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根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

「泉水 陶展 〜けもの見立て・煕代勝覧の日本橋〜」開催のお知らせ

泉水さんが、日本橋三越さんで個展を開催させて頂きます。

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「泉水 陶展 〜けもの見立て・煕代勝覧の日本橋〜」
2018/11/14(水)〜11/20(火)
日本橋三越本店本館6階美術工芸サロン


三越前駅から三越に向かう構内通路にある絵巻物「煕代勝覧」の世界を泉水解釈で展開します。

『熈代勝覧』(きだいしょうらん)は、文化2年(1805年)の江戸日本橋を描いた絵巻で、日本橋通に連なる問屋街の盛況ぶりと行き交う人物の賑わいが描かれていて、眺めていて飽きません。

駅構内の資料展示の前では、いつもたくさんの行き交う人々が足を止めて、しばし覗き込んでいく姿が見られます。
オリジナルは、ベルリン国立アジア美術館が所蔵しているとのことです。

二年前に、日本橋の三越さんで展示をさせていただく相談をした際に、この場所に一番ふさわしい題材は何か?と考えて閃いたプランです。それから、何度も泉水さんは三越前駅のこの資料展示の前を行き来しながら、準備をしてきました。
今回の展示では、この絵巻物の中の往来の賑わいを泉水さん解釈で陶根付や盃で表現しています。
根付30点、盃30点、合計60点あまりを展示致します。
皆様の御来場を心よりお待ち申し上げております。

是非、三越会場に御来場の前後に「煕代勝覧」の駅構内の展示資料を覗いていただき、泉水展と合わせて二度三度とお楽しみいただければ幸いです。

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泉水さん、三越前駅から三越に向かう構内通路にある絵巻物「煕代勝覧」の前で。
  1. 2018/11/09(金) 21:07:26|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

月刊美術2018 秋展ナビ に泉水展情報が掲載されました

「月刊美術 2018/10月 秋展NAVI2018」

泉水さんが、再び日本橋三越の工芸フロアで展示をします。
今回のテーマは、熈代勝覧の日本橋。
三越前駅から三越さんに向う地下通路のあの絵巻物を動物たちの世界に見立てます。
根付と酒器の展示です。
ご期待下さい!

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  1. 2018/09/26(水) 23:54:02|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「18年9月/泉水(東京)」

先日観世能楽堂での催しで舞囃子を観て参りました。

外は真夏でも能舞台は空気の澄みきった冬の朝の様な感じがします。
舞囃子は能のダイジェスト版(?)の様なものですが、
短いお話が舞とお囃子で演じられます。

ぐぐーっと引き伸ばされた時間の中に登場人物一人一人の感情や場の空気感が
丁寧に表現され、時間の粒子を見つめているような、不思議な感じがします。
そして、お囃子の音色でちょっとしたトランス状態か、瞑想状態の様になります。
そこに、「ポン」と、小鼓の音にいい具合に意識を引き戻される感じです。

ただの居眠りじゃないの。と、おっしゃらないでください。
本当にこの上無く心地好い、というお話です。

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  1. 2018/09/08(土) 16:06:23|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「18年6月/泉水(東京)」

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婦人画報-webページ

婦人画報7月号(No.1380 2018年06月01日 発売号)、
高円宮妃久子殿下ご連載の「レンズを通して」に拙作をご紹介いただいていました。
少し前の作品で、懐かしさもあり、とても嬉しいです。

誌面でもご説明いただいている様に環境メッセージを訴える動物シリーズです。
我々人間が作って来た、人間にとっての快適環境は他の生き物にとってはどういう事なのか。
私が作品を制作するにあたって、とても重要なファクターです。

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今秋、日本橋三越で予定している展覧会では、
江戸時代の日本橋で生活する人々を動物に置き換えて展開したいと準備していますが、
そこに登場する鷹匠を作るにあたってネットで検索したところ、
女性の鷹匠のブログを発見し、面白く一気に読みました。
筆者は肉食である鷹と狩りをし、生活する事で普段私達が目をつむっている現実や自然と正面から向き合っており、
だからこそ切実にどの命も等しく愛しく、無駄にしてはならない。というメッセージが心に深く届いてきました。

人間が出来る事としなくてはならない事、或いはしてはならない事。
「命を大切にする」とは本当はどの様な事か。
壮大なテーマですが、私も常に考え、私なりに作品に込める事が出来れば、と思います。
  1. 2018/06/27(水) 20:46:21|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)

作家便り「18年4〜5月 /泉水(東京) [上海行きと運筆のこと]

【上海行きと運筆のこと】

今回の展覧会では、普段、運筆練習としてTwitter でちょこちょこアップしていた絵を真面目に描き直し、
「漫筆画」として展示させていただきましたが、思いの外評判が良く、本人は心底ビックリしております。

絵を飾る際に、少しでも「格好が付く」にはどうしたら良いか?
紙や筆、墨の色をどうにか。。。等と考えている矢先に、
展覧会の一週間前になって、縁が合って弾丸で上海に行くことになりました。

展覧会ギリギリなこともあり、この展示に良い影響の有る「何か」を持ち帰ろう!と思っていましたので、
現地を案内してくださる方に「カッコイイ紙」と「良い色の墨」「上手く描ける筆」(三種の神器の様な。。。)が欲しい旨を伝え、
文房具を売っている所へ案内していただきました。

墨は古いもの程良い色が出るらしく、当たり前に高価で、適当な値段のものを買いましたが、
いつも使っているものと変わらず普通でした。暫く保管しておきます。

筆は安いものも高いものも買いましたが、結局いつも使っている筆が一番でした。

紙については流石は中国です。
「古色」の「つけられた」カッコイイ紙がありました!
需要があるのだなぁ等と思いながら、「(虫偏に昔)染箋」という名前の紙を購入しました。
中国の方はこういう雰囲気のある紙に漢詩などを書いて扇子を作る様です。
筆が良く走るので描き味もよく、古色(インチキですが)が雰囲気を増してくれました!

そんな風にして生まれた「漫筆画」でしたが、たくさんの方にお褒めいただいて感無量です。

そもそも私は何もかもが我流で、何が正解か分からないままに(もちろん、色々な方にアドバイスはいただきました)
陶芸も根付も絵も続けて来たように思います。
続けて来られたのは、そんな私でも見捨てずに見守り続けてくださったお客さま達と
ギャラリーのスタッフさん達が居てくれたからです。
この場をお借りして全ての方にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

そして、これからも何事も諦めず、引き続き精進いたしますので叱咤激励のほど、宜しくお願い致します。

泉水

・・・・・・・
[上海での写真]
真剣に「イイカンジの紙と筆を選ぶアタシ」
「擬ティ&real kitty」
「胸キュンな雑貨やさん」
「猫好きとしては悩めるジュース」

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  1. 2018/05/05(土) 14:09:34|
  2. 泉水/北澤いずみ(東京)
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