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根津の根付屋 & 花 影 抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。
展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

作家便り 「2023年4月/小野里三昧(東京)」

お久しぶりです。三昧です。

東京は暖かくなったと思ったら雨の日が続いたり、夜は冷え込んだ日があったりと上着を着る機会がまだ続きそうですね。
自分は上着を身につけなくなって来ると、スマホを入れる為の提げ物を着ける機会が増えてきます。

先日、作業場に何年も転がっていたヒビや傷が表面に多めの牙先を見つけました。
その素材を持ってみると触り心地が良かったので、傷やヒビを雨や稲妻に見立てて
雲の上で眠る雨龍(一景)をチョット作ってみました。少々大振りですがこの先の梅雨に向けてどうですかね?

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左上はズッーと仕上げが決まらず待ちくたびれてる鹿角の河童…


また、今月は日本橋高島屋、5月は池袋西武で根付展があります。
自分も数点ずつ出品しています。
もしお近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。
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  1. 2023/04/07(金) 11:31:11|
  2. 小野里三昧(東京)

作家便り 「2023年1月/小野里三昧(東京)」

寒中お見舞い申し上げます。

事後報告ですが、昨年末に東京国立博物館にて、「高円宮殿下二十年式年祭根付 高円宮コレクション」が展示されていました。
僕の作品も何点か展示させて頂いていたのですが、作品を見て行くうちに随分月日が経ったことを改めて感じました。
先輩方に比べると殿下とは沢山お話しした事はあまり無いのですが、納めた1つ1つに思い出があります。
その中でも「あっぷっぷ」(写真)は「長男との睨めっこをして遊んだ時の事を作品にしました」と説明した所、
殿下がとても優しい笑顔でお聞き下さったことを今でも覚えています。
他には僕の作品の中で丸っこい作品を特に気に入って下さっていました。
テーブルの上で転がして遊んで下さった事も思い出にあります。
今でも殿下、そして妃殿下には色々な形で現代根付を支えて下さりとても感謝してます。
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もう一件は親バカ投稿です。
先日、下の娘が成人式(20歳)を迎えました。
本人が着た振袖と帯が「蝶」の柄なので、急遽帯留に鮑貝の蝶の帯留を作りました。
それから「成人式のお祝い何が良い?」と娘に聞くと「カノコ蛾のピアス」が良いとの事(娘ながらシブイ)
蝶のピアスじゃ無くて良いのかなぁ…と思ったけど、本人の意見を尊重して、着付けは義母と妻で丈短めに、
足元はブーツで決めて、帯留、ピアスを、つけ…と言う感じで、何とか良くまとまったと思います。
また一つ区切りがついたそんな日でした。

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最後に毎年しているお正月の浅草七福神巡りを今年は下谷七福神巡りにしました。
鶯谷駅からほど近い英信寺に…本尊は阿弥陀如来像なのですが、大黒堂には珍しい
「三面大黒天」が祀られています。
むかって左に毘沙門天、右に弁財天の顔を持つ、とても好きな雰囲気を持った作です。
右の写真は現在制作途中の「初?蝦蟇仙人」。 
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今年も皆様にも御利益がありますように。

三昧


  1. 2023/01/25(水) 19:53:44|
  2. 小野里三昧(東京)

作家便り 「2022年12月/小野里三昧(東京)」

お久しぶりです三昧です。
今年少しは近況報告だそうと思っていたらもう12月になってしまいました(^^;)

先日、友達がお店(骨董屋)を移転しましてとてもカッコよく店主自ら仕上げたのでお知らせします。店自体はゲリラ的にオープンなので殆ど閉まっている事と、扱っている物がとてもマニアックな品物という感じです。僕が遊びに行った時は「小さな厨子」展を開催していました。それらはとてもシンプルでいて美の深さをとても感じました。普通なら厨子の中に入れる物を話題にしたい所ですが、中身の抜けた状態で見ると逆に神仏のイメージが膨らみ、とても想像性が広がります。
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そして今年は世の中も少しは落ち着いたようなので、今年チョット気になって行ってみた場所の中から
数カ所をお知らせします。

カタカムナの聖地、神戸の「保久良神社」
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五色人の面が奉納されている熊本の「幣立神宮」(画像上)
阿蘇の高森町の山中にある「高森殿の杉」は夫婦のように絡み自然の力を感じる
とても素晴らしい木でした。高千穂 「天安河原」(画像下)
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富士の「不ニ阿祖山大神宮」
三柱鳥居の不思議な雰囲気の神社
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それぞれの伝承や信仰は信じる信じないは別にして、とても興味深いものでした。
今年の自分はマイペースにやっていたら、「あっ」という間に12月!
やり残しの仕事も2,3あり来年に持ち越しになりそうです。
今年「三昧」「一景」を手に取ってくださった方々、本当にありがとうございました。

最後の写真は今年後半の自分使いの提げ物(野晒し風)。三昧の作りかけの立鬼。一景の河童、デカ鯰を使っての提げ物(予定…多分)これらは今年中には仕上がるでしょう。さて来年は、、、?
寒さも厳しくなって参りました、皆様良い年末をお過ごし下さいませ。
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  1. 2022/12/26(月) 19:29:42|
  2. 小野里三昧(東京)

京都清宗根付館主催 第8回 ゴールデン根付アワーズ

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京都清宗根付館主催の第8回 ゴールデン根付アワード授賞式が開催されました。

私どものギャラリーとお付き合いのある作家さんからは、小野里三昧さんが「理事長賞」を受賞しました。
グランプリは及川空観さん、針谷祐之さん。優秀賞は森哲郎さん、時田英明さんでした。
京都清宗根付館の皆様に、この場をおかりして感謝を申し上げます。有難うございます。


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授賞式を無事終えて、三昧さんの記念撮影。おめでとうございます! 

受賞の作品は、 疫病退散 「虎狼難」 2020年制作 です。

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以下は、三昧さんの受賞のご挨拶を抜粋にてご紹介します。

この度「木下宗昭理事長賞」という自分にはもったいない程の栄えある賞を頂き誠にありがとうございます。

世界では今尚続く、新型コロナウィルス。その大きな悲しみ、出来事、思いを忘れない様にと「疫病退散・虎狼難」という根付をこの度作らせていただきました。
その作品名「コロナ」のあて字に、江戸時代の流行病「文政コレラ」の別名「虎狼痢」で使われた、「虎」「狼」の二つの漢字を使って、この見えない敵を具象化しました。
先代達が「コロリ」を乗り越えた様に私達もいつかこの世界的パンデミックを乗り越えていける事を信じています。

これからも自分らしい作品を作って行けるよう精進して行きたいと思います。誠にありがとうございました。 

小野里三昧


※ 「疫病退散・虎狼難」 作品詳細は、根津の根付屋の作品紹介webページ を御覧ください。


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京都清宗根付館 11月の企画展は「秋の名品」展
THE GOLDEN NETSUKE AWARDSの受賞作品も展示されています。
2021年11月2日(火)〜11月30日(火)まで

京都清宗根付館-webサイト https://www.netsukekan.jp

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  1. 2021/11/11(木) 21:04:17|
  2. 小野里三昧(東京)

未来の付喪神たち出品作品ご紹介▶ 三昧

未来の付喪神たち -根付作家それぞれのカタチ-
2021年7月17日[土]〜25日[日]
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三昧出品作品3点のご紹介です。

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作品名:鬼の一服 
黄楊 象嵌:鹿角、黒水牛角 5.3×3.3×3.2cm 



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作品名:蓄音鬼
マンモス牙 象嵌:黒水牛角 4.3×3.7×3.5cm 



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作品名:茶釜がま 
黒檀 象嵌:鹿角、琥珀 3.6×3.2×2.7cm 
  1. 2021/07/17(土) 16:09:36|
  2. 小野里三昧(東京)
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