根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り/ 「2017年7月/道甫(千葉)」 〜道甫 講師してくるの巻〜

拝啓、盛夏の候、汗が滝の様に噴き出す頃、
近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。

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私は、母校である大阪芸術大学の根付コンペティションの授賞式に毎年お邪魔させていただいています。
その時、同校の寒河江弘教授と交流があって、その御縁で根付の講師をしてきました。

大阪芸術大学短大部のフィギュアアーツコースへ根付を伝えに行くということで、
久しぶりに資料用のプリントやパワーポイントなどの制作をしていました。
根付を作るとは違う頭の使い方でIQが上がった気がします。

物を教えることは、まず前提条件に教える人の目線がどんなものか伝えなければならないと思っています。
なぜなら、そこをはっきりしないと、概念の変換作業が上手くいかないと考えているからです。

どんなに概念を伝えようとしても、伝える人の視線からの概念になって本質からずれてしまいます。

前提条件としての立場、思想、美意識、作れる物、要素を知ることにより、
それ以外の物と分けられて本質を見つけやすくなります。

例えば私の目線を筆記するなら作家3年目の鹿角・シャーマン系彫刻根付作家です。
生徒さんは塑像系造形の立場です。

制作のアプローチや使用する素材、理想とする形が違うので、道甫的アプローチ根付から「根付」を抽出して、
学生さんの「根付」を組み立ててもらえればいいなと思いました。

根付は様々な多様性があります。
道甫の情報で、学生さんの視線で見る根付がどのように構成されるか、
12月の根付コンペに生徒さんの作品が見れることが楽しみになった道甫でした。

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  1. 2017/07/20(木) 13:38:28|
  2. 道甫(千葉)