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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「2016年7月 森謙次 /高知でグループ展!」

梅雨も明けて、暑い日が続くようになりました。
今年の3月から再開したダイエットもまだ何とか継続出来ており体重も14㌔減らせました。
友達にはまた秋ぐらいからリバウンドするんじゃあないの?なんて言われていま(T ^ T)
リバウンドしないよう頑張ります!

さてさて、
今年の4月下旬から5月6日まで僕も参加している高知県の自主ギャラリー"room38ギャラリー"のメンバーとスウェーデンへ滞在制作に行っていました。
その現地で制作したもの、日本から持っていっていた作品をroom38ギャラリーで8月2日まで展示しています。
時間のある方、興味のある方 是非是非観に来てくださーい!
よろしくお願いします!

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※沢田マンション/room38ギャラリー webサイトはこちらへ!

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森謙次出品の根付作品
  1. 2016/07/30(土) 19:44:12|
  2. 森謙次(高知)

作家便り「16年7月 /万征(東京)」

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「万征と左刃」

牙角類彫刻に欠かせない左刃と万征の物語は、
根付師の駒田柳之先生、黒岩明先生から根付制作を学ぶところから始まります。

左刃とは一般的な彫刻刀と違い、左側に付けた刃で硬い牙角類を削ぎ落とすように彫っていくものです。
幕末の頃、現在の伊勢生まれで大阪の住人「徳蔵」が牙角類の彫刻用に考案し、
その刀法を江戸の春江齋潮月に伝え、その一門によって広められました。

時は経ち、その流れを受け継がれた一人である駒田柳之先生より、
左刃制作の基本や肝所、経験などを享受いただく事になるのでした。

万征


つづく

※万征さんにもブログ「作家だより」のコーナーをお願いすることになりました。
今回は、根付を彫る彫刻刀「左刃」について。
作家仲間のためにも彫刻刀を作ったりしている万征さんです。
  1. 2016/07/28(木) 15:51:35|
  2. 万征(東京)

展覧会終了ご挨拶 かわさきみなみ

かわさきみなみ展「子犬ココロ」は無事に会期を終了いたしました。

展示にお越しくださった方、TwitterやFacebookなどで紹介や感想を書いて
下さった方、ありがとうございました!

展示中、色々な感想を頂きました。
中でも印象に残っているのは子犬たちについて
「生きている強さのようなものを感じる」という感想を頂いたことでした。

私の愛犬や他の動物を見ていて感じている、「まっすぐに生きている姿」を
作り出したいと思っていつも制作しているので、とても嬉しい言葉でした。

余計なことを考えず、まっすぐに生きている動物達の姿を見ると、
元気が出てきて、前向きに生きていきたい そんな思いが出てくるのです。
今回も子犬達がお客様のもとに巣立っていきます。

子犬達もそれぞれの場所で、まっすぐに生きる動物達のように
見ていると元気になれる、そんな存在になってもらえたら嬉しいです。

かわさきみなみ

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今後の活動は年末、12月に行われるアートフェアに参加予定です。
また、来月のギャラリーの常設展では数点作品展示いたします。
ぜひ、今後ともかわさきみなみの活動を見守ってくださいましたら幸いです。


  1. 2016/07/27(水) 16:05:29|
  2. かわさきみなみ(千葉)

永島信也がテレビとラジオで紹介されます

永島信也が、テレビとラジオの番組に出演します。

テレビ番組/BSフジ「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」(2016年7月26日火曜日21:55~22:00 )、

ラジオ番組/FMヨコハマ「Next Artlogue」(2016年7月24日日曜日18:15〜18:30)、


2つは連動した番組で、これから活躍が期待されるアーティストを紹介しています。

BSフジ/「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」-公式webサイト

twitter公式アカウント

Facebook-公式アカウント

Fm yokohama 84.7/「Next Artlogue」-公式webサイト

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テレビの取材撮影直前の永島さん。

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FMヨコハマのスタジオにて。

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横浜風景/撮影:永島信也
  1. 2016/07/26(火) 18:01:53|
  2. 永島信也(神奈川)

かわさきみなみ 月刊美術8月号(No.491)に掲載されています。

今月20日に発売になっておりました、月刊美術8月号の今月の注目展のコーナーに
本日まで開催の、かわさきみなみ展「子犬ココロ」についてご紹介頂いています。

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(月刊美術8月号 140ページ)

今年4月に行われた青山スパイラルガーデンでの個展と一緒に今回の展示について
紹介して頂いています。ぜひ、手にとってご覧ください。

今後ですが、現在展示しておりますかわさき作品は一部来月の常設展にて展示いたします。
個展の際にご来場いただけなかった方にも見て頂きたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。常設展の日程、内容につきましては、また追って
このブログでお知らせいたします。


かわさきみなみ展
「子犬ココロ」
2016/7/16(土)~24(日)※7月19日(火)休廊
13:00〜19:00(最終日は18:00迄)
  1. 2016/07/24(日) 11:57:48|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り「16年7月/至水(北海道) 」 (2)

根付師が何故ワンフェスに?

至水が「ガレージキット」というモノを初めて知ったのは何時の事だったか・・・
確か言葉としてハッキリ意識したのは
1994年7月発売のモデルグラフィックス7月号別冊
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「AMERICAN GK FILE」を読んだ頃だったかと。

それ以前から、ホビージャパンやモデルグラフィックス等の模型専門誌には海洋堂(GKメーカーとしての)やVOLKS(ドールメーカーになるとは思いもしなかった頃)の広告が載っていて、圓句昭浩のデビルマンすげーっ!とか、海洋堂のサンダ対ガイラかっけーっ!とかウハウハしていた事も記憶しています。

スカルピーを知ったのもこの頃で、勿論怪人怪獣好きな至水は粘土で塑造を始める訳ですが、インターネッツなんて神のツールは存在すらしていない時代、地元の画材屋で入手出来たのはフォルモくらいで・・・それでもレッドキングやらガニコウモルやらを塑造したりして。

以後模型雑誌に掲載されるワンダーフェスティバルの告知広告を見る度に
「何時かは行ってみてぇなぁ」
と、北海道は函館の片田舎に住まう模型少年至水は
「真夏のガレージキットの祭典」へ思いを馳せておったのでした。

そして「S.M.H」から天啓を受け
(前ブログ記事要参照)
紆余曲折あって
根付彫刻家として
造形を生業として生きて行くと腹を括った者として
もうワンフェス出るしかないっしょやと
今年のワンフェス2016[夏]もディーラー参加する訳で御座います。

今回も至水の心の「S.M.H」に掲載するが如く仕上げた品は

2_かまわぬ
輪入道の根付「かまわぬ」

3_鎌鼬三兄弟三位一体の地獄風車
「鎌鼬三兄弟三位一体の地獄風車」と

4_輪入道
「輪入道」と

5_ぬ~
「ぬ~」

で「かまわぬ」の判じ絵になっております。

果たしてこの意匠にどのようなストーリーが用意されているのか?
至水ブログ「悪魔ノ天秤」で近日公開致します
更新をお待ちあれ!!!



尚、根付「かまわぬ」は
ワンフェス価格340,000円での販売となります。
おそらくワンフェスな価格設定からは桁外れに高額な為
会場でのお買い上げは叶わないかもしれません。
その際はGallery花影抄内至水販売ページでの取り扱いとなりますが
消費税分が加算された販売額となりますので
良き御縁がありましたら会場にてお買い上げ頂ける事切に願っております。

24日日曜日はワンフェス会場幕張メッセへ
遊びに来てね♪


  1. 2016/07/23(土) 20:51:36|
  2. 至水(北海道)

作家便り「16年7月/至水(北海道) 」 (1)

今年の4月初旬
ツイッタのタイムラインに韮沢靖氏の訃報が流れて来ました



幼少の頃の至水は
絵本と言えばコロタン文庫の怪獣怪人全百科とワニの豆本お化け図鑑
仮面ライダーが好きでウルトラマンが好きでゴレンジャーが好きでデビルマンが好きで鬼太郎が好きで、あと、あー、もー、書ききれない
キン肉マンの僕の考えた超人コンテストに応募したり・・・
頭の中には常に「怪しい妖しい者達」が犇めき合っていて
まるでメタルダーのゴーストバンク状態
後にホビージャパンとモデルグラフィックスを定期購読する
「無いもモノは作れ」がモットーなスクラッチ少年AFVモデラーとなり
「海外にはガレージキットというのが有ってだな」
そんな特集記事からガレージキットの存在を知り
フォルモで怪獣や怪人を塑造するようになったのは高校入学の頃
歯科技工の専門学校を卒業後、就職してから暫く立体造形から縁遠くなっていた1996年の1月
とうとう「S.M.H」に出会ってしまいます
それはホビージャパンの別冊、季刊のMOOK本で
竹谷隆之、韮沢靖、鬼頭栄作、安藤賢司、メチクロ、山田卓司、の立体造形
そして巻末から始まる寺田克也の漫画・・・
と、今現在最前線で活躍中の造形クリエイター達の作品で埋め尽くされた雑誌だったのです



韮澤靖氏の盟友である竹谷隆之氏がfacebook上で
「韮沢靖氏逝去によせて」と綴った手記の中
韮澤靖氏から”オリジナルやらないのか”と
”もっと人生が面白く楽しくなるほうに「こっちこいよ!」としつこく導いてくれたんだ”
と書かれていて

あの時至水青年が感じた
「S.M.H」に掲載された作品群から発散される自信に満ちたオリジナリティーと
作家が絶対的に感じているであろう幸福感

そして言われずとも伝わる

“オリジナルで勝負しなよ“

それは確かに天啓でした

それまで既存のキャラクターをリアルに立体化させる事が是であった造形から至水を解放する決定的な切っ掛けとなりました

アレは韮沢イズムだったんだよな
そんな記憶を反芻しながら2月はホント泣いていて・・・



残念ながら「S.M.H」は2000年8月末に敢行されたVol.18を最後に休刊(事実上の廃刊)となり今に至ります

しかし至水の中では未だに続刊中で
実は「S.M.H」で連載を持っているつもりで毎回根付を彫っているのです

次回
今週末24日にリリースされる「S.M.H Vol.100」のテーマは「ワンフェス」

根付彫刻家至水のページには
輪入道の根付「かまわぬ」が掲載されます



・・・続くよ


SMH画像
  1. 2016/07/22(金) 20:09:53|
  2. 至水(北海道)

かわさきみなみ展「子犬ココロ」 出品作品ご紹介

現在開催中のかわさきみなみ展「子犬ココロ」の出品作品をご紹介いたします。

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「わたしの中のわたし」 35×28×39cm
素材:羊毛、金網※販売済
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「おちつきココロ」 10×7.5×12cm
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 ※販売済
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「ココロおおはしゃぎ」 13×8.5×11cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 ※販売済
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「おしゃべりココロ」 9×10×12cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  62,640円
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「のんびりココロ」 8×10×12cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  62,640円
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「ゆったりココロ」 14×9×8cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  ※販売済
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「ココロびっくり」 12.5×8×9cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  62,640円
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「ココロまっすぐ」 12×6×11.5cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  ※販売済
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「いたずらココロ1」 13×8.5×8.5cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  56,160円
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「いらずらココロ2」 13.5×7.3×11cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆  62,640円
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「小ココロ1」 3×2.2×3.3cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 ※販売済
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「小ココロ2」 4.5×4.3×3.8cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 ※販売済

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「小ココロ3」 4.7×3.2×3.8cm 
素材:石粉粘土、モデリングペースト、胡粉ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 ※販売済

かわさきみなみ展は24日(日)まで開催しております。ぜひ根津へも足をお運びください。
作品については、お問合せフォーム、又はギャラリーアドレス mail@hanakagesho.com まで
ご連絡ください。お待ちしております。

かわさきみなみ展
「子犬ココロ」
2016/7/16(土)~24(日)※7月19日(火)休廊
13:00〜19:00(最終日は18:00迄)

  1. 2016/07/21(木) 18:41:10|
  2. かわさきみなみ(千葉)

東京藝術大学大学美術館で20年ぶりに同館コレクションの根付が展示されています。

美洲さんと中梶さんと藝大美術館に行ってまいりました。
今、東京藝大が収蔵している根付のコレクションが20年ぶりに展示されています。
大英博とカウンティ美術館を巡回した現代根付作品群も、一部並んでいます。

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(写真:中央・齋藤美洲、右・中梶真武)

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写真は、1994年に出版された図録「TREASURED MINIATURES CONTEMPORARY NETSUKE」。
表紙は、齋藤美洲「豊年踊り」。
藝大美術館で展示中の「現代根付」は、16点。
齋藤美洲作品は、この表紙を飾った「豊年踊り(兎)」と「抱擁(白鳥)」2点。

小規模な展示ですが、貴重な機会ですので、是非足をお運びください。

「平櫛󠄁田中コレクション展」
会期: 2016年7月5日(火)- 8月7日(日)
午前10時 - 午後5時 (金曜日は午後8時まで)入館は閉館の30分前まで
休館日: 月曜日(ただし、7月18日は開館)、7月19日     
会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室2
観覧料: 一般430円(320円)、高校・大学生110円(60円)、中学生以下は無料

展覧会情報ーwebサイト
  1. 2016/07/20(水) 20:59:28|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

「再発見!ニッポンの立体」オープニングセレモニーにて

再発見!ニッポンの立体
2016年7月16日(土)〜2016年9月19日(月・祝)
群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp

土偶や埴輪、仏像・神像、生き人形や根付、さらには招き猫やだるままで、
ニッポンの立体表現・美意識を問いなおす展覧会です。

オープニングのセレモニーに永島信也さんと出席してきました。

古いモノと新しいモノ、美術・工芸と民芸品、
またはペコちゃんのようなキャラクターまでが、フラットな関係で並んでいて、
美術史に思いを巡らせながらでも、または単純に「面白い!」という好奇心から眺めても、
楽しんでまわれる会場構成となっていました。
ジャンルの垣根を越えて柔らかな広い視点で日本の立体造形を体感できる貴重な機会となっています。

永島信也と荒井良の作品も展示されています。

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荒井良さんの作品「Emergence 」は、
松崎福松(群馬県桐生市に縁のある人形師)の「相撲」の生き人形の近くで展示されていました。

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永島信也さんの根付彫刻は、京都清宗根付館からの出品の根付群の横の展示。
浮世絵美人のような根付彫刻が有名な根付師の駒田柳之さんの根付の隣に並べて頂いており、
嬉しく光栄に思いました。

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永島信也「鬼が出るか蛇が出るか」
駒田柳之「夕暮」
写真は、雑誌「アートコレクター」2016/6月号 P39より(今回の展示作品)

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永島さん「初りょうもうごう」
館林美術館へは、東京/北千住から小一時間。館林駅からはタクシーで10分ほどです。
行ってみたら、意外と(失礼!)近いのです!

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館林美術館外観

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永島さん、展覧会ポスターの前で。

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オープニングセレモニー。
「棚田康司さん、保井智貴さん、中谷ミチコさん、そして美人根付で知られる駒田柳之先生に初めてお会いすることができました。」と永島さん。

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懇親会場で永島信也さんと駒田柳之さん、並んでの記念写真をお願いできました。
永島さんは、駒田先生とは初めて。
永島さんも、手探りで女性モチーフの根付彫刻を始めるにあたっては、
駒田柳之さんの美人根付は参考作例としてよく勉強したそうです。
御挨拶させて頂く良い機会になり嬉しかったです。

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ぐんまちゃんと一緒(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

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館林にありがとうございました!

(Gallery花影抄/橋本)
  1. 2016/07/17(日) 17:07:19|
  2. 永島信也(神奈川)

作家便り「16年7月 /道甫(千葉)」 

熊本地震のニュースを受けて、道甫さんは5月に「鯰」の根付を制作しました。
強大な力を宿す巨大な鯰の姿をイメージした根付でした。
道甫さんの中でも制作に手応えを感じた根付制作体験となりました。
おかげさまでコレクターの方の元へお納めさせて頂いたのですが、
熊本での地震に制作のきっかけがあったことから、何かしたいという想いが長くありました。
そこでこのたび「熊本県の物産品」(様々な食料品)を買って、本当にささやかなことですが、
鯰の恩返しをしてまいりました。

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道甫「鯰明神」

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足を運んだのは銀座の熊本館。

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大豆が大好物!という道甫さんです。

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道甫画「要石と大鯰」
  1. 2016/07/15(金) 22:00:00|
  2. 道甫(千葉)

「再発見!ニッポンの立体」群馬県立館林美術館で始まります

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再発見!ニッポンの立体
2016年7月16日(土)〜2016年9月19日(月・祝)
群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp

土偶や埴輪、仏像・神像、生き人形や根付、さらには招き猫やだるままで、
ニッポンの立体表現・美意識を問いなおす展覧会です。

永島信也荒井良の作品も展示されます。

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永島信也「鬼が出るか蛇が出るか」2016年
黄楊、鼈甲、岩絵具
高さ6.8cm

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永島信也「瑞兆」2016年
高さ6.2cm
鹿角、鼈甲


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荒井良「Emergence 」2015年
高さ91cm
紙(張り子)、胡粉、彩色


※本展は、巡回があります。
静岡県立美術館 2016年11月15日(火)~2017年1月9日
三重県立美術館 2017年1月24日(火)~4月9日
  1. 2016/07/12(火) 17:27:33|
  2. 美術館・展覧会情報など

展覧会終了ご挨拶  泉水

「変わる東京 変わらぬ江戸」を終えて
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無事に展覧会を終えられた事に、ギャラリーのスタッフの皆様をはじめ、
ご来場いただいたみなさま、WEBやSNSでご覧になってくださった皆様に
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回のテーマである、「変化」ですが、江戸時代自体が265年もの間続いた事を
思うと、一口に江戸とするのは乱暴であるとも思います。
しかし、近現代の変化の速さを思うとそれに比べ、江戸時代はゆったりとした
流れの中の変化であったのではないかと想像します。

平成の今、昭和の時代のものを「古臭い」と感じたり、「懐かしい」と感じたりするのも、
私たちが(当り前ではありますが)今、ここに生きているからであり、150年経ってしま
えば昭和も平成も一緒くたに語られるのでしょう。

メディア、世界情勢、流行り廃りのある文化、目まぐるしく変わる世の中。
おそらく遠い未来には、凡庸な、日常に見る殆どのものが変化し、忘れ去られていくで
あろう事を思うとなんだか少しさびしく思います。

もしかしたら、広重も、後世に伝わらないであろう、残っていかないであろうちっぽけな
風景や風物詩を絵にして残したかったのではないか、と感じました。

私も、愛され、残って行くものを作りたいと思います。   

泉水


「熊本被災動物への義援金について」

展覧会の片隅にて販売しておりました“熊の鉢”への皆さまのご協力に大変感謝いたします。
総計は27,285円となりました。売上金+少しを熊本市動物愛護センターの支援窓口、
熊本動物愛護推進協議会に泉水が代表して送金致しました。

ありがとうございました。 泉水+gallery花影抄
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  1. 2016/07/06(水) 17:56:55|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)