前回、銀座おとな塾という所で清水三年坂美術館の館長さんによる
帯留めの講義を受けてきましたが、今回は「蒔絵の花『柴山と杣田』」
という講義を受けてきました。
柴山細工は写真などで見るよりも、かなり繊細で細かい仕事だと分かりました。
小さなパーツのひとつひとつに彫りが入っていて、柴山細工の可憐な雰囲気は
こういう処からくるのかな、と思いました。
こちらは実用ではなく観賞用、または輸出用の刀の鍔。



こちらは細工物の箱です。

こちらの方は杣田細工の印籠と箱です。
右の箱は二重箱で中の箱にも細工があります。
とても小さな箱で手の平に乗ってしまいます。


最後に杣田細工の香炉と柴山細工の印籠です。

柴山も杣田もはんとに細工が細かくて、目がくらみそうでした。
私は柴山細工の雰囲気が好きで、そのうちにこういう物が作れたら良いな
などど思っていましたが、実物を目にしてとても無理・・・と思ってしまいました。
でも、こういう綺麗な細工を見られて、贅沢なひとときでした。
今年も残り少なくなってきましたね。
私事ではありますが、長年抱いていた、自分で着物を着られるようにする
という目標を今年やっと叶えまして、今は色々と悩みながらも着物を楽しんでおります。
来年は秋頃に二人展を予定しておりますので、それを目標に
頑張っていく所存でおりますので、来年も何卒、宜しくお願い申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお過ごしください。
2013年12月 かぶ
- 2013/12/20(金) 14:54:17|
- かぶ(東京)
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