雑誌「アートコレクターNo.35」2012年2月号の展覧会情報欄にて、
開催予定の「伊多呂展」の情報を掲載していただきました。

- 2012/01/30(月) 20:52:11|
- 作家
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雑誌
「アートコレクターNo.35」2012年2月号の
「Shot Review アトコレ編集部による展覧会レビュー」にて、
昨年開催した「森謙次 根付彫刻展 三人文殊」について書いて頂きました。
仙台の御客様からの依頼で制作した「要石図」のエピソードなどが紹介されています。


「アートコレクター」生活の友社-
webサイト
- 2012/01/30(月) 20:48:23|
- 森謙次(高知)
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雑誌
「アートコレクターNo.35」2012年2月号
2012年編集部が注目する作家85人 に
永島信也が掲載されています。
書店で是非、ページをめくってみて下さい。
宜しくお願いいたします。

生活の友社 -
webサイト
- 2012/01/30(月) 20:41:12|
- 永島信也(神奈川)
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◎全国の書店にて、販売中の雑誌
「アートコレクターNo.35」にて、
永島信也、森謙次、伊多呂展情報が紹介されています。
生活の友社 -
webサイト
- 2012/01/30(月) 20:32:58|
- 掲載メディア
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今年の5月にGalery花影抄で個展を控えている森栄二さんより作家便りが届きました。
葉山でアトリエを構え制作されている森さんの様子がうかがえる、そして制作中のぼけの実の
写真も届けてくださいました。
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今、我が家は厳冬期です。一年を通しての一番の山場をむかえています。
私が住んでいるこの家では、太陽の光は遅い朝をむかえたあとも山の上の方にある木の枝をきらきらと
輝かせるだけで、やっと昼ごろ平屋の屋根瓦をわずかにかすめてあっさりと通り過ぎてしまいます。
この場所を覆っている冷めてしっとりと固まった(断面図的には三角形の形をした)空気がその薄い幕で
太陽光をほんの少し屈折させ、今ある状態をかたくなに維持しようとしているようです。
この家のお隣りさんは小さな山です。家は住宅地の南の端にあって、北と道を隔てた東側には民家が
建っていますが、西側は梅や柚などが植えられた微妙に果樹園ともいえないやや開けた土地になって
いてそして南側にある庭の向こうからは、ここはもう家は建てられませんよ!といった具合に地面が盛り
上がり始めているのです。この山は東西に細長くのびていて地図には日影山と記されています。
(我が家の住所も厳密には字日影と番地の前に付くようです。)
庭から見上げると山は南の空を大きくUの字に削りとり、輪郭は森の木々でギザギザとしています。
夏にはたっぷりとある日差しは秋のまだ早いうちから徐々に隠されていき、重なりあった木々のすき間を
なんとかすり抜けて来るほんのひとにぎりのかけらでさえ2時間、1時間と少なくなって、12月から1月の
2ヶ月間はそれさえももう無くなってしまうのです。
これが我が家の厳冬期です。全く太陽の姿を見ることができない季節なのです。
しかし、この期間は寒さということを考えなければ(それが一番の問題ではありますが)時間が止まった
ような静けさにつつまれた不思議に穏やかな日々となります。室内では毎日曇りのような柔らかで少しぼ
んやりとした明るさが朝から午後3時ぐらいまで一定して続き(そのあとは徐々に暮れていきます)、春夏秋
と山から聞こえていた華やかでたくさんの(時には恐ろしいほどの)鳥や虫、リスなどの鳴き声も、ヒヨドリや
カラスといった地味なものとなって、他には宅配便などのトラックがバックで入ってくる警告音や周囲の住宅
地から漏れてくるわずかな生活の音が聞こえるぐらいになります。
この状況はものを作るということに関して言えばそう悪くないと言えるのかもしれません。
(しもやけになることさえ我慢できれば…)
そんな家にも2月ぐらいから少しずつ日差しが戻って来ます。秋そうやって減じていったように春はほんの
わずかな木漏れ日から始まります。それはまだらにゆらゆらと揺れながらやってきます。とてもうれしい始
まりです。
本当にうっすらとしたものですが、とても分かりやすい季節のしるしといえるものです。

写真の作品は庭になっていたボケの実を作ったもので、形はほぼ出来上がっていますがもう少しほったら
かして様子を伺っているところです。今は次のものを作り始めています。散歩の時に拾ってきた花梨です。
2012.1月 森栄二
- 2012/01/27(金) 19:11:37|
- 森栄二(葉山)
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紫苑です。ちょっと早い2月の伊勢便りです。
2月の4,5日に伊勢市の皇学館大学で「伊勢の伝統工芸~ご遷宮に見る神宝と伝統工芸~」という
シンポジウムと展示があります。
シンポジウムは5日、記念講堂で開場13;30~閉会16;30。伝統工芸品展示は4,5日、記念館で
10;00~17;00です。展示に中川先生や阪井先生、河瀬先生に混ざって僕の根付も四点ほど展示
致します。f(^^;近隣で興味がある方はどうぞ御覧になって下さい。m(__)m
宣伝ばかりでは何ですので、僕が作品を作るのにやってる事をちょこっと。
作品の構想でイメージのラフスケッチをするのは、物作りをする人にとって当たり前ですが(せずに
作れる人は天才!)僕は現物を見ないと彫れないので、作る前は現物をスケッチやデッサンを10枚ぐ
らいは描きます。これは細部がどうしても曖昧になるので、確認の意味と自分の思い込みの間違い
を正すためですが、作れば作るほどデッサンは大事だとつくづく思います。(僕は凡人ですので、ソラ
では作れません。f(^^;)
あと、たまに栗や豆など形の単純な物をデッサンする様な感じでサイズも現物の大きさと同じように
出来るだけソックリになる様、練習したりします。細部を彫るためにどうすればいいかと考えますので、
ディティールを彫る訓練にもなります。
それをそのまま売りに出す事もありますが…ピスタチオを何点か売りに出しましたが、全て形が違うのは、
見本が全部違うためです。現物が持つその物たる記号というか存在感が出せたら…といつも思います。
画像は「伊勢の伝統工芸」の宣伝と花豆と榧の実の現物と練習に彫った物。

右の物が本物、左が彫った物。

- 2012/01/25(水) 14:22:00|
- 紫苑(伊勢)
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泉水さんの展覧会のお知らせです。
今回は、器を中心に展示するとのこと。
北澤いずみ花咲く 毎日のやきもの1月25日(水)~31日(火)
伊勢丹新宿店本館5階(和食器)
※伊勢丹新宿店和食器ー
webサイト
- 2012/01/23(月) 14:00:48|
- 泉水/北澤いずみ(東京)
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「巧術 2.51」出展作家:カンノサカン 桑島秀樹 高田安規子・政子 満田晴穂 森本愛子
杉山卓朗 平林貴宏 山本タカト
藤沼哲 伊藤航 マリアーネ 他
2012年1月13日(金)~2月10日(金)※日月祝日休廊
12:00-20:00
「巧術 2.51」-
webサイト
ラディウムーレントゲンヴェルケ東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
tel/fax:03-3662-2666
URL:
http://www.roentgenwerke.com/


- 2012/01/17(火) 16:19:35|
- 作家
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藤沼哲さんは、wood turning という、旋盤を使って作業をする木彫作家です。
昨年末(12月)に発売された雑誌「月刊美術」でも、紹介されています。
藤沼さんは、根付作家の升さんのオススメ作家さんとして、知り合いました。
神楽坂の gallery坂さん の展覧会に伺ったのが始まりです。
海や森を思い出させるような不思議な造形物で、一見有機的でもあり、
また何処か近未来的な人工物のような印象もあります。
旋盤で木を削ると物凄いスピード感を伴って、形が出来上がっていくのだそうで、
藤沼さんは、その昔、そこに惚れ込んで作品を作るようになったのだとか。
実は、スピードも内包している作品です。
Gallery花影抄では、昨年のアートフェア「ULTRA004」にて作品を扱わせて頂きました。
今回の「月刊美術/2012年、この作家に注目せよ!」も gallery坂さんより出ています!

藤沼哲-
webサイトgallery坂-
webサイト月刊美術-
webサイト
- 2012/01/17(火) 15:50:57|
- 作家
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2011年をもちまして、Gallery花影抄/根津の根付屋において、
空観の作品の取り扱いを終了いたしました。
今までお買い上げ頂きました方々に、心より御礼申し上げます。
有難うございました。
これまで私どものギャラリーより販売いたしました空観作品のアフターケア(根付の修理など)
につきましては、作家に引き継ぎましてさせて頂きます。何卒、宜しくお願い申し上げます。
※今後の空観さんの活動につきましては、
作家ブログを御覧下さい。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
- 2012/01/17(火) 14:52:36|
- 作家
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「Shibuya Style Art Shop Cooperate with Roentgenwerke AG」
守亜作品が出品されています。■出展作家:
あるがせいじ 、桑島秀樹 、高田安規子、政子 長谷川ちか子 、清水遼太郎 、渕沢照晃 、満田晴穂
青秀祐(eitoeiko)、守亜(花影抄)、近藤ケイジャン(アインソフディスパッチ)、杉山卓朗(YOD)、マリアーネ(Gallery Jin Project)
■会期:2012年1月13日(金)-1月23日(月)
■会場:
渋谷西武A館1階の期間限定ショップ■営業時間:【月~土】午前10時~午後9時
【日・祝休日】午前10時~午後8時
■入場料:無料
■渋谷西武 - 「Shibuya Style Art Shop」
webサイト■Roentgenwerke AG -
webサイト
「マタマタの風景」
素材/レジン
サイズ/H10.7×6.7×6.4cm
限定15体

根付「組巴流主」
素材/レジン
サイズ/4.5 × 4.2 × 2.8cm
限定20体

根付「楽園島の帝守宮」
素材/レジン
サイズ/H4.2 × 3.7 × 3.4 cm
限定20体
- 2012/01/14(土) 23:39:17|
- 守亜(群馬)
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Gallery花影抄では、現在、取り扱い作家の常設展示をいたしております。
齋藤美洲・永島信也・守亜・皆川禎子・小田隆・森栄二

齋藤美洲 根付「昇龍」 鹿角、べっ甲

齋藤美洲 根付「昇龍」 鹿角、べっ甲

永島信也 根付「食いしん坊」 花梨・黄楊・黒檀・椿・岩絵具

永島信也 「緒締」

守亜「らんちう」 レジン

守亜「ニホンアマガエル」 レジン

皆川禎子「蟻・葉」 ガラス、アクリルケース

皆川禎子「小瑠璃虫」 ガラス、アクリルケース

小田隆「WOLF SKULL」

森栄二「この粒は、何番目?」 桧・油絵具・色鉛筆
- 2012/01/10(火) 18:53:05|
- 店舗営業のお知らせ
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紫苑です。明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m
最近、たまに人から「細かいところは、どんな刃物で彫ってんの?」と聞かれる事があります。
僕の場合、刀幅1㎜までの彫刻刀がハンズなどでも市販されてるので、それを使ってます。
ただ刀幅1,5㎜、1㎜は、刀厚が厚いので砥石などで研いで、厚みを落として使ってますが…
そして、刀幅7,5㎜以下の印刀は右刃と左刃(牙彫用でなく、左利き用の刃)両方を時に応じて
使ってます。(刃元が他の部分に当たる場合、刃の当たる角度を変えたいので)
1㎜以下の刃は自作するしかないので、僕は、パールドリルの刃0,9㎜をそのまま平刀に流用
したり、斜めに研いで印刀にして使ってます。柄は、使わなくなった箸などを利用してます。
三角、丸刀は、0,9㎜のピアノ線を好みの長さに切り、ダイヤモンドで三角や丸に削って使って
ます。市販の刀の切れ味は出ないですが、ちゃんと研げば使えます。あとは、希に釣り針を加工
して槍鉋みたいな物を使ってます。
以上、これから作ってみようという人の参考になればいいかと思ったので書いてみました。p(^^)q
PS:昨年制作した「祈り」の売上の義援金分をギャラリー花影抄より
「アーツエイド東北」の方に
送らせていただきました。小額ですが、有効に使って頂けたらと思います。また、「祈り」を購入
して下さった方々、どうもありがとうございましたm(__)m
画像は、タグアナッツで彫った龍と自作の刀。


- 2012/01/07(土) 16:54:33|
- 紫苑(伊勢)
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中梶真武 根付「竜宮の駒」 ※今年のギャラリーの年賀状にもなりました。
あけましておめでとうございます本日5日が仕事始めでしたが、お店は明日6日からの営業です。
新しい年は、お正月からwebサイトにてお買い物をしてくださる方もいたりと良いスタートをきれました。
近くの上野の東京国立博物館では待ち時間ができている熱い展示もあるよう
です。週末から店舗も開店しますので、どうぞお立ちよりください。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 2012/01/05(木) 20:01:21|
- 店舗営業のお知らせ
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