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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「19年10月 カタクラ ケンタ(埼玉)」

皆さまお世話になっております。作家のカタクラです。



風の冷たさと日差しの暖かさが、日に日に秋の終わりを感じる温度差になってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

僕はというと風邪を引いてしまい、マスクが手放せない身体になりつつある今日この頃です。



まず始めに、今月は台風や大雨の被害など、天災が多く見受けられました。年々増えていっているような気がします。

今も被害に遭われている方、復旧にあたっている方々に謹んでお見舞い申し上げます。

美術作家という職を選んだ自分はこういう際に何も具体的な人助けが出来ないというのが心苦しい限りですが、
せめて誰かの心の拠り所になるような作品を生み出せるよう励みたいと思います。

今回のブログでは、新作の根付紹介と先日出品したマレーシアのアートフェアのお話を少ししたいと思います。



・新作根付 「蜂雀」(ホウジャク)

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↑今回はスズメガ科の第2弾で「ホウジャク」ガがモデルです。
昼間に花の蜜を吸うタイプの蛾で、ハチドリのように空中でホバリングしながら蝶のように長い口を伸ばして食事する種です。
(ちなみに名前の由来は「蜂に似ている雀蛾」という事で「蜂雀」という名前がつけられたとのこと。)

写真が伝わりづらくて申し訳ありませんが、翅の部分の模様は是非お手にとってご覧ください。

近々ギャラリーのサイトのほうにも並ぶと思いますので、よろしくお願いいたします。



・マレーシアのアートフェアのお話

先日「Art expo Malaysia」というアートフェアにGallery 花影抄さんブースで出品させていただきました。

半分は出品作家、もう半分はスタッフ兼ちょっとした通訳として同行し色々と良い経験をさせていただきました。

他の出品作家さんの作品説明はステートメントやメッセージ的なものを手がかりに話が出来るのですが、
自分の作品説明となると作品のコンセプトや経緯、観念的な部分にまで話題が飛ぶので、
もし次回が有ればもう少しブラッシュアップして説明出来るようにしたいと思います。英語力も磨かねば、、、



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↑フェア会場でのワンシーン。現地の小学生?くらいの子達と。(顔を隠しているのはお察しください。)

日本では「アートフェアは基本的にビジネスの場」という印象が強い気がするのですが、
このフェアでは社会科見学の一環で若い学生さん達が見に来る時間帯も有りました。

このあたりの教育に組み込もうという姿勢は単純に良かったですね。また行きたいなぁ。



今月はこんなところでしょうか。

出来ることならこの先は落ち着いた空模様のまま、今年を終えられる事を願うばかりです。

ではでは、何卒皆さまご自愛ください。



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Instagram → kenta_katakura



2019年10月 カタクラ ケンタ
  1. 2019/10/30(水) 20:34:14|
  2. カタクラケンタ(埼玉)

作家便り「19年9月 /カタクラ ケンタ(埼玉)」

皆さまお世話になっております。作家のカタクラです。

空気も肌寒くなり、過ごしやすい雰囲気になってきました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

普段引きこもって制作を続けていると
自然と世相の情報に触れる機会も多くなり、
暗い気持ちで机に向かう事も多いので
気をつけねばなと感じる今日この頃です。

で、今月は根付のお話しを書こうかと思います。
ブログを見ていただいている方には既知の事柄かと思いますが、
しばらく根付作品を主軸にやっていこうという身なので、
どうかお付き合いください。笑

先日縁あって、コレクターさんからイチイ一刀彫のコレクションを
拝見させていただく機会に恵まれました。許可をいただけたので、
ご迷惑にならない範囲で写真をいくつか載せていきますね。

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ずらりと並べた図。量もさることながら、
コンセプトがはっきり見える素晴らしいコレクション。
作家たちの家系も知りながらコレクションされてるので、
作品を起点にお話しを聞いていると
一族の物語を聞いているような気分になります。
歴史の面白さというか、作品のバックグラウンドを聞く事で
一つ一つの作品が繋がっているのだなぁと感じました。

また、同じ構図・モチーフでも作家によって工夫の差異、
省略の仕方、メリハリの強弱と学ぶ事も多く、
また手に入れた時のエピソードなど興味深く聞かせていただきました。
改めてありがとうございました。

実はこの時、作家の坪島悠貴さんとギャラリースタッフさんと共に
見させていただいたのですが、「リアルロボットよりスーパーロボット寄りよね」
とかオタク目なトークをしつつ作品を触って感触を確かめていました。
きっと周りの方は何を言っているか分からなかったと思います。笑

個人的にグッときた作品をいくつか。

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↑省略の仕方が絶妙な海老。
少ない線でそう見えるように仕向けるのは、
事前の綿密なデザイン立案と、正確なライン取りが必要そう。
頭の部分もそうなんですが特に目を見張ったのが脚の部分。
リアルさを追求すればするほど複雑な造形になりがちな部分を
少ないラインと面で見せてる。
昆虫を普段モチーフとして扱ってる自分としても
いつも悩むところなので、参考にしたいところです。

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↑雄鶏くん。
首、肩、翼、腹の丸みに対して、トサカ・尾羽のメリハリ。
一刀彫らしいエッジの残しかた、羽の表現、
なんというか、あえて細密に彫らず省く事で
見る側の想像の余地が残されている気がする。

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↑雌鶏ちゃん。
先の雄鶏に対して全体の丸みがやや強めなんだけど、
ポリゴン感が強いというか一つ一つの面自体は結構大きい印象。
先の雄鶏とは逆で羽先に白太部分が出ており、
うっすらお腹の下に見えてる部分は白太を利用して卵が彫ってあります。

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↑モチーフとしては鴨か水鳥か。
頭から首にかけての丸みに対し、翼と胴体の面の大きさ。
経年変化もあるだろうけれど、角の丸みが自然と手に馴染む。
坪島さんも鳥類モチーフの作品を見ながらたまらん!と呟いてました。
彼のトランスフォームする作品に一刀彫の要素加われば、
さらに自由な変形を展開出来るのでは?と
勝手に心の中で思っていたのは秘密です。笑

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↑兎さん。
構図としてはオーソドックスな座り姿、握ってて気持ちが良い。
例えば細密な造形の中に突然ただの線彫りされた部分が有ると
物によっては残念に見られがちだけれど、
一刀彫の雰囲気であればむしろ線彫り活きてくる感。
なんというか頭から胴体にかけてポリゴンを荒くしていく事が
上手なメリハリの付け方な気がする。

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↑この蝙蝠よかったなぁ。うまく言語化出来ないけれど、
嫌な意味ではなく限界まで削ぎ落としたデザインにすることで、
どこをどう削るか凄く考えられているはずなんだけど、
それを感じさせないようにゆるい雰囲気が出てる気がする。
翼の先とか尖っている造形ではあるのだけれど、
見た目以上に手にしっくりくる。

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↑この蛇も良かった。
おそらく塒の巻き方と胴の太さが鍵だとは思うのだけれど、
大蛇のような貫禄を持ちながら可愛げも出てる。
頭の部分にだけ鱗を彫る事で、
全体がどうゆう鱗模様なのか想像したくなる。

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↑ラストはおそらくおかめさん。
これまでの作品に比べると面モチーフなのか
細密寄りの造形に見えてくるけれど、
ポイントになる口周りはしっかり作りこんでる印象。
白太の残し方がまるでチークを塗ってるような雰囲気。


こんなところでしょうか。自分としては
「根付は本来使うものである」という認識を持ちつつも、
どうしても一点一点の作品に「もっと作りこまなきゃ!
もっと複雑にしなきゃ!」と思いがちなのですが、
こうゆう一刀彫の見せ方がむしろ
普段使いされている根付には必要なのでは?

こうゆうデザインだからこそ、普段からポッケにいれて握ったり
たまに出しては眺めてにっこりするような、そんな使い方が
現代には合ってるのかもしれないなと感じた次第です。

一刀彫をやってみました!というコンセプトで
作品を発表することは出来ないけれど、
シンプルな造形をうまく活用するという部分は
是非参考にしたいところですな。

ではでは、師走に向けて忙しくなる時期ではありますが、
皆さま御自愛ください。


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2019年 9月 カタクラ ケンタ

  1. 2019/09/28(土) 18:49:17|
  2. カタクラケンタ(埼玉)

作家便り「19年8月 /カタクラ ケンタ(埼玉)」

お世話になっております。作家のカタクラです。
8月も終わるというのに暑さがぶり返してきました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

僕はというと夏風邪を拗らせてしまい、悶々とした1ヶ月を過ごしておりました。
作品制作は心技体のバランスが大事と改めて思い知らされました。
自己管理能力、高めねば、、、!

で、もはや恒例になりつつありますが「今月ブログの内容どうしよう???」
と焦っていたところ、先月にも少し書きました見たい展示に行けたので、
その感想(宣伝?)にしてみようと思います。

注)今回、昆虫系のお話なので、ちょっと苦手という方はご注意くださいませ。





・今回見た展示 六本木 21_21 「虫展」
http://www.2121designsight.jp/program/insects/

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毎年この時期になるとどこかしらで昆虫関連の展示がやっているイメージですよね。
会場内写真OKだったのでいくつか載せたいと思います。

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↑会場入って早速、標本的なコーナーが有って思わずパシャり。
分類や学名表示とかも省いていて一見ごっちゃに見えますが
ちゃんと横にどの虫がどんな名前という説明も付いているので、
ビジュアルが気になった虫を調べるという流れが知的好奇心をそそられる
良い展示の仕方。お子さんにも大人にも良さそう。

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↑カブトムシの外骨格をCTスキャンのように輪切りにしたもの。
改めて考えると外殻が有って中身が柔らかい生き物って謎めいてますなぁ。
蟹とかにも通ずるけれど。

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↑で、カブトムシの外殻をクリアにして内臓にあたる部分を可視化したもの。
人体標本を思わせる、、、。

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↑別コーナーに有ったラオスの蛾の映像。
タイムリーに蛾の作品を作ったばかりだったので見入りました。
まるで群れのように光に集まっている様。
厳密な種別が違っても「光に集まる」という習性が共通している事が神秘的。

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↑ちなみにその蛾を模した作品がこちらです。モデルはスズメガ。
生まれながらの造形が格好良いなんて生物として羨ましくすらある。
根津の根付屋HPに情報載ると思いますので是非。

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↑マンマルコガネという虫の丸まっていく様を段階的に見せたもの。
こっ、このトランスフォーム感は、、、!?(T島さん出番です!)
このフィギュア有ったら欲しいなぁ。

と、簡単にご紹介させていただきましたが見どころは他にも色々ありました。
個人的には昆虫のMVのような映像が流れているコーナーが好みです。もう一度行こう。

展示自体は11月までやってるそうなので興味のある方は是非。
たしか一般¥1200くらいでした。
ちょっとグロテスクな虫から、神秘的な色をした美しい虫まで色々見られます。


自分の話になってしまいますが、僕が昆虫という生物に対し強く惹かれる理由として、
その起源や生態系が未だに把握しきれていない、というところがあります。

世界中で日々新種が発見されたり、最近では「昆虫の起源は宇宙から来た生命体なのでは?」
という説が発表されたり、日常的な生活の中でよく目にする虫達も、
紐解いていけばまだ分かっていない事が沢山あるところに神秘を感じますね。

例えば、世間的には嫌われているゴキブリとかも(僕もなぜか苦手ですが)、
駆除しようとする人間の技術に対して生物的な進化を続ける事で
生き永らえようとしていて、世界が滅亡してもゴキブリだけは生き残る、
なんて話も耳にしたりします。
でもふと立ち止まって考えれば、これだけ人類が繁栄してきた地球という惑星で、
日々我々がテクノロジーの進歩を感じるのと同様に
虫達は今も進化しながら環境に適応し続けているというのは
同じ生き物として凄いと思うのです。

「虫が苦手」という方の感性を否定するつもりも無いのですが、
なぜそう思うのかという心理的な抵抗みたいな部分や、
それがどうやって形成されるのか、という部分も興味深いですね。
そして造形や色味の美しさ、これは蝶の標本とかを見たことがある方であれば
分かっていただける感覚かなとも思います。

昆虫というモチーフに限らずですが、分かりきっていないというその生態系が、
そして生き物の進化の未来が、根付作品を作る上で想像を掻き立ててくれています。

と、つらつらと若干ポエミーで気恥ずかしいですが、
これからも昆虫の根付を色々作っていきたいと思っているところなので
是非ご期待ください。笑

今月はこんなところでしょうか。
早く秋の少し肌寒い季節になってくれる事を願うばかりです。
皆さまも季節の変わり目、ご体調崩されませぬようご自愛ください。
ではまた来月!

2019年8月 カタクラ ケンタ



  1. 2019/08/31(土) 15:54:17|
  2. カタクラケンタ(埼玉)

作家便り「19年7月 /カタクラ ケンタ(埼玉)」

皆さまお世話になっております。作家のカタクラです。
梅雨も明けていよいよ夏本番、いかがお過ごしでしょうか?

僕はというと制作の傍ら、夏休みを満喫している甥(小6)からの
遊んでよコールにどう対応したものかと悩んでいます。
夏の小学生男子の体力を甘く見てはこちらの身が持ちません。
はて、どうしたものか、、、

さて、今月のブログのお品書きは
・ご注文品のお話し
・ワンダーフェスティバル
・今見たい展示
の3本です。


・ご注文品のお話し
先月のブログにも少し書いたのですが、もうだいぶ前に知り合った親しい方から
僕が根付制作を始めたこともあり、提げ物の制作依頼をいただけました。

完成品はこちら

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Twitterをご覧いただいてる方はご存知かもしれませんが、
中身が空洞になっており、底の方に蓋が付いているので
小さなものであれば収納できる仕様になってます。

依頼していただいた方はよく登山に行かれるということで、
提げものの中に緊急連絡先の書いた紙を入れたい、とのご要望でした。
まだまだ技術的に未熟でありながらもご依頼いただけて、形作りはもちろん
ギミック、耐候性など色々勉強させていただけて本当に嬉しかったです。
また詳細な打ち合わせなどお時間割いていただいてありがとうございました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。


・ワンダーフェスティバル
このブログを書いている前日にワンダーフェスティバル2019夏がありまして、
至水さんのご協力のもとGallery花影抄から複数の根付作家が作品を出展、
ということで僕もちょこっと紛れ込ませていただいてました。

当日は会場の熱気でかなりグロッキーになってしまい早々に退散しましたが、
ご来場いただいた方ありがとうございます。
また、今回お手伝いも出来ず恐縮でしたが、当日早くから準備していただいた
至水さん、楽虫さん、道甫さん、ギャラリースタッフさん、
暑い中本当にありがとうございました。


・今見たい展示
※21_21 「虫展」

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↑夏になると毎年どこかしらで昆虫系の展示やってますよね。
虫展だけど21_21の会場でどう見せるのかも気になる、、、。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭はぜひ!


※明治大学博物館「立体錯視の最前線」

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↑こうゆう展示はシンプルに見て不思議がれるのでカップルにもオススメ。
御茶ノ水のほうなので確かカフェとかご飯屋さんも近隣にあるはず、、、。
お盆は休みなので注意。


※八王子夢美術館「横山宏のマシーネンクリーガー展」

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↑北九州市から巡回すると聞いて行かなくては!と思っていた展示。
SFへの憧れは尽きないので早めに行っておきたい〜、、


とまぁ、こんなところでしょうか。
久々に現代美術も見たい、、、時間と費用を捻出せねば、、、、

とぼやいてみたところで、今月は以上となります。
しばらく暑い日が続きます。水分と塩分の補給を忘れませぬよう。
それでは皆さま御自愛下さい。


Twitter → @moyamoyakurakur
Instagram → kenta_katakura

2019年7月 カタクラ ケンタ



  1. 2019/07/31(水) 18:27:38|
  2. カタクラケンタ(埼玉)

「現代根付議論」 2019年6月末頃

ご無沙汰しております。作家のカタクラです。

世間は本格的な梅雨入りに台風も相まって、なかなか洗濯物が乾きづらい日々かとは思いますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
僕は早くもシャワーを冷水寄りに切り替え始めたところです。

実は「今月は何を書こうかな〜」と決まらず焦っていたのですが、
タイムリーにTwitter上でこんなお話が有ったのでシェアも兼ねて報告です。

大まかなまとめはこちら→「現代根付議論」 2019年6月末頃 https://togetter.com/li/1370005

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ちなみに僕は完全に話題に乗り遅れる&根付に関してはぺーぺーもいいとこなので、
後学のためにも記録係をばという事でまとめを作成してみました。

で、本題はここから。

実はこういったトピックは、Twitter上でオリンピック、もしくは「聖杯戦争」の如くある程度の周期で度々発生していると聞きました。
ところが大変残念ながら、今までのそういった議論のアーカイブはほとんど残っていないとのこと。
もちろん根付の歴史自体を学ぶなら書籍を読んだり実際に見に行ったりとやれる事はたくさんあるのですが、
「現代根付作家の今」や「議論を通しての作家の考えの変化」みたいなところも見たい!と思っていた僕の希望は
脆くも打ち砕かれ、、、自分も一応ペーペーとはいえ
「せっかく関わる根付業界を盛り上げたい!根付も自分の立体作品も美術のメインストリームに近づかせたい!」と考えているので、その後の批評とかも含めこういったアーカイブ作業自体がとっても重要だと思うのです。

「この作家は20〇〇年頃にこういう事を話してたんだよな、だから今こうなのか!」とかが分かったら
それだけでも結構楽しいし、根付の歴史家的な方にも後々重要なヒントになりうると思うのですよね〜。

「作家は作品の事だけ考え、言葉を発する必要はない」というような態度も1つの理想形ではあると思います。
が、考えを全く言葉にしないというのはなかなか昨今難しいというのもまた事実。
今回はTwitter上でしたが、そういった作家の話が広大なネットの海に消えていくのは至極勿体ないというもの。。。

根付業界のこの先を考える意味でも、偏った視点でも中立な視点でも「記録が作成されていく事」自体が
必要なんじゃないかしらと思うという話です。そして本来なら歴も浅く作家である自分は立場的にも向いていない、、、

なので、どなたか何卒よろしくお願いいたします(*´∀`)笑

と、丸投げしてオチをつけたような雰囲気を出して今月は〆としたいと思います。

来月は今請け負っている注文品のお話とかも出来たらイイなぁ。

それでは皆様、ご自愛ください。

2019年6月 カタクラ ケンタ
  1. 2019/06/28(金) 12:12:25|
  2. カタクラケンタ(埼玉)
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