「根付と私」~升展・根付の心根~によせて~ 2010年 和田 升

○「根付」を作り始めて・・・。今年一月で丸八年に成りました。
○根付を作り始めたきっかけは・・・。勤めていた会社を辞め、就職活動の間、暇つぶしに観に行った、ある「古根付の展示会」で出会った、たった一つの無銘作品でした。少し大袈裟ですが、その「根付たる存在」が醸し出す空間に深い精神性と作者自身の人生をも感じさせ、しかも、そこに仕事・生業と為しても「作り手の自由」をみたからです。
○全くの初心者の私に「根付」を熱心に一から教えてくれた方は・・。国際根付彫刻会の駒田柳之先生と黒岩明先生です
。新宿の朝日カルチャーセンターにて現代根付彫刻の講座で、現在もお世話になっております。「根付」は奥が深いと言うか、「習いは一生」とは言え、劣等生九年目にして、未だに悪戦苦闘中です。尚、御指導頂いている両先生には感謝の一言です。巡り会えて幸運でした。
○「根付」制作に当たっての私流の心得、「もの創り」としての基本姿勢は・・。最近、特に思うに「自分の絶対的意志で、自分が正に作りたい時に 自分が真に作りたいものを 作りたいように 作りたいだけ作る。」
少々誇張気味、難しげでもあり、このような制作態度は一般に「現代アート」的であるかもしれません。今も基本的には注文生産で成り立つ「工芸」としては異端かもしれません。
○「根付」の作品題材に託したいイメージ・メッセージは・・。「愛・諧謔・ブラックユーモア・遊戯・皮肉・怪奇・残虐・可愛・優し・わび・さび・粋・エスプリ・高級感・低俗・野暮・やんちゃ・エロス・美醜・混沌・嫉妬・嘘・お宅・家族・母・血・殺し・差別・階級・プチブル・サドマゾ・飢餓・テロ・ファッショ・最貧一日1$・ダライラマ・ビートルズ・美空ひばり・宇宙・ブラックホール・オバマ・オカマ・SEX・慈悲・神・如来・菩薩・戦争・原爆・死刑・死生観・アート・デュシャン・家畜人・束芋・ジェロ・宇多麿・伊多呂・爆笑問題・伊集院・辛酸なめ子・山田ひさし・杉浦茂・地球温暖化・ユビキタス・交代・・etc、森羅万象。」
アトランダムに羅列しましたが、結局、「現代」に生きる私自身の五感に感じるすべてです。今を語り、伝統を活かす、そのメッセージ・テーマ・イメージが内在する「真の現代根付」作品を鋭意制作努力中ですが、理想の作品は何時出来るか全くもって判りません。どんづまり出来ないと思いますが・・。
●自己紹介○雅号「升」について・・。
「升」は「ノボル」と読みます。
本名の「登」の音読みのスライドですが、正岡子規の幼名のひとつでもあります。駄洒落で、子規の命名である「野球・ノボール」も雅号候補のひとつでしたが、ベースボールは大嫌いなので止めました。
○生まれた年は・・。1948年(昭和23年3月)です。6人兄弟姉妹の末っ子で、ピッカピカのベビーブーマーです。
年齢は・・、計算して下さい!
○誕生時、そしてガキの頃、否、幼少の頃に育ち暮らした町は・・。東京都渋谷区並木橋近く、山王神社参道脇です。(今は、場外馬券売り場の近くと言ったほうが、わかりやすいと思いますが。)
さて、おいて。自宅での産婆さんお取り上げの兄姉と違い、別格!の病院出産でした。病院から家に戻り静かに寝ていたら、「この子、顔赤いネ!」と三歳上の姉が、私の顔を覗き込みながら言ったのを「場面」と共に鮮明に覚えています。(嘘ではありません!本当です!私に添い寝していた母が「だって赤ちゃんだもの・・。」と答えていたのを覚えているくらいですから。)この記憶力抜群の赤ちゃんは、スクスク育ち四歳頃から、朝日新聞の朝刊を毎日読み、特に社説は丹念にチェックしていたそうです。そして、雨の日は一人窓際に座り、窓越しの雨を見ながらそっと涙する、感傷的で、しかも「チンドン屋」と「床屋」が、身震いし泣き叫ぶほどの恐怖の対象だった、臆病で変わり者の子供でした。少年時代は、「面子」と「剣玉」と「釘さし」と「ビー玉」と「曲芸独楽」のどれも名人芸でした(自称)。
○学歴は・・。
世田谷の公立小中高校を落ちこぼれ寸前ながら、辛うじて卒業後、一浪して某国立大学の工業意匠科系短期大学に入学、一留して卒業です。この学校は、中途半端な勤労学生対象の三年制変則夜間部でしたので、既に存在意義を失い、とっくにありません。
○職歴は・・。某旧財閥系の最末端子会社で約30年近くサラリーマン生活を勤めました。そして、中退です。この会社も、もうありません。存在意義あるも諸般の事情に因り、最近整理されました。
以後、しばらくして「根付」の世界へ。
○彫歴は・・。前述のとおり、丸々8年ちょっとです。朝日カルチャー「現代根付彫刻教室」にて、ど素人の私は、刀(左刃)の持ち方・使い方に始まり、様々な事を教わりました。いや、今も教わっています。
○現在住んでいるところは・・。東京都日野市です。
妻(女)一人、子(男)一人と一緒です。
○好きな飲み食べ物は・・。美味しい酒と旨いつまみ、そして香ばしい煙草の煙りです。
プラス、其処が人の悪口を言える場であれば最適最高!
○好きな言葉ベストスリーは・・。第一位:「他人の不幸は密の味」
人知れずソーッと舐める。甘~く旨~い!至福の時。
第二位:「人は必ず死ぬ」
自分はおいといて、他人の死に非常に興味があります。新聞の死亡記事は必ず見ますし、追悼特集記事などは、貪り読みます。勿論「切り抜き」で保管しています。関連愛読書は、山田風太郎著『人間臨終図鑑』(文庫版)壱弐巻です。最近ショックな訃報は、世代的同期の加藤和彦の自死。過去一番視覚的に無惨な心中は、有島武郎と波多野秋子の有島の軽井沢別荘に於ける首吊り心中です。並んで吊られた侭、発見は一ヶ月以上経ってからです・・!
第三位:「男と女は種が違う」
男女は本質根本的に異種。生殖だけが一致の全く別の生物だと認識しています。
番外:「朝の来ない夜は無い、夜が来ない朝も無い。そして、然し、朝も昼も夜も来ない日も有る。」
○好きな人は・・。基本的には、嫌いな人・好きでも嫌いでもない人以外の人ですが、どんな人と特定して敢えて言えば、滅茶苦茶嘘つきだが、自分にだけは嘘をつけない人。人を裏切るが自分自身だけは裏切らない人・・「私」です。結局、私は「私」が一番好き!そして、一番嫌い。
以上
- 2010/03/30(火) 12:33:27|
- 升(東京)
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升展 根付の心根2010年3月27日(土)ー4月4日(日)/4月1日(木)休
13:00~19:00/最終日~18:00
Gallery花影抄-webサイト
ちょっと玩具的で、ちょっと気楽で!・・でも、ちょっと毒入り!?そんな升さんの根付作品が200点並んでいます!
お気軽にお出かけ下さい。
作家本人も、ほぼ毎日在廊します。
- 2010/03/28(日) 20:17:36|
- 升(東京)
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升の展覧会漂流記4
~でかけた展覧会の記録で、その人が見えてくる!?~人の本棚を見ると、その人がわかる!というのがありますが、
こうして展覧会放浪の記録を見ていくと、なんとなく見えてくるものはあります。

「名誉市民 水木しげる展」
調布市文化会館たづくり1階展示室
2010.2.6-3.22

「歌川国芳 ー奇と笑いの木版画ー」
府中市美術館
2010.3.20-5.9

「種生物和文誌イラスト原画展」
東京大学駒場博物館
2010.3.15-4.16

「岩合光昭写真展」
たばこと塩の博物館
2010.3.13-4.11

「種」ー藤沼哲・谷口明子展ー
hotsumi GALLERY
2010.3.6-3.14

「両陛下ー想い出と絆の品々Ⅱ」
宮内庁三の丸尚蔵館
2010.2.13-3.22

「花」ー近代工芸の名品ー
東京国立近代美術館工芸館
2010.2.11-4.18

「おもちゃ」ー寄贈郷土玩具コレクションよりー
大田区立郷土博物館
2010.2.7-3.22

「ガレオン船が運んだ友好の夢」
たばこと塩の博物館
2010.1.23-2.28
- 2010/03/28(日) 20:03:47|
- 升(東京)
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升の展覧会漂流記3
~でかけた展覧会の記録で、その人が見えてくる!?~人の本棚を見ると、その人がわかる!というのがありますが、
こうして展覧会放浪の記録を見ていくと、なんとなく見えてくるものはあります。

「出発ー6人のアーティストによる旅」ー
尾仲浩二+百瀬俊哉+石川直樹+百々武+さわひらき+内藤さゆり
東京都写真美術館
2009.12.19-2010.2.7

「齋藤伸一展」ー瞽女と哀愁の旅路ー
武蔵野市吉祥寺美術館
2009.12.12-2010.2.21

「束芋」ー断面の世代ー
横浜美術館
2009.12.11-2010.3.3

「うららかに 清川泰次が写した昭和の女性たち」
世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
2009.12.5-2010.3.22

「村山槐多」ーガランスの悦楽 没後90年ー
2009.12.1-2010.1.24

「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」
ー東洋と西洋のまなざしー
東京都写真美術館
2009.11.28-2010.2.7

「世界のアートな玩具たち」
八王子市夢美術館
2009.11.21-2010.1.11

「装飾の力」ー現代工芸への視点ー
東京国立近代美術館工芸館
2009.11.14-2010.1.31

「第10回 おもちゃフォーラム」
ー子どもも大人もみんなで遊ぼう!!ー
東京おもちゃ美術館
2009.11.7-8

「宿る」
ーガラス球作家anje横田裕子作品展ー
gallery坂
2009.11.5-11.10

「‘文化’資源としての<炭坑>展」
目黒区美術館区民ギャラリー
2009.11.4-12.27

「写真と民俗学」
ー内藤正敏の「めくるめく東北」ー
武蔵野市吉祥寺美術館
2009.10.3-11.8

「江戸の赤」
伊勢半本店紅ミュージアム
2009.10.3-11.29

「異界の風景」
ー東京藝大油画科の現在と美術資料ー
東京藝術大学大学美術館
2009.10.2-11.23
- 2010/03/28(日) 20:02:44|
- 升(東京)
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升の展覧会漂流記2
~でかけた展覧会の記録で、その人が見えてくる!?~
人の本棚を見ると、その人がわかる!というのがありますが、
こうして展覧会放浪の記録を見ていくと、なんとなく見えてくるものはあります。
そんな升さんの展覧会を現在、Gallery花影抄にて、4/4まで開催中!
「骨」展
21_21 DESING SIGHT
2009.5.29-8.30

「プレイフル・ラーニング~たのしむ・まなぶ~」
NTTインターコミュニケーション・センター
2009.7.11-8.31

「鴻池朋子展 インタートラベラー神話と遊ぶ人」
東京オペラシティアートギャラリー
2009.7.18-9.27

「江戸の幟旗 ー庶民の願い・絵師の技ー」
渋谷区立松濤美術館
2009.7.28-9.13

「チャールズ・ウォーゼン ポリフォリーズ」
府中市美術館
2009.8.1-11.3

「上村淳之展 ー唳禽を描くー」
武蔵野市立吉祥寺美術館
2009.8.8-9.27

「一蝶リターンズ ~元禄風流子 英一蝶の画業~」
板橋区立美術館
2009.9.5-10.12

「筒描」
国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
2009.9.8-11.20

「やすらぎのオーストリア ~カフェとたばこにみる ウィーンの文化史~」
たばこと塩の博物館
2009.9.12-11.03

「芥川龍之介の書画」
日本近代文学館
2009.9.19-11.28

「At/From Tamagawa 1964-2009 多摩川で/多摩川から、アートする」
アートの現場としての多摩川
観光芸術研究から球体写真まで 1964-2009
府中市美術館
2009.9.19-11.3

「野島康三ー肖像の核心展」
渋谷区立松濤美術館
2009.9.29-11.15
- 2010/03/27(土) 19:25:12|
- 升(東京)
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○webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
・升の販売コーナーを更新しました。

升「河童童子」「胡瓜を喰らう」
- 2010/03/27(土) 09:17:19|
- web更新情報
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■週末よりギャラリーにて根付作家 升(のぼる)の展示が始まります。一昨日より、升さんが2~3日がかりで展示の準備をしています。
今回の展示は展示作品が200点にのぼり、数では花影抄の展示で
過去最大の規模になるかもしれません。
升展「 根付の心根 」
3月27日(土)~4月4日(日) 13:00~19:00(最終日~18:00)
※4月1日はお休みです。自作を「駄根付!」と言ってはばからない升さんですが、
かわいい作品から社会風刺の作品まで様々な作品に挑戦
している根付は、肩肘を張らずに触れることができて、
見ていて楽しいこと間違いなしです。
今日も冷たい雨の日ですが、週末からはどうやら
お天気も回復するようです。桜も開花宣言したところですし、
ぜひ上野界隈をお散歩がてら、升さんの根付に会いにきてください。
作家本人も在廊です!
- 2010/03/25(木) 11:21:32|
- 展覧会
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
升の作品アーカイブ2009年・2007年・2005年を更新しました。

升「象」2009年・「緑河童」「蕾」2007年・「金魚」2005年
- 2010/03/25(木) 11:09:53|
- web更新情報
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■美術館(展覧会)てくてく日記第46回照屋勇賢「ひいおばあさんはUSA」会期 2010年3月14日(日) ~ 30日(日)
会場 上野の森美術館 ギャラリー
※上野の森美術館webサイト今回もスタッフ橋本が、上野をうろうろしました。
先週、照屋勇賢さんの展覧会「ひいおばあさんはUSA」を観に、上野の森美術館のギャラリーに立ち寄りました。
「沖縄とアメリカと日本」を取り巻く、さまざまな事を沖縄の伝統工芸である「紅型の反物」の上に、鮮やかな色で作り上げていました。そして、展示台には、染めの「型紙」に使ったいろんな外国製のパッケージ。この型紙と台と照明が作る、光と影の効果がとてもきれいで、見入ってしまいました。

外からの光が入るきれいな展示空間でした。
照屋勇賢さんとは、昨年暮れにスタッフ木塚の繋がりで、ちょっとした御縁がありました。
「根津の根付屋」で扱いのある齋藤大輔さんのガラスの円形根付をカギにつなげて使って下さっています。
照屋さんが選んだのは、齋藤さんが最初に試作で作ったクリアのなんの色も無いガラスの円い根付でした。
あのカラフルな作品をつくる人が、無色透明な根付を選んだことも、不思議なような納得するような。
ニューヨークへ照屋さんと旅だって行ったはずのガラス根付が、割れたりしていないのだろうか!?と、スタッフ一同時々思い出しては、あれこれと言っていましたが・・・・・、
照屋さん!!沖縄のご実家に根付を忘れて来たこと、知ってますよ!!いったいいつから沖縄に忘れっぱなしだったのですか!!?また遊びにいらして下さいませ。皆、お待ちしています。
■「VOCA展2010 -新しい平面の作家たち-」も開催中でのぞいてきました。
よく聴いているFMラジオに、時々ゲストで出ている、冒険家の石川直樹さんの
「富士」を撮った作品が、入ってすぐにあり、なにか気になってしまい、しばらく釘付け。
モノクロの迫力あるトリミングの富士山も、よかったのですが、
冒険家の石川さんの写真(平面作品)が、いかにして美術館に選ばれるようになっていったのか。
昨年は、国立新美術館のアーティストファイル2009にも出品。
そのことを興味深く思ったりしました。
■根津のギャラリーへの帰り道に、藝大美術館での展示予告を見つけました。こちらも楽しみです。

※コレクション展
Part 1.朝倉文夫―朝倉彫塑館所蔵―
Part 2.芸大コレクション―動物を中心に―
会期: 2010年4月6日(火)―6月6日(日)
会場: 東京藝術大学大学美術館
※webサイト
- 2010/03/25(木) 00:41:29|
- 美術館・展覧会情報など
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
升の販売コーナーを更新しました。

升「丑三昧」3つセットの小根付
空観の作品アーカイブ2010年を更新しました。

空観「夕顔」
- 2010/03/23(火) 20:58:55|
- web更新情報
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フカフカ 森謙次根付彫刻展2010年3月31日(水)ー4月12日(月)
graffitiart goods. books. gallery & cafe
高知市北本町4丁目1-23
tel 088-878-0051
※graffitiーwebサイト
なりきり☆三国志 森謙次&廣谷ゆかりの大展覧会
2010年4月1日(木)ー4月27日(火)
沢田マンション ギャラリー room38
高知市薊野北町1丁目10-3沢田マンション38号室
※沢田マンションギャラリーroom38・webサイト
- 2010/03/18(木) 22:47:47|
- 森謙次(高知)
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
森謙次の作品アーカイブ2009年を更新しました。

森謙次2009年
- 2010/03/18(木) 22:18:13|
- web更新情報
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
一景の販売コーナー・三昧の作品アーカイブ2009年を更新しました。

一景

三昧2009年アーカイブ
- 2010/03/17(水) 23:34:21|
- web更新情報
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「カイマンの提げ物」小野里三昧/作家便り3月こんにちは三昧です。
新年のあいさつで七福神めぐりの話でもと思っていましたら・・・・アレ~いつの間にか3月に・・。
ここ4,5年こもって仕事をしていると日々の時間に置いていかれっぱなしです・・。

そんなある日 そろそろ何か新しい提げものが欲しいな~~と思っていましたら・・
小さいワニの頭(カイマン?)を頂きました。
これで提げものでも作れたら楽しいかな~と思いさっそく作ってみました~~~♪
革物作り好きなんですけど・・ナニブン自己流で下手くそですけど・・どうでしょうかね~~?(変かな~?)
根付はワニの天敵か獲物にしたかったのですが、鹿角でワニ(一景)を付けてみて、
小さい根付だとバランスが悪いので少し大きめにしてみました。
さあ~中に携帯でも入れようかな~~・・アレッ入らな~~い!!
じゃ~~タバコでも(吸わないのですが・・)・・・アレっ?入らな~~い!!・・あちゃ~~ってな感じです。
飾りかっ!!そうだっ!!お菓子でも入れよう・・
板ガムか粒ガムがいいかも・・飴もいいかもね~~~~~♪♪
え~~いっ子供用かっ!!
そんな提げものでも、息子が欲しい欲しいといってくれるのでもう1個作らなくては・・・・・
(ありがたや~~))。
なんやかんやで今年もよろしくお願い致します。(3Dアバター見に行きたいよ~~遅っ!!)
三昧
- 2010/03/16(火) 20:04:29|
- 小野里三昧(東京)
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荒井良さんをお迎えしての展覧会「荒井良・張り子の仕事」も、昨日おかげさまで無事最終日を迎えました。
荒天の多い会期でしたが、御来場下さいました、皆様、本当に有り難うございました。
作家共々、感謝申し上げます。

荒井良「小招き鼠」2010年
●最終日に、荒井さんがご持参下さいました
「鼠」の新作は、このままギャラリーで扱います!ご興味のおありの方は、ギャラリー花影抄までお問合せ下さいませ。
また、
そのほかの作品に関するお問合せも、承ります。なにか作品へのご質問、ご依頼などございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。何卒、宜しくお願い申し上げます。
●また、
サイン本を途中で品切れしてしまい、申し訳ありませんでした。
明日、
10冊届きますので、こちらもご希望の方は、お問合せ下さいませ。
※Gallery花影抄 tel 03-3827-1323 /e-mail netsukeya@hanakagesho.com 担当橋本まで○さて「雨男」の荒井さんですが、最終日はお天気大丈夫でした・・・けれども、明日搬出作業でおいでになりますが、しっかり雨の予報でています!
- 2010/03/15(月) 16:55:13|
- 展覧会
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□開催中の展覧会「荒井良・張り子の仕事」の会期も、残すところ明日のみとなりました。
明日、最終日は、また荒井さん本人も在廊予定で、新作も1点ご持参になる予定です。
ご都合よろしければ、是非、おでかけ下さいませ。
本日は、京極夏彦さんもお立ち寄り下さいました!
突然の訪問で、動転しました。
着物姿に、革の手袋・・間違いないとご挨拶を。
展示してあった「文庫本」に、サインを頂けました。ありがとうございました。

- 2010/03/13(土) 19:21:45|
- 展覧会
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映画「半分の月がのぼる空」が4月に公開されます 紫苑(伊勢在住)/作家便り3月
春らしく、家の周りでは、土筆も芽を出し、天道虫は忙しそうに這いまわっています。
先日、津市(三重県庁所在地)の県総合文化センターで、API(国際交易における芸術企画)のグループ展を観て来ました。APIは美術家が自立・自活出来る環境を形成することを目指し活動してるのですが、その中で桐塑の造形作品を出してた若手の作家植野のぞみさんの作品が気に入っています。昨年の11月にも、彼女の作品展(二人展)を観てるのですが、ユーモラスで可愛い動物の造形は、僕なんかには無いセンスで、その造形力が羨ましくさえ思います。作品が欲しいと思ったんですが、なにぶん貧乏な僕には手が出ません。観て楽しむだけです。彼女には頑張って欲しいです。

話は変わりますが、伊勢出身の作家橋本航さん原作の映画「半分の月がのぼる空」が4月に公開されます。若い人向けの恋愛物ですが、伊勢が舞台になってるので、伊勢に興味のある方は観てみて下さい。映像で伊勢の町が美化されてるかもしれませんが・・・。
※画像は、家の前の土筆と栗とピスタチオの小根付。栗の彫り方少し変えてみました。
- 2010/03/12(金) 21:37:46|
- 紫苑(伊勢)
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●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。○美洲・親月・紫苑の販売コーナー/美洲作品アーカイブ2009年を更新しました。

美洲「一茶 夏景色」「やれ打つな蝿が手をする足をする」

親月「千鳥」「そら豆」

紫苑「筍」小根付
- 2010/03/12(金) 20:09:15|
- web更新情報
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●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。○升・夏月・一景の販売コーナーを更新しました。
◎「升展 ~根付の心根~」近日開催です!

升「モモンガ」の連作

夏月「毒茸」「髑髏(緒締)」

一景「フクロウ」
- 2010/03/10(水) 22:30:58|
- web更新情報
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●webサイト
「根津の根付屋」を更新しました。
○空観の販売コーナーを更新しました。

空観/小根付「申」「亥」
○閑瞑の販売コーナーと作品アーカイブ2009年を更新しました。

閑溟「乙女稲荷」「食いしん坊」

閑溟「寝起き」2009年アーカイブ
※永島信也と閑溟は、同じ作者で「銘」が違っています。
正しくは、永島信也のほうは「銘がない/サインがない」状態で現在発表されています。
- 2010/03/09(火) 20:39:33|
- web更新情報
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荒井良展 おかげさま無事スタートしました。
「僕はね、本当に『雨男』なんです。」という荒井さん。
搬入の日も、初日も、今日も、見事に、雨・雨・雨!
あのような作品をつくる人が『雨男』というのは、何かが宿っているような気がします。
会場の一角には、ライフワーク的に制作されている「案内人」と呼ぶ創作面の連作が並んでいます。
人があの世に行った時に、道先を案内してくれる存在なのだそうです。
今回の展覧会は、ほとんどが展示のみなのですが、
このシリーズは販売中!です。
旅のお供に是非!お求め下さいませ。 花影抄・橋本

- 2010/03/07(日) 12:33:44|
- 展覧会
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荒井良 ・張り子の仕事2010年3月6日(土)ー3月14日(日)/11日(木)休
13:00~19:00
※3月6日(土)・3月14日(日)作家在廊予定本日開催です。荒井良さんも在廊します。
↓この人も!お待ち致しております。

午前中は、ラップパウ の収録でした。
濃厚な、良いお話が伺えました。

- 2010/03/06(土) 12:03:30|
- 展覧会
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張り子作家・荒井良の仕事を紹介する展覧会を 3/6・13:00 から開催します。展示空間は、夜遅くに、ようやくほとんど完成!(でも、まだ少し午前中に・・・。)
↓京極夏彦さんの昨年暮れに出た新刊「前巷説百物語」(角川文庫)の表紙を飾った、これも出ます。

↓それから、日本人なら皆知っている、有名なこの人たちも並びます。

是非、お出かけ下さい。作品集のサイン本も販売します。
宜しくお願い申し上げます。
- 2010/03/06(土) 01:28:58|
- 展覧会
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●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。○関根かぶの販売コーナーを更新しました。

関根かぶ「梅のその」
懐中時計の端にでもつけたら良いような仕様になっています。
○空観の作品アーカイブ2010年を更新しました。

空観「雀」2010年
- 2010/03/06(土) 01:06:08|
- web更新情報
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「自在置物」根付をお好きな方々には、ご存知の方が多いかと思います。江戸から明治期に発展した、金属の龍や、虫や蛇などの置物で、関節が自在に動いたりします。昨年は、東博で、企画展示もありました。
凄い技術で手をかけて作られているので、高価なものだったろう!と思います。真面目な大人の玩具 とも言えるかもしれません。
前置きが長くなりましたが、2月22日。その自在置物 に現在取り組んでいる作家さんに会いに行ってきました。満田晴穂さんです。
じつは、2010年1月15日(金) - 2月13(土) に、「
ラディウム - レントゲンヴェルケ」という現代アートのギャラリーで個展を開催されていたのですが、不覚にも伺いそこねていたのです。 あまりに無念で、お願いしてアトリエにお邪魔させて頂くことに。お招き下さった満田さんのご厚意に感謝でした!

はじめて、手にする自在の昆虫たちは、真に迫っていて生きているかのようです。
写真のコクワガタを見て下さい!いまにも足をばたつかせそうに感じます。ちょっと見、サンプルの標本(本物の虫の標本)と見分けがつかないのです。触れると金属の冷たい触感があり、あ!造られたモノだった!という感じです。




自在作家・満田晴穂さん
作業台の上にあったコフキコガネ…子供の頃によくつかまえて遊んだのを思い出して、懐かしい気持ちになりました。
ただただ驚嘆し、愉しい時間でした。
※満田晴穂さんの webサイト「
満田晴穂と自在置物標本箱」
※「別冊緑青 自在置物」マリア書房刊 Gallery花影抄でも販売中です!お問合せ下さい。

判型:A4変形 120頁
発行:2010年1月
ISBN:978-4-89511-595-7
価格:¥3,990円 (税込)
- 2010/03/05(金) 12:11:17|
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■美術館(展覧会)てくてく日記第45回
スタッフ橋本が、上野近辺にて、「国宝 土偶展」と「鈴木友昌 展」を観てきました。

■「国宝 土偶展」会期 2009年12月15日(火)~2010年2月21日(日)
会場 東京国立博物館
※東京国立博物館webサイト御客様から頂いていたチケットで、東博の「土偶展」を覗きにいきました。会期ギリギリの20日です。
土偶には失礼ながら「空いているだろう」と油断していたら、とんでもなく数十分待ちの行列でした。
いつ見ても、不思議で面白い形の数々です。
なんのために作られていたのか?は、いろいろな説があるようで、自分なりに思ってみたり。
そんな時に、ふと、『見ている土偶の作者が、過去の一時点で、
まさに粘土をこねて、リアルタイムで作っている時』のことが、頭の中をよぎっていきました。
まさか、その男(多分、男。)は、「今、自分が作っている像」が、
未来でこんなことになっているとは、思いもしないだろうな~!!と。
■「土偶展」を見た後は、これもチケットを下さった御客様が教えてくれた、常設へ。
石川光明の木彫の「野猪」が、展示されていました。惚れ惚れとするような猪です。

■鈴木友昌 展 会期 2010年1月22日(金)~2月20日(土)
会場 SCAI THE BATHHOUSE
※SCAI THE BATHHOUSE 「鈴木友昌展」webサイト谷中の現代アートのギャラリー、SCAI THE BATHHOUSE へも行ってきました。

「SCAI THE BATHHOUSE」は、昔、銭湯だった建物を利用したギャラリーで、
入る時にちょっと「?」という気持ちに毎回なって楽しいところです。
こちらは、ロンドンを拠点に活躍しているという日本人の木彫作品の展示。
コンクリートの打ちっぱなし床と白い壁の空間に、50cmほどの人物が4点。
床にじか置きで、展示されていました。
広い空間の中で、決して大きくないサイズの作品を、ぽつんと見せられる。
何か、変わって見える。考えさせられてしまう。
そういう仕掛けに入り込んでしまったような感じがしました。
たった4点の小振りな作品を置くことで、展示空間として完成させてしまえる。
そのことに、ちいさなショックを受けて、会場を後にしました。
- 2010/03/05(金) 01:22:17|
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■美術館(展覧会)てくてく日記第44回第33回東京五美術大学連合卒業・修了制作展
会期 2010/2/18~2/28
会場 国立新美術館
2/18。スタッフ藤といっしょに「五美大卒業制作展」をまわる。
たくさんのアーティストの卵たちの作品群の間を通りながら、
この中から「一粒」を見つけるのも、たいした才能が必要だろう!としみじみ思う。
多摩美の油科の作品の中に、小さな木彫の人物群像のインスタレーションを見つけた!
何気ない、身のまわりの人物たちの素直な感じが、とても自然体で良かった。
連絡先などはわからないけれど、もし、この記事を見て『私だ!!』と思った君よ来れ!
- 2010/03/05(金) 01:00:46|
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●webサイト「根津の根付屋」を更新しました。○守亜のコーナーを更新しました。

守亜「赤目雨蛙鏡蓋根付」「楽園島の帝守官」
- 2010/03/03(水) 22:46:37|
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