根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り 「2016年9月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。

今月も制作の合間に小さい犬を作りました。
小さいものを作るのも大分慣れてきて、楽しくなってきました。
こんなことをしたらどうかな?と思ったことをすぐに形にできるので、
思いついたことの実験場になってきています。

今回は以前からやってみたらどうかなと思いながらもできずにいた
布をかぶっていたり洋服を着ている犬を作ってみました。

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この子はずきんをかぶっています。最初は全身(足の先まで)包まれる形の
服にしようと思っていたのですが、作っている途中で
「うんちやおしっこをするときどうするんだろう」と
急に変なところが気になってしまったためこんな形になりました。
でもやっぱり全身洋服を着てる犬も作ってみたいなぁ。

この子はなんとなく、おばけの仮装をしてるような感じになりました。

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「おかしをくれなきゃいたずらするぞ~」
…というのはもうすこし先ですね。

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この子は服は着ていませんが、何かを振り回しています。
これも前から作ってみたかったイメージのひとつ。この子は一応習作で、
本作は小振りの羊毛作品になります。本作は只今制作中。

年末のアートフェア、ウルトラに出す予定の作品も制作中です。大きさを決めるのに
悩んでしまって予定よりも制作が遅れてしまっているので頑張らなくては・・・!
  1. 2016/09/30(金) 18:14:51|
  2. かわさきみなみ(千葉)

守亜作品展2016展 終了の御挨拶

守亜作品展2016 〜Rangeela anguille au NAGA〜

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(撮影:守亜)

お蔭様で無事盛況のうちに終了いたしました。
生憎の荒天雨天続きの会期となってしまいましたが、
連日、たくさんの御客様に恵まれ、作家共々、心より御礼申し上げます。
有難うございました。

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話題の「シン・ゴジラ」、また「ガメラ」の彩色版の特別展示販売も、混乱なく無事に進み、
最終日閉場以降に守亜さんとご友人の方の協力で、4名の方々が選ばれました。
合わせて御礼と感謝を申し上げます。
貴重な機会をご提供くださったキャラアニさんにも、感謝を致しております。


会場で、御予約いただいた新作根付の制作とお届けも進めてまいりますが、
おおよそのスケジュールは、10月末〜11月初旬の予定となっております。
何卒宜しくお願い申し上げます。

複数御注文の方は、すべて揃いましてから、

単品で御予約の方は届き次第の発送となります。

現状でお届け可能な作品のみを御予約くださっている御客様には順次発送作業を進めてまいります。

皆さま、今しばらくお待ち下さいませ。


この数年、ますます精力的に活動をしている守亜さんの状況・状態を日々感じられる展示期間でした。
どんどん力強く賢く進む守亜さんの2017年も、大変楽しみになってきます。

が、ひとまずはもうすぐ開催が迫っている守亜さんが主催するマダガスカルがテーマの展覧会、
「Comme le Madagascar」会場:パラボリカ・ビス 期間:2016.11.3〜11.28 も何卒宜しくお願い申し上げます。

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  1. 2016/09/29(木) 21:38:51|
  2. 守亜(群馬)

作家便り「16年9月 /紫苑(伊勢)」

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今日も雨です・・・
9月の晴れた日、4日しかない・・・
農作業の予定がぜんぜん進まない。(T ^ T)
終わらないと根付の製作に集中出来ないんだよね~(´・_・`)
こんな雨ばかりの9月は、初めてだ。
台風で被害にあった方々にも、お見舞い申し上げます。

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前に夜叉がぜんぜん育たずに無くなってしまうと、書きましたけど、唯一生き延びてるヤツがまだこんな感じ。
成長してくれませんね~大きくなってくれるといいのですが。
雨ばかりで、体どころか、心にまでカビが生えそうです。はやく晴れてスッキリしたい!
(写真、ブレてますね。ウーーん)
  1. 2016/09/28(水) 20:58:05|
  2. 紫苑(伊勢)

守亜作品展2016 作品紹介 その1


守亜作品展2016
Rangeela anguille au NAGA
2016/9/20(火)~25(日)

初日を終えて、すでに御売約済になった作品もありますが、
ここでは、2日目以降で販売可能な主な作品を御紹介させていただきます。
21日の13時よりメールとお電話での受付を開始いたします。

13時以前のメールとお電話については、無効とさせて頂きます。
ルールの設定が難しく、何卒ご了承くださいませ。

e-mail netsuke@hanakagesho.com
電話 03-3827-1323 までお願い申し上げます。


龍根付(限定数20) 16,200円(税込)
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ドラゴン根付(限定数20) 10,800円(税込)
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ナーガ根付(限定数20) 10,800円(税込)
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龍亀根付(限定数20) 10,800円(税込)
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ケツァルコアトル根付(限定数20) 10,800円(税込)
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麒麟根付(限定数20) 10,800円(税込)
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麒麟・彩 御売約済 ※立体作品です。
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玄武・彩  御売約済 ※立体作品です。 
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ナイルワニ・彩 御売約済 ※立体作品です。 
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九尾 彩 108,000円(税込)※立体作品です。
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  1. 2016/09/20(火) 20:27:26|
  2. 守亜(群馬)

怪獣根付シリーズの特別企画のお知らせ

お久しぶりです守亜です。
もうまもなく作品展で現在ラストスパートというか、作品それぞれの最後の仕上げに入りました。

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守亜作品展2016
Rangeela anguille au NAGA
2016/9/20(火)~25(日)
※会期中無休
13:00〜19:00(最終日は18:00迄)


今年は「龍」をテーマに、東西の龍形のモチーフを集め根付作品に仕立ててあります。
何を作っても「鱗」がついてまわるのが我ながら難儀なテーマを選んだものだなと思いますが、なかなか楽しくできました。
それぞれの鱗の形状が、モチーフにした動物によって異なっているところなどがちょっとした見どころとなっております。
そのあたりは実物を見ていただくとはっきりわかりますので、タイミングなど合いましたら是非お越しいただいてご高覧いただけたらと思います。


さて、守亜作品展2016「Rangeela anguille au NAGA」において急きょ私が原型を担当しております怪獣根付シリーズの特別企画が決定いたしました。
怪獣根付のラインナップの中から反響の大きかった2大人気キャラを選んでこの作品展のために彩色版をご用意することができました。
今後、こういう企画ができるかどうかも含めてなかなかない機会をいただきましたので、ご来場の際は是非ご覧くださいませ。よろしくお願いします。

また、こちらの作品については、販売ついての特別のお願いをさせていただくことになりました。
作品展期間中に来ていただいた皆様に平等にチャンスをということでお願い申し上げますので、ご了承の上、購入希望の方は抽選にご参加いただきたいと思います。よろしくお願いします。


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彩色版シン・ゴジラ:¥32,400(税込)(3体ご用意)

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彩色版ガメラ(昭和版):¥32,400(税込)(1体ご用意)




●怪獣根付彩色版ご購入希望の方へのお願い
こちらの販売につきましては抽選方式をとることにいたしました。

受付場所:ギャラリー花影抄に直接ご来場ください

受付期間:守亜作品展2016開催期間中

受付方法:会場に受付用紙をご用意しますので必要事項を記入の上スタッフへお渡しください

発表:厳正なる抽選の上、9月26日までに購入権を獲得された方にお電話かメールにて直接ご連絡します

●怪獣根付彩色版のみご希望の方は初日に来ていただく必要はありません
●通常の怪獣根付も展示販売しております。こちらについては特に特別なルールはありません。


何卒宜しくお願い申し上げます。
  1. 2016/09/16(金) 17:14:15|
  2. 守亜(群馬)

金工作家・壽堂による「驚きの明治工藝」展レポート

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 東京藝術大学大学美術館で9月7日から開催の「驚きの明治工藝」展を見てきました。
 同展には台湾のコレクター宋培安氏のコレクションから130点あまり出品されています。このコレクションは数年前に存在を知ったときから見てみたいと思っていたのですが、こんなに早く日本での本格的な展覧会で目にする機会が訪れたことは望外の喜びでした。
 この展覧会の特色の一つに自在置物の優品が多数出品されていることが挙げられます。自在置物としてはおそらく最大の3メートルもの大きさの龍が入場してすぐの場所に吊り下げられており、まずその存在感に圧倒されます。最近でこそ見る機会が増えてきた自在置物ですが、やはりこのコレクションでしか見られない珍しい作品も多く、本当に見ることができて良かったと思います(個人的に大変思い入れのある分野でもありますので)。宋コレクションでも特に収集に力を入れたジャンルではないかと思います。


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 また、一枚の鉄板から複雑な形状を打ち出す独自の技法を生み出した加賀出身の金工家、山田宗美への愛着も宋コレクションの特色といえるでしょう。なかなか見る機会がないその作品も今回、宗美の父宗光、弟子の黒瀬宗世らの作品とともに出品されています。驚異的な制作工程を伝える当時の新聞記事もパネル展示されています。

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 これらの特色は宋培安氏の好みによるものではありますが、奇しくも東京美術学校に鍛金科が新設された経緯との因縁を感じるものでもあります。
今回展示されている自在置物の作品に板尾新次郎作の鷹もあるのですが(この鷹も見たいと思っていた作品です)、この板尾新次郎こそ岡倉天心が鍛金科の教授として招こうとした人物であり、それゆえに天心はもともと甲冑師のものであった鉄打ち出しや自在置物制作の技術継承を鍛金科に求めていたのではないかと考えられています。しかし残念ながら板尾新次郎は岡倉天心の申し出を辞退し、甲冑師明珍派の加賀分派を名乗ること許された家系でもあった山田宗美も帝室技芸員を目前にしながら早世したこともあってその技術の継承は途絶えてしまいました。このような経緯や忘れられかけた技術の紹介という点から見ても、自在置物や山田宗美の作品に注目した本展の藝大美術館での開催は大変意義深いと言えるのではないでしょうか。本展図録には京都の高瀬好山工房で自在置物の制作にあたった冨木一門の5代目、冨木宗行氏のインタビューが掲載されているほか、その表紙も3メートルの自在龍(好山工房で多数の自在置物を制作した宗義作)が飾っていることも特筆すべき点でしょう。

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 近年江戸絵画では「かわいい」と表現される要素にも注目されるようになってきましたが、明治の工芸もそのような部分を持つことに目を向けているのもこの展覧会の特色と言えそうです。今回目を引く作品の一つに鋳金の大島如雲による「狸置物」がありますが、写実的な部分を持ちながらも愛嬌たっぷりな姿です。大島如雲の作品は写実的な鯉を目にする機会が多かったので少し意外な感じもしましたが、同じく鋳金で猛禽類の迫真の表現を極め、明治期の金工作品を代表するような「十二の鷹」を手がけた鈴木長吉も後年の「岩上双虎置物」では猛々しさよりも可愛らしさを感じさせる虎を表現していることを考えると不思議ではないのかもしれません。

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 この「狸置物」は底面にあたる部分もきちんと表現されていることを示すために下面に鏡が設置されており、愛らしさを感じさせる肉球も確認できます。こうした全方面から鑑賞可能な点は根付を彷彿とさせるところですが、本展ではその根付も優品が出品されています。根付もまた「かわいい」要素を持つ工芸と言えるでしょう。藻己の細密な作品を始め、高村光雲が「優れた作だが作者不明であるのが残念だ」との箱書を書いた「邯鄲夢根付」や精緻な金工の「三猿根付」などの珍しい作品も見られます。展示は目の高さに近く、一部作品には拡大写真のパネルを添えています。本展では彫刻を中心にあまり詳しいことの判っていない作者による作品やもっぱら根付師として知られる人物による作品なども出品されていますが、それらの作品にも根付に通じるような面白さや優れた技巧が感じられるものが多いのが印象的でした。懐玉斎の門人であったという竹江の蝉は宋培安氏の最も好きな作品の一つだそうです。このような作品もなかなか見る機会がないのではないかと思います。


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 明治の工芸について語られるとき特にその「超絶技巧」が注目されがちですが、今回の展覧会ではそれをことさら強調してはいないようです。硬い金属でできているにもかかわらず生きているかのように動く自在置物、元が一枚の鉄板とは信じられないほど複雑な形を薄く軽く打ち出す山田宗美、一見しただけでは元の素材がわからないほどまったく違う素材に模した漆工、意外な素材に創意工夫を加えて成立した天鵞絨友禅。本展ではこうした作品についても技巧の高さそのものよりも、作品に触れたときに誰もが感じる原初的な「驚き」に関心を寄せているように思います。これらの作品は制作された当時の人を驚かせたことはもちろん、これから触れる人にも驚きをもたらしていくことでしょう。先に触れた「かわいい」という要素もまたこのような驚きに近い原初的な感覚に訴えるものと言えるかもしれません。技巧に先立つものとして、鑑賞者にこうした驚きをもたらしたいという指向を制作者が備えていたことが世界中で明治の工芸品が愛好されている理由になっているのではないでしょうか。

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 当初は多数出品されている自在置物が最大の関心事ではあったのですが、やはり他の作品も魅力あふれるものばかりで、写真を撮りながら(本展は一部の作品を除き撮影可能)3時間ほど見てしまいました。自分自身の作品制作においても「驚き」を感じられるものを目指していきたいと改めて思う展覧会でした。また会期中に何回か見に行きたいと思っています。

「驚きの明治工藝」展は以下の日程で巡回予定です。
細見美術館(京都)2016年11月12日(土)~12月25日(日)
川越市立美術館(埼玉)2017年4月22日(土)~6月11日(日)

※今回のレポートは、壽堂さんのブログから転載しています。
http://kotobuki-do.jimdo.com/2016/09/09/meiji-kogei-amazing-japanese-art/


※壽堂さんも、掌に乗る小さな可愛らしい自在龍を制作しています。
「根津の根付屋/壽堂/瓢箪自在龍根付」の紹介ページはこちら!

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  1. 2016/09/14(水) 18:34:21|
  2. 壽堂(東京)

京都のきもの屋omoさんに根付を常設させて頂くことになりました。

和こものでは以前よりお世話になっている、京都のきもの屋「omo(おも)」さんに
今月より根付を置かせて頂いています。京都にお立ち寄りの方はぜひ、のぞいて
手の中で転がして楽しんでください。

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※こちらはomoさんの店舗。おしゃれでかわいらしい店舗です。左側が入口です。

<omoさんの店舗情報>

〒604-0021 京都市中京区室町通押小路上ル蛸薬師町286番地
TEL:075-212-8676  営業時間:AM 11:00 から PM 7:00まで
お休み:水曜日
(年末年始などの営業につきましては、その都度ホームページにて)

京都市営地下鉄 烏丸御池駅 2番出口 徒歩3分
地図はこちら→omo webページ

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根付の美術館のある京都で、実際に根付を購入できるところはないのでしょうか。
というお声もあり、今回omoさんのご協力を経て実現しました。
木、鹿角、金属、陶…と色々な素材で、使いやすい根付を今回は揃えました。

お店の方も明るく対応してくださいます。お店に入ったら「根付を見に来ました!」
とおっしゃていただければ、上の画像の箱が出てくるはずです。

よろしくお願いいたします。




  1. 2016/09/04(日) 12:17:19|
  2. アートフェア他(根津以外での展示活動)