいところ。

blog19053001.jpg


ちなみに現在制作中の根付はこちらです。
自分の制作の主題の一つに「人類が絶滅した後の未来」というテーマが有るのですが、
また一つ窓口を広げてみようというところで「人類が誕生する前の過去」、
カンブリア紀の古生物をテーマに据えてみました。

blog19053002.jpg

モデルはオパビニア(学名:Opabinia)で、生物としては化石しか見つかっていないようで、
いわゆる「肉付きはこうだったんじゃないか?」という生体復元想像図を参考に制作しています。
この作品に限らずですが、生物の骨格を重視し過ぎると左右対称な面白味が無い構図になりがちなので、
不自然になり過ぎないように崩しながら且つ魅力的な構図を見つける事が自身の当面の目標かなと思います。

今月は制作の合間に色々立ち止まってしまう事も多く、インプットも大事!と思い立って
色々展示を見に行っておりました。
中でもオススメはこちら↓
blog19053003.jpg

開催発表された時から行きたかったシド・ミード氏の展示。
もしかしたらご存知の方も多いかと思いますが、
映画「ブレードランナー」の美術全般、日本だと「∀ガンダム」のモビルスーツデザインの仕事が有名かな?を手がけた方です。
僕自身が持つSF感というか未来のビジュアルの根本を辿っていくと彼に行き着きます。
何もかもが洗練された未来の姿というのは理想ではありますが、同時にディストピアでも有るのかもしれない、、、
なんて事を考えながら拝見しました。
好評につき会期を延長しているらしく6月2日(日)まで?
末広町3331の方でやっているので是非。

今月はこんなところでしょうか、なかなか逡巡する事も多い月でしたが負けずに来月もゴリゴリ作りたいと思います。

それでは皆様ご自愛下さい。

Twitter→ @moyamoyakurakur
Instagram → kenta_katakura

2019年5月 カタクラ ケンタ
  1. 2019/05/30(木) 16:04:43|
  2. カタクラケンタ(埼玉)