根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

至水・第3回ゴールデン根付アワーズ受賞の言葉

至水・第3回ゴールデン根付アワーズ受賞の言葉

2016年11月10日 木曜日

京都壬生にある武家屋敷を改装した根付の美術館
清宗根付館へ行って参りました

専門学校の修学旅行以来28年ぶりの京都行が
まさか第三回ゴールデン根付アワーズ授賞式に
受賞者として参加するための旅になるとは・・・

受賞の報を頂いた際
一線級の腕利き根付師達が
研ぎ澄まされた技術を注ぎ製作された根付でしのぎを削る
清宗根付館という正に真剣勝負死合の場に
のほほんと展示された至水の「編めども」が
何故受賞してしまったのかと
何か言いようの無い場違い感に打ちひしがれておりました

しかしもう深く考える事は止めに致します

もうこれはただただ感謝し
喜んでしまうのダ

この様な機会を与えて下さいました清宗根付館館長木下宗昭様
第三回ゴールデン根付アワーズへ至水の作品をエントリーし
受賞に向け尽力してくださったGallery花影抄のスタッフの皆様
そして根付作家などと怪しい肩書きの仕事を
生暖かく受け入れてくれている親族達へ

本当にありがとうございました

至水はますます精進して参りますよ!
皆様、今後とも何卒宜しくお願い致します


では最後に
授賞式での至水のスピーチ全文をまるっと掲載し
このブログ記事を〆させて頂きます

この度、第3回ゴールデン根付アワーズ受賞という、
現代の根付師において大変意義の有る賞をいただきました。

この様な機会を与えてくださいました、木下館長に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

御列席頂きました関係各位の皆様方に、厚く御礼申し上げます
ありがとうございました。

6年前インターネット上で、現在私の作品を扱っているGallery花影抄を見つけ、
そこで現代に根付彫刻を生業にしている方々が居られる事を知り、
一瞬で現代根付に魅了されてしまいました。

北海道在住であるため根付師に師事する事も叶わず、
それまでの造形に関する知識と経験と感だけを頼りにして根付制作を始め1年が経った頃、
今度はGallery側が私を見つけて声を掛けてくれたことをきっかけに、
根付作家として生きていく事となりました。

そして清宗根付館様との御縁が繋がり、
本日この場に立たせて頂いている事、
この奇跡的な御縁の繋がりに感動し感謝致しております。

私の彫刻する根付は、凡そ現代根付の主流からかけ離れたモチーフや意匠のものばかりです。
願わくば
「もうしょうがないなぁ至水は(笑)」
と温かい眼差しで見守って頂けるような根付作家として、
末永く現代根付師の末席に加えて頂けたら幸いでございます。

本日は誠にありがとうございました。


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  1. 2016/11/15(火) 17:35:51|
  2. 至水(北海道)

第三回「ゴールデン根付アワーズ」授賞式の御報告

京都清宗根付館主催の第三回「ゴールデン根付アワーズ」授賞式が、
2016年11月10日、京都清宗根付館にて開催されました。
本年の受賞は、栗田元正さんと至水さんでした。
デビュー以来、応援し支えて下さった皆様に作家共々、深く御礼申し上げます。
これを励みに今後も、活動してまいります。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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至水「根付・編めども...」、「緒締・100%メリノさん」

至水さんの受賞作品は「編めども...」でした。
『寒睦月 羊毛百分 襟巻を 編めども 編めども 頭熱足寒』と至水さんが詠んだように、
羊が自分の毛でマフラーを編むのですが、首ばかり暖かくなって、お尻が寒い。。。というものです。

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中央の羊の根付が、至水作。左側の女性ものの根付が栗田元正さん作。

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展示開設パネル

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館内の展示風景(写真は館の許可を得て撮影・公開しています)

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授賞式を終えて、安堵の至水さん

至水さんは、受賞にあたって遥々北海道から上洛。初めて清宗根付館を訪れることができました。
式の前後に収蔵の根付の数々を鑑賞し、栗田元正さんをはじめ、根付作家の方々とも交流することができました。
貴重な数日間となりました。

京都清宗根付館-webサイトはこちら!
https://www.netsukekan.jp/
  1. 2016/11/13(日) 13:59:09|
  2. 至水(北海道)

至水作品のwebサイトでの新作販売のポリシーの変更について


至水作品のwebサイトでの新作販売のポリシーの変更について

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至水さんのファンの皆様、いつも作品や活動について様々な形で応援をしてくださり、
作家共々、心より感謝をいたしております。篤く御礼を申し上げます。


このたび、作家とギャラリーで相談を致しました結果、至水新作のwebサイトでの発表販売に関しまして、
あたらしいルールを設定させて頂きました。


平素より、沢山の御客様から作品の御要望を頂いているのですが、
作品の性質上制作数の限界もあり (至水さんも全力で頑張っては下さっていますが)、なかなか御要望を満たすだけの作品の数を御紹介できないのが現状です。
そして、新作の発表時に、もしくは発表の前から、複数の御客様からお声掛けを頂くこともございます。
今まで、ギャラリーのwebサイト更新から、一番早くお問合わせを頂いた御客様にお求め頂く方式をとってまいりました。
予告なくいきなり公開することで公平性を保つように努力してまいりました。
しかしながら、いつ更新されるかわからない事で、御客様にストレス・ご負担を強いることにもつながってしまい、
本来多くの方々に至水作品を通して楽しんで欲しいという願いの持っております私どもの望むところではございません。

そこで、至水さんと様々な話し合いの結果、

以下のような抽選方式をwebでの至水新作発表に関して、採用することに致しました。


1・Galleryの至水販売ページに新作がUPされてから一週間の期間、 お問い合わせや購入申し込みを受け付けます。


2・一週間の間、エントリーをして頂いた御客様の中より一名を抽選させて頂き、購入権利が確定となります。


3・今回、御購入頂けた御客様には、次回の新作においては基本的には二回連続の当選はできないルールとします。
御了承くださいませ。
(ただし、新作がUPされてから一週間の間に購入希望申し込みが一件も無かった場合は、ご購入頂くこともできます。そのためのエントリーは受け付けます。)


ひとまずのルールを設定し運用してみて、改善点などでてまいりましたら、その都度検討してまいります。
ご不明の点などございましたら、いつでもギャラリーまでお問い合わせくださいませ。
作家共々励んでまいりますので、
今後共、至水(「死水」もありますが)作品をご贔屓にして頂けますように、何卒宜しくお願い申し上げます。
有難うございました。
  1. 2016/10/22(土) 09:15:07|
  2. 至水(北海道)

「婦人画報」2016年9月号に至水の根付が掲載されています

雑誌「婦人画報」2016年9月号、「旅する根付」に至水さんの「三さる」を掲載していただきました。
ー然るところーと題された今回は、猿の根付の数々が様々なエピソードとともに紹介されています。
幾人もの根付作家の猿根付に並んで、至水さんの猿がページに載っているのは、
作家共々たいへん光栄で喜ばしく思いました。
これを励みに頑張ってまいりましょう、至水さん!と思います。

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婦人画報2016年9月号 P16-17
左下の「べ〜!!」となっている猿が、至水作「三さる」。

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婦人画報2016年9月号表紙。スウィーツ特集です!!

「婦人画報」(ハースト婦人画報社)-webサイトはこちらへ
  1. 2016/08/07(日) 11:14:03|
  2. 至水(北海道)

作家便り「16年7月/至水(北海道) 」 (2)

根付師が何故ワンフェスに?

至水が「ガレージキット」というモノを初めて知ったのは何時の事だったか・・・
確か言葉としてハッキリ意識したのは
1994年7月発売のモデルグラフィックス7月号別冊
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「AMERICAN GK FILE」を読んだ頃だったかと。

それ以前から、ホビージャパンやモデルグラフィックス等の模型専門誌には海洋堂(GKメーカーとしての)やVOLKS(ドールメーカーになるとは思いもしなかった頃)の広告が載っていて、圓句昭浩のデビルマンすげーっ!とか、海洋堂のサンダ対ガイラかっけーっ!とかウハウハしていた事も記憶しています。

スカルピーを知ったのもこの頃で、勿論怪人怪獣好きな至水は粘土で塑造を始める訳ですが、インターネッツなんて神のツールは存在すらしていない時代、地元の画材屋で入手出来たのはフォルモくらいで・・・それでもレッドキングやらガニコウモルやらを塑造したりして。

以後模型雑誌に掲載されるワンダーフェスティバルの告知広告を見る度に
「何時かは行ってみてぇなぁ」
と、北海道は函館の片田舎に住まう模型少年至水は
「真夏のガレージキットの祭典」へ思いを馳せておったのでした。

そして「S.M.H」から天啓を受け
(前ブログ記事要参照)
紆余曲折あって
根付彫刻家として
造形を生業として生きて行くと腹を括った者として
もうワンフェス出るしかないっしょやと
今年のワンフェス2016[夏]もディーラー参加する訳で御座います。

今回も至水の心の「S.M.H」に掲載するが如く仕上げた品は

2_かまわぬ
輪入道の根付「かまわぬ」

3_鎌鼬三兄弟三位一体の地獄風車
「鎌鼬三兄弟三位一体の地獄風車」と

4_輪入道
「輪入道」と

5_ぬ~
「ぬ~」

で「かまわぬ」の判じ絵になっております。

果たしてこの意匠にどのようなストーリーが用意されているのか?
至水ブログ「悪魔ノ天秤」で近日公開致します
更新をお待ちあれ!!!



尚、根付「かまわぬ」は
ワンフェス価格340,000円での販売となります。
おそらくワンフェスな価格設定からは桁外れに高額な為
会場でのお買い上げは叶わないかもしれません。
その際はGallery花影抄内至水販売ページでの取り扱いとなりますが
消費税分が加算された販売額となりますので
良き御縁がありましたら会場にてお買い上げ頂ける事切に願っております。

24日日曜日はワンフェス会場幕張メッセへ
遊びに来てね♪


  1. 2016/07/23(土) 20:51:36|
  2. 至水(北海道)
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