■美術館(展覧会)てくてく日記 第79回 (スタッフ・橋本)
「ドガ展」会期:2010年09月18~2010年12月31日
会場:横浜美術館 -
webサイト
2010年の最後は、横浜美術館で今日まで開催されていた「ドガ展」に行ってきました。
さすがに大晦日の今日ではなく、昨日でかけたのですが、大変な来館者数で、
ドガの小さな作品は、人の山に埋もれていてなかな観ることができないくらいでした。
そのことに、まず驚きました!
絵画の並びは、駆け足で過ぎて、彫塑の作品はじっくり観ました。
ドガの彫塑を観るのが目的で出かけてきたようなものでした。
ポストカードに写っている作品は、発表当時は不評だったそうです。
なんとなくわかるような気もしますし、
上手く表わせませんが、・・・その感じ、なにか現代に通じるところもあるように思います。
ドガの彫塑は、バレリーナという特殊な特徴を備えたモデルだからかもしれませんが、
骨格や、関節、身体のバランスなどが、強く迫ってきます。
非常に触覚的な、作家の握力や手の平の感覚が圧倒的です。
根付サイズの小さな作品であっても、
人体の表現を考える時、ドガのバレリーナの彫塑は、とても参考になるように思いました。
もともと彫塑は、粘土を使って作った「ワシワシ感」というか、ライブ感が魅力です。
実際に、見る者が作品を触ることはない彫塑の作品、そして、手の中で触れて鑑賞する根付。
そんなことをいろいろ考えてみたりしました。
- 2010/12/31(金) 23:59:47|
- 美術館・展覧会情報など
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■美術館(展覧会)てくてく日記 第78回 (スタッフ・橋本)
「銀線細工作家 松原智仁・モノのミゴト」展会期:2010年12月11~2011年1月23日
会場:
Sfera(京都) -
webサイト※六本木・東京ミッドタウンのスフェラ・ショップ東京にて、東京エクステンションも同時開催中。

先週末、年の瀬も迫った京都で、銀線細工作家 松原智仁さんの展覧会にお邪魔してきました。
松原さんは、「和こもの花影抄」で作品のお取り扱いをさせて頂いている作家さんです。
今回の展示は、ギャラリースペース内に仕事場をそっくり持ってきたのではないか?という、
仕事道具・材料・制作工程の写真パネル・作品など、仕事のすべてを紹介する展示でした。
「こんなに道具を持ってきているということは・・・、今、仕事してないのかも!?」と思うほどです。
松原さんは、お会いしたり、ブログを拝見したりする度に、とてもセンスの良い人なんだろうと思っていて、
今回の道具などのいろいろを見るだけでも、なんとなく、そういうものが伝わってきました。
使い込まれた工具のきれいな印象・・・ちょっとした道具にもこだわっているのだろうと感じさせます。
作品は、帯留・簪などの和のものから、ピアス・リング・ペンダントなどまで、
初めて拝見する新作もあり、これからの展開も楽しみになりました!
展示の様子は、
松原さんのブログ「銀線細工 松原」でも見られます。
なかなか言葉では伝わらないので、そちらを是非のぞいて下さい。


鴨川沿いにあります。
この会場のスフェラという場所ですが、ギャラリー・カフェ・書籍やクラフトのショップ・デザイン設計などの事務所なども兼ねているような複合的な文化ビルでした。東京にも、ミラノにも支店があるようです。
とても素敵な空間でした。
あまり時間がない中で、バタバタと伺ってしまったので残念でした、次回は、もっとゆっくり!!と思います。
そういえば、展示スペースの横に、フレンチブルドッグが寝てました・・・・。
- 2010/12/31(金) 01:06:00|
- 美術館・展覧会情報など
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◎全国の書店にて、販売中の雑誌「アートコレクターNo,24」に、
森謙次の作品が掲載されています。
雑誌「アートコレクター/2011.2月号 No,24」生活の友社
【巻頭特集】とっておきの風景画セレクション
生活の友社「アートコレクター」-
webサイト掲載作品は、個展にて発表された「富士見西行」。
「風景画」の特集の中で、異彩を放っています!!

森謙次「富士見西行」(作品詳細は、「
根津の根付屋」へ)
- 2010/12/30(木) 01:48:52|
- 掲載メディア
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12月24日、車をブロック塀にこすり、今年だけで自損事故を4回(修理費合計20万円相当)もしてしまった根付師の森です。
さてさて2007年から毎年、銀座のモンブランショップで開催されている
モンブラン ジャパン パトロネーゼのカレンダーが届きました。
僕の作品は2月のページに掲載されているのですが、作品の写真がアップになっていまして・・・思わず
「でかっ!」とつぶやきました。
でも載せてもらえただけでも、ホントに嬉しいです!ホントに感謝です!!
カレンダーの横に置いてあるのは、どれくらいアップにされているかの比較の為の100を超えるオスのイノシシの牙です。(モンブラン針鼠の作品の実際の大きさは約3cm)
今年は根付師の方だけでなくいろいろなジャンルの現代アートの作家の方々と知り合えて、またまた勉強になった1年でした。そこで
今年最後の根付川柳
価格帯 観るの着けるの 違うのね一応、川柳の説明をさせてもらいます。
現代アートは基本的にまー観るものが多く(それはそれは、もちろん体感したりするものもありますが、とりあえずここは)根付は身に着けるもの。
お値段としては現代根付はある程度の高低がありますがだいたい決まっていると思います。
現代アートの価格は天井しらずのところがあるので違うな~という気持ちを川柳にたくしました。
後、価格帯の帯は着物の帯とかけています。
それではみなさん、
良いお年を!
- 2010/12/28(火) 22:42:02|
- 森謙次(高知)
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●根津のお隣の町、谷中の延命院というお寺に、象牙彫刻のための彫刻刀「左刀」の記念碑があります。
先週、紫苑さんや夏月さんの師匠、伊勢の根付作家・中川忠峰さんが、記念碑の拓本を取られるとのことで、そのお手伝いに行ってきました。
象牙を彫るための彫刻刀「左刀」が、伊勢に由来するとのことを私は知りませんでした。
以前、中川さんにか、その生徒さんからだったか、「左刀」が伊勢発祥!というお話を伺って、不思議に思っておりました。伊勢は良質の黄楊に恵まれたことから、象牙を彫るための技術には、ちょっと縁遠かったのではないか?その伊勢から左刀が生まれたと言われていることは、とても面白いことと思いました。現在の根付作家の方々を見回しても、関西のほうの方々は、断然「普通の彫刻刀」を使っておられ、「左刀」はあまり使わないと伺うことが多いです。それも不思議と言えば不思議に思っていました。アンティークの根付には、西のものでも、象牙のものがたくさんあるわけで、その技術はいったいどこに行ってしまったのだろうか?と。
そんな中で。今回、中川忠峰さんが、その記念碑の拓本を資料として残すというお話を聞き、東京在住の中川門下生の櫻井さんと一緒にお手伝いに行きました。
幸いなことに、穏やかな良いお天気でしたが、拓本作業初体験の三人で、悪戦苦闘すること二時間。
最初に挑んだところ、水分の量がわからず、また表面に生えていた苔に阻まれて、失敗。
せっせ!とブラシで、苔を掃除して、再び挑戦。
表面の濡らし加減など、次第に学習して、なんとか解読できるレベルで写せるまでになりました。
(拓本に詳しい人から見たら、もっと良いやり方や、完成度も望めたのではないか?とは思います)
「延命院」-『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京都指定天然記念物「延命院の大シイ」


碑には、当時の「左刀一派」の彫刻師の名前が連なっています。齋藤美洲の名前も見つけました。
「当代・美洲」さんの曾祖父の名前とのこと。

作業を始める中川さん
日本象牙彫刻会のwebサイトを拝見すると、「左刀一派記念碑」には、
伊勢生まれで大阪の住人「徳蔵」が、
その刀法を江戸の「山田潮月」に伝えたと刻んであるそうです。

干されていく半紙たち

右が中川忠峰さん 左が櫻井美樹さん 作業を終えて「お疲れ様でした!」
- 2010/12/25(土) 23:54:01|
- スタッフブログ
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Gallery花影抄のwebサイトを更新しました。
・ARTISTS内、Flame workの作家「皆川禎子」のコーナーを更新しました。

- 2010/12/24(金) 10:27:14|
- web更新情報
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
・「ケンタロー」の作品販売コーナーを更新しました。

・「森謙次」の作品アーカイブ2010年を更新しました。

- 2010/12/24(金) 10:23:16|
- web更新情報
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伊多呂 ----- スタッフ橋本 往復メール その2 2010/12月某日
伊多呂→橋本
2004年分の私の作品のweb更新、確認しました。
6年もの時を重ね改めて過去に制作したものを見せられると、とても恥ずかしい思いに駆られます。
あそこにある根付のすべてが私の手から離れ、いったい今、何処に行ってしまったのでしょう。
確かあそこにある画像は根付による初めての個展でのもの。
花影抄にとっても根付を扱うのは初めてのことで、ギャラリーのお客さんにいったいいくらなら買っていただけるのか、そもそもこうしたギャラリーで根付が売れるものなのか、とても疑心暗鬼でしたね。値段もいろいろ検討した結果、一万円前後と今では考えられない超特価。
すべて売れても現在造っている根付ひとつ分の売り上げにも満たない状態でした。
しかしそれでも私にとっても橋本さんにとっても大きな賭けであったように思います。
あれ以後、花影抄で扱う根付作家の数もぽつりぽつりと増え始め、現在根付発表の場として定着することとなった。
当時、いろいろなギャラリーに足を運びましたが、根付をいや、現代根付を真剣に扱ってくれるところはまったくなかった。
そもそも古典的な根付を知る人も少ない訳だし、ましてや現代根付ともなると・・・
そんな中、根付に対し"真摯"に話を聞いてくれたのは花影抄だけでした。
なんだか昔話になってしまいましたがお許しください。(年のせいでしょうか)
橋本→伊多呂
最近、以前にいったんwebサイト上から消去した、伊多呂さんのごく初期の作品を再び整理して載せ始めています。作家にとっては、自分の昔の作品を観るのは、気恥ずかしいような気持ちになられる方もいるかと思います。でも、それはそんなことは絶対にないと思っています。どの作品もその作家にとっての大事な足跡のひとつひとつですし、作品は基本的に「流れ」で観るものなのではないか?と考えています。時間軸で、作品の変遷を観ていって、そこでわかってくるもの、気がつくものがあってほしいです。
伊多呂→橋本
まだ若い頃、彫塑の授業で担当の教授が作家にとっての作品っていうのは排泄物みたいなもんだ、と言っていたのを思い出します。排泄物を人前に出して恥ずかしくない者などいないわけで、作品を造り続けていく以上、そうした羞恥心を持ち続けていくのは作家の性なんだ、てなことを言っていました。その彫刻家である教授よりはるかに技量の劣る私は目の前にある自分の習作を観るにつけ積み上がりゆく粘土のかたまりがウンコのように見えてきたものです。
悩み続けたあげくこんなんなっちゃいました、みたいな私の造った根付をわざわざお金を払ってしかも大切にしてくれているお客さんをみると本当、申し訳なくて・・・。だから今度こそいいの造りますから今回は勘弁してください! てなかんじです、毎回。
ちょっと話が下品になってしまってすいません。
橋本→伊多呂
それにしても、伊多呂さんの作品を初めて扱ってから、6年が過ぎました。まだ6年!!との思いもありますし、6年でいろいろ変わったようにも感じます。
最初の展覧会はお互いに、雲をつかむような気持ちで臨みました。あの時、「ライオンの棘を抜く、聖ヒエロニムス」が売れなかったら、現代根付の道へ進まなかったかもしれません。あれが大きかった!!作品をお買い上げいただいた御客様には感謝しています。
伊多呂→橋本
確かにそれは感じますね。だいたいあの根付だけが一桁値段が違っていましたから。まさか買っていただけるとは思わなかった。そもそも根付で洋物はどうだろうという感じはありましたからね。ですからそれ以外の根付は動物まがいの当たり障りのないものがほとんどでした。かわいく造れば買ってもらえるかな、みたいな・・・
「いいトシしたオッサンがカワイイもネーだろう」と振り返るとそう思いますが、あの時は必死でした。下世話なはなし、なんとか売り上げを出さないと次はない、という思いで。
橋本→伊多呂
「ヒエロニムス」の記憶を辿ると、確か、国立能楽堂に能面・能装束の展示を二人で観に行って、その帰りに喫茶店かどこかで、作りかけでほとんど仕上がった「ヒエロニムス」を見せてもらったのでした。(伊多呂作品で、本当に一番最初に見せてもらったのは、「サロメ」の作りかけだったか・・・?それはギャラリーで見せてくれましたよね。あれも驚いたけれども、やはり最初の根付体験は「ヒエロニムス」だったと思います。)その時の衝撃!は、手の中の感覚と共に覚えています。単純に凄くて面白い!とビックリしました。「こんなモノがあったんだ!」という・・・。その時の自分の感動っていうのが、自分の根付の貴重な原体験ですし、その最初の感動と驚きは、まだ根付のような作品を観た事がない人にも、是非、体験して欲しいと思うのです。正直、いつもその原点の気持ちをリアルに持ち続けているわけではなくて、忘れてしまうこともありますが、時々、思い出すようにしています。
伊多呂→橋本
そうです。あれは千駄ヶ谷にある国立能楽堂のレストランでした。その前からちょこちょこ造った根付を橋本さんにはご覧いただいてましたよね。サロメに限らずその頃は西洋風の題材をモチーフにして造っていました。根付だからといってチョンマゲや着物といった江戸風俗的なものにはいささか抵抗があったもので。それと若い頃からむこうの銅版画がとにかく好きで。ショーンガウアーとかデューラーとか。そういえば、いま
上野の国立西洋美術館でデューラーの版画・素描展を地味~にやっていますね。あの中にもヒエロニムスを題材にした銅版画がありますが、この根付もそこからヒントを得て造ったものです。とにかく彼の版画の中には私が造ってみたいもので満ちあふれています。ただそれを実現する技量を持ち合わせていないのが悲しい。だからいまだにおちゃらけたものしか造れない。本当はもっとシリアスなものを造りたいと願っているのですが。
それにしても上野の西洋美術館には若い頃からお世話になってきました。高校の頃から「お茶美」なる美大受験予備校にせっせと通っておりましだが、時折サボっては西洋美術館に行ってロダンを舐めるように眺めておりました。ロダンの彫刻って観ているととても触りたくなる。粘土の触感がブロンズから直に伝わってくる所謂触覚の芸術なんだと未熟な私は勝手に解釈しておりました。
それから紆余曲折、いろいろなものに挑戦して参りましたが、彫刻として触覚で味わうことのできる唯一の表現手段としての根付に惹かれるようになったのはそうした体験があったからなのかも知れません。
会期中にもう一度ルーペを片手にまた西洋美術館に足を運ぼうかと思っております。
※
国立西洋美術館-
webサイトアルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然
2010年10月26日(火)~2011年1月16日(日)
- 2010/12/23(木) 18:19:12|
- 作家
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■美術館(展覧会)てくてく日記 第77回 (スタッフ・木塚)
「小林礫斎 てのひらの中の美 技を極めた繊巧美術」
会期:2010年11月20日~2011年2月27日
会場:たばこと塩の博物館 -
webサイト街がクリスマス仕様でキラキラとしてる季節、渋谷にあるたばこと塩の博物館に小林礫斎の
小さい作品を集めた展示に足を運んできました。

小さい展示スペースですが、展示してあるものが小さいのでかなり数もあり見応えのある展示でした。
礫斎は江戸時代から襲名されている号で、今回の方は4代目礫斎にあたり小学校卒業から修行を始めて
19歳の時には全国工芸品展覧会で一等をとるなど若くして高度な技術を身に付けていたようです。
最初は袋物屋さんでのお仕事が多かったようでミニチュアの仕事はあくまで余技だったようです。
余技とは驚きですが、ミニチュアの作品を作ることができる環境に恵まれた礫斎の作品は、展示を見て
いても感じた事でしたが、どんどん作品も小さくなっていき見るのにも目をパチパチとしながら
見ることにも大変なほど小さいものでした。本当に細部まできちんとできている事にただただびっくり。
技術面では手伝ってくれていた職人さんも多数いたようですばらしい職人仕事にも触れられる展示でした。
色々な技術を使って作られた物は本当に多く、そのへんにあるようなものでも小さいだけで楽しく
なるというのは本当に不思議な感覚だと思いました。小さいものを愛でる、根付にも言える事かと
思いますが掌に収まる大きさというのはなんだか安心するのでしょうか。
展示の中には礫斎の小さなミニチュアの根付もあり、帰ってきてお店の根付を見たらなんだか大きく
感じて複雑な心境でした。でも、やはり根付の大きさが私には心地良い気がしました。再確認。
今回の展示は見ていて楽しいものでした。細部まで緻密にきちんと作られた礫斎の作品、
来年2月まで開催されていますので、ぜひ渋谷近くを通る事がありましたら足を運んでみて下さい。
渋谷は若者が多くて行くのが・・・と思っていらっしゃる方は明治神宮前あたりから歩いてお散歩
がてら行くのもおすすめです。お天気のいい日にどうぞ。
- 2010/12/22(水) 14:23:37|
- 美術館・展覧会情報など
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こんにちは。永島信也です。
祖母が怪我をしてしまい、その介助のため少し早めの冬休みで、島根に帰っています。
途中、大阪に寄り、
第二回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展に行ってきました。
特別出品として高円宮家根付コレクションが展示されており、そのなかに僕の作品の「陽だまりのヌシ」もありました。
このコンペは大阪芸術大学関係の学生が根付を作るというものですが、特に素材の面において既存の根付の概念にとらわれない様々な可能性を見る事が出来ました。
そのほか、コレクションの展示には駒田柳之さんの黄楊の根付がありました。黄楊のものはあまり見たことがなく、自分も木材を使っているので食い入るように見ていました。衣服の流れがとても美しく、仕上げも見事で息を飲んでしまいました。女性を作る者としては本当に学ぶべきところの多くある方です。
そうこうしているうちに今年も終わりますが、色々な方々のおかげでなんとかやっていくことができました。
作品を買っていただいたお客様から感想を頂くこともあり、とても励みになっております。
来年もより良いものを作り出せるよう精進したいと思います。
それでは皆様、良いお年を。

第二回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展2010年12月17日(金)~12月24日(金)
11:00~19:00(入場は18:30まで)
会期中無休
会場:大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリー
※webサイト
- 2010/12/22(水) 00:11:10|
- 永島信也(神奈川)
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■「幕末・明治の超絶技巧」の後で・・。(スタッフ・橋本)
昨夜、三年坂美術館所蔵の「幕末・明治の超絶技巧」の展覧会のことをブログで書いてから後も、
図録をしげしげと読んでいました。
あの時期の金工の名人たちは、一万人くらいのピラミッドの頂点の数人!という凄いことになっていたそうで、
そういう土台の上の超絶技巧だと。それは仕方が無いくらいのことだと納得します。
□しかし、現代でも金属の仕事では、「自在置物」(置物とはつかないかもしれませんが)で、満田さんという腕利きがいます。今回のような機会があり、いろいろ考えると、現代で満田さんのような人がよくでてきた!と思えます。そして、ちょっと嬉しくなります。(いや、正直に非常に嬉しいです!)

満田晴穂「自在源五郎」
2010年
L38×W45×H13mm
銅 ブロンズ 真鍮

満田晴穂「自在大雀蜂」
2009年
L40×W60×H20mm
銅 真鍮 金メッキ
※上記の2点は、Gallery花影抄にて、お取り扱いしております。ご興味のおありの方は、
お問合せ下さいませ。
- 2010/12/20(月) 23:43:19|
- 美術館・展覧会情報など
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■美術館(展覧会)てくてく日記 第76回 (スタッフ・橋本)
「幕末・明治の超絶技巧」
ー世界を驚嘆させた金属工芸ー
清水三年坂美術館コレクションを中心に会期:2010年10月16~12月12日
会場:泉屋博古館東京分館 -
webサイト
2010年12月8日先日まで、泉屋博古館東京分館で開催されていた「幕末・明治の超絶技巧」を観てきました。
10日ほども前のことなので、まだ秋の名残りの黄色い街路樹がきれいでした。


幕末・明治期の綺羅星の如き金工の仕事の数々。
加納夏雄・海野勝・正阿弥勝義の三人を中心に展示が構成されていました。普段、金工の作品を見慣れていないと「凄い!すばらしい!・・・」と圧倒されるだけで終わってしまいそうです。
今回は、この展覧会をすでに御覧になられた方々から、いろいろお話を聞いて予習もしてから行きました。
実際に会場では、超絶的な技巧の数々の中にも、それぞれ表現の個性があることを、展示解説を読み、意識しながら観ると、なるほど!なるほど!という感じです。
日本画のような絵画的な構図や美意識で構成されたもの、あるいは表現のアクとでも言うような過美な美意識のもの、技巧の先にある作り手の美意識(もしくは意思)が、うまく展示で見せられていました。
伊多呂さんが「正阿弥勝義はすっ飛んでて最高です。」とおっしゃっていた正阿弥勝義の作品は、表現の覇気のようなものが感じられて、新鮮な気持ちで観ました。
金工の作品にも、サイズはいろいろあるわけで、刀装具のような「小指ほどの小さなサイズ」から「壷のような大きなサイズ」まで様々です。今回、会場で見て回っているうちに気がついたのは、「壁面に飾る平面絵画」のような作品よりも、「小さな刀装具」を覗き込む時のほうが、大きなスケール感・広がりを感じることがある!ということでした。特に、金工のような細密技巧の作品だと、よりサイズの小さな物を覗き込んでいる時の方が、自由な空間を感じることが多いようでした。実際の物のサイズを越えて、観る者の想像力や心の中に、別の空間が再構築されているのかもしれません。現実の大きさに縛られず、自由に空間や風景を感じることができる!というのは、何とも素晴らしいことです。
さて、最後に展覧会カタログの御紹介です。
ブログの記事を書こうとページをめくると、メディアでの美術の紹介などでよくお見かけする山下裕二さんと三年坂美術館の村田館長の対談「世界一の村田コレクション、その来し方行く末」が面白いです。また巻末のほうの「近代日本の金工-その諸相と超絶技巧の行き先」佐野美術館の坪井則子さんという方のテキストでは、現代の技巧派作家・須田悦弘さん(木彫)と杉浦康益さん(陶)をとりあげつつ、明治から現代へという流れの検証も試みられていて、興味深いです。何度もゆっくり読んで勉強したい一冊です。
◎この展覧会は、巡回します。
・2011/1/7~2/20 佐野美術館
・2011/4/13~5/29 大阪歴史博物館
・2011/6/3~7/18 岡山県立博物館
お近くの方は、是非!と思います。
- 2010/12/19(日) 19:49:18|
- 美術館・展覧会情報など
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●webサイト「
根津の根付屋」を更新しました。
・「伊多呂」の作品アーカイブ2004年を更新しました。


- 2010/12/18(土) 09:00:41|
- web更新情報
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「もうすぐクリスマス」森謙次(高知在住)/作家便り12月もうすぐクリスマスがきます。根付師の森です。
先日、
新宿高島屋の10階の美術画廊でいろいろなジャンルの作家20名でのクリスマスをテーマにした展示会があり、
僕は15日の初日のレセプションパーティに出席するため上京しました。
僕の出品作は、象牙で柊の球を作り、その中にトナカイがサンタのブーツをクンクン嗅いでいる図の根付と
珊瑚がメイン素材のサンタがブーツを履いている緒締です。(写真のやつです)


赤珊瑚など元珊瑚職人としての素材もふんだんに使用しています。
レセプションパーティでは、シャンパンが出ていたのですが、飲み過ぎました。
二次会でもガンガン飲んでしまい、よく無事にホテルまで帰れたものだと自分でも感心しています。(しかも二次会の後、新宿歌舞伎町のゲーセンで映画ターミーネーター原作のシューティングゲームを1000円分ほど使い遊んでまいました)
一度はノンアルコールビールでやせたこの身。
そしてリバウンド・・・・・・。
それはともかく、この場をお借りして
僕と会話をしていただいた作家さん、酔っていて帰りぎわにターミーネーターのゲームの話ばかりして先にゲームをするために帰り
申し訳ありませんでした。そこで
今月の根付川柳 ゆるんだね キュッと締めてみて 緒締さん
日々、反省ばかりの生活。34歳の頃が懐かしいです。(現在36歳です)
- 2010/12/17(金) 21:11:02|
- 森謙次(高知)
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●webサイト「
根津の根付屋」を更新しました。
・「紫苑」の作品販売コーナー・作品アーカイブ2010年を更新しました。

紫苑「山椒魚は笑う」

紫苑「半割の南瓜」

紫苑「滑子」
- 2010/12/17(金) 13:37:14|
- web更新情報
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●
新宿高島屋10階 美術画廊にて開催中の展覧会
「Artistic Christmas vol.4」に参加しています。
期間:12月15日(水)~25日(土)
場所:10階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場。
出品作家
【平面】秋山 泉、大河原 愛、大谷有花、大沼 蘭、絹谷香菜子、阿 由比、フジイフランソワ、町田久美、ミヤケマイ、宮本佳美
【立体】青木美歌、井上裕起、植葉香澄、内林武史、大森暁生、北川宏人、林 茂樹、
森 謙次、山崎龍一、渡辺おさむ
※作品詳細や、展覧会の様子は、「新宿タカシマヤBlog」を御覧下さい。◎森謙次さんは、昨日・今日と上京していました。
上記の展覧会のパーティーに出るのが主な目的ですが、
他にも出入りのギャラリーをまわったり、
根津の店でも、今日は午前中から、
みっちり!今年の展覧会の総括をして、
来年の活動計画を練って、注文品の打ち合わせをして、
訪ねてきた永島信也さんとランチをして、
途中「昼寝」もして、
出版社の方々とお仕事の打ち合わせをして・・目一杯の一日を過ごして、
また高知へと帰っていきました。
お疲れ様でした。(Gallery花影抄・橋本)
- 2010/12/16(木) 21:59:25|
- 森謙次(高知)
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伊多呂 ----- スタッフ橋本 往復メール※実験的に、伊多呂さんとのメールのやりとりなどを編集して連載方式で、ブログにアップしていこうと思っています。いつまで、どう続くかわかりませんが、宜しくお願い申し上げます。(花影抄・橋本)
2010/12月某日橋本:最近、なにか展覧会に行かれましたか?僕は、
泉屋博古館東京分館に来ている「三年坂美術館の金工の展示」見てこようかと思っていますが。
伊多呂:バーネット・ニューマン(川村記念美術館)を観てきました。
頭の良い人が絵を描くとああなっちゃうんでしょうね。
頭の悪い私で本当に良かった! そう思える展覧会でした。
泉屋博古館の展示も行きました。
正阿弥勝義はすっ飛んでて最高です。
当時、海野や加納ほど著名ではなかったからでしょうか、好き勝手やってます。
へたに帝室技芸員なんて肩書きが付いちゃうと、お上品なものしか造れなくなっちゃいますからね。
海野や加納は確かに「高級感!」はあるけれど、こぎれい過ぎておもしろくないですね。
なかなか見応えのある展覧会なので、是非楽しんできてください。橋本:「バーネットニューマン」も「明治の金工」も同時に守備範囲なのが、伊多呂さんらしい!
バーネットニューマンは、以前にも見に行かれてませんでしたっけ?ブログに書いてもらいましたよね?
何回も見に行くと何かかわりますか?
伊多呂:フランク・ステラのことでしょうか?
バーネット・ニューマンの大規模な回顧展は国内では初めてだと思います。
他の同時代の作家に比べてきわめて作品数が少ないのだそうで、なかなかコレクションが揃わないのだということです。橋本:前回、ステラ でしたね!!バネットニューマン!!失礼いたしました。
伊多呂:あっ! すみません。
前回のブログのねた、「マーク・ロスコ展」だったのが冒頭から脱線して、フランク・ステラに話がいっちゃって、ロスコに戻らずほったらかしにしたままでしたよね。覚えてないとは思いますが・・・だから厳密に言えばステラではなくロスコなんです。文章を書く場合、どこに話がいきつくか、自分でも予測がつかず、ダッチロールしながら墜落するのがいつものパターンなもので。橋本:そうですね!ロスコ展の記事でした!あまりにも前の記事で忘れてしまってました・・・。(ちょっと嫌味!)
さて、作品数が少ない・・とのことですが、バーネットニューマンの作品って、制作に時間かかるものなんでしょうか?なんかそうとも見えない感じがしますが、、、思索にかける時間が長いのでしょうか。
抽象表現主義の神様のお一人ですよね?僕は、学生の頃に本を買ったような気がします。「神話なき世界の芸術家―バーネット・ニューマンの探究」岩波書店。今、検索するとけっこう貴重な本になっていてビックリです。実家に置いてきたか・・・?
伊多呂:橋本さんが「あの程度のもんならチャチャっと描けんじゃねーの!」と思ったのはたぶんニューマンの作品を「塗られた平面」だと無意識的に判断なさったからでしょう。
大きな意味で「絵」には二種類あるのだと思います。ひとつは「描かれた絵画」もうひとつは「塗られた平面」
行為は同じであっても制作する作家にとっては全く違うことです。実物を見ると意図的に刷毛ムラをだしているのがわかります。自分はあくまで画家であるということを常に意識していたのでしょうか。彼にとっての絵画は「平面を造る」というより「平面を描く」ということなのでしょう。同時代の画家に比べて極端に寡作だったのも一枚一枚描く行為を行っていたからなのでしょうね。
「塗られた平面」であるところの「平面作品」なるものが台頭してしてくるのはそれ以降のことで、すくなくとも抽象表現主義と呼ばれているアーティストたちは塗るのではなく"えがいて"いました。
だから彼らは画家と呼ばれ当然ながら絵画を描いていた。
決して彼らを平面作家とは呼ばないのはそうした理由からです。
このブログの件ですが、細かく突っ込んでゆくほうが面白いかと・・・
それと、橋本さんの意見なり考え方なりをどんどん入れてゆけば話は広がるのでは。
インタビューというより「対等な立場で対談する」というかたちがおもしろい。橋本:がんばりましょう!
話は、変わりますが、「舞支度」を根付屋の今月の表紙に使わせていただきました。
お正月前に「舞支度」で、なんとなく丁度良い感じです。
あの「舞子さん」には、姉妹がいると伺ってましたが、そちらはいかがでしょうか?
是非、嫁に出したいと思っています・・・。年内にいただければ幸いです。
伊多呂:HP、拝見いたしました。「舞支度」使っていただき恐縮です。
仕度が整いましたので近々つれて参ります。
- 2010/12/16(木) 00:48:02|
- 作家
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■美術館(展覧会)てくてく日記第75回 /「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展(Gallery花影抄・橋本)

「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展
会期:2010年11月23日(火)~11月28日(日)
時間:12:00~19:00(最終日は18:00)
場所:同時代ギャラリー・コラージュ(京都)
参加作家
日本/徳川広和・RC GEAR・久正人・守亜和由紀・小田隆
台湾/Skink・Sun・陳捷叙・許書毓
■11月28日
前回、京都清宗根付館の秋の展覧会に伺った折、
同じ京都で開催されていた守亜さん達のグループ展にもお邪魔してきたのでした。
台湾の腕利きの「動物を作る立体作家」達の作品が見られるという、なかなか貴重な機会でした。
確かに前宣伝のとおり、写実的な作品は素晴らしいものでした。
特に、写真も撮るという作家さんの「自作を撮影しプリントしたパネル」が展示されており、
これはほとんど実物の自然の中の生態をカメラにおさめてきたのか!?と思えるほど。
感心しながら、しばらく眺めていました。
夜遅い時間に、押しかけてしまったので、閉廊の時間が迫っていました。
会場をすぐ後にしなくてはならない中で、気にかかってしまったのは、
小田隆さんの平面作品でした。
いくつか並んだその中に、死産で生まれた子象(もしくは生まれることができなかった子象か)を描いた細密画がありました。

(写真が鮮明ではありませんが)
ギョッとするようなこの絵が、この会場では異彩を放っていました。
見る人の「かさぶた」をちょっと剥がすような気持ちにさせるような作品かもしれません。
何故こんなモチーフを描いて、そして展示しているのか?とも思い、
しかし、生々しい存在感があり、気になってしまう作品でした。
細密に対象を描きながら、その先へ進もう!という姿勢を感じ、何か腑に落ちるような感覚でした。
その先が何処までいっているのか?わかりませんが、もっと先まで行ってほしいと、そんなことも思いました。
小田隆さんの名刺を頂いてきました。
描かれているのは、「八咫烏」でそして多分屍骸(もしくは剥製)。
この名刺が、たいそう気に入った橋本でした。

小田隆さんの
webサイトはこちら!
- 2010/12/14(火) 22:47:06|
- 美術館・展覧会情報など
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●守亜 イベント参加情報
名古屋港水族館特別展 干支展「ウサギにまつわる干支セトラ」
同時開催「平成23年干支展 番外編 ~ウサギのライバル、カメの作品展~ 手から生まれた亀たち」」開催期間/平成22年12月14日(火)~平成23年1月16日(日)
名古屋港水族館・名古屋海洋博物館-
webサイト出展作家(敬称略、50音、アルファベット順)
アクアプラント(守亜) ・あずまきょう・小田隆・ 海洋堂(荒木一成、古田悟郎、松村しのぶ)・ カメロク屋・ ケンタロー・ こざいく堂・さかうえだいすけ・ 判治靖郎・ みのじ・ 湯川滋・ 依吉裕之・Akoproduction・ Count blue・ make animalsYOSHiNOBU・ UHKA

守亜さんは、「背丸箱亀」と「鰐亀」を出品しています。
- 2010/12/13(月) 00:01:03|
- 守亜(群馬)
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●守亜 イベント参加情報
「2010年 第19回 東京ミネラルショー」開催期間 平成22年12月10日(金)~13日(月)
※「東京ミネラルショー」-
webサイト週明け月曜日まで、池袋サンシャインシティー文化会館にてミネラルショーに参加しています。
私はお世話になっている
パレオサイエンスにさらにお世話になりつつ、Tシャツを売っております。
守亜

今年はじめての新作T…モササウルス。
- 2010/12/10(金) 22:50:47|
- 守亜(群馬)
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●webサイト「Gallery花影抄」のARTISTSのコーナーを更新しました。
・守亜の作品コーナーを更新しました。

守亜「背丸箱亀」

守亜「フクラガエル」※限定1体

守亜「イチゴヤドクガエル」
●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。・「かぶ」の作品アーカイブ2010年を更新しました。

かぶ「猫弁天」

かぶ「枇杷」
- 2010/12/10(金) 21:52:24|
- web更新情報
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●永島信也 個展開催の予告
2011年 3月19日(土)~27日(日)を
予定しております。
現在、制作進行中!!
- 2010/12/10(金) 12:40:02|
- 永島信也(神奈川)
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「シギ!?」/永島信也・閑溟 作家便り12月 こんにちは。永島信也です。
寒くなってきて、空気も乾燥しますね。
あまりにも乾燥するので、夜に寝る時はマスクを湿らせています。
個展に向けて作品を作っておりますが、なかなかはかどりません。
自宅に篭っているのですが、腰が爆発寸前です。
運動でもしなければ、とも思うのですが・・・。
そんな中、ギャラリーの橋本さんの頼まれ物で、シギのオブジェを作りました。
20センチくらいのもので、このくらいならいけるかなと、引き受けたのですが、やはり今の自分の設備では予想以上にてこずりました。
ノミは使えないし、粉は舞うし。
やはり根付サイズが自分に一番合っているなと再確認しました。
作品制作がうまくいっていなかったのですが、少し気分転換になりました。
年末は帰省するのですが、それまでには個展用になにかコレ!といった作品を作っておきたいものです。
今年の締めくくりにもう一頑張りです。

※スタッフの橋本です!これがその問題の「シギ」!(かわいい・・)
義理の父が、油絵を描く人でして、そのモチーフ用の頼まれ物でした。
永島さんありがとうございました!!
- 2010/12/09(木) 00:43:08|
- 永島信也(神奈川)
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●webサイト「
根津の根付屋」を更新しました。
・「永島信也/銘:閑溟」の作品販売コーナー・作品アーカイブ2010年を更新しました。

「海、想ひて流る」永島信也/銘:閑溟

「水泡」永島信也/銘:閑溟 2010年
- 2010/12/08(水) 23:38:49|
- web更新情報
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「お祝い」紫苑(伊勢在住)/作家便り12月紫苑です。
今年ももう一ヶ月になりましたが、今年も又
伊勢志摩木彫会の作品展が、
この10~12日に伊勢市のいせトピアにて有ります。木彫ですので一刀彫他有りますが
中川先生をはじめ、阪井先生、森本先生他、根付彫刻会の方々の根付の作品も観られますので、
興味のある方は是非観て下さい。
先月の事になりますが、誕生日だったのと、市の美術展で市議会議長賞を頂いたのを
中川先生の所に同じ曜日に来ている梶浦さんと先生がケーキまで用意して下さり、祝って下さいました。
祝ってもらう事に慣れてないんで、うまくお礼言えなかったけど、とても嬉しかったです。
この場借りてお礼申します。ありがとうございました。m(__)m
画像はお祝いのケーキと最近作った南瓜の小根付


- 2010/12/05(日) 19:13:49|
- 紫苑(伊勢)
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大阪のギャラリーになりますが、本日より泉水の参加しているグループ展が行われています。

もの造りの若もの達展 大阪 ギャラリー縄(しょう)
2010.12.4(土)~11(土)
■blogはこちらから泉水さんはぐい飲みと香合の作品を出品しているそうです。
ギャラリーのblog内で小さくですが、会場内の様子もわかります。
他の出品者に比べてやはり小さい作品を多く出している泉水さん。
小ささ、細かい仕事ををつきつめていってほしいです。
- 2010/12/04(土) 18:47:09|
- 泉水/北澤いずみ(東京)
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●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。・「昌寛」の作品販売コーナー・作品アーカイブ2009年を更新しました。

「貘」昌寛 2010年

「鵺」昌寛 2009年
- 2010/12/04(土) 12:13:56|
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