雑誌「月刊GALLERY」2013年7月号に、荒井良の作品「あか口」が掲載されています。
(すでに8月号が並ぶところで、お知らせが遅くなってしまいましたこと、恐縮です)
特集は、「ビジュアルの世界 夏の怪 - 幽霊、妖怪、その周辺」

※「月刊GALLERY」-webサイト(7月号の紹介ページ)
- 2013/07/31(水) 20:35:26|
- 作家
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今年は雨が少なく、稲の育ちが心配でしたが、すくすくと
穂が伸びて、安心しました。8月、予定通り稲刈りです。
昨年は、体重が84キロで暑い中での作業は大変でしたが
今年は15キロ痩せて69キロでの作業です!!
(ただ来月までにはもう少し体重を落とす予定)
嫁さんには、
「体がプヨプヨしなくなっておもしろくなくなった」と言われましたが多分、以前の食生活を続けていたら
糖尿病になっていたと思うので
僕は、「おもろくても、糖尿病になったら嫌やろ?」
というと納得の顔をしてました。
やはり健康で長生きが大事だとこの頃とくに感じてます。
ま、長寿には運もあると思いますが(^‐^;
運といえば、お昼にウォーキングをしているのですが
巣から落ちたツバメの子供を見ました。
大分成長しているのですがまだ飛べないみたいで
巣に戻してあげたくても、人の家の敷地内にあるので僕が戻すことが出来ません。
それでも何日か経っても、その地面に落ちた雛は成長しています。
離れて観察をしていると親燕がキチンと下の雛にも餌を与えているみたいでした。
猫とかに襲われなければ無事に巣立ちできそうです。
運良く巣立ちできるか見ていきたいです。
そこで
今月の根付川柳落ちぬよう 雛の腰にも 根付をね意味は雛のお腰に引っかかるものがあれば簡単には巣から
落ちんのじゃあないかな?という感じのことです。
根付自体は滑らかにですけど(^0^)

- 2013/07/30(火) 19:38:06|
- 森謙次(高知)
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至水で御座います。Wonder Festival 2013 [summer] 開催日までもうあと2日。
今回、
友人と合同で、ディーラー名 ” NorthStar x DeadPool ” として参戦致します。
卓番は6-08-14 私は死水銘で妖怪根付 「OKIKUMUSHI」 と 「W・D・N」 の二点を販売致します。原型チラリと晒しておりますが、複製と仕上げ・・・間に合うのか(汗)
いえ何としてでも間に合わせますので、炎天下の中では御座いますが是非いらして下さいませ。
生至水を目撃出来る数少ないチャンスでもあります。
当日は色んな意味で暑い熱い篤い一日になりそうです。

「於菊虫」と「輪入道」の根付の原型です。
タイトルの 「W・D・N」 とは一体・・・?
会場で実際に手に取ってお確かめ下さい!
- 2013/07/26(金) 20:15:06|
- 至水(北海道)
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ここしばらく梅の実の匂いで部屋のが満たされています。
とてもあまい
あますぎてうっすらと痛いほど。
それは匂いと味が一致しないこと、
青くて硬い実もとても美味しい何かになりうること。
変化していく美しい色。
透明感。
傷んで崩れていくその弱さ。
梅の実のことを考えるようになったのはこの家に来てからです。
この匂いの中で息をしていると過去の日々が頭に浮かんでは消えていきます。
いろいろと。
これは最後の残り。ほとんどは梅干しとジャムにしました。
10kg以上は採らせて頂いたと思います。お隣の木から。
今年は家の前にある木からもたくさん採れました。

6月に家を出てすぐの道で白木蓮の花の芯(花床というらしい)がたくさん落ちていました。作ってみようと思い幾つか持ち帰りましたが、10cmぐらいはあったのに次の日にはひとまわり小さくなっていて焦ります。色も綺麗な黄緑色が何日かすると真っ黒になってしまうのです。

こんなことを書いてるうちにすっかり夏が来てしまいました。 ミーン ミンと。

梅の実も彫りましたよ。
2013.7月 森 栄二
- 2013/07/25(木) 17:39:59|
- 森栄二(葉山)
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千葉市美術館で開催中の「彫刻家・高村光太郎展」の内覧会(6/28)にスタッフが行ってまいりました。
「生誕130年 彫刻家 高村光太郎展」2013/6/29〜8/18 千葉市美術館
千葉市美術館webサイト 木彫家・高村光雲の長男として知られ、生誕130年の節目を迎えた高村光太郎の展覧会が、千葉市美術館にて開催されています。文筆活動で広く知られる光太郎ですが、今回は彫刻作家としてしての彼にスポットを当てている点で画期的な展覧会と言えます。
アメリカ・フランス留学から帰国した光太郎は、旧態依然とした日本を「根付の国」という詩で表現しましたが、今回展示されている6〜7cmほどの三体の見事な蝉の彫刻を見ていると、単に“彫りの技を見せる”にとどまらない、むしろ繊細に彫ることと大胆にマッスで表現することを両立させつつ豊かな生命観を彷彿させる、本来の根付の姿を垣間見るようです。それは、父・光雲の“彫りの技”を認めつつ、西欧の芸術との融合をはかる光太郎の彫刻の理想そのものであると感じさせられます。
会場には光太郎の原点ともいえる木彫作品をはじめ、彼が参照したオーギュスト・ロダンや同時代の荻原守衞、佐藤朝山などによる作品と、妻・智恵子が制作した紙絵をあわせて展示しています。
光太郎の彫刻作品を見直すきっかけになるとともに、彫刻と工芸のつなぎ目をも透かし見せる機会となる展覧会。ぜひとも千葉市美術館に足をお運びください。

光太郎の蝉の木彫。
「詩」が書かれている作品を収納する自作の袋も、一緒に展示されていました。
- 2013/07/24(水) 19:23:16|
- 美術館・展覧会情報など
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ケンタローと秋葉絢のガラス作品が、
月刊美術8月号の誌上販売企画〜なついろガラス〜にて掲載されています。
ご興味のおありの方は、書店にて是非、お求めください。
注目作家のたくさんの涼しげなガラス作品が紹介されていて、充実の特集です。
※作品は、
「月刊美術」のwebサイトにても、御覧いただけます&お買い物できます!
何卒宜しくお願い申し上げます。



- 2013/07/23(火) 16:49:31|
- ケンタロー(静岡)
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動画サイトYouTubeに
「ケンタロー展2013[Re:Birth]」のギャラリートークムービーをアップしました。(いつものゆるい感じですが、御覧頂ければ幸いです)
→1 →2 →3

ケンタロー ガラス作品展 2013 [ Re:Birth ]
2013年7月20日(土)~28日(日)
休廊 7/25(木)
13:00~19:00(最終日は18:00まで)
※次回の作家在廊は、28日 です。
- 2013/07/21(日) 21:04:41|
- ケンタロー(静岡)
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ケンタロー ガラス作品展 2013
[ Re:Birth ]2013年7月20日(土)~28日(日)
休廊 7/25(木)
13:00~19:00(最終日は18:00まで)
※作家在廊予定日:7/20・21・28
[作家の言葉] ケンタロー普段から生死について考える ながら制作をしている事が多いと思います。
生き物をメインに制作しているという事もあるかもしれませんが、
生き物にとって、切り離す事が出来ない事であります。
今回の作品展では「生まれる、生きる」をテーマに制作しております。是非、お手に取ってご覧下さい。
- 2013/07/20(土) 21:49:28|
- ケンタロー(静岡)
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こんにちは、泉水です。
まずは6月の展覧会にいらしてくださった方や、WEBでご覧になってくださった方々に
心より感謝申し上げます。色々なご感想やご意見を頂き、次の作品への糧とさせて
いただきます、ありがとうございました。
さて、近況を2点ほど…

一枚目の写真は真似ゑもんの季節の和菓子に隠れるシリーズ、
六月(もう七月ですが、、、)の「若鮎」です。
こんがりふんわり焼けた若鮎の皮のいろを美味しそうに出せるか??
これから下絵付、釉そして上絵付で表現していきます。

2枚目の写真は先日高尾に蛍を見に行った時のお庭の門。
蛍の光は私のカメラではとらえられないものでした。残念。
その日の東京は照り返しで焦げそうなくらい暑かったのですが、
高尾山口で電車を降りた瞬間、夕立の後だったのか、緑と土の匂いと
山の空気でリフレッシュしました。
新宿から一時間かからずにあんな自然と山があるなんて、不思議です。
新宿から京王線で370円で行かれるのも魅力的です。
次は山登りしよう!と思ったのでした。
※そんな決意をした泉水さんの作品は
こちらでご覧ください。
- 2013/07/16(火) 12:00:00|
- 泉水/北澤いずみ(東京)
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こんにちは。かわさきみなみです。
5月の個展終えてから、一日一枚のドローイングを再開しました。
最近そのドローイングの中で、犬が少し変わってきました。
黒い模様が出てきたのです!
あるとき真っ黒の犬の絵を描いたことがきっかけで、
そこから発展して白と黒の模様のある犬になっていきました。

初め模様を描くときに「模様をつけるなら普通の犬らしい模様にはしたくない」と思っていたので
意識的にちょっと違和感のある模様を描くようにしています。
何枚か描いているうちに、だんだん模様は
犬の中で動いているような感じになってきました。

まだドローイングで何枚か描いただけなので
この黒い模様の犬がこれからどうなっていくかわかりません。
この模様が何を意味しているのか、
色々描いてみながら考えていってみようと思います。
一日一枚描いて、twitterにあげています。
皆様にも、毎日少しずつ形が変わっていく様子を楽しんで頂けたら嬉しいです。
かわさきみなみtwitter :
http://twitter.com/KMinami89
- 2013/07/15(月) 11:57:15|
- かわさきみなみ(千葉)
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壬生の武家屋敷を利用した根付専門の美術館が、夏季公開中です。
(本年は5回の期間限定の一般公開があります)
根付作家「宍戸濤雲展」2013/7/1(月)〜31(水)
会期中無休
午前10時〜午後5時
京都清宗根付館webサイトは、こちら!
- 2013/07/14(日) 19:00:44|
- 美術館・展覧会情報など
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【北アルプス展望美術館にて展示をします&美術雑誌に掲載して頂いています。】
梅雨明けから益々暑くなってきています。
外出の際には十分お気をつけください。
そんな暑い暑い今年の夏ですが、かわさきみなみは積極的に活動しております。
本日は明日13日から長野県北安曇郡でのグループ展と現在発売中の美術雑誌の
掲載についてのお知らせです。
■
北アルプス展望美術館「小島孝子と女子美同窓展」2013年7月13日(土)~8月18日(日)
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
入館料:大人400円、高大生250円、中学生以下無料

出品はこちら、昨年の卒業制作の「Home sweet home」になります。
■現在発売中のアートコレクターズ7月号(No.52)


まだまだありますアニマルアート(P50)のコーナーにてご紹介いただいています。
■現在発売中の月刊美術7月号(No.454)


展覧会レビューにてご紹介いただきました。(P150)
来月は入間市にて、個展もありますし今年の夏は忙しいかわさきさんです。
どうぞ、かわさきみなみの活動を楽しみにしていてください。
※そんな、元気なかわさきみなみの作品は
こちらでご覧ください。
- 2013/07/12(金) 16:48:16|
- かわさきみなみ(千葉)
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いよいよ暑さが本格的になって来ましたねぇ…
伊勢は、この7月から20年に一度の第62回式年遷宮お白石持ち行事が本格的に始まりです。
なるべく涼しい一日であることを願うばかりです。
6月から「和こもの花影抄」で帯留を出している月代さんより、
帯留の作り方を教わっていました。
帯留なんて紐が通る穴が開いてればいいぐらいにしか考えてなかったけど、
とんでもない思い違いでした。
今では、根付を彫るより難しく感じています。
帯締の通しの注意点を教えて貰い、
裏の作りのサンプル、懇切丁寧な手作りのテキストを頂いて感謝感謝です。
帯締の三分紐の通りがきつからず、弛すぎず、
帯に帯留が添うように意匠がお辞儀しない様に…気を付けて作ってはいるつもりですが、
なかなか思う感じにならないです。(T_T)
帯留厚すぎるかな?通し穴が深くなりずぎたかな?
男の僕では、帯留を使う事が無いので、使う方の使い勝手や扱い易さは分からない部分です。
僕が作った物をモニターしてくれる方が居ればいいのですが、
そんな方も居ないので自分の作った帯留がいいのか悪いのか分からないのが今はネックです。
画像は教えて貰い、初めて作った栗の帯留。
紫苑さんの野菜の帯留が見てみたいと言われてるのですが、
期待に応えられるのは何時のことやら…(´ω`)


- 2013/07/10(水) 20:18:39|
- 紫苑(伊勢)
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7/6(土)と7(日)の週末、Gallery花影抄/根津の根付屋で、
「一景の新作根付を納品がてら在廊してみては・・・・」と企画がありました。今まで沢山の一景作品を花影抄さんで紹介し扱わせて頂きましたが、
自分とお客様との接点が少なかったかなと思いはじめて一人で在廊させて頂く事にしました。
折角在廊するなら「展示した方が良いかな?」と思い、
台を持ち込んで飾ってみたら一見、個展みたいな感じに・・・。
その2日間はとても暑くなると予想されていましたし、
個展ではないので知人にも知らせていませんでしたが、
暑い中沢山の方々に来て頂き嬉しかっです。
ちょっと在廊するつもりだったのですが、
人見知りの僕にとっては緊張した二日間でした。
対応不足な点などありましたらどうぞおゆるしを・・・
暑い中本当にありがとうございました! 三昧

今回発表された、一景の新シリーズ「家伝根付・扇風鬼」!!
みなさま、熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
- 2013/07/09(火) 17:44:39|
- 小野里三昧(東京)
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「サントリー美術館「谷文晁」展を見て参りました。」
先日、実家の片付けをしていまして、こんな物が出てきました。
「谷文晁本朝画算大全」という本らしいのですが。

谷 文晁。
聞いたことがあるような名前だけど・・・?と思っていたところ
ちょうどサントリー美術館で「生誕250周年記念 谷 文晁」という展示が
あるというのを見つけまして、行ってまいりました。
リーフレットには「谷 文晁は江戸時代後期の絵師で関東南画の大成者」と
書かれています。
関東南画というのは南宋画を元に、日本独自の発展をとげた画風で
丸みを帯びた柔らかい描線が特色だそうです。
そうした絵のほか、「写」とされた絵もあり洋画を日本画の材料で模写した
掛け軸もありました。
展示には和綴じの本も多く「集古十種」という美術品等を描いた本があり
開いたページには、詳細な鎧の絵が描いてありました。
老中 松平定信が編纂したもので、兵器、楽器、書画等1859点
寸法や特徴まで記し、谷文晁の模写図を添えたもので全85冊もあるそうです。
さて、写真の「谷文晁本朝書算大全」ですが中身はこんな感じです。

「本朝画賛」という似たような和綴じの本が展示してありました。
色々な絵師の絵を写し取って、落款も実寸大に描きうつしたもの
と書いてあったので「谷文晁本朝書算大全」も同じようなものなのでしょう。
谷文晁は自身で画塾も開いていて、弟子にも色々な絵を写す事を
させていたというので、絵手本のような意味もあったのかもしれませんね。
今回、この本を見つけた事で、思わず谷文晁という絵師について調べることになり
実家って、何が埋もれているか分からないな~と思ったのでした。
※そんな、かぶの作家コーナーは
こちら!
- 2013/07/08(月) 12:00:00|
- かぶ(東京)
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発売中の雑誌「アートコレクターズ」2013年7月号(No.52)にて、
小野里三昧と至水の根付が掲載されています。

「アートコレクターズ」生活の友社-
webサイト
特集内容は「〜動物から妖怪まで大集合、ぬくもりとおののき〜」。
個人コレクターの方々を紹介しているページにて、
三昧「岸涯小僧」・「良来八利」、至水「根付・陰陽」を紹介して頂きました。
今回、雑誌の取材に御協力いただいたコレクターさんは、自身の手で提物を作っておられまして、
掲載された至水さんの「根付・陰陽」には、それぞれ赤と青の革の提物を。

そして最近は、三昧「良来八利」(蛸根付)に、白いエイ革の自作提物が。
(ちなみに「岸涯小僧」には、三昧さんが作った提物が組まれる予定です。)

- 2013/07/07(日) 11:38:33|
- 小野里三昧(東京)
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2013/7/6(土)〜7/7 の両日、小野里三昧がギャラリー花影抄に在廊します。新作の「一景」と「三昧」の根付を展示して、皆様の御来場をお待ちしております。
個展の開催などは、なかなか叶わず、お客様との触れ合いの機会が少ない作家なので、
今回、一景の新作披露もかねて、二日間ギャラリーに在廊し、
いろいろ方と接点を作りたいと思いました。
蒸し暑い最中ではございますが、是非、お出かけくださいませ。
何卒宜しくお願い申し上げます。 (花影抄・橋本)

銘:一景の根付、左から「掃除鬼、洗濯鬼、扇風鬼」
- 2013/07/05(金) 17:46:22|
- 小野里三昧(東京)
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伊勢神宮、熊野三山、高野山参拝の旅・・・そして、「一足飛び!」三昧さんは、この春、家族旅行で「伊勢神宮、熊野三山、高野山参拝の旅」に出かけたそうです。
「三昧さんの旅の風景」








そして、生まれた根付「一足飛び」お伊勢参りと言えば、「蛙と草蛙の根付」で『無事帰る』ですが、
むかしに比べ、遠い所への移動も随分と速く、そして楽になりました。
『一足飛び』は、両足をそろえて跳ぶこと。
順序を踏まず、いっぺんにある所へ達する、という意味。
そのことによって、弊害が起きてしまわぬように、
物事が丸く収まり、事が進むように!、
と角が無い丸い形にしました。
転がっても、無事に帰るぞ! (三昧)

三昧 根付「一足飛び」 黄楊
2013年お伊勢参りの後に制作
※小野里三昧は、2013/7/6・7 の2日間、
ギャラリー花影抄の「作家在廊企画」で、
みなさまをお待ちしております。
銘:一景の根付の新作を展示する他、
上記で御紹介しました「一足飛び」も並べる予定です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
(Gallery花影抄・橋本)
- 2013/07/03(水) 21:35:21|
- 小野里三昧(東京)
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