根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

至水 掲載「アートコレクターズ/完売作家特集2018」

雑誌「アートコレクターズ」2018年3月号は、
毎年恒例の「アートコレクターズ/完売作家特集2018」(2017年の実績データ)。
特別枠(基本は個展情報がベースの企画です)で「至水・道甫 2人展」も御紹介いただいています。

応援してくださる皆様に一同御礼申し上げます。ありがとうございます!

今年の至水さんは、夏後半に妖怪テーマのグループ展を企画しています!
魔物の詰まった葛籠をうっかり開けちゃった!的な展示になれば良いなあと思います。

blog180304_douho.jpg


blog180304_0.jpeg

「アートコレクターズ」生活の友社 - webサイト
  1. 2018/03/04(日) 11:40:12|
  2. 至水(北海道)

作家便り/ 「2018年2月/至水(北海道)」

「2018年のこと」

あけましておめでとうございます

・・・・・

いやもう二月ですが・・・・・(汗)

昨年より毎月更新する筈であった花影抄ブログ、新年早々1月分をすっ飛ばし、節分すぎてやっと2018年の御挨拶記事投稿となりました。

各SNSから遠ざかり1ヶ月、至水失踪説が実しやかに噂された1月ですが、決して長い長い正月休みを満喫していた訳ではありません。

まぁ色々と、色々とあった訳ですが、「2017年の残り香かほる戦士なアレ」とか、「大好物の怪しい輩達の詰め合わせ的なアレ」なんぞを、じりじり彫り進めていた1ヶ月、色々ありつつも根付は彫らねばならぬのです。

それらは近い内に御覧頂ける事になると思いますが、さて今回の本題2018年の展望的なお話を。

今年はなんと言っても、夏頃に「妖怪」をテーマに掲げたグループ展が企画されていて至水も参加予定となっております。

水木しげる御大も「困った時は鬼太郎が食わせてくれた」と(確か)仰っておられたと記憶していますが、日本は妖怪大国です、全国民の心の内にいつの間にか刷り込まれている「妖怪」、みんな無抵抗に妖怪大好き、引きが強いったらありゃしません。

そしてなんという巡り合わせなのでしょうか、4月1日からはフジテレビ系列で、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期がスタート致します、追い風ハンパなくて震える・・・

と言う事で、今年は例年以上に妖怪彫って暮らす一年になりそうですイヤなります!

妖怪好きな皆様はお楽しみに。

最期に

軽く(いや結構ズシリと)出鼻挫かれた2018年ですが、戌年至水は年男として節分豆撒きしましたし、初詣で「大吉」のおみくじ引き当てましたし、2月以降は明るい1年となる事を信じつつ、今年の目標と言うか抱負と言うか一言は・・・

「期待に応える」

色々と、がむばろう。

blog18021201.jpg


「大好物の怪しい輩達の詰め合わせ的なアレ」不動のセンターと言えばの入道様をチラ見せです♪
至水販売ページの更新をお楽しみに!
  1. 2018/02/12(月) 20:55:12|
  2. 至水(北海道)

作家便り/ 「2017年12月/至水(北海道)」

「FREESTYLE NETSUKE DUNGEON のこと」

11月にGallery花影抄で開催されました「至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON」
無事会期を終えまして、あっという間に一ヶ月経ち、その間時折ふと考えた「今思う FREESTYLE NETSUKE DUNGEON」なお話です。

二人展開催が決まり、道甫さんとスカイプミーティングさせて頂き、ものの数分で浮かんだ今回の二人展のテーマそのものなキーワード「RPG」。
「RPG」をフックに作品のコンセプトや裏テーマを妄想構築し「わー!こりゃ面白ぇーっ!」とノリノリで彫り始めたのですが、DM用に先行して手掛けていた「屈強髭族根付戦士」の途中経過をGalleryスタッフに見て頂いたところ・・・

Galleryスタッフ「これは、ドワーフ・・・ですね」

至水「はい、ドワーフです」

Galleryスタッフ「・・・いや」

至水「ドワーフです」

Galleryスタッフ「でも・・今までの根付には無い感じ・では・・あり・・・ます」

至水「・・・はい」

もう不安しかないですよね!

冷静に考えれば、根付とファンタジーRPGって相容れなさ過ぎですよね普通。

決して「奇をてらってやったー」とか、「全く新しい根付のスタイルをー」とか、そういう気概など全く無く、ただただ至水が彫りたかった根付が其れだったという・・・

実際会場にお越し頂いたお客様の中にも「ちょっと違う感?」を漂わせておられる方もチラホラ・・・いやわかります。

ファンタジーRPGのキャラクタを「根付としての」意匠にアレンジした造形は、根付ファンの方にもRPGファンの方にも、違和感を抱かざるを得ない「カタチ」に見えていたのではないのかなと思います。

しかしながら、至水の作品も道甫さんの作品も会期中に無事完売達成出来まして、もう、何が売れるかなんてわからない。
結果として残ったのは、今回の試みを「面白ぇーっ!」と共感頂けるお客様が確かにいらしてくれたという事実。

2017年現在の根付界のカオスっぷりが感じられる展覧会となったのではないでしょうか。

あとこれは至水の個人的な願望なのですが・・・
永島信也さんと石彫の佐野藍さんによる「FREESTYLE NETSUKE DUNGEON episode 2」とか・・・見てみたい(涙)



さて、5月より月イチ連載となりました至水の花影抄ブログも、これが今年最後の投稿となりますので、来年の話でもして鬼笑わせて締めますね。

二人展の6作品は何だかんだで楽しく彫らせてもらっていた訳ですが、最後の方では暫く妖怪を彫れていないストレスで「妖怪彫りてぇ・・・」と震えるくらい、妖怪彫りが好物な至水。

来年はGallery所属作家数名による妖怪大戦争なグループ展が予定されておりますし、個人的にも妖怪根付作品は今まで製作して来たのですが一旦リブート致しまして、根付百鬼夜行(仮)として、ナンバリングしながらシリーズ化して行きたいなとか考えていたり・・・
今まで以上に妖怪に食わせてもらう一年になりそな予感です、御期待くださいませ。

それでは皆様少し早めの
よいお年を!

年男至水

2018年戌年は人生四度目の年男、戌男至水益々がむばります。
  1. 2017/12/23(土) 17:55:41|
  2. 至水(北海道)

至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON/至水

至水・道甫 根付彫刻2人展 FREESTYLE NETSUKE DUNGEON

【作家・至水の言葉】

Galleryより二人展のお話を頂いたのはもう1年も前だっただろうか。

折角の展覧会イベントなので何かテーマがあると良いよねと、Gallery経由で道補さんとスカイプミーティングをさせて頂き、5分くらいでサクッと決まったのが「RPG」というキーワード。

そこから「根付の迷宮をサヴァイヴする二人の根付作家の冒険憚」へとイメージは膨らみ、今回の二人展は「Freestyle Netsuke Dungeon」として胎動を始めました。

実はこの「RPG」というキーワード、何を彫ろうがテーマに沿った解釈が出来るというマジックワードなのですね。

例えば、写実的な栗の根付を彫れば「アイテム:食料:マロン」とRPG変換出来、道甫さんの十八番蝦蟇の根付であれば「モンスター:ジャイアントトード」として、ダンジョン内に存在し得るキャラクタとなる訳です。

逆に言えば、テーマに囚われる事なく何でも彫れるという事だったりして・・・

そして二人が其々自由に彫り続ける事数ヵ月、途中の打ち合わせもなく初日を迎える訳ですが、いざ蓋を開けてみると、Galleryの展示スペースには、想像以上、テーマ通りの Netsuke Dungeon が生成されているというミラクル!

根付という土俵でロールプレイングゲームでダンジョン?What's? と、興
味を持てない方、そう、そこの貴方!
是非一度この珍味を味わいにお越しくださいませ!

あ!、そうそう、いつものヤツ、至水が製作した根付の見立てや妄想設定はまた別のお話で、そちらも併せてお楽しみ頂きたいのですモチロン♪

最後に

「潜ってみようよ Freestyle Netsuke Dungeon !!!」

【出品作品紹介/至水 SHISUI】

「屈強髭族根付戦士七年目 a.k.a Level 7 dwarf Netsuke Warrior」
蝦夷鹿角、黒檀
h5.2cm
御売約済
DSC_0174.jpg

DSC_0177.jpg

DSC_0180.jpg


「恋茄子 a.k.a Amulet of Sprouting Mandragora」
人似茄子塊根(マンドラゴラの根の塊)、鹿角、黒水牛角
4.6cm
御売約済
DSC_0183.jpg

DSC_0185.jpg

DSC_0187.jpg


「野晒喰 a.k.a Slimy Pudding Man Eater」
蝦夷鹿角
3.1cm
御売約済
DSC_0190.jpg

DSC_0199.jpg

DSC_0200.jpg


「女鴉 a.k.a Harpy」
蝦夷鹿角、真鍮、黒檀
H5.5cm
御売約済
DSC_0203.jpg

DSC_0206.jpg

DSC_0211.jpg


「蠍尾蝙蝠獅子 a.k.a Manticora」
蝦夷鹿角、黒檀、赤瑪瑙
H7.2cm
御売約済
DSC_0214.jpg

DSC_0216.jpg

DSC_0221.jpg


「花影ノ屍王 a.k.a Arch-Lich "The Load of HANAKAGE"」
蝦夷鹿角、真鍮、黒檀
H10.1cm
御売約済
DSC_0223.jpg

DSC_0224.jpg

DSC_0228.jpg
  1. 2017/11/22(水) 21:16:23|
  2. 至水(北海道)

作家便り/ 「2017年11月/至水(北海道)」 〜RPGのこと 其の三〜

〜RPGのこと 其の三〜

FC版「ウィザードリィⅡ」シナリオクリア後、手刀斬首クリティカルを駆使した裸忍者単独プレイでダンジョン最下層を駆け巡り、
執拗に「金の斧」を集め続けるプレイに没頭したのは良い思い出・・・そんな至水ですこんにちは。
(大抵の人は方眼紙を初めて買ったのって、ウィザードリィのダンジョンをマッピングする為だよね?違う?)

今回も「知らぬ単語は即ググる」でお付き合いお願い致します(泣)

コンシューマー機用RPGにドハマり、後追いでTRPGを知り、TRPGの駒である海外製のファンタジーメタルフィギュアに魅了され、
自ら「メタルフィギュア」ならぬ「ポリパテフィギュア」を製作し始めてしまった至水。

RPGのこと-6

因みにこの画像は、
今から20数年前に POST HOBBY 札幌店で開催された
「第二回ファンタジーメタルフィギュアコンテスト・ディオラマ部門」にエントリした至水作の「Paladin Killer」で、
奥の騎乗してる悪そなヤツが RAL PARTHA のメタルフィギュア「Chanpion of Chaos」、
手前の手負いのパラディンが至水製のポリパテフィギュアなのです。

そして根付彫刻を生業とするに至った、今現在の至水にとっての「RPG」とは一体何なのか?というお話し。

実は正直「RPG」だ「TRPG」だ言ってますけど、「RPG大好きー!」なゲームマニアな人程プレイしていません、
今ではTVの前にどっかと座り、据え置き型ゲーム機でゲームをプレイする事自体が皆無なのです。
最後に購入した据え置き型ゲーム機用のゲームと言えば、
プレイステーション2でリリースされた「コロボール2002」だもの(15年前だよ!?)

では至水はもう「RPG」をプレイしていないのかと言えば然に非ず。

皆さん御存知だろうか?コンシューマー機用のメジャーどころで言えば「トルネコの冒険」や「風来のシレン」等、
ダンジョンランダム生成型RPGの始祖である「ローグライク」というやつを。

「ローグライク」とは、ゲーム画面に表示されるキャラクタが全てASCII文字で表現されているダンジョンRPGの総称で、
「Rogue」「angband」「Nethack」「Dungeon Crawl」等々の派生タイトルが幾つも存在しております。
(グラフィカルなドット絵のキャラクタを表示する為のタイルセットも用意されています)

今現在も、有志によるバグフィックス、バージョンアップ、バリエーションの創作等、随時更新され、ネット上で配布され続けているフリーのPCゲームなのです。

Windous、OS X、lynux、android、其々のOSで動くバイナリファイルが配布されているので、
是非プレイしてみて頂きたいところなのですが、
今どきのコンシューマー機のRPGに比べるとグラフィックの見た目はやたらと地味ですし、
例え何十時間プレイして育て上げたキャラクタですら「食糧を入手出来ずに餓死」という事も有り得、
しかもセーブポイントとかないですから、キャラクタの死はそのデータとの今生の別れとなってしまうという
無慈悲な仕様となっておりますので、それなりの覚悟が必要です。

そして「ローグライク」をandroid端末等のハンドヘルドなゲーム機用にポーティングして、
ネット上で配布してくれている神様みたいな方々居られてですね、有難く頂戴しプレイさせて頂いている至水なのでした。

最近ではもう死ぬまで「RPG」は「ローグライク」だけやれればいいかな、
なんて本気でそう思っていたりするのですが、飽きもせず多分一生「RPG」をプレイし続けるのだろうと思います。

RPGのこと-7

これは至水のお気に入り「Dungeon Crawl Stone Soup」windows版のプレイ画面
ここで↓配布されてるよ♪
https://crawl.develz.org/

さて、ここまで三回に渡り、至水の「RPG」に纏わるアレやコレやを書き綴って参りましたが、
Gallery花影抄/根津の根付屋で開催されます、道甫さんとの根付彫刻二人展のキーワードが「RPG」なのです。

一見「根付」と相容れなさそなテーマですが、
実は「RPG」をフックに全ての出展作品が繋がる二人展に仕上がる予定なのでございます。

その辺りは次回、11月の二人展直前のブログエントリで書いちゃうぞと予告して、
至水の「RPGのこと」これにて〆させて頂きます。

長々とお付き合い頂き有難うございました!
  1. 2017/11/17(金) 16:52:39|
  2. 至水(北海道)
次のページ