根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「14年7月 /紫苑(伊勢)」

5月ぐらいから7月にかけて、三重県の地元若手作家の作品を数点購入しました。
僕は、小さい作品が好きなので(部屋に飾るスペースの加減もありますけど)、よく作家さんに「小さい作品を作って~」と言ってますが、今回も購入した作品は全て小さいです。
あと、若い人の作品は将来どんな風な作品を作るのか期待を感じられるのが楽しみです。
とりあえず自分に無理のない程度で楽しんでます。
いくつか作品をご紹介をします。

亀山在住の平松典子さんの作品は、
油彩の引っかき技法で描かれた作品で、昨年の個展を見た時より、小さい作品を譲って欲しいと言ってて、やっと叶いました。抽象ですが、今一番気に入ってる絵画作品です。

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鈴鹿在住の岡本優希さんは、ネイリストでもあるので、
作品は繊細で色あいが優しいのが好きです。(つけ爪に描かれた繊細な絵を見た時はさすがネイリスト!って感心しました。)今回の絵はパステルで優しい色あいが気に入ってます。

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玉城町在住の彫刻家であり、伊勢一刀彫作家の中野結衣さんは、
彫刻家として、daichiシリーズ(僕が持って作品はたぶん一番小さい作品ですが)の抽象的な大きい作品から、一刀彫作家として具象の干支彫りまでこなす人です。
彼女の作品展の折に、置いてあったポートフォリオに載っていた未の一刀彫が欲しくて、彼女に無理言って彫って貰いました。

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伊勢一刀彫は角張ってるイメージですが、彼女の一刀彫は女性らしい柔らかい優しい印象です。(もちろん角張ってるはいるんですが…)
未さんは、一番目につく所に置いてあって、見る度にホッコリします。今までの干支彫りには無い、丸っこいフォルムがお気に入り! (^ー^)
男性が多い(彼女が唯一!?)伊勢一刀彫ですが、彼女らしい柔らかい優しい印象の一刀彫を頑張って作って行って欲しいです。(彼女としては彫刻家で身を立てたいかもしれないけどね。(笑))
次は僕の干支・辰の一刀彫を彫って欲しいんですけどねぇ…あまり無理言えないし…f(^^;
中野さんのように20代で伝統工芸の一刀彫の職人になってくれる人が現れることは嬉しいことです。
最近では、伊勢形紙に24才と25才の女性の後継者ができ、萬古焼は後継者養成に力をいれてますけど、伊勢根付はどうなん?…ですかね~?(近い将来、地元伊勢からは、なくなってしまいそうですけど…)
それはさておき、三重県の若い作家さん達も頑張っていい作品を作ってます!

紫苑でした。m(__)m
  1. 2014/07/18(金) 17:07:00|
  2. 紫苑(伊勢)