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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「09年8月/ケンタロー(静岡)」

■「今月もあっという間の1ヶ月でした」ケンタロー/作家便り8月

学生の頃は、とても長く感じていた時間が
ガラスを作り始めた頃から早く感じます。

気がついたらこんなに経っていた、ということが
日常的になっている気がします。

それが良いか悪いか、いろいろありますが、
一瞬一瞬をもっと大切にしたいと日々思っていますが、
なかなか実行出来ていません。

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お盆休みに富山県に行ってきました。

その時に修行中によく行っていた場所に行って来ました。
見晴らしが良く、空気が澄んでいる時は立山連峰が見え、
夕方にはとても綺麗な夕日が見られる場所です。

楽しい時も、辛い時も、ここでいろんなことを考えていました。

修行中の時の思いを忘れず、もっと自分にもガラスにも
ちゃんと向き合っていきたいと思いました。

  1. 2009/08/31(月) 12:56:33|
  2. ケンタロー(静岡)

TOILET.net

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Tony Cole 「トイレ戦車」(この形、よく見るとトイレです!裏返した図)

■本日まで、Gallery花影抄にて「Tony Cole ペーパークラフト作品展~ガイコツとトイレ~」を開催しておりました。御来場下さいました方々に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
会期中に「TOILET.net」というブログを運営しておられる方から、お問合せを頂き、ご紹介をして下さることにもなりました。『世界の美しいトイレ、面白トイレを中心に紹介するブログ』とのことで、トイレをあつかったアート作品の紹介もなさっておられます。
「TOILET.net」。とても美しく、刺激的なwebサイトです。ご興味が沸いた方は、是非、のぞいて見て下さい。
  1. 2009/08/30(日) 17:13:28|
  2. その他の情報

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」ケンタローの販売コーナーを更新しました。

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ケンタロー「足音」
  1. 2009/08/30(日) 10:57:34|
  2. ケンタロー(静岡)

まだ試作品ですけれど、、、

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斉藤大輔さんに制作をお願いしているガラス根付です。まだ試作品で、私が実際に使って使い心地や強度などを確かめています。結びこぶが中に収納できる形状なので、非常にスッキリと腰に収まりますね。リネンのシャツに薄手のチノと合わせて使うといい感じ。暑い日々にこんな涼しげ根付もいいのではないでしょうか。あと大事なのがベルト。普通のベルトよりも見た目が軽くなるようにホワイトハウスコックスのメッシュベルトあたりを合わせるといいのではないかと思っています。(花影抄・藤)

テーマ:こんなのどうでしょうか? - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/08/28(金) 17:20:43|
  2. 根付を使う(根付の使い方)

ラップパウ!「Radio Gallery Vol.13 北澤いずみ」がアップされました。

■ラップパウ!「Radio Gallery Vol.13 北澤いずみ」がアップされました。
□インターネットで音声番組サービスを提供している「NetRadio ラップパウ!」の「Radio Gallery~等身大の作家の言葉~」という企画の中で、2009年7月18日(土)~7月26日(日)まで、Gallery花影抄で展覧会を開催しておりました北澤いずみさんのインタビューが公開されました。2回目の収録ということで、前回の収録分と聞き比べてみるのも面白いかと思います。よろしくお願い申し上げます。

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「大人のためのトークラジオ・Internet Radio Station LOP-POW」
  1. 2009/08/27(木) 21:23:32|
  2. NetRadio ラップパウ!作家の言葉

北澤いずみ/[陶芸展ー『火垂窯』の仲間たち]に参加します。

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こんにちは、北澤いずみです。
この度はラッキーにも、素敵なイベントに参加出来る事となりました。

先日イギリス旅行をご一緒した現在の陶芸界を文字通り引っ張っていってくださっている、加藤委さんがお誘い下さいました。加藤委さんは繊細さと大胆さという、一見相反するものをその人となりと作品に絶妙なバランスで保つ、稀有なお方です。そのような方と知り合えた事も幸運でしたが、ご縁とはいえ、イベントに参加出来る事も幸運です。人との出会いや縁は大切にしたいものですね~。
ところでこのイベントですが、カンヌ映画祭で受賞された河瀬直美監督が、10年ほど前に陶芸家とストリッパーの映画を撮っておられ、その映画が今年再編集され、今回のカンヌで上映された事を記念して、河瀬監督の出身地である奈良で上映イベントが行われる事になったのです。映画で使われた窯をつくったのが、加藤委さんと多治見周辺の作家さんだったとの事で、合わせて加藤さんと仲間達(?!)というようなくくりで陶芸の展示とお茶会が行われるのです。私は窯づくりには全く関わっておりませんが、ずーずーしく参加してきます。大好きな奈良にこんな形で行ける事も幸せです。しかも場所は奈良国立博物館(!)根付を中心に持って行きますが、いろいろな意味でドキドキです。
  1. 2009/08/27(木) 20:38:02|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」安剛アーカイブ2009年を更新しました。

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安剛「野晒」根付・緒締
  1. 2009/08/26(水) 13:38:09|
  2. 藤井安剛(東京/東村山)

作家便り「09年8月/安剛」

「黄色い蜻蛉」藤井安剛/作家便り8月

根津の交差点から、上野桜木方面へ言問通りを登って行くと、200mちょい程で、左側に玉林寺の山門が現れる。
参道を進み、本堂の手前を左に曲がって、お寺の西側の塀伝いに小道を行く。
去年の夏、その辺りで黄色い蜻蛉を捕まえた。

大きさは7cm程なので、ヤンマの仲間だと思うが、調べても分からなかった。

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更に、民家の玄関先を通って道なりに行くと「ねんねこや」が見えてくる。雑貨屋の面する、その急坂を30mも登れば、宗善寺に辿り着く。
そこにウチの墓があるので、たまに御参りに来る。

西日暮里や日暮里から、根津の花影抄まで歩く事もあるが、たいてい玉林寺の参道の、今度は東側につながる、ウネウネとした道筋を選ぶ事が多い。
私にとって、玉林寺は地理的ポイントになっているようだ。

先日、黄色い蜻蛉の夢を見た。
何か意味があるんだろうか。

  1. 2009/08/25(火) 20:48:30|
  2. 藤井安剛(東京/東村山)

作家便り「09年8月/楽虫」

「連載:古典根付師を想う 第三回 凉(りょう)」楽虫/作家便り8月

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[画像出典/LOS ANGELES COUNTY MUSEUM OF ART Collections Onlineより]

凉(りょう)という根付師がいます。

江戸時代ではなく、明治~昭和初期までの人ですが、彼が彫る人物の根付は、本当に
素晴らしいもので憧れです。

彼の根付は、見る物をほのぼのとさせ、その情景に引き込むような魅力があります。
女性も数多く彫っていますが、彼の彫る女性は、誰が見ても美人だ綺麗だという
ものではなく、むしろちょっと愛嬌のあるタイプ、こういう人が多分いたんだろうな
と思わせるような生き生きとした雰囲気に満ちています。

このような根付をたくさん作り出している凉の腕は本当に凄い。
根付の題材は数多くあれど、生き生きとした人物を見せるという事になれば、製作難
易度は信じられないくらい上がります。

根付の歴史の中でも、女性を彫っていて、さらに体にまで表情を付けられている根付
師は実は本当に少ないです。大抵は、棒立ちでお人形さんのようになってしまいます。
かろうじて首は傾げられていても、体はやはり固い感じのものが殆どです。何故そう
なるのかというと、やはり体を動かすということが難しいからです。人物を彫る場合、
表情だけでなく体の骨格まで動かせるというのは、もの凄い効果があるという事が彼
の根付を見ればよくわかります。

しかしこのような味を出せている彼の才能は天性の物か?と思わされるところもあり
ます。彼はどこの門に入って、どういう修行をしたのか私にはわかりませんが、全体
の雰囲気の素晴らしさとは裏腹に、細部を見るとけっこう着物の柄が雑だったり、毛
彫りの線がよれていたりとそのギャップに驚かされます。しかし全体のフォルム、雰
囲気があまりに素晴らしいためにそのような箇所も全く気になりません。

根付というのは細密彫刻ではありますが、例えば毛彫りが細かいとか、細部が整って
いるということより、まず何をおいても全体の雰囲気が一番大切なんだと彼の根付で
教えられます。自戒の念も含めて言えば、とかく製作者は細部に目が行きがちですが、
まず全体のフォルム、雰囲気を出すという事に一番気を配るべきなのでしょう。雰囲
気が良ければちょっとのアラはむしろ味として好ましく思われ、その逆、細部がいく
らよく彫れていても雰囲気がない根付は良い根付に見えません。まあ、もちろん細部
も隙が無く雰囲気も良い根付を目指すべきなのは言うまでもありません。

彼の根付は国内ではあまり見ることがなく、寡作な作家かと思っていましたが、外国
にはたくさんあるとの事です。外国人が見ても彼が彫る人物の豊かさはよくわかるの
でしょう。


  1. 2009/08/22(土) 11:14:49|
  2. 楽虫(東京)

美術館てくてく日記第32回 「ルネ・ラリック/美しきアジアの玉手箱/骨/他」

■美術館(展覧会)てくてく日記第32回

今回は花影抄・橋本が、上京中の森謙次さんと一緒に、展覧会のハシゴをしました。
「ルネ・ラリック」国立新美術館 ~ 「美しきアジアの玉手箱―シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展」サントリー美術館 ~ 『第5回企画展 山中俊治ディレクション 「骨」 』21_21 DESIGN SIGHT ~ 「企画展 復元!からくりの世界」高知県立歴史民族資料館(これは8/3) ~ 銀座モンブランショップ内(南川史門作品展示) と暑い中を見て回った記録です。ちょっと息切れ。


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■ルネ・ラリック~華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ~

René Lalique A Retrospective

会期:2009年6月24日(水)~9月7日(月)
国立新美術館(東京・六本木)
※展覧会ホームページ

●ルネ・ラリックといえば、偉大な工芸家であり、芸術家であることは間違いありません。デザイン・工芸・芸術の境界線を行き来した多彩な作家です。どこからが芸術と呼ばれ、どこまでが工芸であるのか、曖昧なその辺りのことがやはり気になりつつ、会場をまわりました。ジュエリーから、ガラス工芸へと移っていき、規模が大きくなるにしたがって、個々の作品からは、何かが失われていき、そしてそれに変わる大きな力を得たのではないか?そんな事を考えました。
展覧会をまわる時には、作品の展示の方法も、気にして見るといろいろ考えられていて、面白いものです。今回も、一室、天井から布が柱のように降りてきて、光を調節している部屋があり、興味深く思いました。


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■美しきアジアの玉手箱―シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展
会期:2008年7月25日(土)~2009年9月6日(日)
※サントリー美術館webサイト

●最近、いろいろな日本の絵画を観る時に、つい注目しているのが、山水画や巻物の画面のあまり重要ではないであろう部分に描かれている、脇役のお爺さんや動物たちです。画面の端で、なにか「ぽけーっ」としていたり、緊張感無く佇んでいる様に思えて、眺めていると和みます。その緩い感じが、根付の題材にならないか!?などと思い、つい森さんを呼び止めては、ガラス越しに画面を指差したり・・・。
最後に、ポスターにもなっている「烏図」。その活き活きとした様は素晴らしいのですが、何の理由であれだけの大群の烏を描くことになったのか?二人で首を捻りつつ、会場を後にしました。


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■第5回企画展 山中俊治ディレクション 「骨」

~骨とデザイン 作られた骨、未来の骨~
会期: 2009年5月29日(金)~8月30日(日)
21_21 DESIGN SIGHT

●21_21 DESIGN SIGHTという場所は、前から行ってみたい!と思えるような面白い企画の展示をずっとしていたのですが、実は今回初めて訪れました。今回のテーマは「骨」。ふつう無いような展示テーマです。入ってみると、それこそ老若男女たくさんの人々が楽しんでいて、活気があります。子供にも楽しく、また大人にも知的に楽しめる、そういう2重構造のような楽しみにある展示でした。
明和電機「WAHHA GO GO」という作品が、人気でした!『脳は持たず、感情もなく……。ただ「笑う」ことだけを目的とする構造体のロボット。 』会場の向こうから、不気味な笑い声がずっと聞こえてくるのです!鑑賞者が次々と、そいつを笑わせているのでした。
個人的には、「根付」には、まだ「デザインという分野での挑戦!」という道も手つかずで残されているのではないか?と思っています。今回のこの展示などを観ると、まだまだ何かある!と思うのでした。

※「骨」展の最後は、からくり人形の骨組みが展示されていました。ちょっと話は戻ってしまうのですが、高知に出張に行った折、「復元!からくりの世界」という展覧会も覗いてきました。森さんと「からくり根付」があるのではないか?!?と出かけたのですが、この時は空振りでした。

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■「企画展 復元!からくりの世界」

~土佐の生んだ「からくり半蔵」が考えた~
2009年8月1日(土)~8月31日(月)
高知県立歴史民族資料館

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■この日の最後は、銀座のモンブランショップ内での若手アーティストの作品展。
南川史門さんという平面の作家さんの作品が、店内に点在していました。
どう見ても場違いな私たちは、そそくさと後にしたのでした。
森さんは、又、高知へと帰っていきました。おつかれさまでした。



  1. 2009/08/18(火) 22:26:27|
  2. 美術館・展覧会情報など

作家便り「09年8月/永島信也・閑溟」

「京都で個展」/永島信也・閑溟 作家便り8月

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こんにちは、永島です。
京都の夏はとても蒸し暑いです。この地に住んで4年目ですが、この盆地特有の気候は未だに慣れません。

9月22日から27日まで、京都の「ギャラリーはねうさぎ」というところで個展
をおこないます。
大学では彫刻を学んできましたが、今回は根付に絞っての展示になります。個展なので空間全部を使わなければならないのですが、それが難しくもあり面白くもあります。
根付というジャンルへの新たな旅立ちということで「Bon voyage」(よい旅を)というタイトルにしました。まだまだ準備が残っていますが、がんばりたいと思います。

ギャラリーはねうさぎ

http://www.haneusa.com/top.html

  1. 2009/08/16(日) 01:18:16|
  2. 永島信也(神奈川)

作家便り「09年8月/北澤いずみ」

「イギリスを旅して」北澤いずみ/作家便り8月

こんにちは、北澤いずみです。先日の個展ご来場頂いた方々、大変有難うございました。
貴重なご意見などもいただき、今後の制作の励みになります。

私はこの個展開催直前までイギリスを旅しておりました。
私が使わせていただいている工房のオーナーと陶芸家4人で現地の陶芸家アトリエ訪問、ギャラリー訪問、St. Ivesにあるバーナードリーチの工房でワークショップ、Aberystwyth でInternational ceramics festival を見てきました。2週間ほどの日程で、盛りだくさんの内容でしたが、イギリスにおける陶芸のあり方や、自分がやっていることの位置づけなど、色々と考える事が出来ました。

イギリスのやきものと言えばスリップウェアですが、作家さんのアトリエで夕食をふるまわれる時など、感心してしまうくらいお料理とお皿がマッチしているのです。食器というのはその地域の食材があって、お料理があって生まれてきた物なのだな、と改めて思いました。写真は、イングランド西部DevonにアトリエをかまえるClive Bowenさんのお宅でご馳走になったマスのお料理。料理は奥様によるもの、お皿はCliveさんによるものです、幸せな食卓でした。

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St. Ivesのリーチ工房では、同行した陶芸家の方がワークショップをしたのですが、私もちゃっかりお猪口に小さいかえるを作ってくっつけるというデモンストレーションを15分ほどやらせてもらいました。貴重な体験でした….写真は、実際にリーチが使っていた蹴ロクロに座っているところです。これまた貴重な体験。

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Aberystwythのフェスティバルは、あまりにも盛りだくさんで書ききれませんが、いろいろな国の話題の陶芸家が招聘され、様々なデモンストレーションが行われ、楽しくまた勉強になりました。そしてイギリスの人々の日本の陶芸に対する期待、現代の陶芸のあり方みたいなものを深く考えさせられるものとなりました。勘違いもあり、過大評価もあり、過小評価もありではありますが。。。。一番印象に残ったものは、写真の中国は景徳鎮からの職人さんによるデモンストレーションで、6メートルの高さのツボを3人がかりでロクロ引きするというものでした。何回かに分けてひくのですが、できた物を重ねていく技術のほうに感心しました。彼らは職人さんであってアーチストではない、と解説者が言っていた事も心に残りました。
職人か、アーチストか、よく話題になるところですが、景徳鎮においては職人魂が確かな技術を支えていることだけは確信しました。

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  1. 2009/08/13(木) 19:34:19|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

升の展覧会漂流記 2009/7月

升の展覧会漂流記1

毎日のように何か展覧会を見て歩いているという升さん。
ブログなどに何か書いたりするのは気が進まないようですが、その展覧会歩きの記録を是非つけてみましょう!ということになりました。
初回の今日は、たまたまギャラリーに顔を出して下さった日に、鞄に入っていたチラシの記録です。この日は、3箇所の展覧会のハシゴだったそうです。(花影抄・橋本)

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『  137億年の宇宙誌 』
東京大学総合研究博物館 2009.7.24 fri ~ 10.31 sat

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『特別展 小穴純とレンズの世界』
東京大学駒場博物館 2009.7.18(土)~9.23(水)

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『REAL OSAKA ー大阪発12人の提供でお送りします。ー』
Bunkamura Gallery  2009.7.25 sat ー 8.2 sun


  1. 2009/08/12(水) 21:52:46|
  2. 升(東京)

根津の根付屋を更新しました

webサイト「根津の根付屋」、一景の販売コーナーを更新しました。

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一景「コウモリ」タグアナッツ・ガラス・黒檀
  1. 2009/08/11(火) 10:49:56|
  2. 小野里三昧(東京)

作家便り「09年8月/紫苑(伊勢)」

■「徴古館」紫苑(伊勢在住)/作家便り8月


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暑中(残暑?)お見舞い申し上げます。紫苑です。
今、東京の国立博物館で神宮の神宝展を開いているらしいですが、伊勢には展示している徴古館という所があります。神宝は遷宮の度新しく作られ伝統工芸の技術の継承の役割も果しています。制作に当たるのは当代最高の技術を持つ工芸家で、何百年も前に作られた物と同じに仕上げます。が今では手に入らない素材(トキの羽根とか)もあり、その技術が消えてしまう事は大きい損失だと、僕は思います。徴古館に来られる事があれば、そんな事にも想いをはせ観て貰いたいです。同じ敷地内には農業館や人間国宝の芸術工芸家の奉納された作品を展示している美術館があります。
ただ4時頃になると職員が、敷地内の公園にいる人を閉めるため追い出しにかかるのが不満でなりません。時間短すぎー出される老夫婦かわいそー、…私情に走ってしまいました。
盆が過ぎれば僕の所はすぐ稲刈りが始まります。
  1. 2009/08/10(月) 12:23:44|
  2. 紫苑(伊勢)

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」ケンタローの販売コーナーを更新しました。

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ケンタロー「Frog Mush」
  1. 2009/08/10(月) 12:09:32|
  2. ケンタロー(静岡)

作家便り「09年8月/野垣内秀也」

「龍神火まつり」野垣内秀也(下呂在住)/作家便り8月

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飛騨地方もようやく梅雨が明け暑い日が続いています。
これで農作物も辛うじて壊滅的被害は免れたのではないでしょうか。
さて、過日8月1日に下呂温泉まつりの龍神火まつりが行われました。
19時ころから始まるのですが、午前中は大雨に雷をともなう嵐のような天気で中止になるだろうと思っていたら18時頃には雨が止みひんやりとした街の中に爆竹の音がけたたましく鳴り響いていました。
田舎の祭りらしからぬ爆竹にいつも驚かされます。これは温泉地だからでしょうか?
龍神まつりは龍が椀を追いかけるさまを表現したもので五地区それぞれの色、顔をしています。
龍神の体長は約20m、これを担いだ地区代表の男衆が威勢良く駆け回る。
太鼓や笛が臨場感をかもし出し、龍の口から煙が出るとたくさんの歓声と拍手でした。
夏もあとわずかです。
空には赤とんぼが舞い秋の訪れを感じました。
  1. 2009/08/09(日) 11:20:52|
  2. 作家

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」一景の販売コーナーを更新しました。

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一景「とり」素材:タグアナッツ
  1. 2009/08/09(日) 11:17:41|
  2. 小野里三昧(東京)

Tony Cole ペーパークラフト展を開催します。

Gallery花影抄ー展覧会情報を更新しました。

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「ガイコツとトイレ」 ペーパークラフト展 by Tony Cole


2009年8月21日(金)ー8月30日(日)
13:00~19:00(最終日~17:00)
会期中休み/24日(月)
  1. 2009/08/09(日) 00:11:43|
  2. web更新情報

作家便り「Leigh Sloggett(リー・スロゲット)/8月」

■Leigh Sloggett(リー・スロゲット)オーストラリア在住/作家便り8月

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[Kookaburras]


Recently while carving in my studio I looked up to find a wonderful surprise. A young kookaburra was sitting outside my window. At the time I was carving a small snake which was a strange coincidence as snakes are one of their favourite meals. This kookaburra however was attracted to my fish pond and dived down and took one of the largest gold fish. It return for the next few days. Kookaburras are a member of the kingfisher family. This kookaburra eating my goldfish reminded me of a kingfisher I carved in boxwood in 1996 which is now in Museum of Fine Art Boston collection.

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「ワライカワセミの訪問」


最近、制作をしているひとときにふと、自然が見せる素敵な驚きを求めて窓の外を見上げることがあります。

ある日、そこには若いワライカワセミが一羽とまっていました。

その時私はワライカワセミの大好物でもある小さな蛇の彫り物を制作しており、そこに奇妙な偶然を感じたのでしたが、しかし、その若いワライカワセミは私の彫る小さな蛇ではなく、私の庭に住む小魚たちに興味を惹かれていたようでした。そして、おもむろに飛び込んだかと思うと一番大きな金魚を一匹、さらっていったのです。その後も数日、そのワライカワセミは我が家の池を訪れ続けました。

この、私の金魚を食べてしまったワライカワセミは、私が1996年に黄楊材で彫り上げたカワセミの作品のことを思い出させます。その作品は、Museum of Fine Art Boston所蔵のコレクションにてご覧頂くことができます
  1. 2009/08/07(金) 19:46:27|
  2. 作家

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」森謙次の販売コーナーを更新しました。

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森謙次「蓑亀」※海松の面白い色層を活かしています。

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森謙次「さんしょ と おたま」


  1. 2009/08/06(木) 23:39:28|
  2. 森謙次(高知)

作家便り「09年8月/森謙次(高知)」

■「小山登美夫さん!有り難う御座いました!」森謙次/作家便り8月

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先月1日から20日まで高知県立美術館で‘NOBORDER4‘という展示会の前期の部に出展していました。
その展示会の批評に、ギャラリストの小山登美夫さんが 来てくれていたのですが、そこで 僕の作品(山椒魚の根付)を買ってくださること になりました。そして8月3日に小山さんが沢田マンション(高知の名物マンションで僕が今住んでいる所です)の見学に来た際、僕の部屋で作品の受け渡しをさせていただきました。うれしいです。

小山さん、学芸員の松本さん、
花影抄の橋本さん、ありがとうございました!
これからも精進していきますのでよろしくお願いします。

森拝

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  1. 2009/08/04(火) 23:27:48|
  2. 森謙次(高知)

美術館(展覧会) てくてく日記第31回 「NO BORDER4」

■美術館(展覧会)てくてく日記第31回
高知のアーティスト・カタログ 第四章
NO BORDER4
~高知のアーティストによるポップトロニカなアート・ワールド~
前期:2009年7月1日(水)~7月20日(月)
後期:2009年7月22日(水)~8月9日(日)

特別企画:出品作品の講評&レクチャー
講師:小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー代表)
日時:2009年8月2日(日)

高知県立美術館
※高知県立美術館webサイト

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「展覧会てくてく日記第31回」は、高知で開催中の「NO BORDER4」展に、花影抄・橋本が行ってまいりました。この展覧会は、高知の若手アーティストを取り上げるという企画で、4回目を数えるとのこと。前期と後期にわかれての展示で、前期には、森謙次さんも出品していました。(森さんの当ブログにても報告がありました)

8/2には、特別企画として、現代アートを扱うギャラリーの代表として世界的に活躍されている小山登美夫さんによる、講評&レクチャーがありました。根付を出品していた森謙次さんの作品について、どのような講評があるのか?聞き逃してはならない!と思い、高知まで馳せ参じた次第です。森さんは、根付界の諸先輩を追い掛けて、迷わず頑張れ!?的な批評を頂いていました。展覧会のタイトルからわかるように、幅広い作風の出品があり、そのそれぞれの作家さんたちと小山さんとの対面でのやりとりは、とても親近感を感じるものでした。聞いているこちらも何か良い心持ちとなりました。
私自身も最後に、小山さんに質問をしてみましたが、「工芸とアートの境界」「技術と表現の間の関係」という問題については、現在問い続けられている問題として、はっきりとした答えはわかりませんでした。問い続けることにこそ、面白みや意味があるのかもしれません。

森さん自身は、「工芸家としての自分」というものをしっかり持っていて、いたってシンプルなのでした!!

◎雲の上の人と思っていた小山さんにお会いできて、素直に嬉しく!ファンとして著書にサインをしてもらい、記念写真も撮ってもらいました。

(花影抄・橋本)

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  1. 2009/08/04(火) 23:25:17|
  2. 美術館・展覧会情報など

根津の根付屋を更新しました。

webサイト「根津の根付屋」夏月の販売コーナーを更新しました。

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夏月「瓢箪」
  1. 2009/08/04(火) 22:54:05|
  2. web更新情報