東京では桜が満開となり、既に一部葉桜となっている場所もちらほらとあるようですね。
あと数日で新年度を迎え、新しいスタートを切る方々も多いことと思います。おめでとうございます。
花影抄でも、4月は若手の作家さん・
磁佑(じゆう)さんの初個展を開催いたします。
私たちスタッフ一同も心新たにフレッシュな気持ちで臨んでまいりたいです。
そんな4月・5月の営業のご案内です。
いつも通り週末と、展覧会期間でのオープンとなります。
なおゴールデンウィーク期間中も、弊廊では通常通り金・土・日の週末3日間のみの営業となります。
また5月の第2週目の週末につきましては、神戸で開催されるホテルアートフェア
「神戸アートマルシェ2023」への出展のため、臨時休廊とさせていただきます。
ご来店をご検討されていらっしゃるお客様にはご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
そして引き続き、ご来店のお客様には入口での手指消毒と店内でのマスク着用をお願いいたします。



2023年4月8日[土]〜16日[日] ※10日[月]休廊 13:00〜19:00(最終日〜18:00)
磁佑 個展「空想現実」
2023年5月20日[土]~28日[日] ※22日[月]休廊 13:00〜19:00(最終日〜18:00)
秋葉絢ガラス展
以下引き続きとなりますが、店舗での感染症対策のお願いとお知らせとなります。
▼店内は窓を開けたり、サーキュレーターを使い換気を気を付けております。
入店時の手指の消毒、店内でのマスクの着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。
▼体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ。
(咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)
お越しの際には皆さまのご協力を重ねてお願いいたします。
スタッフも体調管理、マスク、手指の消毒を徹底してお待ちしております。
根津の店舗の場所は
こちらからご確認ください。
- 2023/03/29(水) 19:23:21|
- 店舗営業のお知らせ
-
-
坪島悠貴さんが金沢で始まった「ポケモン×工芸展」に出品しています。
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
会期:3月21日(火)~6月11日(日)
国立工芸館(金沢)https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/pokemonxkogei/#section1-1国立工芸館webページ/ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―/展覧会について

開催前日に関係者の内覧会があり、坪島さんにお供して花影抄からは橋本が伺ってまいりました。
当代の活躍している作家の方々が向き合い取り組んだ工芸作品の数々は、見応えがあります。
私達は普段、根付周りの題材として「龍・獅子・麒麟・獏」などのモチーフには当たり前のものとして触れています。
今回のポケモンの展示を見ながら、これは同じことなのだなあという実感、体感的な感覚が会場で湧いてきました。
面白いと思いました。
作家さんや関係者の方々との会話でも、育ってきたカルチャー・世代のこと、3D技術と手仕事・素材のこと、工芸・アートのこと、いろいろなことに拡がっていきました。豊かな刺激をもらい有り難い時間となりました。
坪島悠貴出品作品 【可変金物 ココガラ/アーマーガア】

ココガラからアーマーガアに変形します!


制作の資料なども展示されています。

ピカチュウと金沢の街に感謝!
- 2023/03/28(火) 18:23:24|
- 坪島悠貴(東京)
-
-
永島信也 根付彫刻展 ハッピーエンド
おかげさまで会期を無事終了いたしました。
この数年の間、新型コロナの影響で展覧会の活動に恵まれなかった永島信也さんでしたが、
今回の個展会期中は、ご来場の方々との交流にも恵まれて、気分良く最終日を迎えることができました。
会場に足を運んでくださった皆様や、snsを通じて交流してくださった皆様に作家・スタッフ一同、心より御礼を申し上げます。
会場で作品に囲まれてお話しする中で生まれてくるエネルギーというものはあると再確認をした会期でした。
昨年の永島さんが制作していた作品(試み)も手にとって、あらためて御覧いただき言葉を交わすなど嬉しいこともありました。
販売作品は、このあと御客様にお納めしてまいりますが、他の作品はギャラリーで引き続きご覧いただけます。
ひきつづき何卒宜しくお願い申し上げます。

会場でスタッフとの記念写真
- 2023/03/19(日) 23:01:26|
- 永島信也(神奈川)
-
-
今月3/11(土)より、花影抄/根津の根付屋のギャラリースペースにて永島信也さんの個展を開催いたします。
昨年の個展で初めて本格的に“日本神話”をメインテーマとされた永島さんですが、今年はその流れを引き継ぎつつ、
旧くから伝承されてきた神話のエピソードが、もしハッピーエンドだったら…という視点を切り口に、作家オリジナルのエピソードをのせた作品を発表します。
充実した人物の作品に加え、今回は久しぶりに様々な脇役としての生き物モチーフも加わり、展覧会タイトルの「ハッピーエンド」を体現した、豊かで楽し気な出品ラインナップとなっております。
是非多くの方々にご来場いただき、作品をお楽しみいただけましたら幸いです。
今年も昨年に引き続き、出品作品の一部については抽選販売のかたちをとらせていただきます。
以下、展覧会概要となります。
★展覧会概要永島信也 根付彫刻展「ハッピーエンド」
2023年3月11日(土)~19日(日) ※13日(月)休廊
13:00〜19:00(最終日〜18:00まで)
作家在廊予定日:3月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)
【作家の言葉 永島信也】僕は「因幡の白兎」の物語が結構好きなのですが、ウサギがサメを騙して仕返しされてしまう場面ではいつも"もっと上手くやれよ"と思ってしまうんです。皮を剥がれるという描写も結構痛々しくて苦手です。このエピソードがなければ大国主の優しさとその兄弟たちの意地悪さは伝わらないわけですが…。しかし、ウサギがちゃんとサメの数を数えて海を渡っていたとしても大国主とは出会っていたでしょう。それが縁というものだと思います。というわけでちゃんとサメを数えた因幡の白兎をつくりました。これが今回のテーマにしようと思ったきっかけでした。
そのほかの作品も全てハッピーな内容の作品となっております。恵比寿も地元島根の美保神社(美保関)に伝わるちょっと悲しいエピソードをハッピーエンドに改変したものです。恵比寿は事代主、大黒天は大国主と同一神とされ、えびすだいこく両参りとして出雲大社と美保神社の両方にお参りをするとさらなるご利益があるとされています。
信仰には恐ろしい存在も良い力として昇華するような一面もあります。自分の作品もそういったものでありたいなと考えています。
根付は江戸時代の装身具ですが、当時は現代でいう腕時計のような立ち位置だったのではないかと僕は考えています。しかし、現代ではその用途としての役目は薄まり、根付というバックグラウンドを持った美術品としての位置付けが一番しっくりします。最近は根付というルールの中で何をやれるかのいわゆるゲーム的な要素も強いのではないかなと感じるようになりました。もちろん現代でも着物に根付をつける古来の使われ方をされることもありますが、洋服に合わせた使い方やバッグの中に入れてお守りとして持ち歩くような現代的な使い方もあります。そもそも使用されずにコレクションされるものが大半ですが、それもこのルールがあるからこその価値となっているのです。
僕はこれまでサブカルチャーを起因とする美少女的モチーフを根付に落とし込むような作品づくりをしてきましたが、最近はそのもう一歩先である「キャラクター」を根付に落とし込んで制作しています。ゲームなどでもそうであるように妖怪や神話の神々を「キャラクター化」することが今の自分の大きなテーマとなっています。
【ギャラリーより】昨年に続き「日本神話」がテーマの内容です。展覧会の内容については永島さん本人が熱く言葉にしていますので、そちらを読んでいただくとして、私は永島信也さんが向き合う「現代根付」というものについてお話しします。
「元来の根付という道具・装身具としての在り方」から「現代での美術工芸品としての在り方」の中で、永島さんも試行錯誤を繰り返してきたと思います。
初期においては携帯ストラップを作り、その後、小振りの彫刻や装身具(ペンダント)としての作品も手掛けた時期があります。次の段階では懐中仏にヒントを得て御守りとしての作品も制作しました。それらの合間で木彫のフィギュア作品も手掛け、根付と装身具と彫刻とフィギュアの間を模索してきたと言えます。それは今も続いているのですが、この数年はソフビのようなもの、マスコット的な在り方も探求もしていました。それは「持ち主の身近に在るもの」としての作品の可能性を探すものだったのではないでしょうか。作り手としての自身の心地良さ、そしてコレクションする受け手側の心地良さ、その共感点を探し続けているのだと思います。作品の持ち主の心地良さとはどこにあるのか?それを考え続けることは、その時代の人間のことを考えることにもつながり、大切なテーマであると思います。今回の展覧会のテーマの「ハッピーエンド」はシンプルで真ん中過ぎるテーマですが、いつの時代でも人々の心の願いであることは間違いありません。
「掌の中に納めて鑑賞する工芸品である根付」の現代での役割は、永島さんの言うように人(持ち主)の心の受け皿であったり、気持ちを寄せたり、願望を託したりする存在であるのかもしれません。 (花影抄/根津の根付屋 橋本達士)
★一部出品作品の先行抽選販売につきまして(2023年3月11日(土)19時をもちまして、先行抽選販売は終了いたしました。現在は通常販売中です。)今回の個展では、全12点ほどの出品を予定しております。
そのうち人物をモチーフとした根付4点につきましては、3月8日(水)より本blogにてご紹介し、会期を先行して抽選販売の形をとらせていただきます。
(出品作品のうち残りの約8点は、主に生き物をモチーフとした根付です。こちらは従来通り、会期中に先着順にてご注文を承ります。)
以下のスケジュールにて先行抽選販売をいたします。
・
抽選販売のエントリー受付期間は、2023年3月8日(水)~会期初日の3月11日(土)19:00までとなります。・エントリー作品数の制限はございません。ご希望の方は複数の作品へエントリーいただけます。
・エントリー方法は、メールでのお申込みに加え、会期初日のみ会場でのお申込みも承ります。
【メールでのお申し込み方法】
netsukeya@hanakagesho.com宛てに、エントリーをご希望の作品番号と作品名を明記の上、合わせて以下5点の項目をお知らせください。
お名前
電話番号
郵便番号
ご住所
当選になった場合の作品受け取り方法(ご配送orご来店)
※ご配送の際には、送料として500円をご負担いただきます。
メールの件名は「永島信也展 抽選販売申し込み」としてくださるとスムーズです。
・エントリー受付期間終了後の3月11日(土)の夜に抽選を行い、当選の方には当日中にメールにてご連絡させていただきます。
抽選から外れてしまったお客様へも、翌12日(日)にかけてご連絡を進めてまいります。
・当選後のお支払については、ご配送の場合はお振込み、ご来店の場合は現金またはカード(1回払のみ)で承ります。
・抽選後の翌12日(日)~は、通常販売(先着順)へと切り替わります。
- 2023/03/01(水) 14:00:00|
- 永島信也(神奈川)
-
-
発売中の雑誌「月刊美術」2023年3月号に、永島信也根付彫刻展の情報を掲載していただきました。
混沌と困難の時代を照らす、「ハッピーエンド」な神話 とキャッチコピーを寄せてくださいました。
書店でぜひ、お手にとってくださいませ。
月刊美術webページ永島信也 根付彫刻展「ハッピーエンド」
2023年3月11日(土)~19日(日) ※13日(月)休廊
13:00〜19:00(最終日〜18:00まで)※展覧会の御案内はこちらのページを御覧ください。
月刊美術 2023年3月号 今月の注目展 Part3

- 2023/03/01(水) 13:08:56|
- 永島信也(神奈川)
-
-
気温や湿度、草木の様子からもだんだんと春の訪れを感じられるようになりました。
3月の営業のご案内です。
いつも通り週末と、展覧会期間でのオープンとなります。
ギャラリーはスペースが狭いことから、人数制限をしながらのオープンとなりますが、ご予約なしでご来店いただけます。
円滑にご覧いただけるように努めてまいります。ですが、場合によりお待ちいただくことがあるかもしれません。
どうぞご協力をお願い申し上げます。
そして合わせて、ご来店のお客様には引き続き入口での手指消毒と店内でのマスク着用をお願いいたします。

2023年3月11日[土]〜19日[日] ※13日[月]休廊 13:00〜19:00(最終日〜18:00)
永島信也 根付彫刻展「ハッピーエンド」以下引き続きとなりますが、店舗での感染症対策のお願いとお知らせとなります。
▼ギャラリースペースへのお客様の最大収容人数を4名程としております。
・4名より増えてしまった場合は、お待ちいただく場合がございます。
▼店内は窓を開けたり、サーキュレーターを使い換気を気を付けております。
入店時の手指の消毒、店内でのマスクの着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。
▼少しでも体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ。
(小さなものであっても咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)
お越しの際には皆さまのご協力を重ねてお願いいたします。
スタッフも体調管理、マスク、手指の消毒を徹底してお待ちしております。
根津の店舗の場所は
こちらからご確認ください。
- 2023/03/01(水) 12:22:52|
- 店舗営業のお知らせ
-
-