根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

かわさきみなみ 美術館展示に参加します<北アルプス展望美術館>

北アルプス展望美術館で開催される、女子美術大学の同窓展に今年もかわわさきみなみが参加します。

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「小島孝子と女子美術大学同窓展 -生きる- 」
北アルプス展望美術館
【会 期】 2017年10月28日(土)~12月10日(日)
【休館日】 月曜日
【会 場】 企画展示室A・B
【入館料】 大人600円(500円)、高大生450円(350円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害者・療育手帳をお持ちの方は受付にご提示で半額になります。
webサイトはこちら

かわさきみなみは、今年制作した「ナツの太陽」(羊毛立体作品)を、生きるというテーマに
添い選びました。生命力あふれる表情の作品です。フライヤーにも作品を使って頂きました。
お近くにお立ち寄りの際は足をお運びください。
  1. 2017/10/21(土) 19:37:18|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り 「2017年9月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。

9月は、次回の個展の内容を考えていました。
なかなかイメージが広がるものをつかめなくて悩んでいるとき、
なんとなく海に行って、その日に手帳に描いた絵が
描きたいイメージをつかむきっかけになりました。

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海の景色が、砂浜を歩くことが、
今の自分の気持ちと重なったのだと思います。
この絵を描いてから、今まで見えてこなかった
形や考えが見えてくるようになりました。

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展示の内容を考える間、子供の頃海で遊んだことを思い出していました。

私にとっての海は、水の澄んだ青くきれいな海ではなくて、
水のにごった、中に入れば先はほとんど見えない、灰色っぽい海。
いい海のイメージではないけど、私にとって身近な海はそんな海です。

先の見えない海の中をただ泳ぐ。
砂浜には波で削られて形の変わった貝がら、ガラス、
変な形になったものが海から流されてきて落ちている。
砂浜を歩いていて、良い形のものを見つけたら拾ってみる。

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そういえば、ラン(愛犬)が亡くなってしばらくは、
ひとりで長めの散歩をしていました。
ひとりでの散歩は、海の中をただ泳ぐことと、
色んな物が落ちている砂浜を歩くことと、
どこか似ていたようにも思います。

散歩も、海で遊ぶことも、どちらにも終わりが無く、
どこまでも続けられるように感じるのです。

今、私の中に、海にいるときのような、
なにかをずっと探しているような感覚がある。
その感覚から見えてくる景色を描いてみたい。
そんな気持ちから、来年の個展のイメージが動き始めました。

作品は、10月から作り始める予定です。
私の手は、どんな形を拾い上げるでしょうか。

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  1. 2017/09/21(木) 17:42:55|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り 「2017年8月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。
8月26日と27日に、在廊企画をさせて頂きました。
暑い中展示に足を運んで下さったみなさま、ありがとうございました!

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会場の様子

個展での展示とは違い、決まったテーマで作った作品での展示ではなく
掘り下げていくイメージを見つけるために描くドローイングや小作品を
中心に並べる展示は、前からやってみたいと思っていたことでした。
今までの展示とはまた違った形で、作品を作り出していく感覚を
感じてもらえていたらいいな、と思っています。

また、今まで「もっと小さい作品があったら欲しい」という声を
何度か頂いていたので、今回粘土の小さい犬達を出して、
たくさんの方に手に取って頂けたことは、とても嬉しいことでした。

2日間と短い時間でしたが、今回の展示だからこそ気付くことができたこともありました。
展示を見て下さったみなさま、展示をさせて下さったGallery 花影抄のみなさま、
本当にありがとうございました。

8月30日からは日本橋三越でのグループ展が始まります。
私は全力で玩具で遊ぶ子犬の立体作品を出品しています。
そちらも是非見て頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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「三越美術110周年 HOPES 次世代百選展」
会期:8月30日(水)~9月5日(火)
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術フロア
展示のスペシャルサイト(http://www.mitsukoshi-special.com/hopes/)



そして、こちらでの報告は遅くなってしまいましたが、
私が犬を作るようになったきっかけでもある、愛犬ランが7月12日に亡くなりました。
17年と4ヶ月の間、ずっと一緒に暮らしてきた一番大切な存在がいなくなるということは
やっぱり私の中では大きなことだったようで、ランが息を引き取ったその日から
1ヶ月くらいの間は時間がものすごく長く感じるような、不思議な感覚で過ごしていました。

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ランが亡くなって1ヶ月くらい経ってから描いた絵。
いつもこの寝顔を見るたび、幸せな気持ちになっていたのが懐かしいです。

ランは、私に生き物を愛することの喜びを教えてくれました。
ランが私の中に残してくれたたくさんの思い出や感覚は
これからも大切に育てて、形にしていきたいと思っています。
  1. 2017/08/29(火) 14:18:51|
  2. かわさきみなみ(千葉)

かわさきみなみ 週末在廊のお知らせ

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●かわさきみなみ 週末在廊のお知らせ

久しぶりの週末在廊企画。今月は、かわさきみなみが在廊します。
ドローイングと小立体中心に展示予定です。ぜひ、お越しください。
皆様の御来場を作家共々お待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

日時:8月26日(土)、27日(日)
時間:13:00~19:00
場所:Gallery花影抄

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  1. 2017/08/22(火) 10:01:14|
  2. かわさきみなみ(千葉)

作家便り 「2017年6月/かわさきみなみ(千葉)」

こんにちは。かわさきみなみです。

先日、ソールライター展を見に行きました。
私は写真家に詳しい訳ではないので知らない方だったのですが、
ポスターを一目見ただけで伝わってくる独特の雰囲気に、
これは見てみたいなと思っていた展示でした。
実際見に行って本当によかったです。

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日常のなんでもない瞬間を美しく切り取る、というのは
私の憧れている表現のひとつですが、そういったものこそ
あえてやるのは難しいもので、ただの思いつきや半端な気持ちでは
なんでもない瞬間を「良いなぁ」としみじみ感じさせるような
作品にすることはできない、ということを思い知らされました。

「生きていくことは日常が重なっていくこと」
これは私が、今年のはじめから5月の個展に向けて作品を制作しながら
考えていた、表現したいと思ったことです。

自分の信じる、自分なりの視点で
世界を見つめることをこつこつと続けること。
それを積み重ねることでやっと日常を
描き出すことができるようになるのかもしれない。
ソールライター展を見て数日経った今、
そんなことを思います。
  1. 2017/06/30(金) 17:25:03|
  2. かわさきみなみ(千葉)
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