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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「2019年 4月/カタクラ ケンタ(埼玉)」

お世話になっております。作家のカタクラです。
夜風も暖かくなってまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
僕は最近制作の傍ら、スーパーで買った豆苗の苗を育てるのにハマりつつあります。
多肉植物に手を出そうか検討中です。


新作の根付が出来上がりました。
自分なりに古典を引用出来ないかな?というところが発端で、
石見根付などを参考にしつつ自身の日常生活で見る場面を織り交ぜた作品に仕上がったかなと思います。
作家として色々なチャンネルを持っておきたいという願望も有るので、
ヒビの入った石っぽいテイストはシリーズとして展開したいなぁ。
今月はもう一つ蜘蛛の作品を作る予定ですので、併せてご高覧いただければ幸いです。

blog1904290.png


さて、自分のお話は一旦おいて、
先月ギャラリーの方に付き添う形で、中国は上海で活動している元気造物さんというディーラーさんの展示会に行ってまいりました。
今月はその報告も兼ねて色々書いてみようかと思います。
(※ブログを見て頂いてる方に改めて申し上げる事でもないとは思いますが、
あくまで作家個人の見解なのでギャラリーの意向とは無関係であるとお伝えしておきます。)

まず状況説明ですが、
簡単に言えば「今現在中国においても現代根付作家は育ってきており、
マーケットも成立しつつある」といったところでしょうか。
現状日本のようにアートフェアやギャラリーでの展示、というよりは、
ディーラーとコレクターの直接的なやりとりが多いようにも感じました。
またあちらの方では自分が買った根付作品を他の方に売るという取引も盛んに行われているとのこと。
この辺りの所作は現代美術ぽいというか、布教活動と経済活動が一緒に行われているのかなという印象です。

続いて気になった作品をいくつかご紹介。

blog19042901.jpeg
↑植物×髑髏の作品。こちらの作家は本さん。
女性の作家さんだそうで、根付だけではなく平面の作品も作ってらっしゃるそう。
シンプルに上手。


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↑こちらは根付ではなさそうですが石のアイテム。
作家は楊大鵬さん。
やはり中国は石彫文化が盛んとのこと。石扱ってみたいなぁ。


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↑妖怪根付案件。
作家は英喆さん。
お腹をくり抜いて肋骨とかまで彫られてる。上手いなぁ。



これらはほんの一部。膨大に写真を撮ったのでまとめを作成しました。
どなたでもご覧になれる仕様なのでお時間有る時にでも覗いてみてください。

→上海 元気造物 訪問記 https://togetter.com/li/1341732


今月は以上になります。
元号も変わり俄かに慌ただしくなるような気もしますが、皆さま御自愛ください。

Twitter→@moyamoyakurakur
Instagram →kenta_katakura


2019年 4月 カタクラ ケンタ
  1. 2019/04/29(月) 22:09:22|
  2. カタクラケンタ(埼玉)