現在発売中の月刊美術9月号。アートとしての神獣・もののけという特集に
至水を取り上げてくださいました。私の異界創作録として、個々の作品に
関しての言葉も掲載頂いています。
ぜひ、手に取りご覧ください。
現在ギャラリーで開催中の「勿怪の幸い展」にも参加しています。
作品もギャラリーにて手に取ってご覧くだされば嬉しいです。
- 2018/09/02(日) 17:35:59|
- 至水(北海道)
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中国のこと 其の一FacebookやTwitter等のSNS、ワールドワイドウェブな世界のどこかでたまたま目にされた方も既にいらっしゃるのではないかと思いますが、至水の製作した根付が中国で販売されております。
先日Galleryからもアナウンスがあったように、上海の「元气造物」
http://www.elementcreat.com/ では、花影抄所属作家の作品の他、現代根付作家の作品が販売されています。
※こちらも合わせて御一読ください
・根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog「中国と根付の関係、これまでとこれからと。」その1
http://hanakagesho.blog17.fc2.com/blog-entry-2048.html・根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog「中国と根付の関係、これまでとこれからと。」その2
http://hanakagesho.blog17.fc2.com/blog-entry-2050.htmlもうあれは何年前の事だったでしょうか、買い手がつかず根津の根付屋の販売ページに暫く掲載されていた至水の根付「狐火」を、Galleryを訪れた中国のお客様が購入されまして、その頃から販売ページに新作がUPされる度に、 中国から直接Galleryへ購入問い合わせメールを送られる方や、日本の代行業者経由で購入される方等、中国のお客様が増えていったと記憶しています。
中には至水の新作は全て買うと仰られる方も居り「こっ、これはパトロン登場・・・約束された生活安定!」と歓喜の雄たけびを・・・
と、実際そうは思えませんでした。
これでは日本に至水の作品が残りませんし、今まで買い支えて頂いていた日本のお客様にも申し訳がたたない。
しかし海外のお客様も至水の作品を評価してくださり購入して頂いている訳ですから、「日本人以外に販売しません」も有り得ません。
そこで、より多くの「至水の根付を欲して頂ける方々」の元に作品を届けられる機会を、ある意味平等に担保すべく、抽選での購入者決定という形を取らせて頂く事に・・・
勿論「元气造物」もお客様の一人として毎回抽選に参加しており、当選した作品が「元气造物」の販売ページに掲載される事になっております。
その後Galleryと元气造物の交流が始まり、元气造物の所属作家を尊重する姿勢や目指す所を知る事ができました。
「私がなる、中国の花影抄」
この元气造物開設者の言葉を鵜呑みにし応援しようと考えた至水は果たして愚かなお人好しなのか・・・
これからの展開が楽しみでならんのです。
狐火から始まった中国との御縁
何が売れるか何がきっかけになるかなんてわからない
しみじみ思う至水です・・・
- 2018/06/30(土) 19:02:59|
- 至水(北海道)
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お久しぶりです、至水です。
今猛烈に猫の達磨ばかり彫ってる至水です。
今年は戌年だというのに、このままでは至水の2018年アーカイブページは猫で埋め尽くされる勢いです(汗)
そもそも何故「猫又×達磨」なんて意匠で連作を始めてしまったのか?
経緯につきましては、いつもの悪癖でダラダラと長文お目汚しになってしまいそうですので、もし御興味ある方が居られましたら、至水の自ブログ「悪魔ノ天秤」で是非御一読頂ければと・・・
リンク貼っておきます♪
https://deadpool-shisui.blogspot.jp/2018/04/blog-post.htmlそこで今回は、検証「そんな猫の達磨ばかり彫りやがって至水に猫愛はあるのか?」的なお話です。
実は至水は今までに一度も猫を彫った事はありません。
も一つ付け加えるならば、どちらかといえば至水は犬派・・・戌年生まれですし。
「は?」そう思われましたね、わかります。
「猫の達磨百彫ろうってヤツが猫彫っていないって何よ!?」そう仰りたい気持ち、わかります。
以前連作で春夏秋冬四季の猫彫ってるじゃない?とか、節分に「猫にゃらい」彫ったよね?とか、懐かしいです。
だがしかし、その全てが「猫」ではなく「猫又」であったという事実、お忘れではないでしょうか。
まどろっこしく大仰に書いておりますが、結局至水が彫った「猫らしきもの達」は全て「猫又」なのです。
では何故「猫」ではなく「猫又」にしてしまうのか?
今の至水の根付スキルと爺メンタルでは、「写実な猫」や「可愛らしい猫ちゃん」は彫れません。
恥ずかしみ・・・そう、これは「照れ」なのです。
取り敢えずこの猫を彫れない理由「照れ問題」という巨大なハードルは置いておくとして、猫又を彫る一番の理由は何と言っても「擬人化しやすい」、いやむしろ既に擬人化されているのです猫又は。
人間の如く振る舞う猫のおかしみが猫又故に正当化された意匠となる、だってコレ妖怪なのですから!
と、胸を張り言い切れる猫又最高です♪
そんな訳で(どんな訳?)
至水の彫る猫は須らく猫又となるのですこれからも・・・
ここで本文最初に書きました「猫又×達磨」のお話に戻ります。
最初は「猫又×達磨=猫磨大師」という同じモチーフで、根付、緒締、提げの三態を製作するという計画でした。
これが思いの外好評で、購入希望申し込みをして頂くも残念ながら落選されたお客様がいつもより多く、その心苦しさから、
欲して頂けるお客様方に行き渡るくらいの数はなんとか彫れないものかと、一瞬でも考えてしまい勢い発してしまった言葉が
「百態やっちゃう?」ブログにも各SNSにも書いてしまい引くに引けない状況に(汗)
いややります!至水はやりますよ!!猫磨大師百態彫ですよ!
今後、他にも彫りたいもの案件が山ほどあるなか、それでも猫又率は増えて行く予定でございます。
飽きる事なくお付き合いのほど何卒宜しくお願い致します。
既に完成済み猫磨大師其ノ一~其ノ五までの面々
果たして至水存命のうちに猫磨大師百態の行は完遂出来るのであろうか・・・
- 2018/05/18(金) 00:25:35|
- 至水(北海道)
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雑誌「アートコレクターズ」2018年3月号は、
毎年恒例の「アートコレクターズ/完売作家特集2018」(2017年の実績データ)。
特別枠(基本は個展情報がベースの企画です)で
「至水・道甫 2人展」も御紹介いただいています。
応援してくださる皆様に一同御礼申し上げます。ありがとうございます!
今年の至水さんは、夏後半に妖怪テーマのグループ展を企画しています!魔物の詰まった葛籠をうっかり開けちゃった!的な展示になれば良いなあと思います。
「アートコレクターズ」生活の友社 - webサイト
- 2018/03/04(日) 11:40:12|
- 至水(北海道)
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