根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

道甫 掲載「アートコレクターズ/完売作家特集2018」

雑誌「アートコレクターズ」2018年3月号は、
毎年恒例の「アートコレクターズ/完売作家特集2018」(2017年の実績データ)。
特別枠(基本は個展情報がベースの企画です)で「至水・道甫 2人展」も御紹介いただいています。

応援してくださる皆様に一同御礼申し上げます。ありがとうございます!

道甫さんとは、来年2019年は個展開催を計画しています。


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「アートコレクターズ」生活の友社 - webサイト
  1. 2018/03/04(日) 11:35:45|
  2. 道甫(千葉)

作家便り「18年1月 /道甫(千葉)」

拝啓、新春の候、年が明けの意味もなくめでたい気分が終わりになる頃、
少し遅い2018年のあいさつと近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。

新年あけましておめでとうございます。ドーモ、道甫です。

自分が制作した根付が展示されるという情報が入ってきまして、ひろしま美術館に観に行く計画を立てました。

私は、複数の用事があるときに一気にまとめて回るのが好きです。

広島に行く前に、承り品の取材のために京都の伏見神社に飛びました(深夜バス)。

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朝っぱらから道浦家が信仰している眼力さんに参拝したり、
千本鳥居をくぐったりして、
これがHU☆SI☆MIと感嘆しながら、山登りしたのでした。

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広島行きバスまで時間があるので、
新年最初の清宗根付館に向かいました。
清宗根付館では数ある根付たちに入り込み、対峙し、戒められたような感じでした。

次の日ギャラリースタッフと合流してひろしま美術館へ行ってみると、あるではありませんか!!
改めて並んでいるのを見ると今までの積み重ねを思い出すものでした。
一つ一つのコンセプトとそれをこなす為のアイディア、とても懐かしいです。
そして故郷に錦を飾るような気分になりました。

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新年早々いい感じの体験をした道甫でした。

そんな道甫の今年も目標は「多々産む」です。
根付師は制作した根付を子供のように可愛く思っています(自分はそう思います)。
ただ量産するのではなく、愛情が湧くぐらいに、突き詰めて制作したいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
敬具


  1. 2018/01/29(月) 21:34:10|
  2. 道甫(千葉)

道甫 メディア掲載情報 2017年末

道甫さんのメディア紹介の情報です。
是非、書店で手に取られたり、webサイトでご視聴くださいませ。
宜しくお願い申し上げます。
この一年も道甫を応援してくださいました皆様、有難う御座いました。
作家共々、深く御礼申し上げます。
2018年も励んでまいります。


【雑誌・月刊美術2018年1月号(12月20日発売号)】
展覧会レビュー 画廊街【百文字】評(p137)にて、
先日開催の至水さんとの二人展の批評を掲載して頂きました。

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道甫さんが取材されたテレビ番組の再放送がありました。
番組webサイトから「見逃し配信」で2018年1月11日0時58分まで視聴出来ます!


「おとな会オトナ度ちょい増しTV」MBS毎日放送
おとなワーカー名鑑SP第14弾
http://www.mbs.jp/otonakai/

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  1. 2017/12/29(金) 12:47:59|
  2. 道甫(千葉)

作家便り「17年11〜12月 /道甫(千葉〜京都〜大阪)」

拝啓、師走の候、気温が下がり霜も降り道甫も走る頃、
近況のご報告の為、筆を執った次第で御座います。
ドーモ、道甫です。

先月末(2017/11/18~26にかけて)開催いたしました「至水・道甫 根付彫刻2人展」をご高覧頂き誠にありがとうございました。
お蔭様で無事会期を終了致しました。
皆様にとって至水・道甫 根付彫刻2人展はいかがでしたでしょうか。
今回の展示では、色々な初めての試みがありました。
その試みを楽しみととるか雑味と思うかは人其々ですが、楽しんで頂けたなら幸いです

私は、2017年最後の催しものを終えて一息つくと思いきや、
すぐに母校大阪芸術大学での根付コンペティションの授賞式に出席したり、
友達と名古屋のクリエーターズマーケットに出展するということで、
制作に移動にドッタンばったん大忙しでした。
未だ展覧会の事が、昨日開催していたような気でいました。
そういうことなので、旅の中でじっくりと展覧会の事を考えながら関西遠征してきました。

今回の旅は様々な理(ことわり)に出会いに行くものでした。

深夜バスでまず最初に着いたのは、京都の清宗根付館です。
現代根付作家にとって登竜門的な存在でしょうか。木下宗昭館長の理で飾られた場所でした。

次に大阪では、大阪芸術大学スカイキャンパスで行われている第9回 高円宮殿下記念根付コンペティション記念展。
そこでは、高円宮妃殿下の収集してこられた根付たちと学生達が創造した根付があり、複雑な交わりの理がありました。(緊張していて画像なし)

友達と回ったセレクトショップで様々なジュエリー作家の理。
同じジャンルだが、全部一緒ではなく作者のこだわりが出ている場所でした。

そして、最後は名古屋のクリエーターズマーケット。
同人作品即売会で自分がいいと思う道をいろんな方法で歩くような人たちの集まりでした。
私と友達で2日間彼らの混沌に飛び込み、グループ出展しました。

このような旅をしている中で浮かび上がったのは、
2017/11/28までの2人展での「フリースタイルネツケダンジョンの道甫作品」は、
二度と同じものを生み出せないと、改めて考えさせられるものです。
トランス状態となり、呪術師となることで、その時に一番合った呪術をこしらえて根付の形にするのです。
制作には、作者にとって考えているある種のバランスとパラメーターがあり、
自己満足と工芸的価値観、商品としての価値観があります。
例えると根付作家と根付師、細工師の間を往き来するものです。
今回の展覧会での道甫は、根付作家寄りでした。

どちらのバランスとパラメーターも自由に行き来できれば、もっと良いものができると思いました。
精進あるのみです。

今回の展覧会は、自分の人生にとって、とても大きな事だったように思います。
次の宝を得るために、ダンジョン攻略に向かうダンジョンを構築しなければなりません
大いなる野望にたどり着くための目標をこの旅で少し見かけた気がします。

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。


妖怪
あまりにの寒さに東本願寺前を妖怪になり、一鬼夜行する道甫の図

京都清宗根付館道甫コーナー
京都清宗根付館の展示/道甫コーナー


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今年も挨拶して来た道甫さんのルーツ
第9回 高円宮殿下記念根付コンペティション 記念展(大阪芸術大学)あべのハルカス内
大阪芸術大学スカイキャンパス・セミナールームにて、
2017/12/8〜24迄

意味もなくモザイク
クリエーターズマーケットに出して勝利のポーズを構えるドウホ

勝利の晩餐
名古屋での勝利の晩餐!?
  1. 2017/12/19(火) 23:26:34|
  2. 道甫(千葉)

至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON/道甫

至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON

【作家・道甫の言葉】

フリースタイルネツケダンジョンについて

展覧会開催について企画するときにギャラリーと話し合い、至水氏と二人展することになりました。
二人展のテーマを考えるときに「ダンジョン」を思い浮かべました
私は「ダンジョン」に憧れがあり、一生のうちに絶対挑戦すべきテーマの一つとして、考えていました。
意外とその機会は早く訪れ、二人展に向けて探検するものになっていました。

私は幼稚園から高校2年まで広島の黒瀬町のベッドタウンの住宅団地に住んでいました。
適度に田舎であり広島・呉・東広島をつなぐ場所で少しずつ発展してきた所です。
周りにはある程度自然があり、アップダウンが激しい地形。
河あり、溜池あり、竹林、神社、小山など、童大興奮な場所で、まるでフィールドダンジョンの様でした。
そして家では漫画や小説の蔵書が多く、父の職業(ゲームプログラマー)の関係から、
ゲーム機(ファミコン~PS2)やパソコンもありまして、サブカルチャーの文化に至る空想の力を蓄えていきます。
大阪芸術大学では一生で一回見れるかわからないNPC兼モンスター役の学生に囲まれて過ごしたりしました。
芸術やART活動を見まわったり博物館や美術館を味わっていますと、人の考えるダンジョンというものに気づいてしまいます。
今迄生きてきてそういうダンジョンに触れあってきましたが、次第に道甫のダンジョンを作りたいようになってきました。
そして根付制作やARTに触れてきて、いつか道甫ダンジョンを作り出すと決意したのです。

制作活動はダンジョンを作ることと潜る事を同時に行う行為だと考えています。
作りたいものを手にするために、そこに向かう方法を考え、
あらゆる困難(素材、締め切り、貯蓄 etc、)に打ち勝ち、時には回避して、戦い向かうことです。
そうして出来た根付はダンジョンを走破したトロフィーであり、迷って書き込んだ地図でもあり、宝物でもあります。

根付とはフリースタイル(自由)である。と常に思っています。
今まで、幾人の作家達の根付を見てきました。自由の発想とスタイル、人其々の理念と制約が含まれていました。
人によって含める価値観が違い、ある人には好かったり、ある人には受けなかったりするものです。
関りがある分、特に根付というジャンルではそう感じます。
道甫の道、至水氏の道、似ている部分や外れている部分、比較することにより、自由が生まれてくるのです。
素材、技法理念価値観あらゆる姿勢が違うからこそ、「根付」が輝いて見えるのだと思っています。
そのような自由をこの展覧会にて楽しんでもらえると幸いです。


【出品作品紹介/道甫 DOUHO】

「探索者」
鹿角、貝、鼈甲、へご
h5.2cm
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「蝦蟇」
鹿角、鼈甲
4.3cm
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「巫(かんなぎ」
鹿角、へご
h5.3cm
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「韋模咫流 蝦蟇(イモータル・ガマ)」
鹿角、鼈甲、貝
h4.9cm
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「フラワーヘッド」
鹿角
h5.8cm(台座部分含む)
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「蔭洲升人(インスマスジン)」
鹿角、貝、へご
h7.6cm
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「猟犬」
鹿角、鼈甲
4.0cm
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「クトゥルフの種 〜萌芽〜」
鹿角、鼈甲、へご
h18.0cm
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  1. 2017/11/22(水) 22:36:36|
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