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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

上原万征さんの工房レポート


「 アートをもっと身近に楽しむためのアート専門webマガジン girls Artalk 」 にて、

上原万征さんの工房を取材していただきました。

今回の個展の制作裏話なども紹介されていますので、是非御覧下さい!

http://girlsartalk.com/interview/27917.html

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  1. 2017/09/27(水) 17:44:53|
  2. 万征(東京)

上原万征根付展2017 出品作品紹介


上原万征根付展
万征 Revolution・鏡蓋 Evolution・根付 Resolution
2017年9月23日(土)〜10月1日(日)
※25日(月)休廊
13:00~19:00(最終日〜18:00)
Gallery花影抄webサイト展覧会紹介ページ
http://www.hanakagesho.com/gallery/index.html

■出品作品紹介

「スベスベマンジュウネツケ」 
銀、鯨歯、水牛角 5.7×4.7×2.9cm
販売済
自在置物の蟹が収納されています。
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「闇、咲く光」 
象牙、10金、銀、ダイヤモンド 径4.8×20cm
御売約済
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「龍馬の鉄砲」 
鹿角、銀、黄銅 8.5×3.9×1.8cm
御売約済
根付制作にあたって鉄砲をバランス調整(デフォルメ)し制作。
”龍馬”の”龍”、寺田屋で発砲したという話にちなみ土台を龍にしました。
発砲した瞬間のイメージ、発砲した場所も表しています
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「スカラベ2017 メメントモリ」
鹿角、925銀、桃珊瑚 3.7×3.4×3.0cm
販売済
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「そらまめず」 
鹿角、銀、黄銅、銅 6.8×2.7×1.9cm
194,400円(税込)
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「鏡餅」
象牙、10金、黄銅 3.7×2.8×2.2cm
167,400円(税込)
(鏡餅の鏡蓋の鏡豚)
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「無功徳」 
象牙、銀、黄銅、銅、ヘゴ 3.8×3.6.×2.0cm
243,000円(税込)
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「鶴と亀」
鹿角、銀、銅 5.1×4.8×2.4cm
178,200円(税込) お取り置き
蓋となる部分が鏡となっており、取ると亀が現れます。
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「キング&クィーン」
 鹿角、黄銅、10金、銀 4.6×3.3×2.5cm
販売済
「ピスタチオは「ナッツの女王」とも呼ばれる。
その女王を開くと、駄洒落の王様が出現。
ピスタチオ→ピース立ち王→ピース、太刀魚。。。。。
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「輪唱」
鹿角、銀、18金、赤銅、四分一 6.1×1.9×1.7cm
172,800円(税込)
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「ティーカップうさぎ」 
象牙、水牛角、銀 3.1×3.1×2.4cm(皿は径3.1cm)
販売済
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「オーデコロン」
象牙、10金、銀 3.5×2.8×2.1cm
162,000円(税込)
唱える言葉は「だるまさんが転んだ!」
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お問い合わせは、Gallery花影抄/根津の根付屋 まで。
netsukeya@hanakagesho.com
03-3827-1323

  1. 2017/09/26(火) 17:14:00|
  2. 万征(東京)

作家便り 「2017年9月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。

9月は、次回の個展の内容を考えていました。
なかなかイメージが広がるものをつかめなくて悩んでいるとき、
なんとなく海に行って、その日に手帳に描いた絵が
描きたいイメージをつかむきっかけになりました。

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海の景色が、砂浜を歩くことが、
今の自分の気持ちと重なったのだと思います。
この絵を描いてから、今まで見えてこなかった
形や考えが見えてくるようになりました。

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展示の内容を考える間、子供の頃海で遊んだことを思い出していました。

私にとっての海は、水の澄んだ青くきれいな海ではなくて、
水のにごった、中に入れば先はほとんど見えない、灰色っぽい海。
いい海のイメージではないけど、私にとって身近な海はそんな海です。

先の見えない海の中をただ泳ぐ。
砂浜には波で削られて形の変わった貝がら、ガラス、
変な形になったものが海から流されてきて落ちている。
砂浜を歩いていて、良い形のものを見つけたら拾ってみる。

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そういえば、ラン(愛犬)が亡くなってしばらくは、
ひとりで長めの散歩をしていました。
ひとりでの散歩は、海の中をただ泳ぐことと、
色んな物が落ちている砂浜を歩くことと、
どこか似ていたようにも思います。

散歩も、海で遊ぶことも、どちらにも終わりが無く、
どこまでも続けられるように感じるのです。

今、私の中に、海にいるときのような、
なにかをずっと探しているような感覚がある。
その感覚から見えてくる景色を描いてみたい。
そんな気持ちから、来年の個展のイメージが動き始めました。

作品は、10月から作り始める予定です。
私の手は、どんな形を拾い上げるでしょうか。

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  1. 2017/09/21(木) 17:42:55|
  2. かわさきみなみ(千葉)

雑誌「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」に、展覧会情報を掲載して頂きました。

発売中の雑誌「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」に、秋の根付展情報を掲載して頂きました。
盛り沢山の展覧会情報掲載号です。書店で是非!お手にとって頂ければ幸いです。

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月刊美術 2017年10月号(86ページ)

泉水 陶根付展
遊び尽くしで、ごめん遊ばせ。
2017年10月21日(土)〜10月29日(日)

何卒宜しくお願い申し上げます。

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月刊美術-webサイト
http://www.gekkanbijutsu.co.jp
  1. 2017/09/20(水) 16:37:40|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

雑誌「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」

発売中の雑誌「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」に、秋の根付展情報を掲載して頂きました。
盛り沢山の展覧会情報掲載号です。書店で是非!お手にとって頂ければ幸いです。

blog170926_01.jpeg
月刊美術 2017年10月号(86ページ)

上原万征 根付展
万征 Revolution・鏡蓋 Evolution・根付 Resolution
2017年9月23日(土)〜10月1日(日)


blog17092602.png

月刊美術-webサイト
http://www.gekkanbijutsu.co.jp
  1. 2017/09/20(水) 16:33:49|
  2. 万征(東京)

「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」に、秋の根付展情報

発売中の雑誌「月刊美術 2017年10月号(秋展NAVI)」に、秋の根付展情報を掲載して頂きました。
盛り沢山の展覧会情報掲載号です。書店で是非!お手にとって頂ければ幸いです。

blog170926_01.jpeg
月刊美術 2017年10月号(86ページ)

上原万征 根付展
万征 Revolution・鏡蓋 Evolution・根付 Resolution
2017年9月23日(土)〜10月1日(日)

泉水 陶根付展
遊び尽くしで、ごめん遊ばせ。
2017年10月21日(土)〜10月29日(日)

至水・道甫 根付彫刻2人展
FREESTYLE NETSUKE DUNGEON
2017年11月18日(土)〜26日(日)

いづれも何卒宜しくお願い申し上げます。

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月刊美術-webサイト
http://www.gekkanbijutsu.co.jp
  1. 2017/09/20(水) 15:40:52|
  2. 掲載メディア

作家便り/17年9月/中梶真武(神奈川) 「rooms」と「New Jewelry」

「rooms」と「New Jewelry」

作家便りではお久しぶりです。中梶です。

先日、ファッション、デザイン系の展示会である「rooms」とジュエリーの展示販売会「New Jewelry」へ行ってきました。

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rooms EXPERIENCE 35
webページ
https://www.roomsroom.com/about/

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New Jewelry Next Autumn
webページ
http://newjewelry.jp/2639/

このような展示会は年に幾つか開催されているのですが、実際に会場に見に行くのは数年ぶりでした。
出品されている作品、商品はもちろん、場の雰囲気やそれぞれのブースの展示方法など色々と見ながら会場を回り、
商品を手にとって見ているとほぼ必ず「作ってる方ですか?」と手つきでバレるという作家あるあるもありつつ、
それをきっかけでお話しさせてもらった方々も多く、とても刺激をいただきました。


元々、自分は根付とジュエリーを別々のものとして二足のわらじ的に並行して続けて行くだけではなく、
それらが交わった所で作品を作って行きたいという思いを持ちながら制作をしてきました。
そして、ジュエリーの仕事をする上で学んだ技術などを根付に取り入れた作品(「千鳥」など)はいくつか作ってきましたが、
逆に根付を作る上で学んだことを取り入れたジュエリー、アクセサリーはまだ作っていません。
というわけで今後、根付以外の品も何かしら発表していけたらと考えています!
宝石彫刻もその試みの一つなので、こちらはもちろん続けつつ、また違った方向からのアプローチもしていければと。

試作的なところから始めようとしているので、まだ全く具体的なことを決められているわけではないですが、
楽しみながら手を動かして進めて行きたいと思っています。
それらも途中経過などTwitterとかでも出していくと思うのでなんかやってるなーと見ていただければ嬉しいです!

涼しい日も増えて来ましたが温度差大きい時期なので皆様体調など気をつけてお過ごしくださいませ。

中梶真武



  1. 2017/09/17(日) 19:39:22|
  2. 中梶真武(神奈川)

三井記念美術館「特別展 驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」

三井記念美術館「特別展 驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」

2017年9月16日〜12月3日

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佐野藍 「python」 撮影:木奥恵三

明治時代の超絶技巧の作品の数々と、現代作家の腕利きによる錚々たる作品が並びます。

今回、大抜擢で佐野藍さんも作品を2点、展示します。

写真のボールパイソンとドラゴンの大理石彫刻です。

会期も12月3日までと長いので、是非、足をお運びくださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

[参加 現代アーティスト]

青山 悟 [刺繍]
稲崎栄利子 [陶磁]
臼井良平 [ガラス]
大竹亮峯 [木彫]
加藤巍山 [木彫]
佐野 藍 [石彫]
更谷富造 [漆工]
鈴木祥太 [金工]
高橋賢悟 [金工]
橋本雅也 [牙彫]
春田幸彦 [七宝]
本郷雅也 [金工]
前原冬樹 [木彫]
満田晴穂 [金工]
山口英紀 [水墨]

三井記念美術館-展覧会情報ページ
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html

※個人的に注目しているのは、佐野藍さんの作品はもちろんですが、
昆虫などの自在置物の満田晴穂さんと、野草などを克明に作り出す鈴木祥太さん。
金属の虫と草のお二人が同じ空間に展示されるのを楽しみにしています。(橋本)
  1. 2017/09/13(水) 19:22:04|
  2. 佐野 藍(東京)

作家便り/ 「2017年9月/至水(北海道)」 〜ワンフェスのこと〜

「ワンフェスのこと」

何故に工芸系のGalleryがワンフェスに参加するのか?しかもディーラーとして!?

先月の花影抄Galleryスタッフによるブログ記事でなんとなく、今の時点での参加理由というか目的というか、「現代の置物としてのフィギュア」という見立て、その辺りが語られていましたね。

根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog
「2017年7月30日(日) ワンダーフェスティバル夏に参加しました」
http://hanakagesho.blog17.fc2.com/blog-entry-1926.html


現在では工芸のなかでも「置物」というジャンルは取り扱いの難しい、売りずらい、売れない(涙)工芸品となっているようで、床の間文化も消えつつある昨今、ただただ飾って「置く」「物」としての「置物」の存在理由は失われ、需要も加速度的に縮小していくのでしょう。

存在理由の消失という点では根付も同じ歴史を辿って来たのではないでしょうか。
明治以降、和装から洋装への移行が進むと、必然的に提物を携行するにも帯に提げる必要が無くなってきます、つまり提物の留め具「根付」の需要も無くなると・・・これって根付職人存亡の危機ですよね。

一方明治6年に開催されたウィーン万博で日本が出展した象牙彫刻作品は、欧米で高評価を受けた事により象牙工芸品の輸出が増加、当時の根付職人達は根付彫刻のスキルを投入した欧米輸出向けの象牙彫刻作品「置物」の制作に移行していったと・・・

工芸品は基本的に「道具」です。
根付は「提物を提げる為の留め具としての道具」であり、置物は「床の間を飾る為の道具」、その最盛期から150年以上経ち、どちらも時代の変化と共に「道具」としての存在理由を失い消えて行く物・・・・・

ん?消えて行く?って、いやいや消えてないじゃない!?

根付に関しては昭和の根付師様先人達の努力と使命感により、「根付」は「現代根付」として再定義され、道具として製作されたアンティーク根付とはまた別の、美術工芸品としての側面を更にブラッシュアップしながら製作され続けて来たじゃないですか!

では現代の「置物」は・・・?

そこでGalleryの見立て、「フィギュア」を「現代の置物」として見れば、「現代根付」は「現代の根付」でしょう。

現代の根付「現代根付」の製作を生業とする現代の根付師「根付作家」が 現代の置物「フィギュア」を製作する・・・
根付職人存亡の危機という切羽詰まった悲壮感漂う背景は全く無いけれど、当時の「根付彫刻から象牙彫刻の置物へ」が、ワンダーフェスティバルという場で重なって見えたというミラクル。

実は「置物」も「フィギュア」という形で今も巨大な需要を生み続けているのだ!って見ると面白くないですか?

当然の事ながらワンダーフェスティバルにディーラー参加している根付師根付作家達の考え方や思惑はそれぞれ違うものだとは思います。
それでも「現代の置物としてのフィギュア」という見立てから、Gallery花影抄が仕掛ける企みにより、立体のサブカル「フィギュア」の祭典ワンダーフェスティバルという強大な力場に「根付作家」をぽつりと滴らせ現れた小さな「工芸」の滲みはじわりじわりと浸潤していくのかな、とか妄想したりして。

来年夏の仕掛けが今から楽しみな至水です。


画像1「BEELZEBUB」

素材は鹿角で工芸な現代の置物としてのフィギュア
で、意匠は至水の妄想ベルゼバブ!
カオスだわー(笑)

  1. 2017/09/11(月) 23:30:14|
  2. 至水(北海道)

作家便り/ 「2017年9月/森謙次(高知)」 〜9月になってようやく落ち着いてきました〜

9月に入り少し暑さも和らいできて秋っぽくなってきました。
高知の森です。

今年7月に第2子が生まれました。
二度目の出産は看護師の方も「凄く安産でしたね」と言ってもらえるほど順調でした。(陣痛が始まってから2時間後でした)
妻も子供も元気で嬉しいのですが、2人の子供の父親になったというのは中々 責任が重いものだと実感しています。

そして7月下旬からは稲刈りが始まり(高知県で一番早い稲刈りだそうです)、それを手伝わせてもらい、

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田んぼの写真は稲刈りの後の田起こし(来年のお米作りに向けての準備です)の画像です。

それが終わると同時に新居が完成して、引っ越しを開始。
9月になってようゆく落ち着いてきました。

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新しい仕事場

今は、仕事も再開出来てきているので頑張ります!

その間に高知の宝石珊瑚保護協会(高知は宝石珊瑚の一大拠点です)から広報のパンフレットが出て、
僕が以前制作した桃珊瑚の蛸が表面に採用してもらいました。
京都の清宗根付館所蔵の作品で僕のうっかりミスでタイトルが変わってしまい大変申し訳なかったです。

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年を重ねてもおっちょこちょいな性格は中々治らないと思いながらも、子供も生まれ、家も出来たので しっかりしないといけないです。
でも治らないんだろーなぁ。
鶴井さんと亀井さんにお祝いをもらったのですが、
僕の頭の中では「鶴亀」に変換されていて同じ家族と勘違いして鶴井さんの所だけにお祝い返しをしたりしてしまったので。

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後、仕事場の片隅の電気をつけるとクルクル回る実用的でないレトロなライトです。
生まれて初めての自前の仕事場。趣味も全開です!
  1. 2017/09/09(土) 15:15:19|
  2. 森謙次(高知)

作家便り「17年9月/かぶ(東京)」

八月の終わりから九月の始めにかけて、京都に行って参りました。
(普段はー人で作業机に向かい悶々としながら製作をしておりますので
たまの旅行となると色々と書いてしまいました。
少々長いですが、宜しければお付き合い下さいませ。)

先ずは「京都 清宗根付館」へ。
自分の昔の作品が見られる、根付師としてとても糧になる場所です。
その後、近くの隼神社、元祇園梛神社へ。
スタッフのKさんはいつもここでお詣りをしてから清宗根付館へ行く
という事で、私も倣い、お詣りをして御朱印も頂いて参りました。

翌日は青蓮院門跡へ。
陽があたると少し暑い日でしたが、そこここの障子が開け放たれた中で建物に風が吹き込むと
葉や枝の鳴る音、蝉の声などがとても涼やかに感じました。

知恩院の大きな三門を見て、その後は白川沿いを歩き、並河靖之七宝記念館へ。
白川沿いは一度歩いてみたいところでしたので、嬉しかったです!
並河靖之七宝記念館は庭に琵琶湖疏水を引いた池があります。
その水で七宝の研ぎを行っていたとの事。
昨年、三ヶ月ほどの短い間ではありますが七宝焼きを習いましたので
より並河靖之の有線七宝の凄さが分かり感嘆致しました。

食べてみたかった大極殿栖園の“琥珀流し”を食べ
半年ほど前から習っている日本画のために彩雲堂さんで筆を買い
清水三年坂美術館で「矢立と煙草入れ」の展示を見て、京都を満喫。

今回は宮川歌舞錬場という舞妓さんや芸妓さんが踊りを披露する場所で
小唄を聴くという貴重な機会にも恵まれました。
三味線、琴の他に小唄振りという踊りまである会で、大変面白くまた勉強になりました。

以前に京都のお客様からご注文を受けてお作りした「ふくねこま」にも会え
折を見てまた訪れたいものだな~と帰って来て早々思います。

中々日常生活に戻るのは大変ですが、また行けるように製作を頑張ろうと思いました。

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  1. 2017/09/06(水) 22:15:27|
  2. かぶ(東京)