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根津の根付屋 & 花 影 抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り2022年2月/「老根付師 徒然草 令和四年 如月」 齋藤美洲(埼玉)

 二月は光の春と形容される程、目に眩しい。私のバイオリズムが上向きの故か、全てがポジティブに感じられ、自然の移ろいも愉しく感じられる。灼熱の砂漠の中、コップ半分の水しか無い時どう思うかとの心理的質問があるが、今日の私は、水も残りの命もまだこんなに有るから愉しもうとの心境。
 そんな時、庭の百合が不思議な生き方をしている。百合が芽を見せるのは春四月頃だが、秋も終りに姿を現した。冬には消えると思っていたら、霜にも雪にも耐えて、画像の如く生命力に溢れる。異常気象の故かとの杞憂は失せ、ひたすら開花の時を待ち望むのは我が心の在り方のせいか?

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愉しかった事々・・・

 「響き」と「静寂」
 個展に来廊される方の中に、和太鼓を打つ方がいる。昨年暮れ、コンサートに招待された。コロナ禍での鬱々とした気を晴らし、感情を高揚させるべく出掛けた。
 帰り道では響きが体内に溢れ、気分の高まりの中にいるだろうとの事前の予想が、良い意味で別の感情に入れ替わっているのに驚いた。
 演目は12曲。全て作曲された作品で、アフタービートを取り入れた意欲作もある。
 始めの数曲は太鼓の持つ音の迫力とビートに体が共鳴し、その心地良さに浸った。不思議な事に徐々に曲全体が和音になって、バイオリンの美しく長い旋律が脳裏に流れる様な感じになった。いざ出陣!!の高揚から戦いすんでの風景の静けさにいる様な心持ち、別の表現では参禅後の気分だ。根付師なら解ると思うが、仕事が面白くなり無心の境地(ゾーン)になった時の、何とも云えぬ幸せ感の有る感情だ。
 動の中の心の不動。響きの中の心の静寂。
 初めての体感だった。このご時世、ストレス解消に最適と推薦します。
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 ポンポン彫刻展
 一月二十日、花影抄の方々と館林へ新しい表現を探すべく出掛けた。
 興味深く鑑賞するにつれ、誰かに共通するものが有ると感じた。一巡して入口に戻り作家の経歴を見ると、ロダンの工房で働いていたとある。
 私見であるが、ロダンの天才性は観る人の評論さえ拒否する程の完璧性を持つ。一連の日本彫刻は、彼を理想とする流派に感じられる。
 私が彫刻を志した時には作品の冷たさに圧倒されていたが、マイヨール、エミリオ・グレコの作品のブロンズでも温かさを受け取る事が出来ると知ると、逆にロダンの存在の大きさも理解する様になったのを思い出す。
 ロダンの時代、芸術界は印象派、キュービズム等モダンアートへの移行の時代でもあり、個を主張する風潮があった。師の型を伝承する流派ではなく、己自身の作品を創り上げるのに腐心しただろう。ポンポンがロダン工房を出たのも、巨人である師からの自立の為と思われる。若い頃私を感動させたブランクーシと同様である。
 等々想いを巡らせながら、展覧会を楽しんだ。私の鑑賞方法は、先ずカタログ等の資料は見ないし知識は捨てる。始めに足早に会場を一巡し、次に心に残った作品をじっくりと観る。作品に直に接し、醸し出されて来るものを感じ取り、心のフィルムに焼き付ける。決して記録ではない。すると感動した作品の前では無意識に長い時を過ごす。久しぶりに充実した時を過ごせた。

 ファインダーからの根付鑑賞
 国際交流基金の木彫根付彫刻展が世界中で開催されて数年になる。好評故にデモテープの撮影があった。我が家で制作風景の取材で1日。スタジオで作品、素材撮り等で1日。これで私の出番は5~6分とか。物創りは大変と知る。
 取材は何回も受けたが、その度にカメラの人と仲良くなる。根付に対して、彼らの驚きを誘い、興味を持たせたのだろう。今回、カメラの方は娘の監督作品を偶々知っていた故に面白い会話の時を過ごせた。
 非常に熱心に撮る方で、終了後その感想を聞いてみた。根付を回転させファインダーより大写しで見ていると、始めはかたまりと空間が連続して迫り来る景色に驚き、さらに近付けると、細部の彫りが写実からシュールに思え、見入ってしまうとの感想。根付に関する新しく、嬉しい表現だった。
 根気のいる仕事に疲れませんかと問いかけると、楽しい仕事は疲れないとの答え。これ、我々根付師も同様であらねば・・・。
 このデモテープは、三月にはYouTubeで観られるとの事です。

  1. 2022/02/28(月) 09:00:00|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

「カタクラ ケンタ個展 彼我の境」会期終了のご挨拶

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カタクラケンタ個展 彼我の境
2022年2月23日[水]~27日[日]
Gallery花影抄
おかげさまで会期を無事に終了いたしました。
オミクロンの混乱期の中での開催でしたが、御来場をくださいました皆様、本当に有難うございました。
いつものスケジュールよりも短い展示期間でしたが、充実した濃い内容の5日間になったと感じております。
作家共々、皆様に感謝を申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。


御来場の方々やメールなどでやりとりさせていただいた方々とのコミュニケーションの中から、あらためて「現代根付とは?」という問いかけを自問自答しております。(今後、カタクラさんとも展覧会後ミーティングの中で問答をしてまいりたいと思いました)

伝統的な根付の在り方、現代の美術工芸界の中での根付の在り方、それらを視野に入れて今と未来を考える根付の在り方を考えることはとても面白くやりがいの湧いてくる事柄です。

自分の中での自問自答をいくつか書き出してみます。

『現代根付』 の一つの価値観に、作家が考え抜いた後に生み出される高い次元まで凝縮された作品(根付)であるという事があると思います。細密な彫刻・複雑な構図などによって物語や風景、言葉遊びや哲学や価値観やメッセージなど、大きな情報が小さな作品に盛り込まれています。たとえシンプルな構図であったとしても深い思想や想いなどが込められていることもあるでしょう。それはもはや実用の必要条件を遥かに超えた内容となっていて、だからこそ、そこに蠱惑的な強い力が生まれる。しかしながら、そのような強い力を内包する作品であればあるほど、日常的には実用される場面は少なくなっていく、実用に向かう力は小さくなっていくのではないかとも考えられます。
古典の根付の中にも様々な内容や質のものが現代根付以上に無数にあるわけですが、多くの古い根付は実用のために生みだされたものでありシンプルな図像です。提げる物や着物との兼ね合いで単体では単純な図でも良かったという理由もあると思いますが、作り手はなるべく深く悩まずに効率良く職人としての仕事を進める努力をしたかもしれません。
実用から発展進化した根付が美術工芸品として市場を獲得していく中で、変容していき、実用のための根付ではなく美術工芸品としての要求が次第に大きく求められるようになり、そして「現代根付」につながってきたという理解です。今日的な高度な「現代根付」は、「根付」を超えた存在なのだと考えられます。単にポケットの代わりとなる袋を帯から吊るすために作られていた道具が、そんな凄い存在にまで昇りつめてきた歴史を考えると、本当になんとも言えない感動があります。
一方で、今日の日常生活の場面でも普通に身の回りに置いてもらえる使ってもらえる根付作品というのも素敵なことですが、そちらのほうがむしろ今は難しい事のように感じています。

先日、カタクラさんの展覧会場に来てくださった現代根付作家のお一人との対話の中で、興味深い内容がありました。今回の展示は抽象的な造形作品と根付作品の2つの表現を左右の展示台に分けて置いてあり、一見すると双方無関係に見える展示でもあります。テーマに「境界」を掲げていることからも、その境目をどう考える?という展示内容でもありました。抽象オブジェの作品には作家の思考や思想を含んだ内容が込められていることは見て取れ、根付のほうはシンプルな造形です。しかし双方が同時にあることが重要で、ぱっと見て様々な内容を含んでいると受け取れるオブジェを見て、そしてシンプルな根付を見るから、シンプルな根付の背景にも思いを巡らせ考えてもらうこともできるのではないか?だから2つがあることが大事だというご意見でした。一見するとシンプルで使いやすい根付が、しかし何かの意味が込められてもいる。。。そういう在り方も可能なのではないか?と思いました。そのあたりになにかヒントがあるような気がしております。

また別の現代根付作家の方との会話では「現代根付も古い根付も同じ根付でそこに境界は無いはず」との言葉もいただき、それもそうだとも思い、そうすると堂々巡りなのですが、いろいろな方向からのご意見や見え方をお聞きできて、今後のヒントを得られたように感じております。

(花影抄/根津の根付屋 橋本達士)
  1. 2022/02/27(日) 22:36:07|
  2. カタクラケンタ(千葉)

カタクラケンタ個展「彼我の境」 展示内容のご紹介

カタクラケンタ個展 彼我の境
2022年2月23日[水]~27日[日]  ※会期中無休
13:00〜19:00(最終日〜18:00まで)
Gallery花影抄

展覧会webページ Gallery花影抄webサイト内

【作家の言葉 カタクラ ケンタ】 

今回の個展では、新作の根付彫刻5点と抽象造形作品5点を発表いたします。
共通して立体という表現ではありますが、具象的である根付彫刻と抽象的なオブジェクトが並ぶ2人展のような展示となります。
その両方ともが紛れもなく私の作品であり、扱うテーマも生と死、過去と未来、記憶と忘却など、対極にあるとされる意味合いが作品ごとに入れ替わっていき、それゆえ展示空間は多くの矛盾を孕むでしょう。
その二元論的思考から生まれる矛盾のなかで、境目はどこなのか、溶け合える点は存在するのか。
そんな有るかもわからない、有ったとしてもきっと真っ直ぐではない境界線を見出せないか、という意味を込め「彼我の境」というタイトルとしました。

コロナ禍の落ち着きもまだ見えぬ中での開催となります。
直接のご来廊・Web上での鑑賞問わず、多くの方にご高覧いただければ幸いです。



[ 新作根付作品のご紹介 ]

1 根付 「漂う記憶」
メープル(スタビライズド加工) 4.3×3.6×2.4cm
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オウムガイは「生きた化石」と呼ばれるように太古からその形態を維持したまま現代に生息しており、その遺伝子には太古の海を漂った先祖の経験が織り込まれています。また、我々が生きる地表の下には地層が幾重にも存在し、その偶然性を伴う重なりを古代から続く地球が変化してきた星の記憶と捉え、両者を結びつけるところから制作を開始しました。お手元で太古からの記憶に思いを馳せていただければ幸いです。(カタクラ ケンタ)



2 根付「蛹化 二〇二一年十二月」
黄楊 5.2×2.3×2.0cm
(展示台座が付属します)
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「蛹」というと一般的に新たなスタートや成長を思わせるポジティブなメタファーとして扱われますが、実際の生態に着目すると (スズメバチだけに限らず )どんな昆虫でも孵化・羽化に失敗し、命を落とす個体が存在します。私も常日頃から自身の成長を願いながら制作していますが、障害の無い成長など存在せず常に危うさを伴う事を意識させられるモチーフだと捉えています。(カタクラ ケンタ)


3 根付「潜る小判」
榧(スタビライズド加工) 4.3×3.3×1.9cm
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この作品のモデルはコバンムシという水生昆虫で、日本では関東近郊から以南で絶滅危惧種に指定されつつある虫です。生物の記録がデジタルデータを主として保存され記録されていく昨今ですが、あらゆる記録に絶対は無くそこには常に忘れさられていく事の恐ろしさが側にあると考えます。「水底に潜って二度と見られなくなる前に …」そんな言葉を零しながら制作しました。(カタクラ ケンタ)


4 根付「拳固」
栃(スタビライズド加工) 4.1×3.6×2.8cm
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握った拳のような見た目から名付けられたコブシガニという生き物がモチーフです。甲殻類を制作する際に鋏を合わせるような構図を作ることが多いのですが、ヒトで例えると手を合わせるような仕草を思い描いています。今作では殊更に座禅を組んでいるような、はたまた祈るような出立ちとなりました。改めて完成した作品を振り返ると「握るべきは拳ではなく掌だ」そんな言葉が頭をよぎります。(カタクラ ケンタ)


5 根付「溶けゆく境界」
メープル(スタビライズド加工) 4.2×3.3×2.3cm
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現在でも地方によって名称が異なり、どこまでの生物を含めるかという生物学的区分も未だ曖昧なウミウシという生き物がモデルです。甲殻類や昆虫と同様にウミウシも表情がほぼ無い生物で好きなのですが、作品にすることで意思みたいなものを宿したいと考えています。肉体の境界線を自認しながら崩していこうとする様を自分自身になぞらえ、丸まろうとするような構図としました。(カタクラ ケンタ)



[ 新作 抽象造形作品のご紹介 ]

連作「終わりへのスタディ」 このシリーズは自身に必ず訪れるであろう ”死 “に対し、その恐ろしさを和らげるというテーマから制作を開始しました。美術史を紐解いてみるとメメントモリ (ラテン語で「死を忘ることなかれ」という意、今生を楽しもうという趣旨にもとれる )という言葉が存在するように、「生と死」にまつわる主題自体は現代に至るまで語り尽くされているのでは?と思えるほどに多くの作家達が扱ってきた人類に共通する普遍的なテーマと言えます。そこにあって自身がテーマに扱う動機として、人類全体がどうと言うよりもまず制作行為を通して自身が抱える漠然とした死の概念を補完することとしました。死の受け止め方に対する観念を充実させるのは宗教や哲学の役割でもあると考えているのですが、決して信心深くもなく主義思想も希薄な環境で育った自分にとって日々の生活の中で死を意識させられる印象深い物と言えば桧で出来た仏壇といった形式的な仏具しか存在しませんでした。後に勉学として哲学にも触れますが、どこか当事者性に欠けるような印象しか持てず現実感に結びつかなかったと記憶しています。一連の作品はそんな精神的な寄る辺を持たない自身がどうしようもなく迫る死に対して、そのものを捉え直す事で少しでも安らかな終わりを迎えられないだろうかという試みでもあります。作品の土台にあたる部分は生物が倒れ伏している姿や折れた樹木であったり加工された肉としての姿などを抽象的に造形しており、各作品はそんな骸を模した土台から分裂する細胞のような節を広げ、周囲に記号的な形状の突起を伸ばしています。それらは土台と突起物の関係や「魂の所在」「肉の記憶」といった副題とともに複数の側面から死という事象に対する問いを投げかけます。個展「彼我の境」の開催にあたり、工藝・民藝の文脈を組みながら生物を主なモチーフとして具象的な表現で発表している根付彫刻の対比として、死の概念にアプローチする抽象的な立体造形作品を置くことで自身の表現における境界をも探るような展示としました。(カタクラ ケンタ)

6 終わりへのスタディ 「報せ」
桧 16.5×13.0×12.5cm
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7 終わりへのスタディ 「魂の所在」
桧 11.5×11.5×6.5cm
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8 終わりへのスタディ 「サイクル」
桧 13.7×12.0×7.0cm
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9 終わりへのスタディ 「野生の余韻」
桧 12.7×11.2×8.0cm
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10 終わりへのスタディ 「肉の記憶」
桧 14.0×10.5×4.7cm
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※お問い合わせは、Gallery花影抄/根津の根付屋 までお願いします。
電話・FAX 03(3827)1323
メール mail@hanakagesho.com

  1. 2022/02/23(水) 19:33:55|
  2. カタクラケンタ(千葉)

JJDA2022 No.56 特集「現代根付」

公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会の冊子で「現代根付」について特集されました。

上原万征・かぶ・カタクラケンタ・壽堂・紫苑・中梶真武・坪島悠貴・吉見普光・罠兎の作品とともに掲載されています。
ジュエリーや宝飾を学んだり仕事として関わった作家を中心に、編集部の方々にお選びいただきました。
編集部の方々には、丁寧にご取材や編集作業をしていただきました。御礼を申し上げます。

ページをめくり拝読しますと、
ジュエリーと根付は近い要素も多くあり、ジュエリー作家の方のインタビュー記事などの言葉に親近感を覚えます。
近いような遠いような不思議な感覚があります。
ジュエリーが公の場での「身につける人の自己表現」の目的で発展してきたことを考えると、根付と印籠や煙草入れなどのセットの状態で西洋でのジュエリーと同じ役割を果たしていたのかもしれません。
そして、さらにコンテンポラリージュエリーとなると芸術性・作品性の意味付けが増して、乱暴に括ってしまうと「作り手自身の自己表現」のために作られるようになってきている・・・その部分では「コンテンポラリージュエリー」と「現代根付」は同じ存在意義を持っているのではないか?と思いました。
現代根付とコンテンポラリージュエリー、2つの領域の行き来が増えるのも面白そうだと思います。
この冊子は、非売品でジュエリー関係のいろいろな場所(学校やお店など)で配布されています。
この特集を読んで「現代根付」を作り始める人、扱い始めようと思う人が出てくることもあるかもしれません。

※以下のページで冊子の入手も可能のようです。ご興味のある方はぜひ!
公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会 webページ

JJDA2022 No.56 特集「現代根付」
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吉見普光、壽堂、罠兎の掲載ページ


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前ページよりの罠兎、紫苑、カタクラケンタの掲載ページ


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かぶ、中梶真武の掲載ページ


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坪島悠貴、上原万征の掲載ページ
  1. 2022/02/16(水) 22:08:11|
  2. 掲載メディア

永島信也在廊企画(2022/2月) 終了のご挨拶

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永島信也さんの在廊企画(2022/2月)は、終了いたしました。

オミクロンの混乱や悪天候など、状況が厳しい中でお越し下さったお客様方、
遠方からのお問い合わせをくださった御客様、
また訪ねてくれた作家仲間のみなさん、
それぞれに感謝を申し上げます。

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また今回、中学生の時に「美少女の美術史」展を観て、永島さんの現代根付に衝撃を受けたという方(今は大学生)が訪ねてくださいました。
持参してくださった図録に永島さんがサインをする光景に…筆舌に尽くせない嬉しさと感慨がありました。
有難う御座いました。
  1. 2022/02/15(火) 13:38:04|
  2. 永島信也(神奈川)

永島信也 週末在廊企画'22.2 新作発表

永島信也さんの「週末在廊企画」を開催いたします。

[ 展覧会情報 ]
永島信也 週末在廊企画 '22.2
2022年2月11日[金]〜13日[日] 13:00〜19:00 (最終日〜18:00まで)
Gallery花影抄


展覧会情報ページ https://www.hanakagesho.com/gallery/index.html

この企画は、週末に作家がギャラリーに在廊し新作や制作途中の作品などを前にお客様と交流するイベントです。
今回、オミクロン株の感染拡大の状況下ではございますが、作家と相談の結果、換気やアルコール除菌、入室人数管理など、気を配りつつ開催することといたしました。

お客様の御来場の集中などをできる限り避けるため、事前に新作発表をいたします。
御来場についての御参考になさっていただければ幸いです。



【作家の言葉 永島信也】

コロナ感染者数も多い中ですが週末在廊企画を行う運びとなりました。

この企画が持ち上がったのは年末ごろでして、このまま収まってくれたらなぁという思いもありましたがなかなか甘くはなかったですね。

コロナ禍で個展規模縮小や週末在廊の中止などを度々経験することで、作品を前にお客様とお話しすることが自分の中でとても重要な機会だったと改めて実感しました。

こんな状況ですが現状とうまく折り合いをつけながら活動を続けていかなければならないと考え、今回は最大限注意を払いつつの開催とさせていただきます。



【新作の御紹介】

「弁天様の六弦琴」 2022年
鹿角 象嵌:ガラス 7.2×5.0×2.4cm
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「ねこむすめ」 2022年
鹿角 象嵌:ガラス、岩絵具 4.7×2.2×2.2㎝
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「白麒麟」 2022年
鹿角 象嵌:ガラス・岩絵具 4.9×2.8×1.8cm
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「しろきつね」 2022年
鹿角 象嵌:ガラス・岩絵具 4.9×2.6×2.0cm
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webページに未掲載の作品もあります。

「フクラヒメ」 2021年 
イスノキ 3.9×3.4×3.4cm
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作品についての御注文や御取置き、御質問等ございましたらお問い合わせください。

Gallery花影抄/根津の根付屋
03-3827-1323
netsukeya@hanakagesho.com
  1. 2022/02/09(水) 17:50:26|
  2. 永島信也(神奈川)

泉水作品掲載 雑誌「婦人画報」2022年3月号 連載「レンズを通して〜旅する根付〜」

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「婦人画報」webページ https://www.hearst.co.jp/brands/magazine/#fujingaho

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発売中の雑誌「婦人画報」2022年3月号の高円宮妃久子殿下の連載「レンズを通して〜旅する根付〜」に、泉水さんの陶根付作品が掲載されています。

今月は、象と象牙の問題に関する内容で、私ども関係する者としても、居住まいを正して拝読いたしました。
野生動物の保護の観点、そして古来から貴重な素材として大切に扱われてきた歴史、現代の政治的な問題も含む時代背景などなど、多岐にわたることがあります。今一度、考えを巡らせる機会となりました。有難うございました。

泉水さんの掲載作品は、東海道五拾三次の中から「金谷 限りの渡し」の題材です。
「ギリギリで渡る大変さを象徴している」とご紹介いただいておりますが、
象を背負って川を渡る川越人足の姿なのですが、本来ならば象の背に人が乗るでしょう、、、、
動物と人間の立場を逆転させていて、その発想でいろいろな事象を考えることに泉水さんの制作のスタンスの一端があると思います。

泉水さんの作品は、以下のwebページでもぜひ、御覧くださいませ。

泉水 連作・根付道中膝栗毛 より 「金谷 限の渡し」 作品紹介ページ
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  1. 2022/02/08(火) 20:33:45|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

泉水掲載 雑誌アートコレクターズ2022/2月号/特集 完売作家2022 

発売中の雑誌アートコレクターズ2022/2月号/特集 完売作家2022にて、
アートフェア東京2021での泉水さんの個展「border?」の紹介記事が掲載されています。

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掲載の作品は、連作「border?」より 「クレイシ ~血縁を超える~」
コウテイペンギンは両親が海に漁に出ている間、
残されたヒナたちはクレイシという集団を作り、子育てのない若鳥に守られています。
血縁を超えて子育てをするのです。(泉水)

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2021年のアートフェア東京で発表した連作は、さまざまな border  について動物を題材に考える作品群でした。
ボーダーというテーマについて思い返すと、
当初アートフェアに向けてアイデアをひねっている中で、
この新型コロナウイルスの影響で、国境や地域を越えての移動が難しくなってしまったこと、
人々が互いに隔てられてしまった状況などに思いを巡らせることが発端だったと思います。
そこから考え方や解釈を広げていき、
もともと泉水さんが生きる中のテーマの一つとしていた「NO BORDER」にあらためて向き合うことになりました。

フェアでは、作家共々沢山の方々にお世話になりました。
あらためて感謝を申し上げます!有難うございました。

今年の泉水さんは、名古屋遠征からはじまります。

「泉水陶展 東海道 たびたび またたび」
2022年4月27日~5月3日
松坂屋名古屋店

「旅」をテーマの連作を軸に、様々な陶作品を並べる予定です!
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
  1. 2022/02/06(日) 22:45:12|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り 「2022年2月/森謙次 (高知)」

こんにちは、高知の根付作家の森です。
今年、花影抄での第一弾の個展に観に来ていただいたお客様、ネットで観てくれたお客様、スタッフご一同様、ありがとうございました!
お陰様で充実した展示会が出来て嬉しく思います!

今回の展示では僕が10年程前から収集している珊瑚の帯留を展示しました。
集め始めた当時は僕の父も含め珊瑚業界の職人の先輩達の中で手元に珊瑚作品を持っている人が少なく、中々見本が見れる機会がありませんでした。
それがきっかけとなり自分自身で収集を始めました。
10年も集めているとやはり数が貯まってきます。
そして収集を始めた頃に、その当時高知大学に在籍していた海洋生物学の岩崎教授が珊瑚の本を出版しました。
その本には珊瑚の紙類の資料が豊富に載っていて、「こういう物が世の中に沢山あるんだ!」と知る事になり、僕の中に眠っていたコレクター魂に火がつきました。


▼岩崎望 教授の珊瑚の本です。本の内容は珊瑚の歴史、古い文献等に描かれた珊瑚が載っています。
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そうやって集めに集めた資料をカメラマン兼デザイナーの友達に見せた所、「面白いやん!展示会したら?」と言ってくれたので、高知市にある龍馬の生まれたまち記念館に企画を持ち込み、展覧会を開催する運びとなりました。

珊瑚の帯留めの世界展
【開催期間】 2022年2月5日(土)~2022年3月6日(日)
【開館時間】 8:00~19:00(最終入館時間18:30) ※会期中は無休
【場  所】龍馬の生まれたまち記念館

▼僕が蒐集している宝石珊瑚に関する資料
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因みに僕の作品は出品しません。
この展覧会のポスターは高知在住の"はらわたちゅんこ"さんに「とにかくインパクトのあるものを!」とデザインを頼み、良いポスターを作ってもらえました(^。^)

▼珊瑚の帯留めの世界展ポスターのデザイン 高知在住のデザイナー はらわたちゅんこ
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ただ、はらわたさんには僕の珊瑚作品と収集しているアンティーク珊瑚帯留の本も頼んでいたので、本の仕上がりが遅れる結果となってしまいました。
3月には出来上がる予定です。
出来たら花影抄でも扱ってもらいます!よろしくお願いします!


●高知での展覧会のお知らせ

珊瑚の帯留めの世界展
【開催期間】 2022年2月5日(土)~2022年3月6日(日)
【開館時間】 8:00~19:00(最終入館時間18:30) ※会期中は無休
【場  所】龍馬の生まれたまち記念館
高知県高知市上町2-6-33 TEL:088-820-1115 FAX:088-822-1835
【入 館 料】 300円(高校生以下は無料)
※コロナの影響で会期が変わる可能性があります。ご了承ください。
webページ https://ryoma-hometown.com/
  1. 2022/02/05(土) 14:59:47|
  2. 森謙次(高知)

作家便り 「2022年2月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。今年もよろしくお願いいたします。

今年の4月で作家活動を始めて10年が経ちます。
2012年6月に初めての個展を花影抄で開催させて頂いてから
ありがたいことに毎年様々な場所での展示の機会を頂き、
10年の間に14回、個展という形で作品をみなさまに見て頂くことができました。
15回目となる次の個展は、3月のアートフェア東京2022です。
projectsエリア Gallery花影抄のブースで展示させて頂きます。

かわさきみなみ展「愛されるために生まれてきた」
アートフェア東京2022
日時:2022年3月11日~13日(10日はご招待のみで開催)
場所:東京国際フォーラム  projectsエリア(B2Fセミナールーム)※これまでと違い、有料エリアとなります。


今回の個展では、今まで作り続けてきた「犬」と、「人」との関係に目を向け、
人が犬と共に生きていきたいと望む理由とは何かをテーマにしました。
展覧会名の言葉「愛されるために生まれてきた」は人と共に生きる犬を表しています。

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新作の立体作品「ぬくもりを求める」は犬の成長について調べる中で
「子犬は安心を感じたい時、他の犬の体に顎を乗せる」という文章を目にしたとき、
「ぬくもりを求める」このシンプルな欲求こそ人が犬と共に生きていく
大きな理由のひとつだと感じたことから生まれた作品です。
「一緒にいると安心する」そんな存在を、子犬に限らず成犬も、人も、
みんな同じように求めているのではないでしょうか。

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自分の作品の持つ一番の力は人の心を癒すことだと考えています。
生まれたての無垢な可愛らしさに癒されてほしいという思いから
子犬の作品を作り続けてきました。
しかしそれだけでなく、生まれて間もない子犬の姿には
「ひとりでは生きていくことができない、だからそばにいてほしい」
という欲求も表れていたのかもしれません。

私は愛犬と一緒に過ごす日々の中で、ぬくもりを感じた時の安心感や、
愛することの喜びを知りました。「一緒にいると安心する」そんな関係を作ることができるからこそ、
人は犬と共に生きていきたいと望むのだと思います。個展「愛されるために生まれてきた」では
心が満たされるような、優しい展示を作りたいと思っています。


展示に向けて、SNSでも展示予定の作品のことなど発信をしていきます。
そちらもぜひ見て頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

▼かわさきみなみ デジタルコンテンツ
Twitter:twitter.com/KMinami89
Instagram:instagram.com/kawasakiminami89
webサイト:https://kedarake.jimdofree.com/
  1. 2022/02/03(木) 12:14:33|
  2. かわさきみなみ(千葉)

2022年2月の営業ご案内

今月の営業カレンダーのご案内です。
梅見月との異名もある2月、早く梅の花が咲いてほしいです。

先月同様、ご予約がなくてもオープン日はお越しいただけます。
引き続き、感染症予防対策のためギャラリーの収容人数を3名でご対応いたしております。
以下ご確認をお願いいたします。(状況によっては急な変更もあります)

220203_galleryblog.png

今月は2つ展示を予定しております。

2月11日~13日永島信也週末在廊企画’22.02
2月23日~27日カタクラケンタ個展「彼我の境」

ご予約優先制での開催ですが、ご予約がなくてもお越しいただけます。
以下、引き続きの感染症対策のお願いとお知らせとなります。

●ギャラリーへの最大収容人数を3名程といたします。
・3名より増えてしまった場合は、お待ちいただく場合がございます。
・鑑賞時間は30分程度でお願いいたします。
・ご予約をご希望の方にはお受けすることとし、いただいた場合は優先的にご案内いたします。
ご予約可能な日はカレンダーのオレンジ色の日です。お電話か、メールにてご連絡ください。
電話番号   :03-3827-1323
メールアドレス:mail@hanakagesho.com (件名を「ギャラリー来店予約」としていただくとスムーズです)

●店内は窓を開けたり、サーキュレーターを使い換気を気を付けております。
入店時の手指の消毒、マスク着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。

●少しでも体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ。
(小さなものであっても咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)

お越しの際には皆さまのご協力を重ねてお願いいたします。

  1. 2022/02/01(火) 17:35:55|
  2. 店舗営業のお知らせ