根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「13年12月/森謙次(高知)」


夏から一気に冬になりました。
今年は特に秋が短いな?と思います。

そんな風に季節が変わっていって、
僕が結婚して嫁と一緒に暮らしはじめて、もうすぐ2年が経ちます。

その時から枕にタオルをまいて使用しているのですが(マメに洗濯はしてます)
僕の頭があたる部分が擦り減って 光に透かすと向こう側が見えるくらいになってきました。
(画像のやつです)

blog13121001.jpg


嫁の枕カバーには何もないのにもかかわらずです。
どうも僕の髪が剛毛でヤスリ掛けをしているのと同じらしく
我ながら自分の髪の毛に感慨無量です。

以前、友達数人と車で旅行に出かけた時、後ろの席でうとうとして、
隣の女の子の腕に頭を寄り掛かってしまった事があったのですが
その女の子が、
「痛い!髪の毛がささった!」
と言ってたのが懐かしく思われます。

それはさておき、たまに僕は根付制作に珊瑚を使います。
白珊瑚の場合、東シナ海で採れたものを使用することがあります。
珊瑚業界では高級な数珠や置物などに使われますが、
この珊瑚は、岩肌の外側を削るとまず白色の地肌が出てきて、
そこからさらに削ると濃い茶色の部分が出てきます。
ただ茶色の部分が出てくるのは大きい幹の部分で、枝の先の部分は中身も白いです。
だから茶色の珊瑚の大きい置物などや、数珠をみかけたりすると(主に珊瑚業界とかですが(^‐^;)
「かなり大きい珊瑚を使ってるな?」と感心することがあります。
この白珊瑚は高知沖やミッドウェー海域(ミッドウェー海域の珊瑚は、
現在、環境を守るため採取禁止になっています。ただ相当量、出回っていますが)に比べて
色が濃いので彫ると陰影が出やすく彫刻に向いていて、僕は桃珊瑚と同じくらい好きです。

そこで、今月の根付川柳!

着物地を 擦り ヘすぐらい 強くなきゃ

僕の髪の毛と同じで根付はやはり着物地にまけてはいけないかな?
と思いつくってみました。

よろしくお願いします!!

 森謙次

※そんな、森謙次の作品紹介は「根津の根付屋」で!
  1. 2013/12/10(火) 20:23:52|
  2. 森謙次(高知)