お久しぶりです、至水です。
今猛烈に猫の達磨ばかり彫ってる至水です。
今年は戌年だというのに、このままでは至水の2018年アーカイブページは猫で埋め尽くされる勢いです(汗)
そもそも何故「猫又×達磨」なんて意匠で連作を始めてしまったのか?
経緯につきましては、いつもの悪癖でダラダラと長文お目汚しになってしまいそうですので、もし御興味ある方が居られましたら、至水の自ブログ「悪魔ノ天秤」で是非御一読頂ければと・・・
リンク貼っておきます♪
https://deadpool-shisui.blogspot.jp/2018/04/blog-post.htmlそこで今回は、検証「そんな猫の達磨ばかり彫りやがって至水に猫愛はあるのか?」的なお話です。
実は至水は今までに一度も猫を彫った事はありません。
も一つ付け加えるならば、どちらかといえば至水は犬派・・・戌年生まれですし。
「は?」そう思われましたね、わかります。
「猫の達磨百彫ろうってヤツが猫彫っていないって何よ!?」そう仰りたい気持ち、わかります。
以前連作で春夏秋冬四季の猫彫ってるじゃない?とか、節分に「猫にゃらい」彫ったよね?とか、懐かしいです。
だがしかし、その全てが「猫」ではなく「猫又」であったという事実、お忘れではないでしょうか。
まどろっこしく大仰に書いておりますが、結局至水が彫った「猫らしきもの達」は全て「猫又」なのです。
では何故「猫」ではなく「猫又」にしてしまうのか?
今の至水の根付スキルと爺メンタルでは、「写実な猫」や「可愛らしい猫ちゃん」は彫れません。
恥ずかしみ・・・そう、これは「照れ」なのです。
取り敢えずこの猫を彫れない理由「照れ問題」という巨大なハードルは置いておくとして、猫又を彫る一番の理由は何と言っても「擬人化しやすい」、いやむしろ既に擬人化されているのです猫又は。
人間の如く振る舞う猫のおかしみが猫又故に正当化された意匠となる、だってコレ妖怪なのですから!
と、胸を張り言い切れる猫又最高です♪
そんな訳で(どんな訳?)
至水の彫る猫は須らく猫又となるのですこれからも・・・
ここで本文最初に書きました「猫又×達磨」のお話に戻ります。
最初は「猫又×達磨=猫磨大師」という同じモチーフで、根付、緒締、提げの三態を製作するという計画でした。
これが思いの外好評で、購入希望申し込みをして頂くも残念ながら落選されたお客様がいつもより多く、その心苦しさから、
欲して頂けるお客様方に行き渡るくらいの数はなんとか彫れないものかと、一瞬でも考えてしまい勢い発してしまった言葉が
「百態やっちゃう?」ブログにも各SNSにも書いてしまい引くに引けない状況に(汗)
いややります!至水はやりますよ!!猫磨大師百態彫ですよ!
今後、他にも彫りたいもの案件が山ほどあるなか、それでも猫又率は増えて行く予定でございます。
飽きる事なくお付き合いのほど何卒宜しくお願い致します。

既に完成済み猫磨大師其ノ一~其ノ五までの面々
果たして至水存命のうちに猫磨大師百態の行は完遂出来るのであろうか・・・
- 2018/05/18(金) 00:25:35|
- 至水(北海道)
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