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根津の根付屋 & 花 影 抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」終了の御挨拶

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カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」
会期:2023年9月2日[土]〜10日[日]
会場:花影抄/根津の根付屋



おかげさまで会期を無事に終了することができました。

会期中、御来場くださいました皆様、インターネットなどを通じて興味を持ってくださった皆様、大変有難うございました。

カタクラさんの個展は二回目となりましたが、根付彫刻+オブジェ作品(+スケッチ)という組み合わせで会場を構成していくことが特徴的です。

会場を通じて流れる思索、、、、テキストもふくめて、自問自答していく様子が、他の現代根付作家の展示とは少し趣きが異なるところかと思います。

根付の領域に縛られずに多角度から模索するような展示に、従来の根付愛好家の方々からは戸惑う部分や距離を感じるられることもあるかもしれません。

逆側に立って観てみると、コンテンポラリージュエリーや現代美術と接することから作家の経歴をスタートしたカタクラさんの現代根付への向き合い方や、挑戦、模索がそのまま表されているようにも思われます。

同じ時代に生きて展開している美術工芸と現代根付が、どのように共振し合ったり、距離を置いたりしながら進んでいくのか、そのようなことを会期を通して考えたりしておりました。

カタクラさんは、会期中の会場で、ベテランの根付愛好家の方とも、美術愛好家の方とも、サブカルチャーにどっぷりの方とも、生き物好きな方とも、それぞれお話しをする機会を得て、今後の糧となったことと思います。

今後の制作活動を見守っていただけますよう、作家共々、何卒宜しくお願い申し上げます。

花影抄/根津の根付屋 橋本達士


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  1. 2023/09/14(木) 22:02:00|
  2. カタクラケンタ(千葉)

カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」を開催いたします

【展覧会情報】
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カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」
会期:2023年9月2日[土]〜10日[日] ※4日[月]休廊
時間:13:00〜19:00(最終日は18:00まで)
会場:花影抄/根津の根付屋
作家在廊予定日:9/2・3・7・8・9・10



【ギャラリーより】
カタクラケンタは、「非実用的なアート」としてのジュエリー作品や、造形的な作品(終末を想起させる花や植物的な形状のオブジェなど)を制作発表してきた後、現代根付を制作するようになった作家です。

本個展「よすがの分水嶺」では、目に見えるが定型を持たない現象の造形をテーマとして選びました。

最近のファンタジーの創作では(ディズニーの新作映画を例にあげるまでもなく)元素や現象の表現が重要で、その源は神話や宗教美術にあります。国や人種を超えて表現されてきた題材ではないでしょうか。
今回の展示では、神話や妖怪などを元素の造形から逆算し、信仰の対象とされる形を探ります。抽象的な形、炎・水のイメージを使うことで、まるで神聖なものを祀っているかのような雰囲気を醸し出そうとする試みです。
作者は無宗教でありながら、「信仰の精神状態に救いを求めている」と言っており、持ち主が身につけることができる造形物としての作品に込められる意味や意義について、可能性について、制作・展示期間を通して考えます。

とどのつまり生み出された作品は、今の日本社会で生きる同志への応援のようなものであるかもしれません。自らの手による作品が誰かの心の支えになることを切に願って制作された根付彫刻とオブジェ作品、資料として制作のためのドローイングも展示します。



【作家の言葉】
今回の個展では炎や水のように「目には見えるが定型を持たない現象や反応を造形する」という課題から端を発した。

ファンタジーな創作物において元素や現象の造形・描画表現はもはや必須で身近なものだが、その原点は神話や伝承、宗教美術から着想を得たとされており(例:不動明王立像の迦楼羅炎など)、こと現代日本では漫画・アニメの中の演出効果として目にする機会も多い。

おそらくその目的は現代創作でも原始宗教でも一貫しており、簡単に言えば「超自然的な人ならざるもの、人よりも強大な存在の想像」である。

我々が生きる現代においては獲得した知識や理性によってそういった表現が空想上の夢物語であると認識出来る。が、まだ多くの自然現象を科学で説明できなかった古の時代では、人々は水害や天災などの現象に対し神や妖怪といった人ならざるものと結びつけ、その理不尽な現実の事象を空想や信仰と混ぜ合わせることでやり過ごしていたのではないだろうか。

今回の個展で発表する根付作品では、元素を基にした造形から着想を得て、神話・妖怪など畏怖や信仰の対象となるモチーフを選択した。これらの作品が所有という行為を通して所有者の精神の支えとなることに期待する。
立体作品では単純で抽象的な造形物+炎や水から着想を得た造形を組み合わせることで、「祀られている」と認識出来る造形は可能なのかを考察している。

これらの作品群を通して、物体である作品が精神の拠り所(よすが)となりうる分かれ目を探るという意味を込め、タイトルを「よすがの分水嶺」とした。

つまるところ私は無宗教でありながら、理性を超えて「信仰する」という精神状態に救いを求めているのだろう。

最後にドイツの言語学者ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの言葉を借りて締めとする。

幸せな人はいい気にならないために、幸せでない人は支えとして、不幸な人は屈しないために、それぞれ信仰を必要とする。(「断片」より抜粋)

カタクラケンタ


●本展覧会に出品中の作品は、以下のblog記事にてご紹介中です。ぜひご覧くださいませ。
→根付(4点)のご紹介はこちらから
→立体作品(4点)ご紹介はこちらから

  1. 2023/09/03(日) 18:55:00|
  2. カタクラケンタ(千葉)

カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」 出品作品ご紹介(1/2)

開催中の展覧会、カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」より、出品作品のご紹介です。
本展では根付4点・立体作品4点の、全8点の新作を出品しております。
本blog上で、2つの記事に分けて各作品をご紹介してまいります。
今回は根付作品4点のご紹介です。


【出品作品ご紹介】
▼作品番号1 煙を吐く鏡
4.3×4.0×2.2cm 鹿角、楓(スタビライズド加工) 象嵌:琥珀

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作家による作品解説
アステカ神話における主要神の一つ、「テスカトリポカ」がモチーフです。名前の和訳が「煙を吐く鏡」とそのまま作品タイトルになっています。あらゆる神話の中で神々は何某かの生物に姿を変え我々の前に登場するという逸話が多々有りますが、テスカトリポカはジャガーに姿を変えます。今作では名前のイメージと掛け合わせ、流れる煙の中から一歩踏み出してくる様を制作しました。



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▼作品番号2 フェネクス
3.7×3.6×2.2cm 鹿角、栃(スタビライズド加工) 象嵌:琥珀

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作家による作品解説
炎に縁が深い生物を考えた時に自然と思い浮かんだのが不死鳥でした。個人的には再生の象徴としてポジティブなイメージを抱いていたのですが、幾つかの文献では悪魔として描かれていた経緯もあり興味深く感じています。今回は後者の悪魔的な不死鳥を、睨みを利かせながら炎の中から生まれ出る様として表現してみました。



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▼作品番号3 弁天の使い
4.3×3.0×2.8cm 鹿角、栃(スタビライズド加工) 象嵌:琥珀、岩絵具

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作家による作品解説
水や河川にまつわる神として弁財天が思い浮かび、蛇はその御使いとされる生物です。水流自体を彫刻しつつ、その流れの合間に蛇の体が見えているような作品として制作してみました。鹿角を扱って蛇をそのまま制作すると白蛇として出来上がりますが、独特な神秘性を纏った仕上がりが気に入っています。



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▼作品番号4 鵺
4.0×3.2×2.5cm 鹿角、楓(スタビライズド加工) 象嵌:琥珀、人工大理石、岩絵具

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作家による作品解説
日本の妖怪でも有名どころの「鵺(ぬえ)」を彫った作品です。妖怪自体をモチーフとして扱うのは初めてだったのですが一説では雷獣とされる見方もあり、であれば雷雲と組み合わせてみては?と構図を決めました。制作を通して「怖い妖怪」の奥深さを考えるきっかけになった作品となりました。



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カタクラケンタ個展の出品作品へのご注文は、会場でのお申込みに加えメール・電話・FAXでも承っております。

【ご注文方法】
netsukeya@hanakagesho.com / TEL & FAX 03-3827-1323 宛てに、ご希望の作品番号と作品名を明記の上、合わせて以下5点の項目をお知らせください。

お名前
電話番号
郵便番号
ご住所
作品の受け取り方法(ご配送orご来店)

※ご配送の際には、送料として500円をご負担いただきます。
メール・FAXでのご注文の際には、件名を「カタクラケンタ個展 作品購入申し込み」としてくださるとスムーズです。
  1. 2023/09/03(日) 18:50:00|
  2. カタクラケンタ(千葉)

カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」 出品作品ご紹介(2/2)

開催中の展覧会、カタクラケンタ個展「よすがの分水嶺」より、出品作品のご紹介です。
本展では根付4点・立体作品4点の、全8点の新作を出品しております。
本blog上で、2つの記事に分けて各作品をご紹介してまいります。
今回は立体作品4点のご紹介です。


【出品作品ご紹介】
▼作品番号5 崇拝対象「吹」
14.0×12.0×8.0cm 朴、アルミ

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▼作品番号6 崇拝対象「燃焼」
11.0×11.0×8.0cm 朴、アルミ

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▼作品番号7 崇拝対象「降雨」
11.0×9.0×8.0cm 朴、アルミ

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▼作品番号8 崇拝対象「雷鳴」
14.0×11.0×8.0cm 朴、アルミ

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立体作品 “崇拝対象”について

始めに、これらの立体作品群は「宗教的な背景を持たずに祀られていると認識出来る造形は可能なのか」という疑問から制作を開始した。

祀るという言葉の意味は「神としてあがめる、また、あがめて一定の場所に安置する」といったものでそもそも神霊の存在を信じていることが前提だが、日本における最も一般的に崇められている対象を思案した時、やはり仏像が思い浮かんだ。

日本に存在する仏像の中には炎や後光の造形物を背負った像が多くあり、経典に記された逸話を根拠としてあたかも自然現象がその仏が持つ力かのような演出が成されている。

と、仏像の持つ神秘性に言及してきたが、単純に造形物として紐解いてみると、ヒト型を模した造形物+炎や雷から着想を得た造形を組み合わせるという形式で、要は不可思議な力を持ったヒトの似姿である。

古来から存在する仏像から今日のアニメ文化におけるフィギュア造形でもその形式は受け継がれているが、それらは共通して宗教的もしくは架空の物語的な「背景」を持っており、その「背景」をもとに制作される偶像はそれまで言語や絵画であった情報、神秘性をより現実的に鑑賞者へ感じさせる機能を獲得している。

この“崇拝対象「〇〇」”シリーズは上記のような「背景」を一切持たず、形式に則り立体の構図と抽象化したヒト型、「〇〇」に入る現象を模した造形を組み合わせることによって”祀られているっぽい偶像“を表現した作品である。

まず、作品に対峙するとヒトのような造形物に炎や雷のような造形物がまとわりついてる様を確認し、その後作品タイトルを確認する。順序は逆でも良い。

そして「これは何かの神様や物語をモチーフにしているのか?作者はこれらを崇めているのか?宗教に関するテーマなのか?」というような疑問を想起させられれば、もう既にこの作品の機能は完了したと言っていい。背景となる特別な物語は何も無いがそれでも造形と短い言葉によって神秘性や奇妙さの入り口を認識させられれば成功である。

そういった奇妙さや不可解さに出会い認識しようと考えを巡らす状況に対して、その負荷から精神を守る為に理由を求め納得しようとする心理メカニズムが信仰や崇拝、原始の宗教を成立させる糸口を生んできたのだろう。

科学でほとんどの事象に説明がつく現代において、それでも新たな崇拝や信仰が生まれることがあるとすれば、それは案外なんの背景を持たない“祀られているっぽい偶像”がきっかけになるのかもしれない。

カタクラケンタ





カタクラケンタ個展の出品作品へのご注文は、会場でのお申込みに加えメール・電話・FAXでも承っております。

【ご注文方法】
netsukeya@hanakagesho.com / TEL & FAX 03-3827-1323 宛てに、ご希望の作品番号と作品名を明記の上、合わせて以下5点の項目をお知らせください。

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※ご配送の際には、送料として500円をご負担いただきます。
メール・FAXでのご注文の際には、件名を「カタクラケンタ個展 作品購入申し込み」としてくださるとスムーズです。

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  2. カタクラケンタ(千葉)

「カタクラ ケンタ個展 彼我の境」会期終了のご挨拶

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カタクラケンタ個展 彼我の境
2022年2月23日[水]~27日[日]
Gallery花影抄
おかげさまで会期を無事に終了いたしました。
オミクロンの混乱期の中での開催でしたが、御来場をくださいました皆様、本当に有難うございました。
いつものスケジュールよりも短い展示期間でしたが、充実した濃い内容の5日間になったと感じております。
作家共々、皆様に感謝を申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。


御来場の方々やメールなどでやりとりさせていただいた方々とのコミュニケーションの中から、あらためて「現代根付とは?」という問いかけを自問自答しております。(今後、カタクラさんとも展覧会後ミーティングの中で問答をしてまいりたいと思いました)

伝統的な根付の在り方、現代の美術工芸界の中での根付の在り方、それらを視野に入れて今と未来を考える根付の在り方を考えることはとても面白くやりがいの湧いてくる事柄です。

自分の中での自問自答をいくつか書き出してみます。

『現代根付』 の一つの価値観に、作家が考え抜いた後に生み出される高い次元まで凝縮された作品(根付)であるという事があると思います。細密な彫刻・複雑な構図などによって物語や風景、言葉遊びや哲学や価値観やメッセージなど、大きな情報が小さな作品に盛り込まれています。たとえシンプルな構図であったとしても深い思想や想いなどが込められていることもあるでしょう。それはもはや実用の必要条件を遥かに超えた内容となっていて、だからこそ、そこに蠱惑的な強い力が生まれる。しかしながら、そのような強い力を内包する作品であればあるほど、日常的には実用される場面は少なくなっていく、実用に向かう力は小さくなっていくのではないかとも考えられます。
古典の根付の中にも様々な内容や質のものが現代根付以上に無数にあるわけですが、多くの古い根付は実用のために生みだされたものでありシンプルな図像です。提げる物や着物との兼ね合いで単体では単純な図でも良かったという理由もあると思いますが、作り手はなるべく深く悩まずに効率良く職人としての仕事を進める努力をしたかもしれません。
実用から発展進化した根付が美術工芸品として市場を獲得していく中で、変容していき、実用のための根付ではなく美術工芸品としての要求が次第に大きく求められるようになり、そして「現代根付」につながってきたという理解です。今日的な高度な「現代根付」は、「根付」を超えた存在なのだと考えられます。単にポケットの代わりとなる袋を帯から吊るすために作られていた道具が、そんな凄い存在にまで昇りつめてきた歴史を考えると、本当になんとも言えない感動があります。
一方で、今日の日常生活の場面でも普通に身の回りに置いてもらえる使ってもらえる根付作品というのも素敵なことですが、そちらのほうがむしろ今は難しい事のように感じています。

先日、カタクラさんの展覧会場に来てくださった現代根付作家のお一人との対話の中で、興味深い内容がありました。今回の展示は抽象的な造形作品と根付作品の2つの表現を左右の展示台に分けて置いてあり、一見すると双方無関係に見える展示でもあります。テーマに「境界」を掲げていることからも、その境目をどう考える?という展示内容でもありました。抽象オブジェの作品には作家の思考や思想を含んだ内容が込められていることは見て取れ、根付のほうはシンプルな造形です。しかし双方が同時にあることが重要で、ぱっと見て様々な内容を含んでいると受け取れるオブジェを見て、そしてシンプルな根付を見るから、シンプルな根付の背景にも思いを巡らせ考えてもらうこともできるのではないか?だから2つがあることが大事だというご意見でした。一見するとシンプルで使いやすい根付が、しかし何かの意味が込められてもいる。。。そういう在り方も可能なのではないか?と思いました。そのあたりになにかヒントがあるような気がしております。

また別の現代根付作家の方との会話では「現代根付も古い根付も同じ根付でそこに境界は無いはず」との言葉もいただき、それもそうだとも思い、そうすると堂々巡りなのですが、いろいろな方向からのご意見や見え方をお聞きできて、今後のヒントを得られたように感じております。

(花影抄/根津の根付屋 橋本達士)
  1. 2022/02/27(日) 22:36:07|
  2. カタクラケンタ(千葉)
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