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根津の根付屋 & 花 影 抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り 「2022年8月/かぶ (東京)」

ご無沙汰しております。かぶです。

昨年からデッサン教室に通い出しました。
以前から絵を描く事に苦手意識がありそのうちに克服したいと思っていまして、やっと始めました。

そのお教室の先生が登山をする方で、私も最近山登りをしているので奥多摩の御岳山について話していたところ、「御岳山に登る時に使う御嶽駅のすぐ近くに河鹿園という美術館がありますよ」と教えて頂きました。

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さっそく行きましたところ古い建物にまず感動してしまい、床の間のお花と掛け軸の取り合わせも素敵で、木枠の窓からの御岳渓谷の景観も相まって素晴らしかったです。

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管理人の方にお伺いしたところ、5年ほど前まで旅館だった建物で今は旅館時代から収集され飾られていた掛け軸などが見られる美術館として運営されているとのこと。
管理人さんがお茶をなさっていたとの事で、床の間の室礼もすべてされているそうです。

建物も私好みの雰囲気で、飾られている掛け軸も普通だったら近くでは見られないような物ばかり。
美術館だったらこんな風に間近に見られないですね!とお話ししたら、「本来はこうやって見るものですから」と。

元は旅館だったので黒電話や昔っぽい懐中電灯なども。


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お抹茶を飲みながらゆっくり外を眺めました。
とても気に入ってしまい、夏の間に2度も行ってしまいました。

秋の展示は8/31から始まるとの事で、また秋にもお伺いしようと思っています。
  1. 2022/08/28(日) 09:00:00|
  2. かぶ(東京)

作家便り 「2021年8月/かぶ (東京)」

暑い日が続いておりますが皆様、如何お過ごしでしょうか。

私は先日、ずっと欲しかった物を手に入れました。
それは、高尾山近郊の鹿の角です。

私が製作の合間に通っている珈琲屋さんの店主の方に
この辺りの鹿の角を使って作品作りが出来たらな〜と話しをしていたのですが
なんと「鹿の角が届きました」とお知らせが!

その鹿角は60cmはある立派な角でしかも、左右ほぼ対照なので一匹の鹿の角かも。
思わず嬉しい〜♪と声をあげてしまいました。

もっと先の山の方でなら鹿角が落ちている事もあると聞いた事はあったのですが。
ただ、鹿については食害の問題もあり高尾近郊に入り込んでいるというのは喜べない事でもあります。

でも、この鹿角はとてもきれいなのでこれでどんな根付を作ろうかなとしばらく眺めて楽しもうかと思います。

最近、サスティナブルという言葉を色々なところで耳にしますが鹿角はサスティナブルかなと思います。
なので、鹿角の根付はサスティナブル根付と呼ぼうかなと思いました。

写真は頂いた鹿角と鹿角が気になる猫の小夏です。

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  1. 2021/08/06(金) 19:24:08|
  2. かぶ(東京)

未来の付喪神たち出品作品ご紹介▶ かぶ

未来の付喪神たち -根付作家それぞれのカタチ-
2021年7月17日[土]〜25日[日]
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かぶ出品作品のご紹介です。
 
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作品名:柳狐狸(やなぎこおり)
黄楊、黒檀(漆使用) 5.8×4.5×2.7cm



▼作家のことば
柳行李の付喪神です。行李と狐狸を掛けて「柳狐狸」君と名付けました。
柳狐狸君は最近になってこけしを集め始めました。
着物姿のこけしがお気に入りです。
先日、アンティークショップで買い求めたこけしが付喪神化を始めました。
柳狐狸君は早く自分と同じように付喪神になって欲しいな〜といつも見てしまいます。

  1. 2021/07/17(土) 16:01:33|
  2. かぶ(東京)

作家便り 「2020年2月/かぶ (東京)」

一月は趣の和こもの展に参加させて頂きました。

ご覧下さいました皆様誠にありがとうございました!

今回は主に朝熊黄楊という材を使って作りました。
朝熊黄楊はとても目が詰まっていて彫りやすい材です。

ですが年々手に入りづらくなっているとの事。
根付を彫る材は朝熊黄楊に限らず
他にも手に入りづらくなってきている材が増えてきている状況です。

私もここ数年、危機感を抱いてきました。
でも、そう思っているだけではしょうがない…。
せっかく山の近くに暮らしているのだから地産地消を、
という事で探してみましたらありました。
八王子市内でもより山の方 恩方という所で林業を営む"森と踊る株式会社"さん。

コンタクトを取りましたら木材を見せて頂けるとの事で行ってきました。

山が迫っていてとてもキリッとした空気の中
道路の脇に川が流れるとても素敵な場所を拠点として活動されていました。

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古民家を活用されていて庭に置かれた木材から
良い大きさの材を選ばせて頂きました。
根付を作る時は製材された角材や
皮を剥いできれいにしてある丸太を買ってくるので
木の皮そのままの材がとても格好良く見えました。

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頂いてきたヒノキからはかすかに良い香りがしています。
根付や彫刻などこの材の良さを活かして作品作りをしたいなと模索中です。

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森と踊る株式会社様 誠にありがとうございました!

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  1. 2020/02/08(土) 16:44:20|
  2. かぶ(東京)

作家便り 「2019年12月/かぶ (東京)」

高尾山の近くに住み始めて一年が経ちました。
以前に住んでいた家で根付を勉強し作り始めたので
引っ越しをして全く違う作業環境になり
初めは戸惑いで中々手が進みませんでした。
ですが、有り難い事に今夏のワンフェスに出品しては?
というお話しを頂き必死で製作を進めるうちに
新しい環境での作業にも馴染み自信がついたような気がします。

こちらに住んでいるとふらっと美術館に行ってくる
という事が出来ないのは寂しいですが
製作に煮詰まってるな〜と思ったら
山の方の珈琲屋さんに行って珈琲を飲んで気分転換をしたりしています。


来年1月の18日〜26日に開催の和こもの展に参加致します。

和こもの展では根付としても提げとしても使え
それぞれの紐穴を違和感のないように取り入れた
形彫根付というのを目指して4点作っています。

それに帯留を1点の計5点を製作中です。
何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様、寒さにお気を付けて良いお年をお過ごし下さい。

(写真は先日呑んで来た高尾ビールです♪ムササビが可愛いです! )

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  1. 2019/12/23(月) 15:46:12|
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