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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「13年5月/森謙次(高知)」

やっと春らしく暖かくなってきたと思ったら 夏の暑さになりました。
おかげでランニングをすると汗を沢山かきます。
体重も先月より3㌔やせました(^0^)

身長170㌢で体重75㌔以上がメタボの基準みたいですが
そういう意味で僕はメタボではなくなりました!
リバウンドしないようにこのまま頑張っていこうと思います。

さて4月は田植えをした後、天気が寒くて苗の育ちが心配でしたが
5月に入り、順調に育ってきていて安心しています。
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画像は僕の家の近所の田んぼです。

8月には稲刈りで忙しくなります。
嫁の実家の田んぼでは約100俵ほど収穫があるので運ぶのが大変ですが、
1表がやく30キロなので良い筋トレになります。

体を鍛えつつ根付制作を頑張っていきたいです!

そこで今月の根付川柳

めりこまず するっと通る 帯の上

以前はベルトや帯に根付を通すとき、めり込むように根付を入れていましたが
なんとか余裕を持っていけれるようになった状態を川柳にしてみました。


※そんな、身も心も軽くなった森謙次のコーナーはこちら
  1. 2013/05/31(金) 11:23:15|
  2. 森謙次(高知)

かわさきみなみ展 「どこに いるの」 はじまりました。

昨日より、かわさきみなみの個展「どこに いるの」が始まりました。
初日はたくさんの方にご来廊いただき作家ともども感謝でした。

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2013年5月25日(土)~6月2日(日) 休廊 5/30(木)
13:00~19:00(最終日は18:00まで)


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実際に展示しているDM作品「どこに いるの」

また、遠方よりいらしてくださった方もいたのが印象的でした。
去年の個展にいらしてくださり、また今年の個展にも足を運んで
いただいた方も多く、かわさきさんの表現がどのように成長したのか
肌で感じていただけたでしょうか…作家さんとの会話も楽しんで頂きたいです。

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今回の展示で一番大きな作品「ずっと探しているような気がする」 実際はこの写真よりも
大きく感じるのではないかと思います。横幅が120㎝くらいです。

白い犬たちの生命力あふれる、かわさきさんの作品の表現をぜひ体感しに
根津まで足をお運びください。作家さんは毎日在廊しています。
  1. 2013/05/26(日) 10:31:34|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り「13年5月/かぶ(東京)」

三社祭に行って来ました。
三社祭は夏を告げるお祭りです。
今年は急に寒くなる日などもあって、お天気はどうかなと
思っていましたがちょうど良く晴れて良いお祭り日和でした。

初日の金曜日にはお練りを見て来ました。
木遣りの方の中には根付を付けている方もちらほら。
左は小太鼓の根付、赤い色が効いてます。
右は鹿角のクラウン部分を使った根付。渋いです。

根付


日曜日は浅草見番にて組踊りを観てきました。
芸妓さんは藤、はなの二組。
幇間さんは於八七(おばな)という組で踊りを見せてくれます。

手古舞姿

これははな組の手古舞姿です。
左はお練りの時の写真。右は見番での組踊りの写真です。
手古舞姿とはなんなのか?何故、男装なのかなと調べてみたところ、
手古舞姿とは、江戸の祭礼で山車に付き添った鳶の格好を真似した
もので、もともと鳶職の方をその作業の様子から手棍前(てこまえ)
と呼んでいた事から始まり、その派手な格好で木遣りを唄い歩く姿が
格好良く映ったのでしょう、それをその内に女性が真似し、手古舞姿
となって今もそれが続いているとの事でした。

調べてみると、歌川豊国が歌舞伎役者演じる手古舞姿を
描いている浮世絵などもありました。

お座敷遊びは敷居が高くて無理ですが
艶やかな芸妓さんや貴重な幇間さんを近くで見られる良い機会でした。



※そんなかぶさんの作品コーナーはこちら
  1. 2013/05/22(水) 18:20:26|
  2. かぶ(東京)

作家便り「13年5月/中梶真武(神奈川)」

「ラリック美術館」

ブログ、ご無沙汰しています。
五月も後半になり暖かく、過ごしやすくなってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕は先日、少し遠出をして箱根ラリック美術館に行ってきました。
ラリックはアールヌーボー、アールデコ時代を代表する作家でジュエリーからガラスに転身し、そのどちらでも活躍した人です。

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こちらの美術館には今まで何度か行っているのですが、その時々の自分の作っているものや考えてる事によって気づける事が変わり、毎回新鮮な気分で観ることが出来ています。今までは技法的な部分に目が行きがちでしたが、今回は全体のまとめ方であったり、動植物をデザイン化しつつも鑑賞者がそれとわかるように表現するラリックの凄さに改めて気づかされました。
そして、おそらく日本美術の影響も受けているであろうデフォルメの感覚などもとても参考になります。

ラリックは、いわゆるジュエリーに使われる貴金属や価値の高い宝石だけでなく象牙や鼈甲、獣骨などを使った作品も残しています。
僕が学生時代からラリックに受けた影響は大きく、様々な素材を使ってジュエリーを作っていた事が今、根付を制作している事に繋がっていると思います。
まだまだ未熟で足元にも辿り着けていないかもしれませんが影響を受けた先人に負けないような作品を作り出していけるよう頑張ります!

ラリックで脳みそを一杯にした後は、箱根湯元で甘い物など食べ歩いて帰りはお腹がパンパンになってしまった中梶でした。

※「根津の根付屋」中梶真武のページはこちら!
  1. 2013/05/21(火) 18:11:54|
  2. 中梶真武(神奈川)

作家便り「13年5月/泉水(東京) 」

こんにちは、泉水です。
以前、いわきの陶芸教室のお話をさせていただきましたが
世田谷の工房でも陶芸教室をしています。

私もそうですが、何故か生徒さんの半数以上が猫飼いです。
集まるものなのでしょうか?それとも陶芸に興味を持つ人に
猫飼いが多いのでしょうか??

6月22日から個展をさせていただきますが、今回のテーマは歌舞伎です。
歌舞伎はずっとやってみたいテーマではありましたが、歴史ある、
奥の深い歌舞伎をテーマにすることは、たいした知識の無い私としては
ハードルが高く、中々手の出せないところでした。

しかし、4月には新生歌舞伎座の杮落とし公演も始まり、やるなら今年でしょ!
との思いからテーマにしてしまいました。

考えてみれば歌舞伎自体は本来、誰でも楽しめる庶民のお芝居に他ならず、
そんなに気負うことはないのでは?と、思ったり、いやいや、下手なことは
出来ないぞ。と思ったり、逡巡しました。

結果、私に出来る範囲の私ならではの歌舞伎、色々な動物に歌舞伎を
演じてもらう事にしました。

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写真は制作途中の「鳴神」ならぬ、「にゃる神」です。
このタイトルのアイデアは猫飼いの生徒さんからいただきました。
やはり猫は外せませんので(笑)

泉水

根津の根付屋 泉水コーナーはこちら!
  1. 2013/05/19(日) 16:00:00|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

永島信也の「週末在廊企画」の二週目、5/18(土)・19(日)

永島信也の「週末在廊企画」の二週目です。2013/5/18(土)・19(日)の両日、Gallery花影抄に在廊しています。作家と話してみたい!顔を見てみたい!など、ご興味のおありの方は、どうぞお気軽におでかけ下さいませ。「銘:閑溟」の新作根付を並べています。
そのほか、ギャラリースペースには、森栄二と藤沼哲の木彫作品も展示中です。

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御注文で制作した「人魚」の根付、こちらも展示しています。
  1. 2013/05/17(金) 20:18:39|
  2. 永島信也(神奈川)

作家便り 「13年5月/かわさきみなみ(千葉) 」

こんにちは!かわさきみなみです。
ゴールデンウィークはいいお天気でしたね!
私は制作でほとんど家に篭りきりでしたが…(;o;)
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?

ゴールデンウィークも過ぎて、個展まであと少しとなりました。
今も制作を進めています!

前回は制作途中のパーツを紹介しましたが、
今回は、犬ではない部分を紹介したいと思います。

犬ではない部分…それは犬に絡み付く謎の白いものです。
この白いもの、犬と組み合わせる前の単体で見るとなんだか不思議で
面白い形になってるのです。


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これはピンクの色が付く前は、氷の山のようでした。


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単体で見た形ではこれが一番お気に入り。
こんな形は今まで作ったことがなかったので、作っていてとても新鮮でした。

さて、この不思議な形がどんな風に犬と組み合わさるのか…
それは展示をしてからのお楽しみです!
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かわさきみなみ展「どこに いるの」
2013年5月25日(土)~6月2日(日)
休廊 5/30(木)13:00~19:00
  1. 2013/05/12(日) 18:00:00|
  2. かわさきみなみ(千葉)

永島信也が週末在廊します

「展覧会でもないけれど、作家がギャラリーに在廊してみる!」という企画の3回目を致します。

永島信也が、2013/5/11(土)・12(日)と18(土)・19(日)の両週末、Gallery花影抄に在廊します。
作家と話してみたい!顔を見てみたい!など、ご興味のおありの方は、どうぞお気軽におでかけ下さいませ。

永島作品(銘:閑溟)の新作も、展示いたします。
(個展開催の後に、けっこう沢山制作しました!)
何卒、宜しくお願い申し上げます。

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  1. 2013/05/10(金) 20:02:35|
  2. 永島信也(神奈川)

齋藤美洲展「NETSUKEISM」出品作品

齋藤美洲展「NETSUKEISM」出品作品

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根付「豊年踊り」象牙 美洲の代表作のひとつと言える図柄。

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根付「お立ちなさい」黄楊

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根付「虎」象牙

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根付「呑悪夢」黄楊

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根付「兎」象牙

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根付「向干支 龍と狗」鹿角・河馬牙

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根付「狸の鼓」黄楊

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根付「月下之猟師」鹿角

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根付「夕立」鹿角

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根付「洋犬」象牙

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根付「跳兎」象牙

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根付「駆」象牙

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根付「玉鼠」黒檀・象牙

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根付「丸狗」河馬牙・黄楊

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根付「円舞」黄楊

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根付「愛」象牙

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根付「G線上のヘレナ」象牙

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根付「鷹への抽象」黄楊

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根付「愛とこしえ(連作)」象牙

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根付「着水」象牙 と「オブジェ・着水」樹脂

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根付「愛とこしえ」と「オブジェ・愛とこしえ」樹脂

齋藤美洲展 NETSUKEISM 〜制約の中の自由〜

2013.5.7(tue)〜5.12(sun)
銀座・ミーツ・ギャラリー
  1. 2013/05/09(木) 21:38:30|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

齋藤美洲展「NETSUKEISM」展覧会内容

齋藤美洲展 NETSUKEISM 〜制約の中の自由〜
2013.5.7(tue)〜5.12(sun)
銀座・ミーツ・ギャラリーにて開催中です。

展覧会内容紹介

齋藤美洲は、掌に納まるほどの根付彫刻の中に、大きな彫刻と何ら変わりのない造形の理を探求してきた。
その五十年にわたる志は、三十年前に出版された著書「根付彫刻のすすめ」の冒頭の挨拶にも見て取れます。
今回の展示は、長年繰り返されてきた、その飽くなき探求の経過報告のようなものです。 

以下は、齋藤美洲著『根付彫刻のすすめ』(日貿出版社)より

空間それ自体は無であり、我々にはそれを実感することはできない。三次元の造形は、存在することによって、その空間を感じさせ、確認させてくれる。身近な例で言えば、何もない部屋の空間はとらえどころがないが、家具などを配置するとその大きさが具体的になって明確になる。

野外になにかオブジェを置いてもよい。それを強調した空間が強調されるだろう。
さらに広げていけば、中近東の広大な砂漠と大空を背景にしてそびえ立つ巨大な寺院がある。
この人力をあざ笑う広大な空間に、砂漠の民はなんと見事にマッチしたオブジェをうち立て、
その冷酷な世界を親しいものにしたのだろう。

我々をとりまく世界には、マクロの宇宙からミクロの分子まで、自然の手になる美しい造形が数限りなくあふれている。科学の恩恵で今日の我々は、地球自体を外側から見ることができるし、電子顕微鏡で物質の結晶体や分子構造まで目にすることができる。

人の手による造形美術はどうだろう。
大きいものは、地上にあって視野が届く限り、際限がないといえる。
建造物も美的芸術要素を備えていれば造形美術に入る。その高さを極めれば、まさにバベルの塔である。
一方、小さなものに目を向ければ、ここには歴然とした限度があると思われる。
なぜなら、裸眼の及ばないところで造形美術が成立することはないと考えるからである。
天眼鏡で細工を見せる作品もあることにはあるが、そこまでいくと造形美術とは領域を異にすると思わざるを得ない。
長い間、多くのミニチュア彫刻作品を折に触れ見てきたが、そこから得た確信は、
手の平で包める程度が、小さい造形美術の限度であるということだった。
この大きさが、立体の構成やアウトラインの流れ、量感に作家が自らの表現をこめるのに絶対に必要なのである。これより小さくては、技量のみ先行するばかりで、造形作家が本来意図する内面的表現、芸術的心情をそこにくみ取ることは、はなはだ困難になる。

世界には根付のようなミニチュア彫刻作品が数多くあり、それぞれ伝統を伝えている。
だが造形力、構成力、表現力等、芸術性の豊かさでは、日本の生み出した根付に勝るものはないといえる。
実用品として生まれ、諸外国の影響を絶った鎖国下の江戸時代に工芸品として完成され愛好された根付は、まじり気のない日本人の感性の結晶である。
しかも造形美術品としての完成度の高さは、開国後、外国人の蒐集家が先を争って持ち去った事実にも表われている。決して実用を離れたことがなかった小さな根付が、世界に認められ、しかも大きな彫刻美術品に劣らぬ造形的表現を持ったことは驚異である。
手の平で握られる程の大きさの中に、作者の心情、思想、美意識、造形観等、芸術を芸術たらしめる要素が豊かに混入している。まさに根付は、手の平の上に創り出された宇宙ではないだろうか。そして、これを生み出す者自身、その過程でその中に新たな自分自身を発見するのである

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  1. 2013/05/09(木) 21:20:49|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

齋藤美洲が、銀座で個展を開催します。

齋藤美洲展 NETSUKEISM 〜制約の中の自由〜
2013.5.7(tue)〜5.12(sun)

11:00〜19:00
※初日15:00から。最終日17:00まで。

場所/銀座・ミーツ・ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-18
デイム銀座ビル10F
TEL:03-3571-7818
FAX:03-3571-7819
ミーツギャラリー・webサイト

●根付彫刻を志して五十年。
その間に得た根付感、「掌の空間における造形・バランス・ムーブメント」は
大きな彫刻と変わりがない、その思いを展示致します。

齋藤美洲

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  1. 2013/05/05(日) 19:18:07|
  2. 齋藤美洲(埼玉)

作家便り「13年4月分/永島信也(今回、島根)」

お久しぶりです。永島です。
ブログは個展ぶりとなりますが、すごく時間がたったような感覚です。
個展後はいろいろとご注文品の制作などをしておりまして、
それが落ち着いたので実家のほうに帰省しておりました。

僕は神話など題材にするときは、
その神様が祀られている神社にお参りするようにしています。
先日スセリヒメを作ったのですが、そのお参りには行けておらず、
そして今度オオクニヌシノミコトを作る予定なので、
この夫婦が祀られている出雲大社に行ってきました。

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(出雲大社)

大国主命は大黒天と習合しており、
敷地内の奥の方に大黒様がたくさん納められている建物があります。
制作の資料にとそこにも行ってきました。

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(大黒様)

その後、少し離れた場所にある那売佐神社(なめさじんじゃ)にも行きました。
ここもオオクニヌシノミコトとスセリヒメを祀っています。
これでひとまずはご挨拶できたかなという感じです。
また、制作後に行こうと思っています。


また別の日、中学の同級生でろくろ作家の濱田幸介さんの工房に遊びに行ってました。
彼とは当時、よく一緒に釣りに行ってたりルアー を作ったりしてました。
思えば彼はそのころからろくろで木を削ってましたし、僕はリューターで木を削ってました。
なんか感慨深いです。
ろくろ挽いてるところを見せてもらいましたが、木の削れる音はとても気持ちがいいです。

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(濱田君)

彼の個展が島根であります。

濱田幸介 木工展
2013年5月2日(木)〜5月8日(水)
一畑百貨店 松江店5階・美術工芸サロン


島根の方は是非!
  1. 2013/05/03(金) 18:55:28|
  2. 永島信也(神奈川)

アートコレクターズ 5月号(No.50)に掲載されています(かわさきみなみ)

早いもので、もう5月です。根津はつつじを見に来る方などで町全体が
賑わっているように感じます。ギャラリーは週末3、4、5日オープン
しておりますので、お散歩がてらぜひ根付などご覧にいらしてください。

さて、今月個展を控えております かわさきみなみさん。

昨日打合せをしました。立体4点とドローイング2点が出品予定です。
一か月を切ったのでかわさきさんもラストスパートに入って毎日制作がんばっております。

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日々のドローイングも見せていただきながら打合せ…

また、先月25日発売のアートコレクターズに展覧会情報を掲載させて
いただいています。いつもありがとうございます!
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                  ※2か所掲載されています!

  1. 2013/05/01(水) 13:55:17|
  2. かわさきみなみ(千葉)