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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り 「12年10月/かわさきみなみ(千葉) 」

もうすぐ11月。大分涼しくなって…寒く感じる日もありますね。
ふさふさの毛皮を着ている我が家のわんこには、過ごし易い季節となりました。
散歩の足取りも軽やかで、とっても楽しそうです。
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おなじみの3匹の子犬達は今、11月7日からの展示に向けてお色直し中です。
9月の半ばまで、大地の芸術祭で暑い夏を過ごしていたので、ちょっと痩せて帰ってきました。
また少しふっくらと太らせて可愛い姿で、埼玉の美術館に連れて行きます。

そんな訳で、展示のお知らせです。ゲストとして出品させて頂きます。

「2012 CAF ネビュラ展」http://www.caf-n.com/

会 場:埼玉県立近代美術館(入場無料)
会 期:2012年11月7日(水)〜11月18日(日) 休館日11月12日(月)
開館時間:10:00〜17:00 最終日:15:30まで

講演:建畠哲 氏 (埼玉県立近代美術館館長) 11月11日(日)15:00~16:30
アーティストトーク:2012年11月18日(日) 11:30~13:30
音楽演奏(展示場内):大久保かおり-バンドネオンの演奏- 2012年11月18日(日) 14:00~15:00


そういえば、ちょうど去年の今頃卒業制作としてこの子犬達を作っていました。
一年後の同じ時期にまたこの子達に手を加えることになるとは、思いもよらないことでした。
沢山の方に見て頂くことができて、この子達も一年前よりも、いい顔になったように思います。
3匹のお色直しが終わったら、また新しく羊毛で作品を制作する予定です。
子犬の兄弟をもっともっと増やしていきたいです。
  1. 2012/10/31(水) 10:00:00|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り「12年10月/森謙次(高知)」

秋になって朝は寒く昼は暑い、服装に困る日が続いてます。
僕は暑がりなので朝、厚着しても昼間が中途半端に暖かいと
上着のしたに長袖シャツでけでも汗をかいてしんどいです!

汗をかく、ということはブレスダイエット、失敗しました。

毎日していたのですが、食べる量の問題なんでしょうね・・・
そこで先日、実家の兄に久しぶりに会ったのですが痩せてました!
80キロから67キロにダイエット成功したみたいです!
訳を聞くとジャパッネットたかたの腹筋くん(画像のチラシです)で毎日2時間
やっていたみたいです!
僕も購入してもう一度頑張ることにしました!

後、11月3日から高知県の藁工ミュージアムという所でグループ展をさせてもらいます。
アールブルュットの方2名とバードカービングの作家との4人展です。
興味のある方、是非ぜひ観にきてください!

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そこで今月の根付川柳

腰回り 腹にくいこむ 根付かな

ダイエット、頑張ります!

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腹筋くん
  1. 2012/10/30(火) 17:52:00|
  2. 森謙次(高知)

泉水陶展終了 ありがとうございました。

無事、今回も泉水陶展にたくさんの方々にお越しいただきまして終了することができました。
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初日はお天気に恵まれ、最後は雨の日というお天気が変わりやすい時期での展示でしたがたくさんのお客様に
泉水作品をご覧いただく機会に恵まれました。足を運んで下さった方、またブログやツイッターからお問い
合わせをいただきました地方にお住まいの方など泉水作品をご覧いただきましてありがとうございました。

今回、浮世絵の脇役たちにスポットライトをあてるという泉水ならではの感覚で選び出した脇役達でしたが
楽しそうに展示されていたように思います。またこのテーマでは制作していきたいと泉水自身も手ごたえを
感じているようでした。今後の泉水の活動もどうぞ見守ってくだされば幸いです。

この度は誠にありがとうございました。

(Gallery花影抄 木塚)
  1. 2012/10/28(日) 20:13:25|
  2. 作家

アートフェア「ULTRA005」出展のお知らせ

●10/27より、表参道で開催されるアートフェア「ULTRA005」に、スタッフの橋本が出展いたします。

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エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ005」
EMERGING DIRECTORS’ ART FAIR ULTRA005

オクトーバー・サイド
Oct. side 2012/10/27 (Sat.) – 30 (Tue.)
ブースナンバー13 橋本達士

11:00 – 20:00
スパイラルガーデン(スパイラル1F)
Spiral Garden (Spiral 1F)
入場料:無料

※アートフェア「プリュス:ウルトラ」-webサイト

出品作家

小野里三昧、オグロアリサ、ケンタロー、壽堂、齋藤昌寛、紫苑、至水、永島信也、中梶真武(以上、根付作家)
藤沼哲(木彫)、小梛真弓(乾漆)、宮尾洋輔(ガラス造形)、村松朋代(ミクストメディア)

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永島信也

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小野里三昧

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中梶真武

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オグロアリサ

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藤沼 哲

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小梛真弓(乾漆)

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宮尾洋輔(ガラス)
  1. 2012/10/25(木) 20:39:31|
  2. アートフェア他(根津以外での展示活動)

泉水陶展「いとおしい脇役」 作品紹介

現在展示中の陶根付を一部ご紹介いたします。

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「ねこじゃねこじゃ -はちまき-」3.0×2.0×H4.5cm

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「ねこじゃねこじゃ -はちまきとれちゃった-」2.8×2.0×H4.7cm
※はちまきは緒締です。

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「真似ゑもん -徳利の影より-」3.6×2.6×H4.8cm

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「だぁれだ-」2.3×2.9×H3.9cm

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「腹太鼓妖怪 ぽんぽこ」2.8×2.7×H5.5cm

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「浅沓妖怪と浅沓修行中」2.3×3.2×W5.1cm
※浅沓修行中は緒締です。

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「すすめ、龍頭亀」4.5×2.8×H4.2cm

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「烏犬と白い化け物」2.1×2.8×W5.2cm









  1. 2012/10/24(水) 20:53:58|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

「美術の窓」〜拡大・縮小美術館〜

雑誌「美術の窓」11月号 〜拡大・縮小美術館〜

花影抄/根津の根付屋取り扱い作家の中から、
伊多呂吉見普光 が紹介されています。

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細密・緻密な表現技法によって作品を成立させている作家が、
立体編・絵画編と紹介されていて、読み応えがあります。
実力派のひしめく一冊の中に、二人の作家を紹介して頂けて嬉しいかぎりです。
是非、書店でお手にとってみて下さい。
宜しくお願い申し上げます。

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※「美術の窓」(生活の友社)-webサイトは、こちら!

  1. 2012/10/23(火) 10:05:28|
  2. 掲載メディア

Tokyo Walker デザインで楽しむ

情報誌「Tokyo Walker」〜デザインで楽しむ東京。〜
2012.No.20(10/20→11/2)号

秋のデザインイベントを紹介するコーナーで、
花影抄スタッフ・橋本も参加するアートフェアの情報もあり、
永島信也、藤沼哲、紫苑の作品が掲載されました。

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「ジ・アートフェアズ:+プリュス・ウルトラ」
2012.10.27(土)〜11.4(日)

会場:青山スパイラル

「ジ・アートフェアズ:+プリュス・ウルトラ」のwebサイトは、こちら!
  1. 2012/10/23(火) 09:34:00|
  2. 掲載メディア

藤沼哲「SOFA CHICAGO 2012」への出品情報

藤沼哲の作品が、現代クラフトとデザインを主としているアートフェア「SOFA CHICAGO 2012」に出品されます。( 取り扱いは、riley galleries )

また今回は下記のスペシャルエキジビションで作品が展示されます。
1990年代からはじまった Contemporary Wood Art の流れの中から、作家たちの作品を選出している企画展とのこと。


What is Beautiful? Changing Perspectives in Contemporary Wood Art


What is beautiful contemporary wood art? Since the 1990s the tent of wood art has housed an increasing variety of work representative of radically different directions taken by makers. This special exhibit includes makers whose sculpture might now be considered “classic” and others whose work seems to speak with a highly individual and interesting aesthetic that references work of prior decades, other cultures and artists, demonstrating that beauty is a multifaceted concept.

Curated by Charlotte V. Wainwright, Ph.D, Hon AIA

Presented by Collectors of Wood Art

riley galleries webサイト内、藤沼哲コーナーは、こちら!
Gallery花影抄 webサイト内、藤沼哲コーナーは、こちら!

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  1. 2012/10/21(日) 19:50:37|
  2. 作家

●Gallery花影抄展覧会 泉水陶展「いとおしい脇役」

20日(土)よりギャラリースペースで始まります展覧会のご案内です。

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泉水陶展「いとおしい脇役」 2012年10月20日(土)~28日(日)
13:00~19:00 ※25日(木)休廊 (最終日~18:00)

●作家の言葉
絵の中、映画の中、世の中、いつも中心が
あって、スポットライトを浴びる人
(モノ、動物)がいる。でも隅っこに居る
モノがダメな訳ではなく、何処にいても
光があたらなくても、それぞれの(人)生
ではど真ん中でふんばっている。
                 泉水


根付制作7年目に入る泉水、今回は根付に加え蓋物も展示いたします。
今年のテーマは錦絵の脇役。錦絵の横にかすかにいたり、さらっと
描かれていたりすることも多い脇役に泉水は主役以上の魅力を感じています。

その脇役達に今年はスポットライトをあて今回の展示で発表する根付を制作してきました。
また、蓋物は使って楽しめるものを制作。マトリョーシカのように入れ子になっている
タイプの蓋物も並びます。陶で作りだされるそれぞれの作品の表情は、ゆったりとした
時間をすごしているかのようです。ぜひご高覧ください。


※ 只今、Gallery花影抄および根津の根付屋サイトがシステムトラブルで閲覧できない状態が続いております。
大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。
なお、和こもの花影抄サイトは通常通りご覧いただけます。


  1. 2012/10/16(火) 15:30:04|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「12年10月/森栄二(葉山)」

蝉の鳴き声がしません。

あのいつまでも終わる事がないように感じられた耳鳴りのような無数の蝉たちによる
ささやきも、今はざわざわと木の葉がぶつかり合う風の音に移り変わっています。

ついそこまであった夏が終わってしまったことで、ぼくは少しホッとしています。

夏が嫌いなわけではありません。むしろ好きな季節は?と聞かれれば「夏」と答えると思います。
夏に対する憧れは、住むところや物を創る上での出発点になっていると言えます。
しかし、夏の終わりの言いようのない苦しさも、小学生のころから毎年変わることがないのです。

それはもう解けない呪いのように8月の半ばから聞こえ始めるツクツクボウシの声によって
意識され始め、広がって行きます。その時期のぼくの心持ちがあまりにも毎年繰り返される
ために、あのとても奇妙でリズミカルな鳴き声も、気付いた時には反射的に何か憂鬱なものと
感じ取ってしまうようになっていたのです。

宿題を早めに済ませればいい。苦しさを解決する一番の方法はこれしかない。
学校に行っている時はそう思ってきました(これは全く身に付かなかった)。
しかしどうもそれだけではないようです。最近よく考えます。

この心持ちというのは、夏という季節が抱かせるなんだかはっきりとしない、しかし強烈な
期待感の跳ね返りだと思うのです。

ツクツクボウシの声は、多分、頂上を超えて下り坂が始まる合図です。
終わりが見え始めて鳴らされる鐘です。今ではその声によって、夏以外の季節、つまり一年を通して
いやもっと過去に遡ってやり残しているたくさんの事までが大きな塊となって意識の水面の上に徐々
に姿を現し始めるのです。
 
しかしもう秋です。夜聞こえる虫の声も、落ち始めた葉っぱのカラカラいう音も、意識の水面下に
隠れ始めた塊を持ち上げるものではありません。 



 
 ん、まてよ。まだ何処か遠くで蝉の声が聞こえる...
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2012.10月 森栄二

Gallery花影抄webサイトの森栄二の紹介ページは、こちら!
  1. 2012/10/14(日) 16:11:52|
  2. 森栄二(葉山)

作家便り「12年10月/紫苑(伊勢)」

ご無沙汰しております。m(__)m 紫苑です。

今回は、皆様に色々ご心配をおかけしました。

父が亡くなって、葬儀、35日、初盆、お盆、稲刈り、うすすり、田耕し、その他諸々と
自分の事が出来無いことヘのイライラと事有るごとにトラブルが起こり、精神的に疲れ
切ってましたが、父の百ヶ日も終わり、少しづつ落ち着いて来ました。

心配をして、言葉を掛けて下さった皆様、ありがとうございました。

少しづつですが、また根付を彫る時間がとれるようになって来ました。今は「笹蟹」を彫っています。
もう少し、のんびりと心に余裕が持って作る事に集中出来れば申し分ないんですけどねーf(^_^;

P,S:局地的な話で申し訳ありませんが
以前に紹介した南伊勢町の伊勢現代美術館で10月18日~11月4日
Fresh2012で私の知り合いのアーティスト・畠知良さんの二人展が開かれます。
また、10月28日~11月4日迄開かれるアート亀山2012にも出展します。

興味の有る方は見てみて下さい。
伊勢現代美術館は、火・水休み、10~17時迄、入館料500円必要です。

宜しくお願い致します m(__)m

写真は、作りかけの「笹蟹」と畠さんのDMです。
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  1. 2012/10/13(土) 18:30:11|
  2. 紫苑(伊勢)

作家便り「12年10月/藤沼哲(東京)」

木彫作家(lathe artist)の藤沼哲さんの紹介です。
ギャラリーのwebサイトでも、作品を御紹介しています。

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森や海の中で見つけられそうな有機的な造形の彫刻作品です。
ちょっとSFっぽいような雰囲気もあります。
作品や作家についてもっと知って頂きたいと思い、
「作家だより」をお願いすることになりました。これから宜しくお願申し上げます。


初めまして、lathe artist の藤沼と申します、木の彫刻を作っています。
lathe artist ? 造語なので耳慣れないと思います。
lathe 旋盤(私は木を素材にしているので木工旋盤)を使う事を特徴としています。
創作活動をする前はファインセラミックスのエンジニアをしていました。
旅行で訪れたニュージーランドで、木工旋盤を使ってサラダボールを作る実演を見て興味を持ったのがきっかけです。その後いろいろあって創作活動をするに至りました。
独学で旋盤の技術を習得し、木の器を作っていましたが、木工旋盤アートの本場であるアメリカの展覧会で旋盤を使って創作された彫刻作品に触発され、私もオブジェ作品に取組みはじめました。
作品は、自分が親しんで来た自然物の記憶を再構築した、実在しないがどこかで見たような自然物です。
木工旋盤は回転運動から造形するもので、私にはその事が自然の摂理のように感じられ(天体の運動に始まり多くの自然現象が回転から生まれている)、旋盤を利用する事で生まれる形は、とても有機的なものだと考えています。

ギャラリー花影抄さんで取り扱っていただいてとても感謝し、同時に期待をしています。
多くの方に作品を見て触って楽しんでいただけたらと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

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作業中の藤沼さん

  1. 2012/10/10(水) 20:56:45|
  2. 作家

「高円宮妃久子殿下特別展 −空翔ける鳥、旅する根付−」

今月20日まで、城西大学にて、高円宮コレクションの一部が展示されています。


「高円宮妃久子殿下特別展 −空翔ける鳥、旅する根付−」

会期:2012年9月19日(水)〜10月20日(土)
会場:城西大学水田美術館 ギャラリー1、2
入館料:一般300円/高校生以下は無料
※収益金は、すべて自然保護団体に寄付されます。

会館時間:10:00am〜4:00pm
日・月・祝休館

埼玉県坂戸市けやき台1-1
電話/049-271-7327
詳細は城西大学webサイトにて御覧下さい。ー城西大学webサイトはこちら!

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「月刊美術/10月号」掲載記事より

※「月刊美術」のwebサイトは、こちら!
  1. 2012/10/09(火) 13:11:00|
  2. その他の情報

永島信也「MANAGEMENT SQUARE 2012-10月号」に紹介されました

永島信也のインタビューが、
ちばぎん総合研究所が発行している「MANAGEMENT SQUARE」という会員向け経営情報誌の中の
「チャレンジャー」という企画で掲載されました。

※マネジメントスクエアが紹介されているWEBサイトは、こちらです。

少年時代、小学校の夏休みの工作でポケモン150匹を作った思い出、
中学生の頃のルアー作りの逸話。
大学在学中の京都で、根付に出会ったこと。
そして、根付の世界から、広くいろいろなジャンルにも挑戦してみたい!という意気込みまで。
見開き2ページにわたって、紹介されています。

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永島信也の作品紹介は、
webサイト「根津の根付屋/永島信也コーナー」「Gallery花影抄/永島信也コーナー」
にて御覧頂けます。
  1. 2012/10/07(日) 19:40:09|
  2. 永島信也(神奈川)

【Gallery花影抄 常設展のご案内】

現在、展覧会はしておりませんが常設展としてかわさきみなみ作品を展示しております。

表層が羊毛でつくられている30センチほどの作品、その習作として作っている紙ねんど
での作品、そしてドローイング5点の展示になります。

作品を見ると顔の表情がゆるんでしまいます。
見た方に優しい気持ちを思いだしてもらうという作家の意図がそこにはあるのですが
しっかりとした足も、また力強さを感じ、かわいらしいというだけでは済まされない
雰囲気、不思議な存在感を感じます。

ぜひ作品に会いにいらしてください。

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かわさきみなみ 「Home sweet home -きょうもいい日-」


  1. 2012/10/06(土) 17:35:42|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り「12年10月/至水(北海道)」

至水で御座います。

前回の投稿で予告しました面根付

御題は 式神 「前鬼&後鬼」 です。

かつては修験道の開祖である役小角が従えていた一対の鬼「義覚と義玄」、
陰陽道の大家 陰陽師 安倍晴明により屈強な式神「前鬼&後鬼」として使役される ・・・な感じで、
「セーマン」を記された式札が額に癒着した式神のイメージが浮かびまして、
ペアの面根付にしてしまいました。

私は面打師ではないですし「どう?この面根付」なぞと畏れ多い事は言えません。
しかし顔を彫る事に至福の喜びを感じてしまう、
そんな私的にはこの根付、「面根付」と書いて「つら根付」と呼んで頂ければなと、
良い面構えの「面(つら)根付」を彫りたいなぁと思いつつ彫り進めておりました。
結果、とても楽しく彫らせて頂きました(笑)

で、どんなもんでしょう?この「面(つら)根付」

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こう見えて実は夫婦な二人
・・・ペアで是非!

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webサイト「根津の根付屋」至水の紹介ページは、こちら!

面(つら)根付のアップも準備中です!
  1. 2012/10/03(水) 12:12:08|
  2. 至水(北海道)

「月刊アートコレクターズ 最新立体アート100」

発売中の雑誌「アートコレクターズ 2012/10月号(No.43)」は、特集:最新立体アートの世界100

根付の特集ページもあります!
「花影抄/根津の根付屋」の取り扱い作家の中からは、
狛、ケンタロー、至水、中梶真武、永島信也、森謙次 が掲載されています。
※花影抄で開催の泉水さんの展覧会情報のほか、池袋西武の「根付彫刻新作展」の情報なども掲載されています。

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かわさきみなみ守亜 の紹介も掲載されています。

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たくさんの造形作家の情報が紹介されており、ご興味をお持ちの方には、とても充実した一冊となっています。
是非、お手元に一冊!オススメです。

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※「アートコレクターズ」生活の友社 - webサイトはこちら!


  1. 2012/10/01(月) 23:37:15|
  2. 掲載メディア