本年も一年大変お世話になりました。
今年は、昨年急に無くなった工房を1年間探し、
やっと思うような場所を見つけてから、
大掃除、壁塗り、棚作り...と様々な事に追われながらの制作となりました。
バタバタの毎日でしたが、お陰さまで5月の日本橋三越の展示、
10月の花影抄での個展、共に反省することは沢山有りますが、
今の自分としては満足のいく形で終了する事が出来ました。
皆様の様々な支えに由るものです、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
今日は大晦日で、1年の短さと人生の儚さに感じ入り、嘆きそうになりますが、、、
そこは前向きに「来年は今年よりもうまくやる!」と宣言して、
これから2017年最後の窯を焚いて終ります。
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
泉水

泉水さんの2018年の展覧会初めは、伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーでの
「猫・ネコ・NEKO アート展」2018年1月9日(火)〜16日(火)です。
写真は、制作途中の出品作品。
2018年も泉水を何卒宜しくお願い申し上げます。 (Gallery花影抄/根津の根付屋)
- 2017/12/31(日) 12:17:18|
- 泉水/北澤いずみ(東京)
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年末のご挨拶。
皆さまこんにちは。
今回は、年内最後のギャラリーでのブログです。
今年一年、振り返ってみると本当に色々な事があり、一言で言うと「変化の年」でした。
まずは自身の初個展。
自分だけの作品に包まれる空間を作ることができて、感無量でした。
いらしてくださる方々は、自分だけの作品を見に足を運んでくださると言うことに、
有り難さを感じるとともにとても緊張したことを覚えています。。
と言うか、緊張のせいか夢の中にいたような気持ちでした。
その後、3月に祖母が亡くなったのも自分の中では大きかったです。
物心ついてから身内の死は初めてだったので、とても不思議な気持ちになりました。
自分に対して何があっても味方でいてくれる人がいなくなってしまうのはとても悲しいことでしたが、
90歳まで生き、女手一つで父を育ててきたたくましい女性の最後の最後、一緒にいることができたのは素晴らしい経験となりました。
だってすごくないですか、、?、90年の月日命を燃やしてきた人の、
たった一度、いつ訪れるかわからない終わりを見届けることができたのですから (><)
この経験は私にとってかけがえのないことでした。
その後も、私の身近に死や別れを匂わせる出来事が起こり、正直生まれて初めて感じる苦しみが沢山ありました。
本当に色を感じることができない日々が続いて、正直彫刻も手がつかなくなりそうでした。
しかし、そんな中私が制作をし続けることができたのは、参加したグループ展や美術館の展示があったからです。
「悲しいから作品出せません」、なんてことは許されないですし、やるしかない、という状況が自分を動かしました。
私にとってこちらもとても大きな出来事、「超絶技巧展」。
参加の際には、本当に皆様にお世話になりました。
他作家さんに「まだまだだけどよく頑張った!」と言われたりして心地よかったり、、
自分に確固たる誇りを持った方々との展示は大変刺激的でした。
「複号の彫刻家たち 展」では、これから大きくなっていく活動の第一回目の企画に参加させて頂きました。
人とのご縁を感じる展示で、こちらの展示でも皆様に沢山お世話になり、無事に会期を迎えることができました。
そして、今までケガは沢山しても病気なんて何一つしてこなかった私に病気が見つかったこともびっくりな出来事でした。
しかし、わからなかったことがわかるってとても嬉しいことで、
私にとっては自分の気持ちや身体に目を向けるいいきっかけとなりました。
(ほんとは病気のことなんて隠して活動を続けたらかっこいいのかもしれませんが、
これから治療していく過程も皆様にお伝えできたらと思います。
その方が症状に思い当たる方が病院に診察に行きやすいかなあなんて思うのです。)
こんな感じで色々濃い一年でした。
今まで、なにも不安なく幸せに生活してきたのでちょっと動揺しましたが、
幸せは上を見たらきりがないだろうし不幸だって下を見たらきりがない。
私は何があっても彫刻をやっている自分でいたい、
そう考えたら、今年は実りの多い素敵な年になったと思いました。
ごちゃごちゃ考えてしまう私ですが、
けれどもお陰様で「つくる」と言うことに関してだけは、顔を上げて継続することができたし、
それがあるから私は私でいられるんだな、と強く思いました。
悲しいお別れもあったけど、沢山の新たな出会いもあって。
細胞が日々作られては死んでいくように、私も進み続けて生きたいです。
私は私にとって取り繕っても良くないことがよく解ったのでありのままの自分を表せるように、
自分でいれるようにこれからも頑張って参ります。
まだまだ至らない部分も多々ありますが、
走って転んで作って悩んで食べて泣いて笑って、
自分をちゃんと見つめてやっていけたらなと思います。
このイベントもりもりの一年を一番近くで支えてくださった花影抄の皆様、ありがとうございました。
そして皆様一年間、どうもありがとうございました。
本当にお世話になりました。
また来年も皆様に楽しんでいただけるよう良い作品を作っていきます。
良いお年を。
佐野藍

- 2017/12/30(土) 15:17:02|
- 佐野 藍(東京)
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道甫さんのメディア紹介の情報です。
是非、書店で手に取られたり、webサイトでご視聴くださいませ。
宜しくお願い申し上げます。
この一年も道甫を応援してくださいました皆様、有難う御座いました。
作家共々、深く御礼申し上げます。
2018年も励んでまいります。
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【雑誌・月刊美術2018年1月号(12月20日発売号)】展覧会レビュー 画廊街【百文字】評(p137)にて、
先日開催の至水さんとの二人展の批評を掲載して頂きました。



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道甫さんが取材されたテレビ番組の再放送がありました。
番組webサイトから「見逃し配信」で2018年1月11日0時58分まで視聴出来ます!「おとな会オトナ度ちょい増しTV」MBS毎日放送
おとなワーカー名鑑SP第14弾
http://www.mbs.jp/otonakai/
- 2017/12/29(金) 12:47:59|
- 道甫(千葉)
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永島信也さんを雑誌「月刊美術」の2018年のイチオシ作家特集号に掲載していただきました。
2018年は、アートフェア東京の「プロジェクツ」というブースで個展を開催いたします。2017年も有難う御座いました。2018年の永島信也さんの活躍にご期待ください。
作家共々、何卒宜しくお願い申し上げます。


- 2017/12/28(木) 15:40:09|
- 永島信也(神奈川)
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こんにちは。かわさきみなみです。
12月はイベントが色々ありました。
参加させて頂いた3つの展示、小島孝子と女子美同窓展 -生きる-(北アルプス展望美術館)、
JOSHIBiSETAN 女子美術大学 洋画専攻 クリスマスアート展(伊勢丹相模原店)、
えと展「戌」(ギャラリーマルヒ)は無事に展示を終えることができました。
ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました。また、展示の機会を作ってくださった
展望美術館、女子美洋画研究室、ギャラリーマルヒのみなさまありがとうございました。
こうして色々な場所で展示をすることができて嬉しいです。

(クリスマスアート展に出品していた、クリスマスカラーな絵)
展示の他には、子犬と触れ合うというイベントが続けて2回ありました。
こちらもとっても嬉しいイベントでした。一回目は友達のお家の子犬。
すごい早さで庭を走る姿を見せてくれました。二回目は漆芸家の金井麻央さんのお家の子犬。
お土産に持っていったおもちゃで遊んでくれました。
2匹とももう本当に元気が溢れていて、子犬ならではのエネルギーをびしびし感じてきました。
金井さんのところではスケッチもしました。
動きが激しい子犬の姿を描き留めるのはなかなか難しくて…
きちんと描ききることはできなかったのですが、
それでも後で見返すとその時の様子を思い起こさせるところはあって、
写真とはまた違う、絵に描いてとらえることの力を改めて感じました。

(写真を見ながらスケッチに描き足して仕上げた、金井さん家の子犬の絵)
あっという間に過ぎてしまう子犬の期間に会うことができたのは貴重な体験でした。
触った時の感触や印象に残った仕草など、これからの作品作りに活かしたいです。
犬に会うと、本当に元気になります。でも今はまだ、新しく犬を迎えてまた犬と暮らす
ということは考えられないので、定期的に犬に会いに行くことができたらいいなと思っています。
何と言っても来年は戌年です!犬の年です!
色々な犬に会って、今までと違うタイプの犬も作り出したいです。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、良いお年をお迎え下さい。
- 2017/12/26(火) 11:54:59|
- かわさきみなみ(千葉)
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2017年は、12月24日(日)で根津の店舗の年内営業が終わりました。
今年の年末はたくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。
昨年までの数年間は、毎年年末は青山スパイラルで開催のアートフェアに出展しておりましたので、
年末に、根津のギャラリーで御客様をお迎えするのは、思えば久しぶりのことでした。
もしかすると、この数年、御客様にご不便をおかけしていたのかもしれず、恐縮したりしております。
2018年からの活動計画に反映させて参りたいと思いました。
2018年は1月7日から営業予定です。
来年もよろしくお願いいたします。
28日ころまでは、業務整理や掃除などの作業をしておりますので、メールやお電話などの御対応はさせて頂きます。
何かございましたら、お問い合わせくださいませ。
- 2017/12/25(月) 15:02:58|
- 店舗営業のお知らせ
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「FREESTYLE NETSUKE DUNGEON のこと」11月にGallery花影抄で開催されました「至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON」
無事会期を終えまして、あっという間に一ヶ月経ち、その間時折ふと考えた「今思う FREESTYLE NETSUKE DUNGEON」なお話です。
二人展開催が決まり、道甫さんとスカイプミーティングさせて頂き、ものの数分で浮かんだ今回の二人展のテーマそのものなキーワード「RPG」。
「RPG」をフックに作品のコンセプトや裏テーマを妄想構築し「わー!こりゃ面白ぇーっ!」とノリノリで彫り始めたのですが、DM用に先行して手掛けていた「屈強髭族根付戦士」の途中経過をGalleryスタッフに見て頂いたところ・・・
Galleryスタッフ「これは、ドワーフ・・・ですね」
至水「はい、ドワーフです」
Galleryスタッフ「・・・いや」
至水「ドワーフです」
Galleryスタッフ「でも・・今までの根付には無い感じ・では・・あり・・・ます」
至水「・・・はい」
もう不安しかないですよね!
冷静に考えれば、根付とファンタジーRPGって相容れなさ過ぎですよね普通。
決して「奇をてらってやったー」とか、「全く新しい根付のスタイルをー」とか、そういう気概など全く無く、ただただ至水が彫りたかった根付が其れだったという・・・
実際会場にお越し頂いたお客様の中にも「ちょっと違う感?」を漂わせておられる方もチラホラ・・・いやわかります。
ファンタジーRPGのキャラクタを「根付としての」意匠にアレンジした造形は、根付ファンの方にもRPGファンの方にも、違和感を抱かざるを得ない「カタチ」に見えていたのではないのかなと思います。
しかしながら、至水の作品も道甫さんの作品も会期中に無事完売達成出来まして、もう、何が売れるかなんてわからない。
結果として残ったのは、今回の試みを「面白ぇーっ!」と共感頂けるお客様が確かにいらしてくれたという事実。
2017年現在の根付界のカオスっぷりが感じられる展覧会となったのではないでしょうか。
あとこれは至水の個人的な願望なのですが・・・
永島信也さんと石彫の佐野藍さんによる「FREESTYLE NETSUKE DUNGEON episode 2」とか・・・見てみたい(涙)
さて、5月より月イチ連載となりました至水の花影抄ブログも、これが今年最後の投稿となりますので、来年の話でもして鬼笑わせて締めますね。
二人展の6作品は何だかんだで楽しく彫らせてもらっていた訳ですが、最後の方では暫く妖怪を彫れていないストレスで「妖怪彫りてぇ・・・」と震えるくらい、妖怪彫りが好物な至水。
来年はGallery所属作家数名による妖怪大戦争なグループ展が予定されておりますし、個人的にも妖怪根付作品は今まで製作して来たのですが一旦リブート致しまして、根付百鬼夜行(仮)として、ナンバリングしながらシリーズ化して行きたいなとか考えていたり・・・
今まで以上に妖怪に食わせてもらう一年になりそな予感です、御期待くださいませ。
それでは皆様少し早めの
よいお年を!

2018年戌年は人生四度目の年男、戌男至水益々がむばります。
- 2017/12/23(土) 17:55:41|
- 至水(北海道)
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ひと月ぶりです。中梶です。
先日、六本木ヒルズ展望台で開催されている「ブルガリ セルペンティフォーム アート ジュエリー デザイン」へ行ってきました。

ブルガリのアイコンとも言えるような「セルペンティ」を中心に蛇というモチーフに焦点を当てた展示で、
ジュエリーだけでなく彫刻、絵画などの現代美術の作品も多く観ることができ、予想とは違ったところでも楽しめました。
展示会場の最後に「セルペンティ」の初期から現代に至るまでの品が順番に展示されていて、
デザインの変化なども感じることができたのも良かったです。
個人的にはこの展示に向けて作られたという最新の作が洗練されていて好みで、
ダイアと合わせてオニキスやスネークウッドをカーヴィングして加飾に使用している物もあり、
この辺りの異素材感が不自然にならないようなバランスのデザインや作りは上手いなぁと。
自分で根付作品を作る上で、
ジュエリーに用いられている貴金属、宝石などの素材や石留めなどの加飾を良いバランスで
根付の中に取り入れたいという考えは常々あるのですが、
上手く使わないと品が無いただただ違和感のあるものになってしまうと感じているので
デザイン化、デフォルメをした中でどのようにそれらを効果的に合わせていくかという事を
課題としてもう少し深く考えて手を動かして行こうと思います。
この展示は、ジュエリー、美術、蛇、どれかが好きなら楽しく見れると思いますので
興味ある方は行って損はないかと思います。展望台からの景色も良いですよ。
僕もここ数年上がってきた爬虫類熱が現在最高値に来ているので
単純に蛇モチーフ縛りの展示というだけでも観ていてテンションが上がりました。
ヘビ、カメ、トカゲ…良いなぁ。
そして、今年ももう少しで終わりですね!
少し早いですが、今年も有難うございました。
皆さま良い年末年始をお過ごしください。
それでは良いお年を!
中梶
- 2017/12/21(木) 12:12:12|
- 中梶真武(神奈川)
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拝啓、師走の候、気温が下がり霜も降り道甫も走る頃、
近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。
ドーモ、道甫です。 先月末(2017/11/18~26にかけて)開催いたしました「至水・道甫 根付彫刻2人展」をご高覧頂き誠にありがとうございました。
お蔭様で無事会期を終了致しました。
皆様にとって至水・道甫 根付彫刻2人展はいかがでしたでしょうか。
今回の展示では、色々な初めての試みがありました。
その試みを楽しみととるか雑味と思うかは人其々ですが、楽しんで頂けたなら幸いです
私は、2017年最後の催しものを終えて一息つくと思いきや、
すぐに母校大阪芸術大学での根付コンペティションの授賞式に出席したり、
友達と名古屋のクリエーターズマーケットに出展するということで、
制作に移動にドッタンばったん大忙しでした。
未だ展覧会の事が、昨日開催していたような気でいました。
そういうことなので、旅の中でじっくりと展覧会の事を考えながら関西遠征してきました。
今回の旅は様々な理(ことわり)に出会いに行くものでした。
深夜バスでまず最初に着いたのは、京都の清宗根付館です。
現代根付作家にとって登竜門的な存在でしょうか。木下宗昭館長の理で飾られた場所でした。
次に大阪では、大阪芸術大学スカイキャンパスで行われている第9回 高円宮殿下記念根付コンペティション記念展。
そこでは、高円宮妃殿下の収集してこられた根付たちと学生達が創造した根付があり、複雑な交わりの理がありました。(緊張していて画像なし)
友達と回ったセレクトショップで様々なジュエリー作家の理。
同じジャンルだが、全部一緒ではなく作者のこだわりが出ている場所でした。
そして、最後は名古屋のクリエーターズマーケット。
同人作品即売会で自分がいいと思う道をいろんな方法で歩くような人たちの集まりでした。
私と友達で2日間彼らの混沌に飛び込み、グループ出展しました。
このような旅をしている中で浮かび上がったのは、
2017/11/28までの2人展での「フリースタイルネツケダンジョンの道甫作品」は、
二度と同じものを生み出せないと、改めて考えさせられるものです。
トランス状態となり、呪術師となることで、その時に一番合った呪術をこしらえて根付の形にするのです。
制作には、作者にとって考えているある種のバランスとパラメーターがあり、
自己満足と工芸的価値観、商品としての価値観があります。
例えると根付作家と根付師、細工師の間を往き来するものです。
今回の展覧会での道甫は、根付作家寄りでした。
どちらのバランスとパラメーターも自由に行き来できれば、もっと良いものができると思いました。
精進あるのみです。
今回の展覧会は、自分の人生にとって、とても大きな事だったように思います。
次の宝を得るために、ダンジョン攻略に向かうダンジョンを構築しなければなりません
大いなる野望にたどり着くための目標をこの旅で少し見かけた気がします。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

あまりにの寒さに東本願寺前を妖怪になり、一鬼夜行する道甫の図

京都清宗根付館の展示/道甫コーナー

今年も挨拶して来た道甫さんのルーツ
第9回 高円宮殿下記念根付コンペティション 記念展(大阪芸術大学)あべのハルカス内
大阪芸術大学スカイキャンパス・セミナールームにて、
2017/12/8〜24迄

クリエーターズマーケットに出して勝利のポーズを構えるドウホ

名古屋での勝利の晩餐!?
- 2017/12/19(火) 23:26:34|
- 道甫(千葉)
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「奥田拓郎・永島信也・森栄二/三人展〜像〜」12/17 会期を終了致しました。日毎に寒さが強まる中で御来場下さいました皆様に一同御礼申し上げます。
ジャンルの境界を行き来する小さなきっかけとなれたなら幸いです。
有難う御座いました。
出品作家の奥田拓郎さんは、「クラフトアート人形コンクール」での御縁があっての参加でした。
出会いの機会を与えてくださったマリアパブリケーションズ、
関係者の皆様にも、この場を借りて御礼を申し上げます。
最終日の閉場後に、出品作家のささやかな交流会をいたしました。
彫刻家の森栄二さん、人形作家の奥田拓郎さん、根付とフィギュアの永島信也さん、
それぞれの制作や活動への向き合い方や感覚の問題など、幅のある会話があり、
ギャラリースタッフにとっても勉強になりました。
今後の活動につなげていきたいと考えています。
参加の皆さん、ありがとうございました。

- 2017/12/18(月) 19:39:44|
- 展覧会
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【展覧会出品作品】
「奥田拓郎・永島信也・森栄二/三人展」
2017年12月9日(土)〜17日(日)
Gallery花影抄
永島信也 出品作品
展示風景
「呪われし正義の黒剣」 黄楊、黒檀、青貝、岩絵具、羊角 販売済

「龍神少女」 黄楊、ガラス、岩絵具 ¥324,000-


「三葉」 黄楊、ガラス、岩絵具 ¥367,200-



「日輪の若凰」 黄楊、ガラス、岩絵具 お取り置き中



「菱に白百合」 鹿角、ガラス お取り置き中



作品へのお問い合わせは、Gallery花影抄まで
netsukeya@hanakagesho.com
03-3827-1323
- 2017/12/16(土) 22:14:39|
- 永島信也(神奈川)
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【展覧会出品作品】
「奥田拓郎・永島信也・森栄二/三人展」
2017年12月9日(土)〜17日(日)
Gallery花影抄
森栄二出品作品
展示風景

「みずのみずいろ」 石塑粘土、彩色 ¥189,000-

「はな」 軽量石粉粘土、鉄 ¥97,200-

「ほたるいし」 石塑粘土 ¥113,400-

「アルドアーズ」 陶、彩色 ¥113,400-
作品へのお問い合わせは、Gallery花影抄まで
mail@hanakagesho.com
03-3827-1323
- 2017/12/16(土) 22:00:18|
- 森栄二(葉山)
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【展覧会出品作品】
「奥田拓郎・永島信也・森栄二/三人展」
2017年12月9日(土)〜17日(日)
Gallery花影抄
奥田拓郎出品作品
展示風景

「Fluff」 (フラフ) 石塑粘土・桂・綿・ガラス ¥41,040-

「Lint」 (リント) 石塑粘土・桂・綿・ガラス ¥41,040-

「Palm」 (パーム) 石塑粘土・桂 ¥12,960-

「Couture」(クチュール) 石塑粘土・桜・綿・鉄・ガラス 作家蔵

「視線 Ⅰ・Ⅱ」 木塑粘土 各¥6,480-
(画像の右の作品は、御売約済です)
作品へのお問い合わせは、Gallery花影抄まで
mail@hanakagesho.com
03-3827-1323
- 2017/12/16(土) 21:47:02|
- 展覧会
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雑誌「月刊美術/2017.12月号」は、2017年を振り返る特集でした。
その中で、美術・文化社会批評のアライ=ヒロユキ氏の評論を興味深く拝読しました。
「工芸の検証・再発見がもたらす豊かな果実 〜工芸展が提起する問題は何か」と題されたテキスト。
三鷹市美術ギャラリーで開催された展覧会「根付〜江戸と現代を結ぶ造形〜」を取り上げて、
及川空観、黒岩明、齋藤美洲を見応えがあったとした上で、美術工芸界における根付という表現ジャンルについて、
日常性・生活空間への介入、表現の自由度、拡張性など、可能性を様々に指摘してくださっています。
是非、書店でページをめくってみてください。

※「月刊美術」webサイトはこちら。
- 2017/12/11(月) 18:57:20|
- 掲載メディア
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【展覧会情報】
「奥田拓郎・永島信也・森栄二 三人展 〜像〜」2017年12月9日(土)〜17日(日)
※11日(月)休廊
13:00~19:00(最終日〜18:00)
Gallery花影抄協力:クラフトアート人形コンクール
人形作家の奥田拓郎、現代根付と木彫フィギュアの永島信也、彫刻の森栄二。
人の象、像を手がけているジャンルの異なる三人の作家の作品に接点を作る展示です。
制作し並べる作家にも、鑑賞する来場者にも、なにか発見のある展示になれば良いと考えています。
搬入を終えて、静かな気配の籠もる展示室となりました。
師走の気ぜわしい毎日をお過ごしかと存じますが、御足労頂ければ幸いに存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

- 2017/12/08(金) 20:23:13|
- 展覧会
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2017年11月10日晴れ、京都は壬生、清宗根付館。
ゴールデン根付アワード授賞式!
ガッチガチのコッチコチに緊張しましたが、
新たに進化を誓う1日となりました。その授賞式から1ヶ月が経ちました。
これまでの万征と、これからの万征を考える一つの分岐点となりましたが、
mansei projectに大きな変更はなく、しかし、より高いレベルを求め
授賞式やスピーチ時の気持ちを忘れずに進みたいと思います。
[受賞の御挨拶]ゴールデン根付アワード、
この名誉ある賞を頂き、大変嬉しく光栄に思います。
素晴らしい機会を与えてくださいました、
関係各位の皆様、心より厚く御礼申し上げます。
誠に有難う御座いました。
私は、かつて自動車販売ディーラーの整備士として仕事をしていました。
時を経て今、現代根付師として、この素晴らしい舞台に立てている事に
喜びを感じると共に、とても不思議な気持ちでいっぱいです。
自動車整備の世界では人命を預かる部分もあり、
プレッシャーのかかる作業は多々ありましたが、
汗と油にまみれながら機械と向かい合い対話する毎日は、
充実した濃い時間でした。
しかし、修理などではなく自分で何かを生み出したいと思うようになり、
考えた先にあったのが金工の世界でした。
退職し上京、ジュエリーや金工を学びコツコツと作品を作りながら、
自分の個性を探し続け、そんな中で根付と出会いました。
これまでの作品制作の中にあった問題や迷いを解決してくれるのが、
根付の世界、特に鏡蓋根付だったのです。
金属加工技術と彫刻技術を組み合わせた鏡蓋根付には、無限の可能性があります。
これまで鏡蓋根付にこだわり、これが鏡蓋?といったものも多く作っていますが、
常にチャレンジし面白いものを作り、これからも根付制作に邁進していきます。
また気持ちを新たに頑張ってまいります。
誠にありがとうございました。
上原万征
- 2017/12/04(月) 22:57:41|
- 万征(東京)
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