だいぶ春めいて、桜もちらほら咲き始めたみたいですが、まだまだ寒いですねぇ…
3月に入ってから少しづつ田植えの準備のために慌ただしくなって来ました。
他の用事と重なったりで、なかなか自分の観たい作品展に観に行けない状態ですけど、
4月に入ってからは、本職の時間さえ、ままならなくなって来るので、3月中に観に行ける
作品展はなるべく観たいと思ってます。
先日(15日)も、観に行きたいと思いながら、なかなか行けなかった作品展を愛知県の
尾張旭市まで観に行って来ました。
2月16日~3月16日迄だったので、終日1日前のギリギリでしたけど…(^_^;)
以前、伊勢現代美術館で個展を開いたガラス作家・平子恭子さんのスカイワードあさひ・4Fギャラリー
あさひでの2人展、「平子恭子・安田奈央 硝子と白磁土の変態~素材と表現の可能性~」です。
平子さんのガラス作品を伊勢現代美術館で観て、気に入ってる作家の一人で、グラスとか購入
したりしてるので、是非観てみたいと思ってたのですよ。
会場は行った時間の為もあるのか(昼の食事時)、静かでしたが、その分ジックリ観る事が出来ました。
安田奈央さんの白磁の器の欠片を吊り重ねて、そこに白磁の器で音楽を奏でてる映像を映す
インスタレーションも良かったのですが、僕が気に入ったのは、彼女の陶板画(磁板画?)です。
特に「海を越えてゆく旅人の為に」「北の空に光る」の色彩に因る一種の光々しさを感じます。
(陶板画全体にも感じた事ですが…)「欲しい~」って思いました。

(会場がちょっと暗めなので、暗くなってしまいました。)
平子恭子さんの作品は、いい意味で自由奔放です。一作一作がイメージが変わって楽しませてくれました。
インパクトの有る作品も多いので面白いです。中でも「Thinkingthinking」

「Inside」は人間の精神的な部分と生命の根源を考えさせる作品で良かったです。
「Timecapsule」の題名の下にあった小説「AMERI」よりの一文は身につまされました。
「あ~、ほんと。50ってそんな感じ…」とちょっとブルー入りました。(笑)
歩いてると汗ばむ陽気の中、初めて行った尾張旭をぷらぷらと歩きながら、心地いい一日だったと思います。
アートは、やっぱり心の栄養だと思います。
たまには、栄養補給は必要ですよね。
次は、3月27日~30日の三重県津市にある総文で開催されるAPI展を観に行くつもりです。
(知り合いの作家さんが多く参加してるので。)
- 2014/03/25(火) 20:40:02|
- 紫苑(伊勢)
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