雑誌「月刊美術/2017.12月号」は、2017年を振り返る特集でした。
その中で、美術・文化社会批評のアライ=ヒロユキ氏の評論を興味深く拝読しました。
「工芸の検証・再発見がもたらす豊かな果実 〜工芸展が提起する問題は何か」と題されたテキスト。
三鷹市美術ギャラリーで開催された展覧会「根付〜江戸と現代を結ぶ造形〜」を取り上げて、
及川空観、黒岩明、齋藤美洲を見応えがあったとした上で、美術工芸界における根付という表現ジャンルについて、
日常性・生活空間への介入、表現の自由度、拡張性など、可能性を様々に指摘してくださっています。
是非、書店でページをめくってみてください。

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- 2017/12/11(月) 18:57:20|
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