根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「12年11月/森栄二(葉山)」

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 ある朝早く、目が覚めると泣いていた、ということがありました。流れ落ちるというのではなく涙は目の周りをしっとりと濡らしていて、わずかに感じられた曖昧な悲しみとも寂しさともつかない感情は、打ち寄せた波がすっと砂に染み込むようにすぐに何処かに無くなってしまったのです。ただ、その名残のようなものは僕の周りに振動となって漂っていたように思います。  

 細く開けてあった雨戸の隙間からは夜が明けたばかりの薄青い光が入り込んでいました。なぜ泣いているのか?夢を見ていた感触もなく、ぼんやりとした余韻だけがそこに取り残されていてポカンと変な気分です。まだ5時前でしたが目の周りの涙を指で確かめつつ起きあがり、洗濯を始める事にました。もう少し眠っていてもよかったのですが、なにかそうする他なかったのです。

 僕は夢をよく見ます。色々な夢を見ます。夢の中で号泣して,泣きながら目を覚ますというのも何回かあります。一般的に夢は、その殆どを目覚めたと同時に忘れてしまうということらしいので、多分この朝も何か夢を見ていたのかもしれません。
 しかし、もととなる何かが何処かに消えてしまった感情とはどういうものでしょうか?
 普通、感情とはそれを引き起こす何らかの原因があって、それに直面している時や、後で思い出す時におまけのようにくっついてきてしまうもののように僕には思えます。面白い事があって笑うのであって、何も無いのに笑えないでしょう?思い出し笑いというのも他人からは訳が分からなくて不気味に見えますが、本人は頭の中でちゃんと笑える原因を思い出しているのです。

 この朝、仄かに手元に残った感情は、夢の消滅とともに、宙ぶらりんで後立てが無くなってしまいました。その為か、悲しみや寂しさといった言葉で表される以外の別のもの、なかなか遭遇出来ない僕にはとても稀有で純粋な何かだったように感じられてなりません。

 
 ただ、過ぎ去った気持ちを思い出すことは、ましてや夢によって引き起こされたであろう小さな感情をなぞることなど、風の中で砂でできた欠けらを必死に拾い集めるように取り留めがないことです。それはすでに意識の砂嵐の向こうにぼんやりと薄らいで消えてしまいそうなのですから。


2012.11月  森栄二

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※Gallery花影抄-webサイト「森栄二作品紹介」は、こちら!
  1. 2012/11/30(金) 20:28:27|
  2. 森栄二(葉山)

作家便り「12年11月/藤沼哲(東京)」

SOFA Chicago に行ってきました。
SOFA ( Sculpture Objects Functional Art & Design ) はギャラリーが出展するアートフェアです。
(SOFA-webサイト)
私の作品はアメリカの取り扱いギャラリーブースと Special Exhibition に展示されました。
今年はスタジオグラス50年のアニバーサリーで、いつもに増し(私の印象ではアメリカではガラスが一番勢いがあるように感じます。)てガラスの作品がフューチャーされていました。

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吹きガラスのデモンストレーション


私の作品が展示されているSpecial Exhibition は
”What is beautiful ? Changing Perspectives in Contemporary Wood Art"
と題されたウッドアートの作品展です。

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What is Beautiful? Changing Perspectives in Contemporary Wood Art

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Tom Eckert Conjuring Book polychrome wood - carved
19 x 7.5 x 5" Represented by Snyderman-Works Galleries,
Philadelphia


What is beautiful contemporary wood art? Since the 1990s the tent of wood art has housed an increasing variety of work representative of radically different directions taken by makers. This special exhibit includes makers whose sculpture might now be considered “classic” and others whose work seems to speak with a highly individual and interesting aesthetic that references work of prior decades, other cultures and artists, demonstrating that beauty is a multifaceted concept.
Curated by Charlotte V. Wainwright, Ph.D, Hon AIA
Presented by Collectors of Wood Art


最近アメリカではウッドターニング、ファニチャー、彫刻など融合してウッドアートと呼ぶようになってきました。
まだウッドアートの歴史は浅く認知度も高くありませんが、アメリカのウッドアート界は「普及」、「アーティスト支援」、「コレクター」の協会が互いに協力して活動しています。
外国人の私も多くの恩恵を受けています。

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スペシャルエキジビションがらみのパネルディスカッション会場ほぼ満席

今年ウッドアートを取り扱っている大きなギャラリーが破綻し心配しましたが、
ウッドアートを取り扱うギャラリーも増え、スペシャルエキジビションの効果もあり、
ウッドアートの注目も増したように感じます。
会場では久しぶりに会うアーティスト、コレクターと挨拶を交わし、情報交換などもしました。
残念ながらアメリカも景気が悪く、今年は少し規模が縮小したようです。
SOFAニューヨーク、サンタフェも開催されませんし、今年のカタログはクオリティが低くなりました。
ハリケーンの影響も重なって売れ行きはスローな展開(らしい、ギャラリーオーナー談)でしたが、
ギャラリーとしてはこの後もどんどんフェアーに参加してアピールしていくとの事。
彼らの情熱、前向きさを心強く感じ、モチベーションアップで帰国しました。

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Riley Galleries のブース の私の作品

※Gallery花影抄のwebサイト、藤沼哲の紹介ページはこちら!
  1. 2012/11/28(水) 21:37:58|
  2. 藤沼哲(東京)

作家便り 「12年11月/かわさきみなみ(千葉) 」

こんにちは。かわさきみなみです。
18日にCAFネビュラ展が終わり、子犬達は家に帰って来ました。

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ネビュラ展では入り口入ってすぐのとても良い場所で展示をさせて頂き、子犬達も
たくさんの方に見て頂くことができました。また、ある方は今回初めて子犬達を見て
気に入って下さり、最終日に「見納め」と言ってもう一度足を運んで下さいました。
とても嬉しかったです。

その方とは最終日のアーティストトークの後でゆっくりお話しすることができ、作品の
感想や意見を伺うことができました。会話の中で「この犬のかわいさは、犬好き以外
にも通じる」と言って頂いたことがなによりも嬉しく、印象に残っています。

私は自分の大好きな「犬」という形で作品にしていますが、「犬がかわいい」
ということだけでなく「動物の生きる姿」を愛しく思えるような作品を作って
いきたい。そんな思いがより一層強くなりました。

今回の展示では、展示に来てくださった方や作家さんとお話する機会が多く、
お話をする中で改めて気がつくこともたくさんありました。これからも様々な
方とお話しすることを大切にして、より自分の考えと表現を深めていきたいです。
  1. 2012/11/26(月) 16:44:51|
  2. かわさきみなみ(千葉)

新古典派根付展 ご来廊ありがとうございました。

本日、新古典派根付展~江戸文化への憧憬~ の最終日を無事に終える事が出来ました。

お天気が悪い中でのスタートとなりましたが、たくさんの方々にお出でくださり大変感謝
しております。ありがとうございました。

作家さんも交代で在廊しておりましたが、お客様との交流がこれからの制作活動の糧と
なったことと思います。初めての展覧会の作家さんも、お客様とお話できた事がとても
勉強になったことと思います。

展示中は作家さんが声をかけて頂いていたこともあり、手にとり楽しんでくださっていた
のが印象的です。今後もこのような根付のグループ展も企画して参りたいと思っています。

また、遠くからwebサイトをご覧になりお問い合わせいただきましたお客様にも感謝致します。

今後も作家の活動をサポートしていき、お客様に色々とご紹介していく機会を増やしていく
ことを目標にがんばりたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

この度は誠にありがとうございました。

(スタッフ 木塚)
  1. 2012/11/25(日) 19:59:11|
  2. 展覧会

「新古典派根付展」出品作品/三昧

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の 三昧 作品の御紹介です。

「雷雲」
黄楊、黒水牛、マンモス牙
直径4.0×厚さ2.0cm

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「筍掘り」
象牙、黒水牛角
4.0×3.1×3.0cm
御売約済

「竹と虎」「龍と虎」の関係になっています。
ライバルの「龍」と対決することを夢見る若い虎が、
力試しのように筍を引き抜こうと奮闘しており、
その地下では、もぐら(土竜)が、抜かれまい!としています。

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「差し根付・靴べろ 牛タン」
鹿角、黒水牛
H10.5cm
御売約済

実用「靴べら」の差し根付です。
ベルトに差して携帯し、靴を履く時に使います。
スペシャルアイテム。

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「差し根付・靴べろ 河童」
鹿角、黒水牛、琥珀
11.3cm
御売約済
同じく、実用「靴べら」の差し根付です。

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「蝦蟇口」提物組み上げ 販売済
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「登竜門」提物組み上げ
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「我竜」鹿角置物彫刻 H60cm 御売約済

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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。
お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/22(木) 08:38:48|
  2. 小野里三昧(東京)

「新古典派根付展」出品作品/かぶ

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の かぶ 作品の御紹介です。

「雪待月」
象牙
3.2×2.6×1.5cm
御売約済

雪待月は、和名の十一月の事。冬の前の寒い日に、陽だまりでまどろんでいる猫の様子です。(かぶ)

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「おおかぶら」
象牙、漆
2.8×2.4×1.9cm
御売約済

大きな蕪にかじりつく鼠たち。
紐穴のところは、上に乗っている鼠が食べました。
小さい鼠が、その穴を覗いています。(かぶ)

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「立猫 毬」
黄楊
H6.0cm

印根付です。(持ち主が決まったら、底面に文字や絵を御相談して彫ります)

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「ひともし」(火灯し)
黒檀、鼈甲
5.9×3.0×2.5cm
御売約済

弥勒菩薩像のような優美なフォルムの根付だと思います。
滑らかな身体の表面と、尾の鋭く渦巻く様が対照的です。
タイトルは、狐火のイメージからです。
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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。
お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/20(火) 20:17:23|
  2. かぶ(東京)

「新古典派根付展」出品作品/楽虫

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の 楽虫 作品の御紹介です。


「すこ太」
セイウチ牙、鼈甲、牛角
2.6×3.0×1.5cm
(御売約済)

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「あい」
象牙(台座部分は、鹿角)
L8cm

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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。

お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/20(火) 19:45:04|
  2. 楽虫(東京)

「新古典派根付展」出品作品/山鹿

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の 山鹿 作品の御紹介です。


「あげないよ!」
象牙、鼈甲
3.9×3.2×3.6cm

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「丸鼠」
象牙、羊角
3.7×4.3×2.0cm
御売約済

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「跳兎」
象牙、鼈甲
3.0×2.0×2.5cm
御売約済

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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。

お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/20(火) 18:36:55|
  2. 山鹿(東京)

「新古典派根付展」出品作品/藤井安剛

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の 藤井安剛 作品の御紹介です。


「曼陀羅ヶ淵の河童」(柳左根付)
鹿角
直径4.1×厚さ1.8cm
御売約済

西武新宿線の東村山〜所沢間に持明院というお寺があって、
この崖下が、柳瀬川の曼陀羅淵です。
ここには、河童が住んでいたそうで、
持明院には「今後、人間の生き肝を取るような悪い事は、いたしません。」
という、詫証文が残されていましたが、
明治17年の寺の火災の際、焼失してしまったそうです。

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「野ぶどうの這う窓」
鹿角、錆、漆
4.0×3.3×1.9cm
御売約済

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「悪玉をどり」
象牙
5.1×3.0×2.8cm
御売約済

山東京伝の黄表紙「心学早染草(しんがくはやそめくさ)に出てくる、
人間の心を擬人化したキャラクターです。
後に、歌舞伎舞踊にも登場し、「悪玉踊り」として、江戸中で流行ったそうです。

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「よたか」
マホガニー、へご、錆、漆、拭漆
4.5×2.3×2.2cm

※背中の面に施された黒の模様も、彫り下げてから錆と漆で描いています。
「よたか」という鳥は、歩くのが下手らしく、根付の裏面の足の表現は、
そのおぼつかない様を表現しているとのことでした。
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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。

お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/20(火) 18:01:17|
  2. 藤井安剛(東京/東村山)

展覧会ご案内 「新古典派根付展 ~江戸文化への憧憬~」

明日から始まります、根付のグループ展。本日搬入作業を終え展示台の上に根付が並びました。

それぞれの作家の出品点数は、三昧5点、かぶ4点、安剛4点、山鹿3点、楽虫2点です。
三昧さんは他にも小品を持って来てくださっています。提げ物なども一緒に展示しており
ますので、合わせて楽しんでご覧いただければ幸いです。

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Gallery花影抄 「新古典派根付展 ~江戸文化への憧憬~」
2012年11月17日(土)~25(日) ※22日(木)休廊
13:00~19:00 (最終日~18:00)
  1. 2012/11/16(金) 21:45:08|
  2. 展覧会

作家便り「12年11月/至水(北海道)」

至水で御座います。

先月末、函館市内の古民家(というには若い築56年)を会場にした作品展示イベントが行われました。
その名も 『街・なか・アート・彩 2012』
主催者の方が知り合いなもので、私にも出展のお誘いがあり根付と鹿角装身具で参加して参りました。


油彩、アクリル画、イラスト、革画、苔玉、アートクレイシルバー、書、パステルシャインアート、版画、陶芸、革細工、根付、民族楽器フリープレイ、豆乳ヨーグルト・・・
総勢19名のプロ、セミプロ、アマチュアの、多種多様な作品が古民家の畳部屋に並べられたのです。

準備期間が2週間強!告知も十分とは言えない手作り感溢れる突貫イベントでしたが、雨天にも拘らず予想以上のお客様にお越し頂き、関係者一同驚きと喜びで感涙止まらずな二日間でした。

これが生涯初イベントだった主催者の方も夢を一つ叶える事が出来たと喜んでおりました。
来場者の方からも次回開催を期待される声を多数寄せて頂きましたが、今回お借りできた古民家は既に近い将来取り壊しの予定になっているそうで・・・イベント終了後、参加者一同「その前にもう一度・・・」の思いを胸に、また終わらない日常に戻って行ったのでした。

民族楽器のビートに満ちた「絵画」から「食」までもが混在する古民家の畳の部屋で来場者に根付の解説をする私・・・なんだコレ(笑)
カオスで素敵な二日間を過ごさせて頂きました。

やはりイベントは楽しいですね!


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「しっかりと自分のブログと花影抄をアピールする」を意識した展示ですね・・・


展示作品、会場の雰囲気等、御興味を持たれた方は
是非、至水のブログ「悪魔ノ天秤」までおいで下さいませ。

当ブログの「街なかアート彩」の記事URLです↓

http://deadpool-shisui.blogspot.jp/2012/10/blog-post_30.html


  1. 2012/11/14(水) 19:49:10|
  2. 至水(北海道)

作家便り「12年11月/中梶真武(神奈川)」

中梶です。
先日まで開催のされていたアートフェアULTRA無事終了いたしました。
僕も作品を出させていただき、今回は一日だけですが会場にも立つ事が出来て、
場の空気を感じられたのは良い経験になりました。
来場いただいた皆様、ありがとうございました。

それと先日、東博に根付の郷コレクションと高円宮コレクション展を観て来ました。
まだ始まって間もないという事もあってか、休日でしたがゆっくりとしたペースで観る事ができました。
会場では幅広い年齢層の方々が凄く真剣に根付をみて話をしていて、それがとても嬉しかったです。
僕は、写真でしかみた事のなかった作品の実物を観ることが出来て、
印刷では伝わらないボリューム感や細部を観察出来、とても勉強になりました。
そして古い時代の根付と現代の根付を同時にみる事によって、
今、根付を作っている自分自身は、
これからどんなスタンスで、どのような作品を作っていきたいのかなど色々な事を考えさせられました。
これからも作品を作り続ける中で、
そういうものを少しずつでも自分の中でハッキリとさせていければと思います。
根付の展示は会期中にもう一回位は行きたいなと思います。
開催中の出雲展のチケットで入ってそれも一緒に見るのがオススメですよ!

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画像はこの前江ノ島に遊びにいった時に撮ったものを。
獅子の像の土台に彫られた物なのですが、龍だと思うのですがなんだかどこかトボけたところもあって
可愛い気がしたのでパシャっと撮ってしまいました。
こんな感じに少し力の抜けるような物も良いですねー。

※webサイト「根津の根付屋」内、中梶真武の紹介ページは、こちら!

  1. 2012/11/09(金) 20:13:42|
  2. 中梶真武(神奈川)

作家便り 「12年11月/紫苑 (伊勢) 」

紫苑です。
あーもう11月ですねぇ…まぁーたひとつ歳をくうわ…なんてばかりも言ってられないので、
気分転換に、知り合いのアーティストの畠さんも参加してる、亀山市のアート亀山を見に行って来ました。
県内ばかりでなく、東京からとかも作家さんが参加して開いてますが、
僕が行ったのが平日のせいか、見物客は割りと少なかったです。(^_^;)雨が降ってたせいもあるのかな…
何点か気に入った作品もありました。
緒方直青さん、平松典子さん、アートガーデン崖の上のJunAtsuhi&KaoruIchikawaさんの作品が、
僕的にはとても良かったです。
KaoruIchikawaさんは作品の説明もして頂き、とても感じのいい方でした。
作品の写真を撮るのも心良くOKして下さいました。有難いです。m(__)m

帰りに津市の三重県美術館で「平櫛田中展」もみて来ました。
やっぱ造形力すごいです。…赤ちゃんなんか生きているかのように彫ってある。(^_^;)
顔の表情の彫りが凄すぎます。一流の作品を見ると自分の未熟さを思い知らされますね…

PS:11月23日(金・祝)~26日(月)迄。今年もまた伊勢市のいせトピアにて、伊勢志摩木彫会の作品展があります。プロ作家とアマチュアの木彫と根付の作品が一堂に列びますので、近くに御出の折りは見てやって下さい。
時間は9時~5時迄です。(最終日4時半迄)
宜しくお願い致します。

●画像はアート亀山のJunAtsushi&KaoruIchikawaさんの作品と平櫛田中展の看板です。

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※webサイト「根津の根付屋」内、紫苑の紹介ページは、こちら!
  1. 2012/11/07(水) 20:36:16|
  2. 紫苑(伊勢)

アートフェア 「ULTRA005」終了の御礼

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エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ005」
EMERGING DIRECTORS’ ART FAIR ULTRA005

11/4 クロージングパーティーがあり、前期と後期を通じて、フェアが終了致しました。
会場に応援に来て下さいましたギャラリーの御客様、
初めてお会いして御挨拶をさせて頂きました皆様、
出展に協力してくれた作家のみなさん、
同じく出展していた各ディレクターの皆さん、
スパイラルのスタッフの皆様、
フェア事務局の皆さん、フェアマネージャーの池内務さん、
多くの皆様に感謝申し上げます。
有難うございました。

ULTRAは、ディレクター個人単位での出展形式です。
来年は、私橋本に代わり、スタッフ木塚が参加の予定でおります。
私とは、また違った切り口で作家を選び、展示に臨むことと思います。
何卒宜しくお願い申し上げます。

2012.11.5 花影抄/根津の根付屋 橋本達士


  1. 2012/11/05(月) 12:43:32|
  2. アートフェア他(根津以外での展示活動)

荒井良三人展のお知らせ

荒井良さんの参加する展覧会が、ヴァニラ画廊で開催されます。

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「封」-WHO- みてはいけない
 天野行雄・荒井良・山下昇平 三人展

2012.11/5[Mon]〜11/17[Sat]

ヴァニラ画廊 - webサイト


■天野行雄×荒井良×山下昇平
封~みてはいけない~特別トークイベント
11月10日(土)17時開場(入場料1,500円ワンドリンク付)

  1. 2012/11/04(日) 16:21:26|
  2. 荒井良

作家便り 「12年11月/守亜 (群馬) 」

守亜です。

8月に花影抄での作品展を終えてからも、9月には地元桐生での作品展をはじめ、
秋はイベントが多くドタバタと動き回っている毎日です。

そんな中、11月10日、11日に愛知学泉大学で開催される日本爬虫両棲類学会第51回大会に、今年も参加してきます。
このブログを見ていただいている皆様にはあまりなじみのないイベント(?)だと思います。
爬虫両棲類に関する研究発表と情報交換の場で、全国から研究者さんや学生の方が集まります。
もちろん作品展やアート系のイベントと違う雰囲気ですが、なにか一つのテーマに向かって真摯に取り組む姿勢や、会場の盛り上がりや緊張感、時には冗談が飛び交うような瞬間など、<できる奴等の集まり>感は共通するものがあります。
その中で、私は賑やかし要員として爬虫両棲類に関するグッズ販売に行くのですが、
それだけが目的ではなく、私がメインでモチーフにしている爬虫類を知るためのひとつの手段として、この学会を利用しています。
時には鱗の形や、指の数や、手触り、雌雄の外見上の見分け方など爬虫類や両生類の姿の話。
時にはその生き物がおかれている状況や生息地、人との関わりなどの環境の話。
それらの最新情報が学会での発表で聴くことができますし、疑問に思ったことなどを直接研究者さんに質問できる場です。
その研究者さんとの話の中でお仕事をいただくこともあり、私が爬虫両棲類をテーマに作品を作るうえで、大事な集まりなのです。

それからこれは少し余談なのですが、先日イベントで関西に行ったときに友人が主催する【恐竜・古生物トーク配信】というUSTREAMの配信に参加してきました。
その彼は、国内外で開催されている古生物(恐竜など絶滅してしまった生物の総称)関係の学会に参加しており、つい先日もアメリカでのSVP(古脊椎動物学会)に行ってきたというタイミングで、お互い学会に行ってきた&これから行くということもあって、中盤で学会の雰囲気について話しています。
他にもお互い造形作家ということで、造形についても(少しだけですが(笑))話したりしています。
アーカイブも残っておりますので、興味があったら聴いていただけたらと思います。

【恐竜・古生物トーク配信】
 http://www.ustream.tv/channel/afragi-paleoart

日本爬虫類学会-webサイト http://zoo.zool.kyoto-u.ac.jp/herp/indexj.html

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  1. 2012/11/04(日) 10:52:11|
  2. 守亜(群馬)