泡色の霧 亀下 渚 個展 2021年12月11日[土]~19日[日]おかげさまで会期を無事に終了いたしました。
平面作品の展覧会は久しぶりでしたので、沢山の方々に様々なかたちで御助力をいただきました。
作品を購入してくださったお客様、ご来場くださいました皆様、インターネットを通じて応援してくださった方々、
本当に感謝しております。有難う御座いました。
今回の個展開催のきっかけを作ってくださった KENZAN 運営の皆様、八犬堂ギャラリー。
個展会期前にテレビ放映の機会をくださった「ブレイク前夜」のスタッフの皆様、ロイドワークスギャラリー。
関係者の皆様にも、あらためて篤く御礼申し上げます。

- 2021/12/22(水) 21:24:59|
- 亀下渚
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泡色の霧 亀下 渚 個展
2021年12月11日[土]~19日[日] ※13日[月]休廊
13:00〜19:00 (最終日〜18:00まで)展示作品をこちらのblogにてご紹介いたします。
ご注文、作品についてのご質問などございましたら、作品名を明記の上
メールかお電話にてご連絡ください。お気軽にお問合せくださいませ。
何卒宜しくお願い申し上げます。
※メールでのお問合せの場合、件名を「亀下 渚 個展 作品問合せ」としてくださるとスムーズです。
アドレス:mail@hanakagesho.com
電話番号:03-3827-1323
【ギャラリーより】亀下渚は、シルクや反物を素材に工芸的な手法(オリジナルの染色技法)を用いて絵画作品を制作しています。
染色技法で絵画を表現することで、自身の感情や伝えたいことが作品に染み入っていくような感覚があると言います。
主に狼をモチーフに、対立する自然界と人間界の問題をテーマとした作品群です。
狼は生存のための広大な土地を必要とし肉食動物であることから、人間が活動領域を広げるために「種」として激しく人間社会との間でせめぎ合いを繰り返してきた動物です。その狼を表現の核として描き続けることで作家は人間の業と向き合い、問い続けています。狼は、美しく、気高く、強く、優しく、温かく、厳しく、豊かな表情をもって生きています。その姿を鑑賞者と共有することで、人間と自然の間に存在する深いテーマへと誘っているのです。是非、会場で描かれた狼たちと向き合っていただきたいと思います。
今回は、蚕蛾の姿も描かれます。蚕もまた人間との間に複雑な関係性を持つ生き物です。美しい絹の背後にたくさんの蚕蛾の死があります。亀下の好んで使う支持体もまたその絹なのです。
美しく描かれた画面の奥に深く刻まれた世界を感じとっていただければ作家共々幸いに存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
【作家の言葉 亀下 渚】
私の心の中に棲む彼らの安息の地に立ち込める霧の名は泡色の霧
狼と蚕、両者に助けられながら制作をする私が切に願う彼らの棲処
そこは彼らに共通する全ての不自由さから解放され、自由を手に入れた理想郷
その理想郷は息をすれば泡のように消え、霧のように触れることのできない儚い願いの形【出品作品】1
ひめごとの帳 180×38cm シルク(反物)、顔料、胡粉

2
丑三つの帳 180×38cm シルク(反物)、顔料、胡粉

3
Lily Magnolia 41×41cm シルク、顔料、胡粉

4
Infinity 33.3×33.3cm シルク(スカーフ)、顔料、胡粉

5
水の畔 41× 27.3cm(P6号) シルク(反物)、顔料、胡粉

6
閃光 25.7×18cm(B5) シルク(反物)、顔料、胡粉

7
蚕 18×14cm(F0号) シルク(反物)、顔料、胡粉 ※アクリル額装済

8
あたらよ 33.3×24.2cm(F4号) シルク(反物)、顔料、胡粉
【常設の作品から】瞳 25.7×18.2 cm シルク、染料、胡粉
春 18.0×14.0 cm シルク、染料、胡粉

- 2021/12/11(土) 21:03:37|
- 亀下渚
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花影抄で今週末から個展開催の亀下渚さんが出演します。
【12/7 放送】染色画家 亀下渚
次回 2021年12月7日(火)21:55~22:00
BSフジで放送中の『 ブレイク前夜 ~次世代の芸術家たち~』https://breakzenya.art/202112-7/
泡色の霧 亀下 渚 個展2021年12月11日[土]~19日[日] ※13日[月]休廊
13:00〜19:00 (最終日〜18:00まで)
Gallery花影抄
展覧会情報ページ
https://www.hanakagesho.com/gallery/index.html
- 2021/12/07(火) 15:59:32|
- 亀下渚
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発売中の雑誌アートコレクターズ 2021.8月号「新世代の到来 若き才能を見よ!」(新人作家特集)
Gallery花影抄でも取り扱いを始めた染色絵画の亀下渚さんが紹介されております。
亀下さんは12月に花影抄でも個展を開催予定です。お楽しみになさってください。



誌面ではお伝えしきれない実物の風合い・素材感やサイズ感があります。

「大輪菊」 制作年2013年 オリジナル染色技法 寸法縦170×横103(cm)
伝統的な染色技法を応用し、工芸の枠を超えて反物等布を媒体とした絵画表現を探求しています。
制作のテーマは、動物の命について。多面的に捉え、その尊さを表現する道を模索しています。
掲載作品は、大輪菊をモチーフとしてトロフィーハンティングへの皮肉、
娯楽、権力誇示を満たす為に命を利用することについての、自分なりの静かな警鐘です。(亀下渚)

描き込まれた部分
※Gallery花影抄/亀下渚 紹介webページ
https://www.hanakagesho.com/gallery/artists/kms/kms_sale.html
- 2021/08/03(火) 21:34:08|
- 亀下渚
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Gallery花影抄では、このたび亀下渚さんの作品の取扱いを始めました。
亀下さんの作品は、独自に研究している染色技法で描かれています。
狼を題材にした作品が代表的な作家さんです。
美しさと力強さ、時に少しの悲しさも感じる作風だと思います。

Gallery花影抄/亀下渚 webページ
https://www.hanakagesho.com/gallery/artists/kms/kms_sale.htmlもともとは、マレーシアのアートフェアでご一緒したギャラリー、八犬堂さんに呼ばれて、
「KENZAN」というアートイベントの審査員を橋本が務めたのがきっかけです。
KENZAN は、大久保さんという八犬堂のギャラリストが、頑張って続けている企画で、
いろいろなギャラリーの人が賞をつけるのです。
2019年と2020年の2回を連続して、私は亀下さんに「花影抄賞」をつけました。

2019年の10月に、Twitterに書いてます!

この作品は、とても大きく、このときの展示は、平面絵画というより、「布作品」といった風情が印象的でした。

2020年のKENZANの展示では、着物に染色で描画した作品が展示されました。

(画像提供:亀下渚)
そんな御縁から、しばらく時間がかかってしまいましたが、ようやく亀下さんの作品を扱うことになりました。
12月には、個展も予定しております。
どうぞ御贔屓のほど宜しくお願い申し上げます。 (橋本)
- 2021/07/07(水) 22:57:13|
- 亀下渚
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