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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り「19年1月/泉水(東京)」

泉水です、皆さま今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

日本橋の三井記念美術館へ行ってきました。
応挙も芦雪もゆったりゆっくり観賞できてオススメです。
陶作品も充実していて、仁清では珍しい焼〆の「信楽写兎耳付水指」ツボでした。
水指の耳がウサギなのですが、激カワでした。Viva!動物アート!
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また、三井記念美術館ミュージアムショップでは差呑盃を今回の展示中に扱って
いただいています。こちらも展示の後にぜひご覧いただければ嬉しいです。

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新作並んでおります!


※泉水さんは、19日からのギャラリーで開催の和こもの展にも参加されます。
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和こもの花影抄の楽しい和こもの展
2019年1月19日[土]〜27日[日] ※21日[月]休廊
13:00~19:00(最終日〜18:00)



  1. 2019/01/12(土) 11:20:12|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「18年11月/泉水(東京)」

「泉水 陶展 〜けもの見立て・煕代勝覧の日本橋〜」 御礼

この度は日本橋三越での「けもの見立て熈代勝覧の日本橋」展に於いて、
たくさんの方々にお出で頂き、心より感謝申し上げます。

今回の展示テーマは2年前からの構想だったため、展示が始まる前から
これで終わるのだと思うと寂しい気持ちが有りましたが、ご来場いただいた方、
ほかSNS等折に触れ皆様からの感想などを聞け、とても充実した展示になりました。
ありがとうございました。

会場で色々な方に作品の説明をしていると、自分の中での制作に関する思いも整理整頓されるものです。

生き物についての思いも多くの方とお話しできましたが、自分自身が生き物と向き合い、
作品を作る上で、何を大切にしているかを少しお話したいと思います。

私の制作する陶の生き物は根付をはじめ、ほとんどが手のひらサイズですが、この数センチ余りの
土の塊に吹き込みたいものは「生命感」です。

生きることは、汚れ、痛み、古くなる事でもあり、少しずつ何かが失われて行く事でもあります。
その様な汚れや痛みが温かい雑味や揺らぎの様な物に変化し、それらがレイヤーとなって
重なり続け、命の深みとなり、ある種の生命感となるのだと思います。
また、それらの命に愛おしさを感じる事は対象に失われている或いは失われつつある何かを感じ、
共感しながらそれを補うような思いなのかもしれない、と思っています。

以上の様な事が今回私の大切にしてきた「生命感」です。

小さな土の塊から、温かい命の何かを感じてもらいたいと思って制作しています。

2018年もあと一月ほどで終わります。1年が経つのが早い事が悲しい気持ちも有りますが、
1年のそれぞれの経験や思いが皆さんにも私にも良いレイヤーになっているのだと思うと
ちょっとだけ救われた気持ちになりませんか?

泉水

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展示会場にこちらのけもの見立ての日本橋の様子も展示していました。

  1. 2018/11/29(木) 17:27:58|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

「泉水 陶展 〜けもの見立て・煕代勝覧の日本橋〜」開催のお知らせ

泉水さんが、日本橋三越さんで個展を開催させて頂きます。

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「泉水 陶展 〜けもの見立て・煕代勝覧の日本橋〜」
2018/11/14(水)〜11/20(火)
日本橋三越本店本館6階美術工芸サロン


三越前駅から三越に向かう構内通路にある絵巻物「煕代勝覧」の世界を泉水解釈で展開します。

『熈代勝覧』(きだいしょうらん)は、文化2年(1805年)の江戸日本橋を描いた絵巻で、日本橋通に連なる問屋街の盛況ぶりと行き交う人物の賑わいが描かれていて、眺めていて飽きません。

駅構内の資料展示の前では、いつもたくさんの行き交う人々が足を止めて、しばし覗き込んでいく姿が見られます。
オリジナルは、ベルリン国立アジア美術館が所蔵しているとのことです。

二年前に、日本橋の三越さんで展示をさせていただく相談をした際に、この場所に一番ふさわしい題材は何か?と考えて閃いたプランです。それから、何度も泉水さんは三越前駅のこの資料展示の前を行き来しながら、準備をしてきました。
今回の展示では、この絵巻物の中の往来の賑わいを泉水さん解釈で陶根付や盃で表現しています。
根付30点、盃30点、合計60点あまりを展示致します。
皆様の御来場を心よりお待ち申し上げております。

是非、三越会場に御来場の前後に「煕代勝覧」の駅構内の展示資料を覗いていただき、泉水展と合わせて二度三度とお楽しみいただければ幸いです。

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泉水さん、三越前駅から三越に向かう構内通路にある絵巻物「煕代勝覧」の前で。
  1. 2018/11/09(金) 21:07:26|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

月刊美術2018 秋展ナビ に泉水展情報が掲載されました

「月刊美術 2018/10月 秋展NAVI2018」

泉水さんが、再び日本橋三越の工芸フロアで展示をします。
今回のテーマは、熈代勝覧の日本橋。
三越前駅から三越さんに向う地下通路のあの絵巻物を動物たちの世界に見立てます。
根付と酒器の展示です。
ご期待下さい!

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  1. 2018/09/26(水) 23:54:02|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「18年9月/泉水(東京)」

先日観世能楽堂での催しで舞囃子を観て参りました。

外は真夏でも能舞台は空気の澄みきった冬の朝の様な感じがします。
舞囃子は能のダイジェスト版(?)の様なものですが、
短いお話が舞とお囃子で演じられます。

ぐぐーっと引き伸ばされた時間の中に登場人物一人一人の感情や場の空気感が
丁寧に表現され、時間の粒子を見つめているような、不思議な感じがします。
そして、お囃子の音色でちょっとしたトランス状態か、瞑想状態の様になります。
そこに、「ポン」と、小鼓の音にいい具合に意識を引き戻される感じです。

ただの居眠りじゃないの。と、おっしゃらないでください。
本当にこの上無く心地好い、というお話です。

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  1. 2018/09/08(土) 16:06:23|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)
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