
ここしばらく梅の実の匂いで部屋のが満たされています。
とてもあまい
あますぎてうっすらと痛いほど。
それは匂いと味が一致しないこと、
青くて硬い実もとても美味しい何かになりうること。
変化していく美しい色。
透明感。
傷んで崩れていくその弱さ。
梅の実のことを考えるようになったのはこの家に来てからです。
この匂いの中で息をしていると過去の日々が頭に浮かんでは消えていきます。
いろいろと。
これは最後の残り。ほとんどは梅干しとジャムにしました。
10kg以上は採らせて頂いたと思います。お隣の木から。
今年は家の前にある木からもたくさん採れました。

6月に家を出てすぐの道で白木蓮の花の芯(花床というらしい)がたくさん落ちていました。作ってみようと思い幾つか持ち帰りましたが、10cmぐらいはあったのに次の日にはひとまわり小さくなっていて焦ります。色も綺麗な黄緑色が何日かすると真っ黒になってしまうのです。

こんなことを書いてるうちにすっかり夏が来てしまいました。 ミーン ミンと。

梅の実も彫りましたよ。
2013.7月 森 栄二
- 2013/07/25(木) 17:39:59|
- 森栄二(葉山)
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