今年は高知が桜の開花が一番になりました。
街に出ると桜の木の下で花見をしている人をちらほら見かけるようになりました。
そんな気候の良くなってきた3月に嫁と一緒に、
広島の呉市立美術館で行われている「根付と宮中装束展」へ行ってまいりました。
結婚する前もした後も、嫁が大規模な根付展を観るのはこれが初めてでしたので、
根付の世界を知ってもらうのに良い機会になりました。
古典の根付から現代の根付まで多くの作品が並ぶ中で、
僕が彫刻を始めるきっかけとなった奈良一刀彫りの森川杜園の根付の所では、
嫁に特に奈良一刀彫りの歴史等を熱く語ってしまいました。
そして1階の展示スペースを観て、2階に行くと僕の作品も展示してくれてました(^−^)
嫁には
「もっと頑張らないと!」と言われながら、
冷や汗をかきながらの鑑賞となりました。
そして出口に近付いたところで、僕が根付の世界に入ったころに制作した
”鬼の目に涙”がありました。
僕が、高円宮殿下の根付展を観たのは約10年前に三重県のパラミタミュージアムでしたが、
その時にまさか自分の作品がこうして展示されるとは夢にも思いませんでした。
「人生には上り坂、下り坂、そして まさか!がある」と野村監督(楽天名誉監督)が
言ってましたが、まさにその通りだなと感じました。
そんなこんなで、
今月の根付川柳巣を立って 旅をしていく 根付たちもうすぐ4月です。色々と変わる時期になりますが、
頑張っていきます!
- 2014/03/28(金) 18:34:15|
- 森謙次(高知)
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