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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

未来の付喪神たち出品作品ご紹介▶ 山鹿

未来の付喪神たち -根付作家それぞれのカタチ-
2021年7月17日[土]〜25日[日]
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山鹿出品作品のご紹介です。
 
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作品名:ろおどまん 
マンモス牙 象嵌:羊角、黒水牛角 3.8×2.8×2.8cm
  1. 2021/07/17(土) 18:17:21|
  2. 山鹿(東京)

「新古典派根付展」出品作品/山鹿

Gallery花影抄「新古典派根付展」出品の 山鹿 作品の御紹介です。


「あげないよ!」
象牙、鼈甲
3.9×3.2×3.6cm

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「丸鼠」
象牙、羊角
3.7×4.3×2.0cm
御売約済

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「跳兎」
象牙、鼈甲
3.0×2.0×2.5cm
御売約済

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作品へのお問合せは、「根津の根付屋お問合せフォーム」よりお願い申し上げます。

お電話・ファックスによるお問合せは、03-3827-1323 まで。
  1. 2012/11/20(火) 18:36:55|
  2. 山鹿(東京)

作家便り「12年6月/山鹿(東京)」

こんにちは、山鹿です。

そろそろ東京は梅雨時となりました。神田祭りからはじまる東京の春のお祭りもそろそろ一段落です。


去年は大地震とそれに伴う津波・原発事故の被害の影響で、東京でも主だったお祭りは軒並み中止・延期になりましたが、その為か今年のお祭りはどこも賑わいながらも、整然と行われているように感じます。5月の18,19日の週末は浅草の三社祭りに行ってきましたが、例年荒れる宮出しも今年はこれといったトラブルもなく、かえって拍子抜けした、という声を聞きました。

いろいろな背景があるのでしょうが、一つにはまだまだ人々の心のなかに「慰霊」という気持ちがあり、揉め事が少なかったのではないかと思いました。


さて、私は花川戸二丁目という町会にお世話になっていますが、ここは言問橋の西詰めに当たる町会なので、スカイツリーが間近に見えます。今年は川沿いの遊歩道まで神輿を上げて撮影タイムを設けました。例年ですと三社祭りの見物は雷門の方に偏っていますが、今年はおかげで言問橋の方にも沢山の見物客がいらっしゃいました。

お神輿に一所懸命で根付の写真を撮りそびれました。実際には組頭を中心に実用されている方がたくさんいらっしゃいますが、我々担ぎ手はこういう千代掛けと呼んでいる肩掛けタイプの物を使っている人のほうが多いですね。腰にぶら下げていると邪魔なもんで・・・。

月末には三社祭りの直会に参加しますので、その時は煙草入れを提げて参加したいと思います。

山鹿寿信 拝

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  1. 2012/06/13(水) 19:41:51|
  2. 山鹿(東京)

作家便り「12年3月/山鹿(東京)」

山鹿です。今年は御彼岸過ぎてもまだ寒いですね。

去年は震災の影響で、東京のお祭りは名だたるところがほとんど中止になってしまいましたが、
その反動か今年は普段よりも春がくるのが待ち遠しい気分です。

私のすむ深川も去年行われるはずだった三年に一度の本祭(神輿54基による連合渡御)が、
今年の夏に延期になり、夏がくるのが待ちきれない仲間の中で
「叺(カマス)」を作るのが密かにブームになっています(と言ってもまだほんの数人ですが)

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その先陣を切ってこないだ地元の先輩が誂えた叺です。
私がまだ根付彫刻の勉強をはじめる前、
見様見真似で作ったものを子年生まれの先輩にプレゼントしたんですが、
それを使ってくれました。
「恥ずかしいから作り直す」といったんですがこれが良いんだと言って…。
緒締めは向かい干支の午です。

先輩の奥さんが持っていた往年の「VAN」の手拭いで作った煙草入れは、
今年の夏の祭りで先輩の半纏姿を引き立てることでしょう。

良いなあ、俺も欲しいなあ。
  1. 2012/03/29(木) 20:00:47|
  2. 山鹿(東京)

作家便り「12年2月/山鹿(東京)」

このたび、「根津の根付屋」でお取り扱いをさせて頂くことになりました、
「山鹿」さんの自己紹介です。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

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「猫に鈴を」銘:山鹿 


はじめまして、山鹿寿信(やまがひさのぶ)と申します。


もともと、篆刻を勉強していました。

印章には鈕(チュウ)というツマミの部分があり、
紐を通す輪であったものから発展して、獅子や虎、亀などが彫られています。
篆刻家の中にはこのような印材まで自分で作る方もいらして、
作品の一部として興味を持ち、自分でも彫ってみたいと思っていました。

2008年に花影抄で齋藤美洲先生の個展を拝見して、
一気に根付の魅力に惹きこまれました。
以来先生のご指導を受けて根付制作の勉強をしています。

深川という下町に生まれ育ったので、
幸い周りにはまだ和装や祭装束という形で根付・提げ物の文化が生き続けています。
生活の中で人様に使っていただけるような作品を作りたいと思っています。

宜しくお願いいたします。
  1. 2012/02/09(木) 21:44:22|
  2. 山鹿(東京)