根津の根付屋 & Gallery 花影抄 blog

東京・根津にある主に現代根付、立体作品をご紹介しています、Gallery花影抄のblogです。展覧会や取扱作家情報などを発信しています。

「月刊美術 2013.2月号 No.449 特集:新しい木彫のかたち」

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「月刊美術」-webサイト

発売中の「月刊美術 2013.2月号 No.449 特集:新しい木彫のかたち」は、若手の木彫作家の特集号です。


根付の紹介ページもあり、
若手の根付作家からは、かぶ・狛・中梶真武・森謙次。
そして、中堅作家として、齋藤昌寛が掲載されました。
新人として、この春、武蔵野美術大学の彫刻家を卒業するオグロアリサ(小黒アリサ)も紹介されています。

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新世代木彫の作家が、ひしめきあう充実の一冊です。
是非、書店でお手にとってみて下さい。
  1. 2013/01/23(水) 20:02:50|
  2. 齋藤昌寛(埼玉)

作家便り「09年4月/昌寛(埼玉)」

昌寛/作家便り09年4月
■「自分では常識で今更これについて述べるのは、いかがなものか?というツールの一つ」


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自分では、みがき棒!なんてよんでいます。
その名の通り、磨きの工程の時に多用します。
作り方は、そこらの雑貨コーナーなどで売られている竹箸1本に先ず切り目を入れて、自分の用途の細さまでに、私は鑢にてけずります。
これで出来上がりです。
あとは、適当な巾の紙やすりを挟んで、丸めたりして細部の磨きに使います。便利ですよ!



  1. 2009/04/09(木) 16:15:24|
  2. 齋藤昌寛(埼玉)

作家便り「09年2月/昌寛」

「縁の下の力持ち」昌寛/作家便り09年2月

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かねてから、毛彫り用の小刀を作ろうと思い行動をしています。
以前、父が作っているのを見よう見真似で作ったことがある、欲しい形の小刀を手に焼きもいれた。しかし、切れない、腰もない、ぼろぼろになる、疑問ばかり湧きあがってきたが、その時期は個展の前で忙しく、追求はしなかった。

今、この少々休みの間に、また作りはじめました。
作り方は大体は知っているが、焼きの入れ方などは経験であろう。ネットで調べて「干し柿色」が正解らしい!まずは地金の形成から。貝殻の小さいやつがほしかったので、鉄鑢で形成、少し研磨をし形は合格。ここで焼き入れ、照明をけして、手元を暗めにしてガスレンジにかける。「干し柿色!」、その色、焼く時間、何本か作らないと正解は出ないと感じた。(彫刻の修行と一緒。)ここで油に浸ける、水、椿油、合成油、いろいろあるが今回は合成油を使用する。4本の小刀を作成完了。使用して違和感はない。使い込んで自分のものにと考えている。

昔は、小刀、鋸、蚤、あらゆる道具など鍛冶屋、砥ぎ屋など職人がいて、
それらを作っていただいていたと聞いている。それらの職人技は消えつつある。
職人技は、日本の工芸を下支えしていた「縁の下の力持ち」である。
伝統は大切にしていかなければならないと思う。
                       昌寛

※今月から、現在「虎の穴」に籠って修行中!の昌寛さんの近況報告をはじめました!お楽しみに。(花影抄・橋本)
 
  1. 2009/02/06(金) 22:07:18|
  2. 齋藤昌寛(埼玉)