「道甫、その日運命と出会うの巻」 拝啓 初秋の候 季語の字如く夏が去りつつ気配を感じ取れる頃、
近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。
ご無沙汰しております。ドーモ 道甫です。
先日、御客様から、
私の顔と似ている根付が東京国立博物館に展示されているという情報を貰ったので、早速行ってきました。
その根付は、郷コレクションの猩々の面根付でした。猩々は能の演目やフォークロアで有名な猿っぽいUMA的妖怪です。
人の言葉を理解し、人の顔や足を持ち、酒を好む動物らしいです。

道甫的想像の猩々図
東京国立博物館に着いて、ドキがムネムネしつつ、早速郷コレクションに向かい対面しました。
エクスプロージョン、まさに超新星爆発。
根付から囁きが聞こえてくる。「──問おう。貴方が、私のペルソナか」
猩々の面根付が、私の顔私の顔が猩々の顔道甫顔猩々顔道甫顔顔顔顔…。
脳内でゲシュタルト崩壊のようなものが連鎖的に起き、
その震えから写真を撮ろうとしてもぶれるぶれる。
1時間30分中45分撮影に粘ったのですが、ほとんどぼやけていました。
新しい称号「猩々顔の道甫」を手に入れた初秋のことでした。

- 2016/10/02(日) 20:50:20|
- 道甫(千葉)
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