※一年ぶりの泉水さんの作家便り、今年は一味違う泉水さんに作家便りも復活してもらいました。
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納品などで京都へ行って参りました。
祇園祭の後祭との事でしたが、平日だからか人出は少なく、天気もくもりがちで、思ったよりは
暑くもなかったので、緑に挟まれ水面がきらきら光る、高瀬川沿いを歩くのは心地よかったです。
街に小川があるのはとても素敵だなーと思いました。

京都の街は目線を上げれば山もあるし、建物は保存されているし、やはり東京より緑が近く感じられ
それだけで気分がリフレッシュされます。人は自然と共生しないと!と、心から思います。自然、大事!
ともあれ、街並みに感心しながら目的地のお店tresor macco さんとomoさんにお邪魔し、無事に納品し、
omoさんのスタッフさんに地元密着型美味しいお店にご案内いたただき、「おいしいー!」を100回くらい言って、
かき氷を食べて、大満足の一日を終えました。

京都のomoさん
翌日は清宗根付館にて納品と名品を鑑賞でお勉強。10年位前に納めた自作も展示されており、
当時の試行錯誤が見て取れ、嬉しいやら恥ずかしいやらでした。

壬生の京都清宗根付館

お勉強の後はお腹が空くので、お豆腐尽くしの懐石料理。裏に鴨川を臨む佇まいも素晴らしく、
見た目もお味も大満足。その後は京都国立近代美術館にて「技を極める―ヴァン クリーフ&
アーペルハイジュエリーと日本の工芸」を鑑賞。

そういえば、ヴァンクリーフのデザイナーさんも「デザインは全て自然から学ぶ」と言っていました。大事、自然!
フランスと日本の技の饗宴との事でしたが、一緒に並べられていてとても不思議な感じがしました。
宝石はキラキラと外に光を発している感じ。七宝や象牙彫刻は内側に発している感じ、でしょうか?
いずれにしても、美しく、時間の許す限り見ていたい、出来ないけれど、所有したい!と、ため息ばかりでした。

ため息の後は、きらきらスウィーツ。
お腹いっぱい胸いっぱいの京都二日間でした。
東京では取り敢えず、アウトプットに専念いたしますm(__)m。
- 2017/07/31(月) 12:40:58|
- 泉水/北澤いずみ(東京)
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